一人暮らしの水道光熱費はいくらかかる?平均金額や料金の仕組み、節約の仕方を紹介

節約 費用 一人暮らし

一人暮らしの生活で欠かせない電気やガス、水道。これらにかかる水道光熱費は、生活費を見直す上で大切な項目です。

本記事では、一人暮らしにおける1か月の水道光熱費の平均金額や各水道光熱費の料金の仕組み、節約の仕方を紹介します。

一人暮らしをしていて、「電気代が高い」「ほかの人はどれくらい使っているのだろう」などと気になる方はぜひ参考にしてください。

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記事サマリー

一人暮らしの水道光熱費の平均金額

水道光熱費とは、電気代やガス代、上下水道代などを合計した金額です。総務省統計局の「家計調査 家計収支編 単身世帯(2022) ※」によると、一人暮らしの水道光熱費の平均金額(1か月)は13,098円です。

費用名金額
水道光熱費13,098円
電気代6,808円
ガス代3,331円
上下水道料2,116円
ほかの光熱(石炭等)843円

2021年の水道光熱費11,383円と比較すると、約15%上昇しています。平均金額が上昇した背景には、燃料費高騰の影響などが考えられます。

また、水道光熱費のなかでは、電気代が約50%を占めていることがわかります。

家計調査 家計収支編 単身世帯(e-Stat)

そもそも水道光熱費の仕組みってどうなっている?

水道光熱費を節約するなら、料金の仕組みを知っておきましょう。以下では、電気代、ガス台、水道代の基本的な料金の仕組みを説明します。

電気代の仕組み

電気代の基本的な仕組みは下記のとおりです。

電気代 = 基本料金 + 電力量料金 + そのほかの料金

基本料金は契約の基本となる料金で、料金プランや契約アンペアなどで決まります。電気を使っていなくても毎月発生する料金です。

電力量料金は毎月の使用電力量に単価をかけて計算されます。そのほかの料金には、再エネ賦課金などがあります。

なお、電気は自由化が進んでいて、電力会社によりさまざまな料金プランが提供されています。また、電気とガスをセットで契約することで割引が受けられる場合もあります。

ガス代の仕組み

ガス代の基本的な仕組みは下記のとおりです。

ガス代 = 基本料金 + 従量料金

基本料金は契約内容によって決まり、電気代と同様にガスを使用しなくても毎月発生します。従量料金は毎月のガス使用量にガスの単価をかけて計算されます。

なお、ガスには「都市ガス」と「LPガス(プロパンガス)」の2つの種類があることも覚えておきましょう。都市ガスはLPガスと比べると比較的安価です。ただし、利用できるのは都市ガスの設備が整備されている地域に限られます。

水道代の仕組み

水道代の基本的な仕組みは下記のとおりです。

水道代 = 基本料金 + 従量料金

水道代も、水道の使用に関わらず毎月発生する基本料金と、水道の使用量に単価をかけて計算される従量料金で構成されています。

水道料金で注意したいところは、運営しているのがお住まいの地域の自治体という点です。そのため、料金は民間会社ではなく、市町村などの自治体に支払います。また、1か月ごとの請求ではなく、2か月に1回の請求が一般的です。

そのほか、下水道を利用している場合は、水道代にあわせて下水道の料金も支払います。

一人暮らしにおける各水道光熱費の5年間推移

イメージ

ここでは、一人暮らしでの各水道光熱費の直近5年間の推移を解説します。

電気代における平均金額の5年間推移

総務省の「家計調査 家計収支編 単身世帯※」によると、電気代における平均金額の5年間推移は下記のとおりです。

1か月の平均金額
2018年5,852円
2019年5,700円
2020年5,791円
2021年5,482円
2022年6,808円

2021年まではおおむね5,000円台で推移していましたが、2022年は6,000円台後半に上昇していることがわかります。

家計調査 家計収支編 単身世帯(e-Stat)

ガス代における平均金額の5年間推移

次に、ガス代の5年間の推移をみてみましょう※。

1か月の平均金額
2018年3,104円
2019年3,012円
2020年3,021円
2021年3,001円
2022年3,331円

2022年は3,331円に上昇していますが、電気代と比較すると上昇幅が少なくなっています。

家計調査 家計収支編 単身世帯(e-Stat)

水道代における平均金額の5年間推移

水道代の平均金額の5年間推移は下記のとおりです※。

1か月の平均金額
2018年2,142円
2019年2,120円
2020年2,172円
2021年2,248円
2022年2,116円

水道代は、ここ5年の間2,000円台の前半で推移していることがわかります。

家計調査 家計収支編 単身世帯(e-Stat)

一人暮らしに役立つ水道光熱費の節約の仕方

水道光熱費は定期的かつ一定の支払いが発生する「固定費」であり、節約すると家計を助ける効果が継続して期待できます。次の章では、一人暮らしに役立つ節約の方法を説明します。

電気代の節約の仕方

電気代の節約には家電製品の使い方の工夫がおすすめです。

特に、夏場の電力消費量はエアコンと冷蔵庫、照明で6割以上を占めるといわれています。エアコンの設定温度を上げる、必要なものをとったら冷蔵庫をすぐに締める、使っていない照明はこまめに消すなどの工夫をすると節電に効果的です。

また、電力の自由化により各電力会社ではさまざまな料金プランを提供しているので、ご自身の利用スタイルに合った料金プランに変更すると、電気代の節約につながります。

ガス代の節約の仕方

ガス代の節約で意識したいところは、お風呂と台所です。ガス使用量が多くなりやすい場所なので、シャワーの時間を短くする、お湯の設定温度を下げるなど工夫をしてみましょう。

ガスコンロの火も、強火ではなく中火を意識すると節約に役立ちます。また、野菜を炒める際にも、電子レンジである程度火を通してから炒めると、全体的な水道光熱費の節約につながります。

水道代の節約の仕方

家庭での水の利用で、最も使用量が多いのはお風呂(40%)で、その次にトイレ(21%)、炊事(18%)がつづきます※。

そのため、節水にはお風呂の入り方の工夫が効果的です。一人暮らしではシャワーを使う方も多いと思いますが、シャワーを流しっぱなしにしない、シャワーヘッドなどの節水グッズを使うなどの工夫をすると、節水に役立ちます。

くらしと水道(東京都水道局)

あわせて見直しておきたい一人暮らしの「通信費」

水道光熱費とともに見直しておきたい費用が「通信費」です。近年では多くの方がスマホやパソコンなどでインターネットを利用しており、電気やガスと同様に生活に欠かせないものとなっています。

「ドコモ」では、「ahamo」や「home 5G」といったサービスを提供しています。以下では、各サービスの特徴をご紹介します。

月額2,970円(税込)~で20GBを使える「ahamo」

「ahamo」は、「ドコモ」が提供する新しい携帯電話の料金プランです。20GBのたっぷりのデータ容量を、2,970円/月(税込)の基本料金で利用できます。

国内通話が5分までなら何回でも無料な点もうれしいところです※1。友人とのちょっとした連絡も、電話で気軽に行えます。

「ahamo大盛り」※2なら、100GBのデータ容量を4,950円/月(税込)の料金で利用可能です。スマホを中心にインターネットを利用したい方におすすめのサービスとなっています。

※1 SMS、他社接続サービスなどへの発信は、別途料金がかかります。
※2 月額4,950円(税込)は、20GB(2,970円/月)に80GBの大盛りオプション(1,980円/月)を追加した価格です。

工事不要でWi-Fiが使える「home 5G」

ご自宅でWi-Fiを使いたい方には、「home 5G」がおすすめです。専用のホームルーターが届いたら、コンセントに挿すだけでWi-Fiを使えます。

「home 5G」の専用ホームルーターは、最大受信速度4.2Gbps(ベストエフォート形式)※1 ※2、5G高速通信対応 ※3 ※4です。工事不要で5G環境のWi-Fiを使えるので、とても便利です。

今なら「home 5G U29応援キャンペーン」が開催されていて、適用条件を満たすとdポイント(期間・用途限定)が最大25,000ポイントプレゼントされます。

「home 5G」の予約・購入は下記のリンクをご確認ください。

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※1 「home 5G」契約者と同一「ファミリー割引」グループ内の「eximo※2」「irumo(0.5GBを除く)」の契約者が対象です。「はじめてスマホプラン」「U15はじめてスマホプラン」は対象外です。同一「ファミリー割引」グループ内に「ドコモ光」「home 5G プラン」の両方が存在する場合は、「ドコモ光セット割」が適用されます。また、「ドコモ光ミニ」「home 5G プラン」の両方が存在する場合は、「home 5G セット割」が適用されます。月額料金が日割り計算となる場合は、割引額も日割り計算となります。

※2 「5Gギガホ プレミア」「5Gギガホ」「5Gギガライト(1GB超)」「ギガホ プレミア」「ギガホ」「ギガライト(1GB超)」も対象となります。「5Gギガライト/ギガライト(1GB超~3GB)」は550円(税込)/月を割引します。また「5Gギガライト」「ギガライト」のご契約で、ご利用データ量が1GB以下の場合は対象外となります。

なお、「home 5G」の利用には「home 5Gプラン」の契約と機種の購入が必要です。月額料金や初期費用は下記となります。

月額料金home 5Gプラン:4,950円(税込)
機種代71,280円(税込)
初期費用契約事務手数料3,850円(税込)(オンラインショップは無料)
契約期間定期契約なし
データ容量無制限※5
購入先ドコモオンラインショップ
ドコモショップ
量販店

※1 通信速度は、送受信時の技術規格上の最大値であり、実際の通信速度を示すものではありません。ベストエフォート形式のため、お客さまの通信環境により実際の通信速度は変化します。
※2 LANケーブル接続時は受信時最大2.5Gbps、Wi-Fi接続時は受信時最大で4.8Gbps(いずれも技術規格上の最大値)。機器接続時の通信速度は、お客さまの通信環境と接続機器の規格により異なります。
※3 通信速度は、送受信時の技術規格上の最大値であり、実際の通信速度を示すものではありません。ベストエフォート形式のため、お客さまの通信環境により実際の通信速度は変化します。
※4 5Gの提供エリアは一部に限られます。エリアの詳細は「ドコモのホームページ」の「サービスエリアマップ」でご確認ください。なお、本サービスは4Gエリアでもご利用になれます。
※5 データ利用量が特に多い場合は、速度制限や通信が中断されることがあります。

一人暮らしの水道光熱費はできるところから見直そう

一人暮らしの1か月の平均金額は13,098円(2022年)となっており、2021年と比較すると約15%上昇しています。内訳をこまかく見ていくと、電気代の上昇率が高くなっている状況です。

水道光熱費の節約には、エアコンの設定温度を変える、シャワーの時間を工夫するなどの方法があります。ご自身が支払っている金額と平均金額を比較して、「多く使っているな」と思うところを中心に、使い方の見直しをしていくと良いでしょう。

※ 「Wi-Fi」は、Wi-Fi Allianceの商標または登録商標です。

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