SIMカードの向きを確認するポイントは？着脱の手順や注意点をわかりやすく解説

2025.05.16

通信ノウハウ

携帯電話会社の乗り換えや機種変更の際に、ご自身でSIMカードの取り外しが必要な場合があります。

SIMカードの向きを誤って差し込んでしまうとスマホが正常に作動せず、故障する恐れがあるので取り扱いには注意しましょう。

本記事では、SIMカードの正しい向きや取り外し方、注意点などを解説します。

記事サマリー

SIMカードとは？

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SIMカードとは、スマホやガラケー、タブレットなどで通話やインターネット通信を行うために欠かせないICカードです。

SIMカードには契約者情報が記録されており、携帯電話会社と契約して受け取ったSIMカードをスマホやタブレットなどに挿入して初期設定を済ませれば、モバイル回線を利用できます。

なお、ご自宅や外出先にWi-Fiがあれば、SIMカードがなくてもインターネット接続は可能ですが、Wi-Fiがない環境で通信するためにはSIMカードが必要です。

また、最近では、物理的なカードを使わずに通信契約をデバイスに直接書き込む「eSIM」に対応したスマホも登場しています。

SIMカードやeSIMに関しては、以下の記事もご覧ください。

「SIMカードの基本をわかりやすく解説！種類や選び方、入れ替え方法なども紹介」

「eSIMとは？メリット、デメリットや活用方法、利用までの流れを解説」

「SIMカードとeSIMの違いは？メリットやデメリット、選ぶ際のポイントを解説！」

SIMカードの取り外し方

スマホによってSIMカードの取り外し方は異なるので注意しましょう。次項より、SIMカードの取り外し方をiPhoneとAndroidに分けて順番に解説します。

※ Apple、Appleのロゴ、iPhoneは米国および他の国々で登録されたApple Inc.の商標です。
iPhoneの商標は、アイホン株式会社のライセンスにもとづき使用されています。
※TM and ©2025 Apple Inc. All rights reserved.

iPhone

iPhoneは種類によってSIMトレイがある場所が異なります。

本体の左側面にSIMトレイがあるiPhone 16で、SIMカードを取り出す手順は以下のとおりです。

iPhone左側面にあるSIMトレイの位置を確認する
ペーパークリップやSIM取り出しツールをトレイの横の穴に差し込む
奥に押し込んでトレイを出す

SIMトレイを取り出す際には、iPhoneを購入したときに付いてくるSIM取り出しツールか、市販のペーパークリップのように先端が細長い道具が必要です。

穴に差し込んで押すとSIMトレイが出てきますが、強く押さないように注意しましょう。

Android

Androidの場合は、スマホの種類によってSIMカードの取り出し方が異なります。

Xperia™ XZ Premium G8188の場合の手順は以下のとおりです。

スマホの電源を切る
スマホの左側面にあるSIMカード／microSDカードスロットの溝に爪をかける
カバーを手前に引く
microSDカードのトレイを真っすぐに引き出して取り外す
SIMカードのトレイを真っすぐに引き出して取り外す

スマホの種類によっては電源を切らずに取り外しできる場合や、器具が必要な場合があるため、取扱説明書や公式Webサイトを確認してから行いましょう。

SIMカードの取り付け方

SIMトレイを取り外したら、今度はSIMカードを取り付けましょう。次項より、SIMカードの取り付け方をiPhoneとAndroidに分けて解説します。

iPhone

iPhone 16でSIMトレイを取り出したら、次の手順でSIMカードを取り付けましょう。

SIMトレイにSIMカードが残っているなら取り外す
新しいSIMカードの切り欠きの位置を確認してからSIMトレイに取り付ける
取り外したときと同じ向きでiPhoneに差し込む

SIMカードは四角い形状をしていますが、四隅のいずれか一カ所が欠けています。SIMトレイも一カ所が欠けているので、一方向にしか収まりません。

ピッタリとはまったことを確認してから、SIMトレイをiPhoneに差し込みましょう。

Android

Xperia™ XZ Premium G8188でSIMトレイを取り出したら、次の手順でSIMカードを取り付けましょう。

SIMトレイにSIMカードが残っているなら取り外す
新しいSIMカードの切り欠きの位置を確認してからSIMトレイに取り付ける
SIMトレイを奥まで真っすぐに押し込む
microSDカードのトレイを奥まで真っすぐ押し込む
カバーに隙間がないか確認する

Androidの場合、機種によってはSIMカードとmicroSDカードのスロットが一緒になっている場合があります。

SIMカードに比べると、microSDカードの方がサイズは大きいですが、挿入する際は場所を間違えないようにしましょう。

なお、Androidによって取り付け方は異なるので、スマホの取扱説明書や公式Webサイトを確認してから行いましょう。

SIMカードの着脱で注意するポイント

SIMカードの外し方や取り付け方はスマホの種類によって異なります。

一方で、SIMカードの仕組みや形状は共通しているので、次のポイントに注意しましょう。

SIMカードの向きを確認する
SIMスロットの場所はデバイスによって異なる
SIMカードを紛失、破損すると再発行が必要

上記を順番に解説します。

SIMカードの向きを確認する

SIMカードをスマホに挿入する際は、向きを正しく確認しましょう。

SIMカードには表と裏があり、四隅の一カ所が斜めにカットされているため、正しく取り付けられる向きがあります。

正しい向きでなければSIMトレイにきちんとはまらず、無理に押し込むとSIMカードやスマホが破損する可能性があるので注意しましょう。

SIMカードの向きを確認するポイントは以下のとおりです。

四隅のひとつが切り欠き(斜めにカット)されている
SIMカードのICチップ面(金属部分)を間違えない

向きが間違っている、ズレているなどの場合では、スマホがSIMカードを認識できないと表示されるので、やり直しましょう。

SIMスロットの場所はデバイスによって異なる

SIＭカードを挿入できるSIMスロットやSIMトレイの場所はスマホによって異なります。

次の表は、iPhoneのSIMトレイの場所をシリーズごとにまとめたものです。

トレイの場所	シリーズ
本体の左側面にSIMトレイがある	iPhone 12以降
本体の右側面にSIMトレイがある	iPhone 4～iPhone 11まで iPhone SE(第1、第2、第3世代)
本体上部にSIMトレイがある	初代iPhone、iPhone 3G、iPhone 3GS

取り出すために必要なツールや手順はほとんど変わりませんが、SIMスロットの場所はスマホによって異なります。

間違ってマイクの穴に刺さないよう、作業する前にSIMスロットやSIMトレイの位置を確認しましょう。

SIMカードを紛失、破損すると再発行が必要

SIMカードは小さく薄いため、うっかり紛失したり、取り扱いを誤って破損したりする場合があります。紛失や破損した場合は、携帯電話会社に依頼して再発行してもらいましょう。

なお、再発行には手数料が発生します。たとえば、「ドコモ」の場合はカード発行手数料3,850円(税込)が必要です。

再発行の手続きが完了し、新しいSIMカードが手に入るまでは通信や通話に制限がかかるため、取り外しの際は慎重に扱いましょう。

SIMカードやスマホのトラブルに備えるなら「ドコモ光」がおすすめ

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SIMカードの交換はご自身で行うことが多いですが、紛失や破損するリスクがあります。

また、スマホを利用していると、Wi-Fiにつながらない、データが取り出せないなどのトラブルが発生するかもしれません。

通信事業者によっては、トラブルが起きたときにサポートしてくれるサービスがあるので、加入を検討しましょう。

たとえば、「ドコモ光」ならオプションサービスで「ネットトータルサポート※1」(月額料金550円(税込) ※2※3)の利用が可能です。

パソコンやルーター、テレビ、周辺機器などの通信につながる機器※4のさまざまな悩みをサポートしており、月2回まで訪問料無料で訪問サポートを受けられます※5。

スマホやパソコン、Wi-Fiルーターなどでトラブルが起きてもあんしんです。

また、「ドコモ光」は最大10Gbps※6 に対応する「ドコモ光 10ギガ※7 」が一部エリアで利用でき、全国エリアで最大1Gbps※6の「ドコモ光 1ギガ」などの高速通信が利用できます。

「ドコモ光」が提供する2つのプランの詳細は、以下の表よりご確認ください。

月額料金 (ドコモ光1ギガ)※8	(マンション) タイプA・C：定期契約あり4,400円(税込)、定期契約なし5,500円(税込) タイプB：定期契約あり4,620円(税込)、定期契約なし5,720円(税込) 単独タイプ：定期契約あり4,180円(税込)、定期契約なし5,280円(税込) (戸建) タイプA・C：定期契約あり5,720円(税込)、定期契約なし7,370円(税込) タイプB：定期契約あり5,940円(税込)、定期契約なし7,590円(税込) 単独タイプ：定期契約あり5,500円(税込)、定期契約なし7,150円(税込)
月額料金 (ドコモ光10ギガ)※9	タイプA・C：定期契約あり6,380円(税込)、定期契約なし8,030円(税込) タイプB：定期契約あり6,600円(税込)、定期契約なし8,250円(税込) 単独タイプ：定期契約あり5,940円(税込)、定期契約なし7,590円(税込)
契約期間	なしまたは 2年定期契約
最大通信速度※6	ドコモ光 1ギガ：最大1Gbps ドコモ光 10ギガ※7：最大10Gbps
お申込み方法	①ご相談フォームで受付 ②ご相談(希望の曜日・時間に電話) ③お申込み完了(そのまま電話でお申込み可能)

※1 ネットトータルサポートの訪問サポート・修理・データ復旧・買取は、ドコモが委託する協力会社による提供です。
※2 お申込みされると、ご利用の有無にかかわらず月額使用料が発生します。画面共有を利用したご案内は、通信料が発生します。
※3 修理、訪問サポート、データ復旧、オンラインパソコン教室をご利用の場合には、内容に応じた料金のお支払いが別途必要となります。
※4 通信につながる機器とは、パソコン、パソコン周辺機器、テレビ、ルーターなど、ドコモが別途指定する機器をいいます。
※5 訪問サポート、修理、データ復旧、買取にて、基本訪問料金および機器回収料金に関して、合計月2回まで無料となります。合計月3回目以降は都度、基本訪問料金は6,600円(税込)、機器回収料金は実費請求となります。
※6 ベストエフォート値による最大通信速度
※7 「ドコモ光 10ギガ」の対象エリアは、一部に限られます。詳しくはこちら
※8 定期契約プランは、2年間同一の「ドコモ光」契約を継続して利用することが条件となり、解約(定期契約のない料金プランへの変更含む)のお申出がない場合は自動更新となります。当該期間内での解約、定期契約のない料金プランへの変更などの場合、更新期間を除いて戸建タイプ 5,500円(税込)、マンションタイプ4,180円(税込)の解約金がかかります〈2022年6月30日以前にお申込みのお客さまの場合、戸建タイプ14,300円(税込)、マンションタイプ8,800円(税込)の解約金となります〉
※9 2年間同一の「ドコモ光」の継続利用が条件となり、当該期間内での解約、定期契約のない料金プランへの変更などの場合、更新期間を除いて5,500円(税込)の解約金がかかります。なお、「ドコモ光」とペア回線(「ドコモ光」と対になる携帯電話回線)の契約期間および更新期間はそれぞれ異なりますので、ご注意ください。

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※「ドコモ光」契約者と同一「ファミリー割引」グループ内の「eximo」「eximo ポイ活」「irumo（0.5GBを除く）」「5Gギガホプレミア」「5Gギガホ」「5Gギガライト（1GB超）」「ギガホプレミア」「ギガホ」「ギガライト（1GB超）」の契約者が対象です。「5Gギガライト／ギガライト（1GB超～3GB）」は550円／月を割引します。また「5Gギガライト」「ギガライト」のご契約で、ご利用データ量が1GB以下の場合は対象外となります。同一「ファミリー割引」グループ内に「ドコモ光」「home 5G プラン」の両方が存在する場合は、「ドコモ光セット割」が適用されます。月額料金が日割り計算となる場合は、割引額も日割り計算となります。