ダウンロード速度が遅い原因とは?今すぐできる対処法も併せて紹介

通信ノウハウ 通信速度 トラブル

パソコンやスマホでインターネットやSNS、ゲームをしていて、ダウンロードが遅いと感じたら、周辺機器や通信環境にトラブルが起きている可能性があります。

原因によってはすぐに対処できて改善されることもありますが、場合によってはインターネット回線サービスの見直しも必要になります。

本記事では、ダウンロードが遅い原因と対処法、おすすめの光回線サービスを解説します。

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記事サマリー

インターネット利用中にダウンロードの速度だけ遅いのはなぜ?

ダウンロードが遅い原因はいくつかありますが、大きく以下の3つに分類できます。

  • 周辺機器(ONU・ルーターなど)やデバイスに問題があるケース
  • ダウンロード元のページやサービス側に問題があるケース
  • 利用中の回線に問題があるケース

細分化すると原因はさらにさまざまです。以降で詳しく紹介するので、参考にしてください。

周辺機器(ONU・ルーターなど)やデバイスに問題があるケース

ひとつ目は、ONU(光回線終端装置)やルーター、デバイスなど、インターネットに接続するために使用している機器に問題があるケースです。具体的な原因の一例には、以下のものが挙げられます。

  • 周辺機器やデバイスのスペックが低い
  • デバイスや使用しているブラウザのバージョンが古い
  • デバイスがウイルスに感染している
  • 周辺機器やデバイスの使用環境が悪い
  • デバイスのストレージの空き容量が不足している
  • セキュリティソフトによりダウンロードがブロックされている
  • 同時接続可能台数の上限を上回っている
  • 周辺機器やデバイスが劣化・故障している

それぞれ詳しく紹介します。

周辺機器やデバイスのスペックが低い

ダウンロード速度は通信速度だけでなく、使用している周辺機器やデバイスの性能にも左右されます。

たとえば、最大通信速度が高い回線に契約していても、ONUやルーター、LANケーブルなどの周辺機器が古い規格だと、回線の性能を発揮できません。

また、パソコンやスマホ、ゲーム機など、インターネットに接続するデバイスも同様です。CPUのスペックが低いデバイスは処理速度が遅く、ダウンロードに影響をおよぼします。

快適にインターネットでコンテンツをダウンロードするには、周辺機器やデバイスのスペックにも注目しましょう。

デバイスや使用しているブラウザのバージョンが古い

デバイスやブラウザは、通信処理の最適化やセキュリティの強化のため、定期的にバージョンアップが行われています。

アップデートせず、古いバージョンのまま使用し続けると、不具合の発生や最新の環境への不適応により、ダウンロード速度が遅くなる可能性があります。

デバイスのOSの更新を行わないまま使い続けたり、Internet ExplorerやGoogle Chromeなど、ブラウザを最新バージョンに更新しないまま使い続けたりしている場合は注意が必要です。

スマホをアップデートしないとどうなるかの詳細は以下の記事でも詳しく紹介しています。併せてご覧ください。

「スマホをアップデートしないとどうなる?メリット・デメリットや手順を解説」

デバイスがウイルスに感染している

パソコンやスマホがウイルスに感染していると、処理速度が低下してしまうのでダウンロードが遅くなることがあります。

ウイルスやマルウェアに感染した際の症状はさまざまです。たとえば、バックグラウンドで勝手にソフトが起動する、ファイルが勝手に増殖するなどしてCPUやメモリが圧迫されると、デバイスの処理速度が落ちてしまいます。

ダウンロードが遅いだけでなく、デバイスの挙動が不自然な場合は、ウイルスへの感染も疑いましょう。

周辺機器やデバイスの使用環境が悪い

パソコンやスマホがルーターとWi-Fiでつながっているなら、配置が悪い可能性もあります。Wi-Fiは無線通信のため、本体機器やデバイスが無線LANルーターと離れていると、ダウンロードが遅くなります。

距離に問題がなくても、デバイスと機器の間に障害物や、電子レンジをはじめとするWi-Fiの電波を妨げる電磁波を発する家電があると通信速度に影響をおよぼします。

無線LANルーターを移動して、ダウンロードする場所を変えて対処しましょう。

デバイスのストレージの空き容量が不足している

ダウンロードするファイルのデータ容量に対してストレージが不足していると、容量不足のためにエラーが発生することがあります。

ストレージには、画像や動画ファイルのほかに、Webサイトにアクセスした際のキャッシュも保存されます。キャッシュとは、同じサイトにアクセスした際の表示速度を向上させるための仕組みです。

ストレージに余裕がない状態でデバイスを使用していると、ダウンロードだけでなくWebサイトの閲覧やアプリの起動など、動作全般に影響するので注意しましょう。

セキュリティソフトによりダウンロードがブロックされている

セキュリティソフトはウイルスやマルウェアへの感染を防ぐため、ダウンロードファイルを監視・検査します。セキュリティソフトの処理が行われると、ダウンロード時間が長くなることがあります。

特に容量の大きいファイルや安全性が低いファイルだと、チェックに時間がかかるかもしれません。また、過剰に厳しい設定にしていると、危険性がないファイルでもブロックされ、ダウンロードが失敗することがあります。

同時接続可能台数の上限を上回っている

Wi-Fiルーターは性能や規格によって接続できるデバイス数に制限があり、上限を超えると通信が不安定になったり速度が低下したりします。

パソコンやスマホ、家電などたくさんのデバイスを同時接続すると、1台あたりの通信帯域が減り、ダウンロード速度が低下する可能性があるため注意しましょう。

同時接続可能台数は使用している周辺機器のスペックによります。たとえば、「ドコモ」の「home 5G HR02」はWi-Fi64台、有線LAN2台が上限です。

周辺機器やデバイスが劣化・故障している

周辺機器やデバイスの劣化や故障も、ダウンロード速度が遅くなる原因のひとつです。たとえば、長く使用しているLANケーブルが断線していたり、接触不良を起こしていたりすると、通信が不安定になるかもしれません。

古いルーターやLANケーブル、デバイスでは、最新の通信規格に対応できないこともあります。使用年数が長い周辺機器やデバイスは、劣化や故障、スペック不足に注意しましょう。

ダウンロード元のページやサービス側に問題があるケース

周辺機器やデバイスに問題がなければ、ダウンロード元のWebページやサービス側の問題かもしれません。具体的には以下の原因が考えられます。

  • 特定のページやサーバーにアクセスが集中している
  • アクセス先のサーバーで障害が発生している

それぞれ詳しく紹介します。

特定のページやサーバーにアクセスが集中している

ほかのWebページやSNSは問題ないのに、特定のWebページやSNSだけが遅い場合は、遅くなっているWebページやサーバーにアクセスが集中している場合があります。

インターネットは同じ時間帯で利用者が多いほど、ページが開きにくくなり、ダウンロードが遅くなります。対処法としては時間経過を待つことです。

アクセス先のサーバーで障害が発生している

企業のサーバーやプロバイダに問題が起きていて、ダウンロードが遅い、あるいはできない場合があります。

サーバーとは、WebページやSNSを提供している企業側のコンピューターです。サーバーにアクセスが集中すると、サーバー自体がダウンしてしまうので、ダウンロードができなくなります。

サーバーにアクセスが集中している、あるいはサーバーがダウンした場合は、問題が解決するまで待つしか対処法はありません。

利用中の回線に問題があるケース

周辺機器やデバイス、ダウンロード元のページやサイトに問題がない場合は、利用中の回線に問題があるかもしれません。主な原因は以下のとおりです。

  • 速度制限がかかって低速になっている
  • 回線事業者やプロバイダ側で通信障害が発生している
  • 古い接続方式(VDSLやPPPoEなど)を利用している
  • 回線の品質自体が低速

それぞれ詳しく紹介します。

速度制限がかかって低速になっている

スマホやWi-Fiで契約しているプランのデータ容量上限を超えると、速度制限がかかることがあります。

モバイルWi-Fiやホームルーターでは「一定期間内に定められたデータ容量を超えると、決められた日まで通信速度が制限される」など、独自のルールが定められている場合もあるので注意しましょう。

速度制限がかかると、最大通信速度の上限が大幅に低下し、ダウンロードが遅くなります。速度制限に関しては以下の記事でも詳しく紹介しています。併せてご覧ください。

「「ドコモ光」やWiMAXのようなWi-Fiで速度制限がかかる目安とは?防ぐ方法も解説」

回線事業者やプロバイダ側で通信障害が発生している

自然災害やシステム障害により、回線事業者やプロバイダ側で通信障害が発生している可能性も考えられます。

障害の発生状況は、回線事業者やプロバイダの公式ホームページやSNSで発表されていることが一般的です。

古い接続方式(VDSLやPPPoEなど)を利用している

配線方式(インターネットに接続するための配線方法)や接続方式(インターネットに接続する経路や仕組み)によって、通信の快適さは異なります。

配線方式には、VDSL方式やLAN配線方式、光配線方式などがあります。配線方式のなかでも、比較的安定し、最大通信速度が高いのは光回線です。

一方、接続方式には、PPPoEとIPoEと呼ばれる規格があります。IPoEは、従来の接続方式であるPPPoEよりも混雑に強く、一般的に最大通信速度の上限や通信の安定性が高い傾向にあります。

古い施設・建物なら、配線方式や接続方式を確認してみましょう。VDSL方式やPPPoEの使用が原因で通信が安定していない可能性もあります。

配線方式や接続方式の詳細は以下の記事でも詳しく紹介しているので、より詳しく知りたい方は併せてご覧ください。

「VDSL方式とは?光回線との違いや回線速度が遅いときの対処法」

「PPPoEとは?新接続方式のIPoEとの違いを知って快適にネットを利用しよう」

回線の品質自体が低速

通信速度が安定しない回線や、通信速度が遅い回線だと、ダウンロードが快適に行えません。回線の快適さはモバイル回線や光回線など、回線の種類によっても異なります。

回線のなかでも最大通信速度が高いとされているのは光回線です。しかし、使用している環境や契約先の回線事業者によっても異なるので注意しましょう。

快適な通信ができているか、後述する方法を参考にして、現在使用している回線の速度をテストしてみてください。

ダウンロードが遅いと感じたらまずは通信速度を測定しよう

イメージ

ダウンロードが遅い原因が本体機器にあるのか、通信環境にあるのかすぐに判断するのは難しいかもしれません。原因別のチェックすべきポイントは以下のとおりです。

原因 チェックすべきポイント
回線に問題がある場合 ・スピードテストで速度が遅い
・SNSなどで同じ症状の報告がされている
・公式サイトで障害発生が報告されている
周辺機器やデバイスに問題がある場合 ・通信速度に問題はない
・デバイスを変えると正常にダウンロードできる
アクセス先のサイトに問題がある場合 ・通信速度に問題はない
・デバイスを変えてもダウンロードが遅い
・SNSなどで同じ症状の報告がされている
・公式サイトで障害発生が報告されている

回線の通信速度をチェックしたい場合は、スピードテストを活用しましょう。「スピードテスト」と検索すると、無料で利用できるサービスがヒットします。

ドコモ光であれば、回線を利用している地域やプロバイダを指定してチェックすることも可能です。手順は以下のとおりです。

  • NTT東日本・西日本の「SPEED TEST(フレッツ速度測定サイト)」にアクセス
  • 計測場所の都道府県を選択
  • 契約しているサービスを選択
  • 契約しているISP(プロバイダ)を選択
  • 建物の形態を選択
  • 利用している回線種別を選択
  • 利用規約にチェックして、「測定する」を選択

「SPEED TEST(フレッツ速度測定サイト)」では、インターネット区間とNTT東日本・西日本フレッツ網内でのダウンロード速度が表示されます。測定結果によっては、次の可能性が考えられます。

  • NTT東日本、西日本フレッツ網内区間(NTT区間)の速度が十分に出ている場合は、インターネット区間が混雑している
  • NTT東日本、西日本フレッツ網内区間(NTT区間)の速度が十分に出ていない場合は、利用者の本体機器やデバイス、もしくはNTT区間に問題がある

インターネット区間で問題が起きている場合は、問題が解決されるまで待つか、プロバイダを変更するしか対処法はありません。

しかし、本体機器やデバイス、あるいはNTT区間で問題が起きている場合は、いくつか対処法があります。原因別の対処法は以降で紹介するので、原因に応じた対処法を試してみてください。

ダウンロードが遅い場合の改善方法や対処法を原因別に紹介

ダウンロードが遅いときの改善方法や対処法を、以下の3つに分けて紹介します。

  • 周辺機器やデバイスに原因がある場合の対処法
  • ダウンロード元のページやサービス側に原因がある場合の対処法
  • 回線が原因の場合の対処法

ダウンロードだけでなく、通信速度が遅い場合の対処法は以下の記事でも紹介しているので、併せてご覧ください。

「通信速度が遅いのはなぜ?原因や改善策、自身で速度を調べる方法など解説」

周辺機器やデバイスに原因がある場合の対処法

周辺機器やデバイスが原因と考えられる場合は、以下の方法を試してみてください。

  • 周辺機器やデバイスを再起動してみる
  • 周辺機器やデバイスのファームウェア・OSをアップデートする
  • ウイルスチェックを行う
  • Wi-Fiルーターの設置場所や有線接続など使用環境を見直す
  • ストレージの空き容量を確保してからダウンロードする
  • セキュリティソフトを一時停止してからダウンロードする
  • Wi-Fiルーターへの同時接続台数を減らす
  • 通信機器やデバイスの買替えを検討する

それぞれ詳しく紹介します。

周辺機器やデバイスを再起動してみる

周辺機器やデバイスは精密機器です。長く使用していると小さなバグが発生し、動作に不具合が生じる場合があります。

一時的なバグであれば再起動によって内部システムがリセットされ、解消することもあるため、まずは再起動を試してみましょう。

周辺機器やデバイスのファームウェア・OSをアップデートする

ルーターやONUのファームウェア、デバイスのOSは機器を正常に動作させるための基盤となるソフトウェアをさします。

ファームウェアやOSは定期的に更新されています。古いものを使用していると動作に不具合が起こることがあるため、常に最新の状態に保っておくことが大切です。

自動でアップデートする設定もありますが、手動でのアップデートに設定している場合は注意しましょう。アップデートの方法は、使用している周辺機器やデバイスのメーカーの公式ホームページで確認できます。

ルーターに問題が発生している場合の対処法は以下の記事でも紹介しています。ファームウェアのアップデートに関しても紹介しているので、併せてご覧ください。

「ルーターの交換後にインターネットがつながらない場合の原因と対処法を解説!」

ウイルスチェックを行う

ファイルが勝手に増殖する、ソフトが勝手に立ちあがるなど、挙動がおかしい場合はウイルスチェックを行いましょう。ウイルスが検出されたら対処してください。

ウイルスをチェックするセキュリティソフトは、リアルタイムに動作するものや、デバイスに標準で備わっているものなどがあります。

ウイルスやマルウェアへの対処法は以下の記事でも詳しく解説しているので、併せてご覧ください。

「マルウェアとは?ウイルスとの違いや、今すぐできる対処法を解説!」 

Wi-Fiルーターの設置場所や有線接続など使用環境を見直す

Wi-Fiルーターは電波を発することで、インターネットに無線接続するための機器です。距離や使用環境に関して、以下のポイントに注意しましょう。

  • ルーターとデバイスの距離を近づける
  • ルーターとデバイスの間に家電や障害物を置かない
  • 回線の性能を発揮できる機器を使用する
  • 使用環境に応じて周波数帯(2.4GHz・5GHz)を使い分ける

たとえば、ルーターやLANケーブルの規格が古い場合、契約している回線の性能を十分に引き出せない可能性があります。規格によって、最大通信速度や利用できる周波数帯が決まっているためです。

周波数帯は、遠くまで届きやすい反面、電波干渉に弱い2.4GHzと、通信速度は比較的速い反面、障害物や遮蔽物に弱い5GHzに分けられます。環境によって使い分ければ安定した通信が可能になるかもしれません。

もしルーターの設置場所を変えられない場合や、距離がどうしても遠くなるなどの場合は、遠くまで安定して電波を届ける中継器の使用も選択肢のひとつです。

中継器や周波数帯の詳細は以下の記事でも詳しく紹介しているので、併せてご覧ください。

「メッシュWi-Fiと中継器の違いは?どっちがおすすめ?基礎知識からわかりやすく解説」

「ルーターや中継器で2.4GHzと5GHzを同時使用するデメリットを解説」

ストレージの空き容量を確保してからダウンロードする

ストレージ不足でダウンロードができないなら、空き容量を確保してからダウンロードを試してください。ストレージの容量不足を解消する方法は以下のとおりです。

  • 不要なファイルやアプリを削除・アンインストールする
  • ファイルやフォルダを圧縮する
  • インターネット一時ファイルを削除する
  • 内部ストレージを増設する
  • 外付けSSD・HDDなどの外部ストレージにファイルやデータを移動する
  • オンラインストレージ(クラウドストレージ)を活用する

詳しくは以下の記事で紹介しているので、ストレージ不足が原因の方は併せてご覧ください。

「パソコンの容量不足の解消手順!ストレージを増やす方法も併せて紹介」

セキュリティソフトを一時停止してからダウンロードする

セキュリティソフトが影響してダウンロードがブロックされたり遅くなったりする場合は、一時停止してからダウンロードを行ってみましょう。

ただし、セキュリティ上のリスクが高まるため、安全なファイルであることをよく確認することが大切です。

また、安全なファイルでも、ダウンロード後には再度セキュリティソフトを再開しておきましょう。

Wi-Fiルーターへの同時接続台数を減らす

Wi-Fiルーターの接続台数が多いことによって通信速度に影響が出ている場合は、接続台数を減らしてからダウンロードを行いましょう。

たとえば、使用していない機器や家電は接続を解除しておくことをおすすめします。

通信機器やデバイスの買替えを検討する

通信機器やデバイスのスペックが低いことや、故障していることが原因でダウンロード速度に影響している場合は、買替えを検討しましょう。

古い機器や故障した機器を使用していると、ダウンロード以外にも不具合や不便が生じ、ストレスの原因になります。

ダウンロード元のページやサービス側に原因がある場合の対処法

続いては、ダウンロード元のページやサービス側に原因がある場合の対処法です。

  • 運営に問い合わせる
  • ページやサーバーの復旧を待つ

それぞれ詳しく紹介します。

運営に問い合わせる

ファイルやデータが正常にダウンロードできない場合、サイト側の運営元に問い合わせてみましょう。

特定のページで障害が発生しており、ダウンロードできない場合はミラーサイト(障害やアクセス集中への対策として複製されたサイト)が用意されており、ダウンロードが可能な場合があります。

障害が発生している場合は、復旧の目処や代替策の案内をしてくれることもあるかもしれません。

ページやサーバーの復旧を待つ

サーバーダウンやシステム障害などで問題が発生している場合、復旧を待つしかないケースも少なくありません。

時間をおいて、復旧してからダウンロードを再開しましょう。

回線が原因の場合の対処法

続いては、回線側に問題がある場合の対処法です。

  • スマホのテザリングや予備の回線を使用する
  • 通信障害の復旧を待つ
  • IPv6やIPoEへ契約内容を見直す
  • 光回線をはじめとする速度が快適な回線へ乗り換える

それぞれ詳しく紹介します。

スマホのテザリングや予備の回線を使用する

使用している回線に問題が発生し、ダウンロードが遅くなっているなら、予備の回線を使用しましょう。

たとえば、光回線に問題が発生してパソコンでのダウンロードが遅くなっているなら、スマホのテザリング機能が便利です。テザリング機能とは、デバイスをWi-Fiルーターのように使用し、回線を共有する機能です。

テザリング機能の詳細や使用方法は以下の記事で詳しく紹介しています。併せてご覧ください。

スマホのテザリングでPCをインターネットにつなぐ方法や注意点を解説

通信障害の復旧を待つ

回線側で通信障害が発生している場合、ユーザー側は基本的に復旧を待つしかありません。

特定の回線で障害が発生しているなら、前述した予備の回線やスマホのテザリング機能の活用も有効です。

IPv6やIPoEへ契約内容を見直す

IPv6やIPoEは混雑に強い通信方式です。

IPv6は、従来のインターネットプロトコル(通信上の基本的なルール)であるIPv4の問題を解消するために開発されたもので、混雑に強いとされています。

IPoEとは、インターネットの接続方式のひとつで、従来の接続方式であるPPPoEに比べて通信の安定性が高いとされています。

IPv6やIPoEを利用できる契約に変更すれば、通信速度が改善され、ダウンロードも快適になるかもしれません。

なお、IPv6通信を利用する場合は、使用しているパソコンなどのデバイスがIPv6アドレスに対応している必要があります。IPv6やIPoEの詳細は以下の記事で詳しく紹介しています。併せてご覧ください。

「IPv6ルーターで通信速度アップを実現!導入のメリット・設定手順・選び方とは」

光回線をはじめとする速度が快適な回線へ乗り換える

使用している回線に問題があり、通信速度が安定しないなら、乗り換えを検討しましょう。

たとえば、ダウンロードファイルの容量が大きく、スマホやモバイルWi-Fiの通信速度では時間がかかるなら、光回線の契約をおすすめします。

快適な回線に乗り換えることで、ダウンロードだけでなくWeb閲覧やオンラインゲーム、ビデオ通話なども快適になることが期待できます。

インターネット利用中にダウンロードが遅いと感じるなら「ドコモ光」がおすすめ

ダウンロードが遅いと感じたら、「ドコモ光」への乗り換えがおすすめです。

「ドコモ光 10ギガ※1」なら、最大10Gbps※2の通信に対応しています。データ容量は無制限※3なので、Web閲覧やオンラインゲーム、テレワークなど、大量のデータを送受信する際も快適です。

全国エリアで利用可能な「ドコモ光 1ギガ」プランもあり、ニーズに合わせて選ぶことも可能です。また、「ドコモ光」契約者の方は、月額550円(税込)※4※5で加入できるオプションサービス「ネットトータルサポート※6」もご利用いただけます。

「ネットトータルサポート※6」は、「ダウンロードが遅く、原因や対処法がわからない」「インターネット接続の調子が悪い」などでお困りの方に便利なサービスです。通信につながる機器※7に関するあらゆるシーンをサポートいたします。

ダウンロード速度が遅い回線から快適な回線に乗り換えたい方や、困ったときに頼れるサポートサービスをお探しの方は、ぜひ「ドコモ光」をご検討ください。

月額料金
(ドコモ光1ギガ)※8
(マンション)
タイプA・C:定期契約あり4,400円(税込)、定期契約なし5,500円(税込)
タイプB:定期契約あり4,620円(税込)、定期契約なし5,720円(税込)
単独タイプ:定期契約あり4,180円(税込)、定期契約なし5,280円(税込)
(戸建)
タイプA・C:定期契約あり5,720円(税込)、定期契約なし7,370円(税込)
タイプB:定期契約あり5,940円(税込)、定期契約なし7,590円(税込)
単独タイプ:定期契約あり5,500円(税込)、定期契約なし7,150円(税込)
月額料金
(ドコモ光10ギガ)※9
タイプA・C:定期契約あり6,380円(税込)、定期契約なし8,030円(税込)
タイプB:定期契約あり6,600円(税込)、定期契約なし8,250円(税込)
単独タイプ:定期契約あり5,940円(税込)、定期契約なし7,590円(税込)
契約期間 なし または 2年定期契約
最大通信速度※2 ドコモ光 1ギガ:最大1Gbps
ドコモ光 10ギガ※1:最大10Gbps
お申込み方法 ①ご相談フォームで受付
②ご相談(希望の曜日・時間に電話)
③お申込み完了(そのまま電話でお申込み可能)

※1 「ドコモ光 10ギガ」の対象エリアは、一部に限られます。詳しくはこちら
※2 ベストエフォート値による最大通信速度
※3 データ利用量が特に多い場合は、速度制限や通信が中断されることがあります。
※4 お申込みされると、ご利用の有無にかかわらず月額使用料が発生します。画面共有を利用したご案内は、通信料が発生します。
※5 修理、訪問サポート、データ復旧、オンラインパソコン教室をご利用の場合には、内容に応じた料金のお支払いが別途必要となります。
※6 ネットトータルサポートの訪問サポート・修理・データ復旧・買取は、ドコモが委託する協力会社による提供です。
※7 通信につながる機器とは、パソコン、パソコン周辺機器、テレビ、ルーターなど、ドコモが別途指定する機器をいいます。
※8 定期契約プランは、2年間同一の「ドコモ光」契約を継続して利用することが条件となり、解約(定期契約のない料金プランへの変更含む)のお申出がない場合は自動更新となります。当該期間内での解約、定期契約のない料金プランへの変更などの場合、更新期間を除いて戸建タイプ 5,500円(税込)、マンションタイプ4,180円(税込)の解約金がかかります〈2022年6月30日以前にお申込みのお客さまの場合、戸建タイプ14,300円(税込)、マンションタイプ8,800円(税込)の解約金となります〉
※9 2年間同一の「ドコモ光」の継続利用が条件となり、当該期間内での解約、定期契約のない料金プランへの変更などの場合、更新期間を除いて5,500円(税込)の解約金がかかります。なお、「ドコモ光」とペア回線(「ドコモ光」と対になる携帯電話回線)の契約期間および更新期間はそれぞれ異なりますので、ご注意ください。

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ダウンロードが遅いと感じたら乗り換えも検討しよう

パソコンやスマホを利用してダウンロードが遅いと感じたら、周辺機器やデバイス、ダウンロード元のサイトやページ、回線に問題が起きている場合があります。

まずはダウンロードが遅い原因を確かめ、原因に応じた対処法を試してみましょう。対処法を試しても改善されないときは、インターネット回線サービス自体を見直してみるのも選択肢のひとつです。

回線に問題があり、快適にインターネットを利用できる回線への乗り換えを考えている方は、ぜひ「ドコモ光」をご検討ください。回線や通信機器のトラブルでお困りの際にご相談いただけるオプションサービス「ネット​​トータルサポート※10」もご用意しています。

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