「Internet側ケーブル未接続」とはどんな意味？表示される原因と対処法を紹介

「Internet側ケーブル未接続」の意味とは

「Internet側ケーブル未接続」とは、何かしらの原因でインターネットに接続できない状態です。特定のWi-Fiルーターの使用中またはWi-Fiルーターの初期設定時に表示されることがあります。

「Internet側ケーブル未接続」が表示される原因はさまざまですが、原因を理解することでご自身でも改善できる場合があります。

「Internet側ケーブル未接続」が表示されるときの主な原因

インターネットがつながらない原因は、インターネットの通信経路を考えると理解しやすいです。

インターネットの通信経路は「プロバイダ→光回線(回線事業者)→ONU→ルーター→デバイス」となります。

インターネットにつながらないときは、通信経路のどこかに問題があります。主に問題となるケースは以下の2つです。

• プロバイダ・回線事業者の問題
• ONU・Wi-Fiルーターの問題

次項では、問題ごとの主な原因と対処法を紹介します。

プロバイダ・回線事業者関連の原因と対処法

「Internet側ケーブル未接続」が表示されるときは、プロバイダや回線事業者に問題がある可能性があります。

以下、プロバイダや回線事業者に問題があるときの主な原因と対処法を紹介します。

通信障害やメンテナンスの実施

インターネットにつながらないときは、プロバイダや回線事業者で通信障害が起こっている、または、メンテナンスを実施している可能性があります。

通信障害やメンテナンスに関してはご自身で対処できないため、回復するまで待つしかありません。

なお、通信障害やメンテナンスの情報は、各事業者の公式サイトやSNSで確認できます。パソコンがインターネットにつながらないときは、スマホやタブレットなど、ほかのデバイスで確認してみると良いでしょう。

月額料金の未払い

インターネットにつながらないときは、プロバイダや回線事業者への料金が未払いになっている可能性もあります。

近年、プロバイダと回線事業者が一体になっているケースは多いですが、事業者によっては個別に契約が必要なこともあります。

このような場合は、プロバイダと通信事業者のそれぞれで支払いを済ませなければインターネットを利用できません。料金が支払われていない場合は、料金の未払い通知が届いているはずですので、一度確認しましょう。

料金の未払いが原因のときは、未払い分を支払うだけで改善します。ただし、通信が回復するまでのスピードは事業者ごとに異なるため、詳細は各事業者の公式サイトや問い合わせで確認することをおすすめします。

なお、料金の支払い方法としてクレジットカード払いを選択している方は、カードの有効期限にも注意が必要です。

クレジットカードの有効期限が切れていると未払いになる可能性が高いため、必要に応じて登録カードの変更手続きをしましょう。

ONUやWi-Fiルーター関連の原因と対処法

「Internet側ケーブル未接続」が表示されるときは、ONUやWi-Fiルーターに問題がある可能性もあります。

以下、ONUやWi-Fiルーター関連の主な原因と対処法を紹介します。

配線ミス・接続不良・断線

ONUとWi-FiルーターはLANケーブルでつながっているため、配線ミスや接続不良があるとインターネットを利用できません。

そのため、インターネットが利用できないときは、ONUとWi-FiルーターをつないでいるLANケーブルの緩み・抜けがないことや、電源アダプターがコンセントに挿し込まれていることを確認しましょう。

また、ONUとWi-Fiルーターをつなぐときは、Wi-Fiルーターの「WAN(Internet)ポート」にLANケーブルの端子を挿す必要があります。

Wi-FiルーターのLANポートとONUをLANケーブルでつなげても、インターネットには接続できないので注意しましょう。

そのほか、LANケーブルが断線している可能性も考えられるため、状況に応じてLANケーブルを交換してみるのもおすすめです。

ONUやWi-Fiルーターの不具合

インターネットにつながらないときは、ONUやWi-Fiルーターが不具合を起こしている可能性があります。

ONUやWi-Fiルーターの不具合は、再起動で改善することが多いです。再起動の方法は製品によって異なりますが、一般的な手順は以下のとおりです。

1. ONU・ルーターの電源をOFFにする
2. 配線の緩み・抜けを確認する
3. 30秒以上間隔を空けてから再度ONにする

再起動するときは、電源をOFFにしてからONにするまで30秒～数分の時間を空けることがポイントです。電源をONにするまでの間に、配線の緩みや抜けがないことも確認しておくと良いでしょう。

Wi-Fi・インターネットの接続設定

Wi-Fiを利用してインターネットにつないでいる場合は、Wi-Fiルーターの設定が間違っている可能性があります。

Wi-Fiを利用するためには、デバイス側でSSIDの選択とパスワードの入力が必要になり、SSIDやパスワードを間違えてしまうと、Wi-Fiを利用できません。

SSIDとパスワードは、Wi-Fiルーターの側面または底面に記載されていることが多いので、一度確認してみましょう。

また、スマホやノートパソコンの場合は、外出時にほかのWi-Fiを接続してしまうと、帰宅後に自動で切り替わらないことがあるため、接続中のWi-Fiが自宅のWi-Fiに切り替わっていることも確認してください。

なお、パソコンではじめてインターネットにつなぐときは、パソコン側でインターネットの接続設定が必要です。接続設定には、プロバイダから届く書類に記載されたユーザー名とパスワードが必要になるので、覚えておきましょう。

ユーザー名やパスワードがわからないときは、プロバイダに問い合わせれば教えてもらえます。

ファームウェアが古い

ファームウェアとは、電子機器を動かすためのソフトウェアのことで、ONUやWi-Fiルーターにも組み込まれています。

ONUやWi-Fiルーターのファームウェアが古い場合は、安定した性能を発揮できない可能性があるため、ファームウェアが最新の状態になっていることを確認し、必要に応じてアップデートしましょう。

ファームウェアのアップデート手順は製品によって異なるため、取扱説明書で確認してください。

何を試しても改善しないときの解決策

紹介した内容を試しても「Internet側ケーブル未接続」が表示される場合は、ONUやWi-Fiルーターの故障、または回線自体に問題がある可能性があります。

以下、何を試しても改善できないときの解決策を紹介します。

ONUやWi-Fiルーターを交換する

何を試しても「Internet側ケーブル未接続」が表示される場合は、ONUやWi-Fiルーターが故障している可能性があります。特に、全てのデバイスがインターネットにつながらないときは、ONUやWi-Fiルーターの故障が疑われます。

ONUやWi-Fiルーターの故障はランプで見分けられる場合もあるため、一度ランプが正常な状態かを確認してみましょう。

故障が疑われる場合、ONUは故意でなければ無料で交換してもらえますが、Wi-Fiルーターは基本的にご自身で購入が必要です。

ただし、プロバイダからレンタルされているWi-Fiルーターに関しては、ONUと同様に故意でなければ無料で修理してもらえる可能性があります。

事業者からのレンタル機器に関しては、事業者の判断を仰ぐ必要があるため、契約中の事業者に相談してみましょう。

なお、ONUの故障については以下の記事で詳しく解説しているので、ぜひご覧ください。

「もしかしたらONUの故障かも？ランプの意味や改善方法を紹介」

インターネット回線の見直しを検討する

インターネットに接続できない場合、回線の速度や安定性に問題があるケースも考えられます。

「Internet側ケーブル未接続」の表示にかかわらず、「通信速度が遅い」「通信が途切れることが多い」などの不満がある場合は、回線の見直しを考えるのも良いでしょう。

インターネットの接続手段として、現在は光ファイバーを利用した光回線が主流です。光回線の主なメリットは、以下のとおりです。

• 通信速度が速い
• 通信の安定性に優れている
• データ通信量無制限で利用できる

快適なインターネット環境を整えたい方は、光回線をおすすめします。

安定した通信環境を整えるなら「ドコモ光」がおすすめ

安定した通信環境を整えたい方には、光回線の「ドコモ光」がおすすめです。

「ドコモ光」では、最大通信速度1Gbpsの「ドコモ光 1ギガ」と最大通信速度10Gbpsの「ドコモ光 10ギガ」の2つのプランをご用意しているため、利用環境に合わせた最適なプランを選べます。

たとえば、「ドコモ光 10ギガ」は大容量コンテンツでもタイムラグが少なく、快適に利用できるため、高画質の動画視聴やオンラインゲームをする方にもおすすめです。

「ドコモ光 10ギガ」の提供は一部エリアに限られますが、エリアは順次拡大中のため、お申込みをご検討の際は提供エリアをご確認ください。

また、「ドコモ光」は複数のプロバイダから好みに合わせて選択可能です。なかには無料レンタルサービスを実施している場合もあります。

※1 定期契約プランは、2年間同一の「ドコモ光」契約を継続して利用することが条件となり、解約(定期契約のない料金プランへの変更含む)のお申出がない場合は自動更新となります。当該期間内での解約、定期契約のない料金プランへの変更などの場合、更新期間を除いて戸建タイプ 5,500円(税込)、マンションタイプ4,180円(税込) 、ドコモ光ミニ2,970円(税込)の解約金がかかります〈2022年6月30日以前にお申込みのお客さまの場合、戸建タイプ14,300円(税込)(ドコモ光ミニ含む)、マンションタイプ8,800円(税込)の解約金となります〉
※2 2年間同一の「ドコモ光」の継続利用が条件となり、当該期間内での解約、定期契約のない料金プランへの変更などの場合、更新期間を除いて5,500円(税込)の解約金がかかります。なお、「ドコモ光」とペア回線(「ドコモ光」と対になる携帯電話回線)の契約期間および更新期間はそれぞれ異なりますので、ご注意ください。
※3 ベストエフォート値による最大通信速度
※4 「ドコモ光 10ギガ」の対象エリアは、一部に限られます。詳しくはこちら

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「Internet側ケーブル未接続」が表示される原因はさまざま！適切に対処しよう

「Internet側ケーブル未接続」が表示される原因は、大きくプロバイダ・回線事業者の問題とONU・Wi-Fiルーターの問題に分けられます。

基本的には、ONU・Wi-Fiルーター関連に問題のあるケースが多いです。特にはじめてWi-Fiルーターをつなぐ場合は、配線を間違えてしまうケースが多いので、しっかりと確認しましょう。

また、何を試しても「Internet側ケーブル未接続」が表示される場合は、回線速度や安定性に問題がある可能性もあるため、必要に応じて回線の見直しを検討することもおすすめです。

「ドコモ光」は通信速度と安定性に優れた光回線で、2つのプランから利用環境に合わせて選択できます。自宅に快適なインターネット環境を整えたい方は、この機会に「ドコモ光」をご検討ください。

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※「Wi-Fi」は、Wi-Fi Allianceの登録商標です。