「ドコモ光」ではプロバイダが不要になる？基本的な仕組みやサービスの特徴を紹介

2023.07.14

「ドコモ光」はプロバイダ不要で使えるという話を聞き、本当にプロバイダが必要ないのか、気になっている方もいるのではないでしょうか。

「プロバイダが不要であれば、手続きも簡単そうなので契約したい」と考えている方もいるかもしれません。

結論としては、「ドコモ光」ではプロバイダを別途で契約する必要はありませんが、プロバイダの利用自体は必要となります。ぜひこのあたりを詳しく確認しておきましょう。

本記事では、「ドコモ光」はプロバイダ不要で使えるのかなど、「ドコモ光」のプロバイダについての基本情報を解説します。

記事サマリー

「ドコモ光」でもプロバイダの利用が必要

結論、冒頭でも紹介のとおり、「ドコモ光」でも、プロバイダの利用は必要となります。「ドコモ光」に限らず、光回線を利用するためには、回線事業者とプロバイダの両方が必要です。

回線事業者は、光回線の回線そのものを提供する事業者のことです。一方、プロバイダは、回線をインターネットに接続する役割を果たす事業者のことです。

フレッツ光では、回線事業者とプロバイダを別々に契約することになりますが、ドコモ光では、回線事業者とプロバイダをセットで契約できます。

「ドコモ光」は、NTT東日本・NTT西日本からフレッツ光の回線を借り受けて提供される光コラボレーションと呼ばれるサービスのひとつです。光コラボレーションでは、光回線とプロバイダのサービスは一本化して提供されます。契約も支払いもひとつにまとめて行うことが可能です。

光回線とプロバイダがセットのために誤解されることもありますが、「ドコモ光」でも、プロバイダをセットで提供されるサービスを利用することになります。

ドコモ光でも、ほかの光回線サービスと同様に、プロバイダの利用は必要です。

「ドコモ光」ではたくさんのプロバイダから選べる

「ドコモ光」では、たくさんのプロバイダの中から、好みに合わせてプロバイダを選択できます。

2023年5月時点では、「ドコモ光 1ギガ」は23のプロバイダ、「ドコモ光10ギガ」は11のプロバイダに対応しています。プロバイダごとにサービスやオプションが異なるので、比較しながらご自身に合ったプロバイダを選んでいきましょう。

「ドコモ光 1ギガ」、「ドコモ光 10ギガ」で選べるプロバイダは、それぞれ次のとおりです。「タイプA」と「タイプB」で選べるプロバイダが異なります。

▼「ドコモ光 1ギガ」で選べるプロバイダ(2023年5月時点)

タイプA	ドコモnet／plala／GMOとくとくBB／@nifty／andline／SIS／IC-NET／hi-ho／BIGLOBE／BB.excite／Tigers-net.com／エディオンネット／SYNAPSE／楽天ブロードバンド／DTI／ネスク／TiKiTiKi
タイプB	OCN／@TCOM／TNC／AsahiNet／ちゃんぷるネット／WAKWAK

▼「ドコモ光 10ギガ」で選べるプロバイダ(2023年5月時点)

タイプA	ドコモnet／plala／GMOとくとくBB／@nifty／andline／@TCOM／IC-NET／hi-ho
タイプB	OCN／エディオンネット／AsahiNet

「ドコモ光 1ギガ」は最大1Gbpsに対応し、全国的なエリアで提供されているサービスです。一方、「ドコモ光 10ギガ※」は最大10Gbpsに対応し、一部エリアで提供されています。

※ 「ドコモ光 10ギガ」の対象エリアは、一部に限られます。詳しくはこちら

プロバイダ選びのチェックポイント

ドコモ光で、セットのプロバイダを選ぶ際のチェックポイントも確認しておきましょう。プロバイダ選びのチェックポイントとしては、以下が挙げられます。

IPv6への対応状況
ルーターのレンタルの有無
キャンペーン内容
オプションの無料期間の有無

プロバイダごとに、IPv6への対応状況は異なります。通信速度を重視するなら、「IPoE IPv4 over IPv6通信」に対応するプロバイダがおすすめです。ドコモ光のIPv6については、以下の記事で詳しく解説しています。

「ドコモ光」でIPv6を利用するには？設定方法やプロバイダの対応状況を解説

プロバイダによっては、ルーターの無料レンタルを実施しているところもあります。無料レンタルがあると、ルーター購入費用が不要になり、初期費用の節約が可能です。なお、IPv6を利用する際には、IPv6対応のルーターが必要です。対応ルーターを持っていない場合も、無料レンタルの利用は方法のひとつになるでしょう。

また、プロバイダの実施するキャンペーンも注目です。キャッシュバックなどの豪華特典のあるプロバイダもあり、特典を受け取っておトクに契約が可能です。

そのほか、オプションサービスに無料期間を設定しているプロバイダもあります。

オプションのセキュリティソフトや各種のサポートサービスを、まずは無料で試してみたいと考えている方は、オプションサービスの内容とともに、オプションの無料期間の有無は、ぜひチェックしておくと良いでしょう。

フレッツ光からの転用では同じプロバイダの継続利用も可能

フレッツ光から「ドコモ光」へ転用して、ドコモ光の契約を開始する場合には、フレッツ光で契約していたプロバイダを継続して利用することもできます。

ただし、「ドコモ光」と提携のないプロバイダの場合、継続してプロバイダを利用するためには、プロバイダのセットがない「単独タイプ」で契約が必要になるので注意してください。

「ドコモ光」と提携のあるプロバイダであれば、「タイプA」や「タイプB」といったプロバイダがセットで契約できるプランで、プロバイダの継続が可能です。

「ドコモ光」のサービスの特徴

イメージ

最後に「ドコモ光」を検討中の方に向けて、ほかの光回線と比較して特に「ドコモ光」の魅力となるポイントを紹介します。「ドコモ光」の特徴を、ぜひチェックしておきましょう。

「ドコモのスマホ」ならご家族全員のスマホ料金から
永年最大1,100円(税込)／月割引！^※

「ドコモ光」の申し込み
・無料相談をする

※「ドコモ光」契約者と同一「ファミリー割引」グループ内の「eximo」「eximo ポイ活」「irumo（0.5GBを除く）」「5Gギガホプレミア」「5Gギガホ」「5Gギガライト（1GB超）」「ギガホプレミア」「ギガホ」「ギガライト（1GB超）」の契約者が対象です。「5Gギガライト／ギガライト（1GB超～3GB）」は550円／月を割引します。また「5Gギガライト」「ギガライト」のご契約で、ご利用データ量が1GB以下の場合は対象外となります。同一「ファミリー割引」グループ内に「ドコモ光」「home 5G プラン」の両方が存在する場合は、「ドコモ光セット割」が適用されます。また、「ドコモ光ミニ」「home 5G プラン」の両方が存在する場合は、「home 5G セット割」が適用されます。月額料金が日割り計算となる場合は、割引額も日割り計算となります。

ドコモへセット割引が適用できる

ドコモを契約中の方は、「ドコモ光」を契約することで、毎月のスマホ料金にセット割引を適用できます。「ドコモ光セット割」で、家族全員のスマホ料金が一人あたり最大1,100円割引※1※2になります。

たとえば、家族4人でドコモを利用中なら、合計で最大4,400円の割引が受けられます。光回線に「ドコモ光」を選ぶことで、通信費の大幅な節約が可能です。

※1※2「ドコモ光」契約者と同一「ファミリー割引」グループ内の「eximo」「eximo ポイ活」「irumo（0.5GBを除く）」「5Gギガホプレミア」「5Gギガホ」「5Gギガライト（1GB超）」「ギガホプレミア」「ギガホ」「ギガライト（1GB超）」の契約者が対象です。「5Gギガライト／ギガライト（1GB超～3GB）」は550円／月を割引します。また「5Gギガライト」「ギガライト」のご契約で、ご利用データ量が1GB以下の場合は対象外となります。同一「ファミリー割引」グループ内に「ドコモ光」「home 5G プラン」の両方が存在する場合は、「ドコモ光セット割」が適用されます。また、「ドコモ光ミニ」「home 5G プラン」の両方が存在する場合は、「home 5G セット割」が適用されます。月額料金が日割り計算となる場合は、割引額も日割り計算となります。

キャンペーンで工事料が無料

「ドコモ光」では、新規申込みの通常工事料は、キャンペーンで無料※です。戸建で19,800円(税込)、マンションで16,500円(税込)の基本工事料の支払いが不要となります。初期費用を抑えて、インターネットの利用をはじめられます。

※ 特典適用対象工事料は「ドコモ光」の通常工事料のみとし、土日・祝日工事の追加工事料、「ドコモ光電話」などのオプション工事料、工事内容によって発生する追加料金は無料特典の適用外です。また、フレッツ光または提携CATVのインターネット接続サービスからのきりかえ・設置場所の移転のお申込みの場合は対象外です。