d払い

2024年6月4日

d払いの導入で常連客の店離れを防いだコンビニエンスストア

導入事例

本記事では、三鷹にあるコンビニエンスストア「八丁通り いたばし」を経営している山名さんに、d払いを導入したきっかけや、実際に導入してみての成果やメリットについてお伺いしました。

店舗情報

店名:八丁通り いたばし
店舗情報:東京都武蔵野市中町1-23-7
URL:https://x.com/itabashisyouten
業種:小売業
(2024年3月取材時の情報となります)

JR中央線「三鷹駅」から徒歩5分の場所にある、コンビニエンスストアです。唎酒師(ききさけし)の資格を持つオーナーが厳選した日本酒を取り揃えるほか、アイスや駄菓子類も充実しています。

店舗情報

店名:八丁通り いたばし
店舗情報:東京都武蔵野市中町1-23-7
URL:https://x.com/itabashisyouten
業種:小売業
(2024年3月取材時の情報となります)

JR中央線「三鷹駅」から徒歩5分の場所にある、コンビニエンスストアです。唎酒師(ききさけし)の資格を持つオーナーが厳選した日本酒を取り揃えるほか、アイスや駄菓子類も充実しています。

記事内容のまとめ

d払い導入の目的

常連客の店離れを防ぐため

時代の波に乗り遅れない

d払い導入後の変化

常連客が変わらず来店してくれる

シニア世代とのコミュニケーションのきっかけになる

お酒、アイス、駄菓子が充実する独立系コンビニ

――まずは、お店について聞かせてください。

私の祖父母が1934年に、酒屋を営みだしたのがはじまりです。その後、40数年前にコンビニチェーンの傘下に入り、コンビニエンスストアにリニューアルしました。

しかし数年前、加盟していたコンビニチェーンが事業から撤退しました。懇意にしてくださるお客さまも大勢いましたから、商売をやめるわけにはいかないと、以降は個人経営、独立系のコンビニエンスストアとして、営業を続けています。

――チェーンから抜けたことで、仕入れなど大変ではないですか?

厳しい面はもちろんありますが、自分が好きな商品を選別して置けるようになったと、前向きに捉えています。

私は唎酒師の資格を持っていますので、各地の銘酒を厳選して置くようになりました。蔵元と直接取り引きして仕入れている日本酒もありますし、ワイン、リキュール類なども豊富に取り揃えています。

アイスの品揃えにも、力を入れています。一般的なコンビニでは30種類ほどですが、当店は130種類以上。さまざまなメーカーの人気アイスクリームを楽しめるのも、当店ならではの魅力です。

――来店されるお客さまの特徴について教えてください。

サラリーマンが平日は特に多いですね。あとは駄菓子やちょっとしたおもちゃなど、子どもが喜びそうな商品も多くそろえていますので、近所に住んでいる就学前後の子どもたち、その親御さんといった客層も来店されます。

常連客離れを危惧し、キャッシュレス決済を導入

――d払いを導入した経緯を教えてください。

以前加盟していたコンビニチェーンの方針により、6年ほど前から導入しています。当初は、会計のレジで使っていたスキャナーでお客様のQRコードを読み取るストアスキャン方式でした。

チェーンから抜けたことで、以前の会計まわりのシステムが使えなくなりましたが、キャッシュレス決済を利用するお客さまはすでに多くいらっしゃったので、改めて一社ずつキャッシュレス決済サービスを導入していきました。

ただ、以前のようなストアスキャン方式ですと機器の導入にそれなりにコストがかかりますから、ユーザースキャン方式にしました

――導入の際に不安だったり、気になったりしたことはありましたか?

やっぱり決済手数料といったコストは気になります。

また、お客さまや従業員のオペレーションが煩雑になるのは困るな、とも感じていました。実際、ストアスキャン方式からユーザースキャン方式に変わったことで、戸惑うお客さまが当初はいらっしゃいました。従業員への指導も同様です。ただ当店は若いアルバイトが多いので、すぐに覚えてくれました。お客さまも導入当初こそ説明する手間が発生しましたが、しばらくすると慣れてくださり、今では特にレジの際に煩雑さを感じることはありません

――d払いも含めた、現在のキャッシュレス決済の割合を教えてください。

現在のキャッシュレス決済の割合は、2〜3割だと思います。徐々に利用率が増えていき、最近は年配の人でも利用される人が増え、つい先日も「孫にd払いが便利だからといわれてインストールしたけど使い方がわからないから教えてくれ」という人がいらっしゃいました。

d払いは特にシニア層に多く使われているとの印象が強く、キャッシュレス決済はd払い一択、という人もいらっしゃいます。そういった人はd払いを使えないとお店から離れていってしまいますから、親切ていねいに使い方を教えることもあります。

以前と変わらず常連客が来店してくれることが一番のメリット

――d払いの導入により、お客さまと新たなコミュニケーションが生まれるきっかけにもなるんですね。そのほか、キャッシュレス決済を導入したことによる、メリットや成果はありますか。

他店では、キャッシュバックキャンペーン時に売上が増えたり、新たなお客さまが来店したりするといった効果があるようですが、ご近所の人が来店してくださることがほとんどなので、当店ではあまりないですね。

ですから、売上増につながったといった効果を実感することはあまりありません。しかし、常連さんが変わらず来店してくださることが、キャッシュレス決済を導入した一番のメリットだと私は考えています。常連さんを大事にすることが、商売を続けていく上で重要だと私は思っています。

もうひとつ、最近セルフレジが増えましたよね。私も利用することがあるのでわかりますが、店によってシステムが異なっているので、面倒だと感じています。実際、時間もかかりますし。一方でQRを利用したユーザースキャン方式のキャッシュレス決済は、仕組みそのものはどこでも同じです。そのためお客さまが戸惑うこともありませんし、レジにかかる時間も短いと思っています。

時代の流れを考えたら導入すべき

――今日はありがとうございました。最後に、導入を検討している人に、メッセージをいただけますか?

キャッシュレスしか利用しないお客さまも増えてきていますので、常連さんも含めお客さまの店離れを防ぐためにも、キャッシュレス決済の導入は必要だと感じています。この先はもっと、キャッシュレス決済は浸透するでしょう。

手数料を気にしていつまでも導入しないことは、経営においてマイナスになると私は思います。導入に関しての手間も、QRコードが印字された台紙を置くだけなので、ほとんどありません。

とはいっても、先程話したように私も、当初は手数料が気になりました。ですが、今はそれよりも、多くの店が導入しているのに自分の店だけ導入していない、この店は不便だとお客さまに思われるのはよくないと思っています。キャッシュレス化の時代の流れに逆らうよりも、波に乗った方がよいですよね。

※QRコードは、株式会社デンソーウェーブの登録商標です。

※記事内容は取材当時のものです。現在のサービス(決済システム利用料、サービス名称、費用等)と異なる場合がございます。

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