2025年11月10日
d払いの上限額はどのくらい?店舗が知るべき注意点を解説
キャッシュレス
個人事業主
d払いは便利なスマホ決済手段として多くの人につかわれていますが、支払方法によって利用上限額が異なることをご存じでしょうか。
「d払いをつかいたいけど、いくらまで支払えるの?」「d払いで高額商品を購入できる?」といったお客さまからの質問に対して、正確に案内できるようにしておくことは、店舗にとっても重要です。
ここでは、d払いの支払方法別の上限額の違いや、店舗が知っておくべき注意点について解説します。

d払いの利用上限は、支払方法によって異なる
d払いは、支払方法によって利用上限額が異なります。まずは、下記の支払方法別の利用上限額を押さえておきましょう。
<d払いの支払方法>
・d払い残高からの支払い
・クレジットカード払い
・電話料金合算払い(ドコモ回線契約者限定)
d払い残高からの支払い
d払いでは、銀行口座やセブン銀行ATMなどからチャージした金額を「d払い残高」として支払いにつかえます。利用上限は、d払い残高の範囲内です。
d払い残高から支払う場合の上限額については、下記のページをご覧ください。
ご利用条件
クレジットカード払い
お客さまがクレジットカード払いを設定している場合は、登録しているクレジットカード会社の上限額が適用されます。
比較的高額な決済にも対応できますが、カードの利用枠によって制限を受ける場合もあることに注意が必要です。
電話料金合算払い(ドコモ回線契約者限定)
ドコモ回線を契約している人限定で利用できるのが、電話料金合算払いです。
携帯電話料金といっしょに、d払い利用分が請求されます。
上限額は年齢や利用状況によって、月1万~10万円程度に設定されています。それ以上の高額決済を希望する場合は、d払い残高またはクレジットカード払いへの変更を検討しましょう。
電話料金合算払いの場合の上限額については、下記のページをご覧ください。
ご利用条件
d払いの上限額の確認方法
d払いの上限額は、d払いアプリから確認できます。
お客さまから「上限額を知りたい」と申し出があった場合には、下記の確認方法を案内できるといいでしょう。
<d払いアプリから上限額を確認する方法>
1. d払いアプリを起動
2. 「アカウント」をタップ
3.「利用限度額」をタップして確認
店舗が知っておきたい上限額における注意点
d払いを導入する店舗にとって、上限額に関する基本的な知識を持っておくことも重要です。特に高額商品の決済時には制限がかかる可能性もあるため、注意が必要です。
d払いでは、支払方法によって上限額が異なります。「d払い残高」はd払い残高の範囲内、「電話料金合算払い」は契約状況によっては月1万~10万円までなど、制限があります。
そのため、高額な商品や複数点購入されるケースでは、上限額を超えて決済できない可能性がある点に注意が必要です。
会計時にお客さまから「エラーが出た」「決済できない」といわれた場合は、上限額に達している可能性があります。その際は、d払いアプリでの確認を案内するとスムーズです。
なお、上限額の設定や変更は、お客さまご自身でのみ操作が可能です。
決済時のトラブルや販売機会の損失を防ぐためにも、事前の確認や案内を心掛けておくといいでしょう。
d払いの導入方法
d払いを導入する場合、メルペイとの共通コードであるユーザースキャン方式なら、初期費用がかからずスムーズに利用を開始できます。
d払いをユーザースキャン方式(d払い・メルペイの共通コード)で導入する際の流れは、下記のとおりです。
<d払い導入の流れ>
1. Webサイトで申込みを行う
2. メールで審査結果が届く
3. 店舗用ステッカーなどのスタートキットが届く
Webサイトで申込みを行う
d払いはWebサイトでの申込みが可能です。加盟店申込みフォームに事業情報などを入力し、5~10分程度で申込みが終わります。
メールで審査結果が届く
申込みから数日後、メールで審査結果が届きます。申込み内容が不十分だった場合は、メールで追加情報を求められることがあります。審査結果のメールは、ドコモではなく株式会社メルペイから届くので注意しましょう。
店舗用ステッカーなどのスタートキットが届く
加盟店審査が完了したら、スタートキットが届きます。スタートキットの内容は、QRコードのほか、店舗用ガイドやポスター、POP、ステッカーなどです。
届いたQRコードと掲示物を店頭に設置すれば、すぐにd払いの利用を開始できます。
なお、d払いをストアスキャン方式で導入する場合は、ドコモの導入パートナーと契約を結ぶ必要があります。具体的な導入手続きや必要書類などは、パートナー企業によって異なるため、事前に確認しておきましょう。
d払いの導入方法については、下記のページをご覧ください。
導入の流れ
d払いの上限額を理解し、スムーズな決済対応をめざそう
d払いは、ドコモ回線契約の有無にかかわらず、幅広い層がつかえる便利なスマホ決済手段です。ただし、支払方法ごとに利用上限額が異なることに注意が必要です。
特に高額商品の販売時には、上限額を超えて決済エラーが発生する可能性もあります。あらかじめd払いの上限額について基本的な知識を身につけておけば、お客さまへの事前案内などスムーズな対応につながるでしょう。
d払いは、導入手続きも簡単で、はじめてキャッシュレス決済を導入する店舗にもおすすめです。
また、d払いなら1億人以上のdポイントクラブ会員に店舗の存在をアピールでき、集客・売上アップが見込めるでしょう。
さらに、ドコモでは、d払い加盟店で利用できる「スーパー販促プログラム」を提供しています。「スーパー販促プログラム」をつかえば、お客さまに加盟店からのメッセージやキャンペーン情報を配信でき、集客や利用単価アップといった施策ができるようになります。
この機会に、ぜひd払いの導入をご検討ください。
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※QRコードは、株式会社デンソーウェーブの登録商標です。
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よくあるご質問
-
d払いに決済上限はありますか?
支払い方法によって上限額が異なります。d払い残高から支払う場合は、残高が上限になります。クレジットカード払いを設定している場合は、クレジットカード会社の上限額になります。電話料金合算払の場合は、年齢や利用状況によって月1~10万円で設定されています。
-
d払いの上限額の確認方法が知りたい。
d払いアプリから調べることができます。d払いアプリを起動、「アカウント」をタップ、「利用限度額」をタップすることで確認できます。
-
d払いの上限額は変更できますか?
d払い残高から支払う場合は、残高を増やすことで可能です。クレジットカード払いの場合は、クレジットカード会社にお問い合せください。電話料金合算払いで月10万円以上の支払いを希望する場合は、他の支払い方法をご検討ください。
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