通信速度が遅いのはなぜ?原因や改善策、自身で速度を調べる方法など解説

通信ノウハウ 通信速度 トラブル

現代のインターネット通信は、日常生活において欠かせないものになってきています。インターネットの通信速度が遅いと、作業や調べものが捗らないため悩んでしまうでしょう。

通信速度が遅くなる原因は複数あるので、自身で通信速度を改善したいのであれば、主な原因を理解して適切に対処する必要があります。

この記事では、インターネットの通信速度が遅くなる原因や改善策について解説します。

自身で通信速度を調べる方法も紹介するので、通信速度が遅いと悩んでいる方は、ぜひ参考にしてください。

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記事サマリー

インターネットの通信速度が遅いと感じる3つの原因

インターネットの通信速度は、さまざまな要因によって変わりますが、通信速度が遅いと感じるときは主に以下の3つの原因が考えられます。

  • デバイスの問題
  • 周辺機器の問題
  • 回線の問題

それぞれを解説します。

原因① デバイスに問題がある

現在利用しているデバイスに問題があり、インターネットの通信速度が遅いと感じる場合は主に以下の原因が考えられます。

  • 未更新のプログラムが溜まっている
  • デバイスが古く、CPUやメモリーなどのスペックが不足している
  • セキュリティソフトや常駐ソフトなど、バックグラウンドで起動中のソフトが影響を与えている

また、デバイス内部でエラーが生じている場合や、そもそもデバイス自体が故障している場合もあるでしょう。

原因② ルーターやONUなどの周辺機器に問題がある

ルーターやONU、モデムなどの周辺機器に問題があるときも通信速度が遅いと感じます。

これらの周辺機器は電子機器のため、長期間電源を入れっぱなしにしているとエラーが起こることがあります。Wi-Fiルーターに関しては、ファームウェアの未更新や、型が古く性能が劣っているといったこともあるでしょう。

そのほか、周辺機器自体が故障しているケースも考えられます。

原因③ インターネット回線に問題がある

そもそもインターネット回線自体の通信速度が遅いことも考えられます。同じ固定回線でも、最大通信速度(下り)は以下のとおり異なります。

  • 光回線:一般的に1Gbpsが多い
  • ADSL回線:50Mbps
  • CATV回線:320Mbps

通信速度はさまざまな要因によって変化しますが、一般的に最大通信速度が速いほど通信速度も速くなる傾向があります。

また、回線の速度は問題がなくても、プロバイダ側の混雑で通信速度が遅くなることも考えられます。特に、決まった時間帯に接続状態が悪くなる場合は、プロバイダに原因がある可能性が高いです。

マンションの場合は配線方式に注意

マンションのような集合住宅に住んでいる場合には、配線方式が原因で通信速度が遅いと感じることがあります。その理由は、マンションでは共有スペースまで光回線が引かれていても、各部屋への配線方式で通信速度が変わるからです。

マンションで使われている配線方式と特徴は以下になります。

配線方式特徴
光配線方式各部屋へも光ファイバーが接続されており、配線方式では最も速く、最大通信速度は1Gbpsが多い
LAN配線方式各部屋まではLANケーブルでつないでいるため、電話回線より速く、最大通信速度は100~800Mbps
VDSL配線方式各部屋までは電話回線でつないでいるため、通信が遅くなる傾向があり、最大通信速度は100Mbps

LAN配線方式やVDSL配線方式は光配線方式より通信速度が劣る傾向があるため、注意が必要です。

特にVDSL配線方式は電話回線を利用するため、通信速度が低くなり、回線混雑の影響も受けやすくなります。

自身で現在の通信速度を調べる方法

イメージ

インターネット回線の通信速度は自身で調べられるため、通信速度が遅いと感じたら確認してみると良いでしょう。

代表的なツールとしてはGoogle「インターネット速度テスト」があり、通信速度・Ping値の測定が可能です。

ツールを利用したいときは、Googleのサイト検索で「インターネット速度テスト」と入力すれば表示されます。その後は「速度テストを実行」をクリックするだけなので、簡単に診断ができて便利です。

そのほか、外部の回線速度測定サイトを利用する方法もあります。

なお、ドコモユーザーであれば「ドコモスピードテストアプリ」で、スマホなどの速度テストが可能です。アプリではドコモのWi-Fiスポット検索やドコモショップ検索などもできるため、ぜひご活用ください。

コンテンツを快適に楽しむために必要な通信速度

通信速度には「上り」と「下り」があります。上りは、主にメールの送信や写真投稿、動画の投稿などに関係し、インターネット上にデータをアップロードするときの速さをあらわすものです。

一方、下りは、主にメールの受信やWebサイトの閲覧、動画の視聴、オンラインゲームの読み込みなどに関係し、インターネット上のデータをダウンロードするときの速さをあらわしています。

コンテンツごとに、快適に楽しめる通信速度の目安を表にしたので参考にしてください。

コンテンツの種類通信速度の目安(上り)通信速度の目安(下り)
メール1Mbps128Kbps〜1Mbps
Web・SNS閲覧-1Mbps〜10Mbps
写真3Mbps-
動画10Mbps3Mbps〜25Mbps
Web会議1Mbps〜2Mbps10Mbps~30Mbps
オンラインゲーム30Mbps以上30Mbps〜100Mbps

なお、サイトの閲覧や動画視聴など、一般的にインターネットでよく利用されるコンテンツは「下り」の速度が重要となります。

通信速度が遅いと感じたときに試したい改善方法

通信速度が遅いと感じたときは、以下の方法を試すと改善されることがあります。

  • 通信障害の有無を調べる
  • デバイスや周辺機器を再起動する
  • ルーターの設置場所を変える
  • 事業者に問い合わせ・相談する
  • インターネット回線やプロバイダを見直す

各内容を理解して、問題に対処できるようにしておきましょう。

通信障害の有無を調べる

急に通信速度が遅くなったときは、インターネット回線やプロバイダで通信障害が生じている可能性が考えられます。

その場合は事業者の公式ページやSNSで、通信障害の有無を調べましょう。もしも通信障害であればユーザー側では対処ができないので、基本的に回復を待つしかありません。

デバイスや周辺機器を再起動する

デバイスまたはルーターなどの周辺機器の内部でエラーが生じている場合は、再起動を試すのも有効です。再起動することで動作が正常になり、通信速度が回復することがあります。

通信速度が遅いと感じたときは、再起動後にインターネットへの再接続を試してみましょう。

ルーターの設置場所を変える

電波は金属などの遮蔽物があると反射してしまうため、ルーターの周辺に遮蔽物がないか確認しましょう。加えて、電化製品が近くにあったりデバイスとの距離が遠かったりする場合も、通信速度が遅くなる原因になります。

その場合は、ルーターの設置場所を変えたり、デバイスとの距離を近くしたりすることで、通信速度が改善されることがあります。

事業者に問い合わせ・相談する

専門的な知識がなく原因がわからないなら、回線事業者やプロバイダに問い合わせて相談するのも手段のひとつです。症状に合せたアドバイスをもらえるので、問題を解決できる可能性が高くなるでしょう。

ただし、時間帯によっては受付時間が終了しており連絡ができない場合や、混雑してつながらない場合があるため注意が必要です。

また、事前にオプションへの加入がなければサポートを受けられないこともあるので、確認しておきましょう。

インターネット回線やプロバイダを見直す

通信速度が遅く感じるのは、インターネット回線自体の通信速度が遅かったりプロバイダに問題があったりするケースもあります。

回線事業者は通信の「速さ」、プロバイダは「安定性」に影響するため、どちらも重要です。通信速度が遅い状態が続くようなら、回線事業者やプロバイダの見直しも検討したほうが良いかもしれません。

通信速度が遅くて回線やプロバイダを見直すなら「ドコモ光」がおすすめ

回線やプロバイダの乗り換えを検討するのなら「ドコモ光」がおすすめです。

「ドコモ光」では、最大通信速度1Gbpsの「ドコモ光 1ギガ」のほか、最大通信速度10Gbpsの「ドコモ光 10ギガ」も選択できます。高速通信対応の「ドコモ光 10ギガ」であれば、オンラインゲームやWeb会議といった大容量コンテンツもストレスなく楽しめるでしょう。

また、プロバイダは複数社から選択でき、プロバイダによってはルーターの無料レンタルサービスを行っているところもあります。

通信速度が遅くてルーターの買換えを考えている方は、このようなサービスを提供しているプロバイダをご検討ください。無料レンタルサービスを活用すれば、おトクにインターネット環境を整えやすくなるでしょう。

「ドコモ光」が提供する2つのプランの詳細は、以下の表よりご確認いただけます。

月額料金(ドコモ光 1ギガ)※1(マンション)
タイプA:定期契約あり4,400円(税込)、定期契約なし5,500円(税込)
タイプB:定期契約あり4,620円(税込)、定期契約なし5,720円(税込)
単独タイプ:定期契約あり4,180円(税込)、定期契約なし5,280円(税込)
(戸建)
タイプA:定期契約あり5,720円(税込)、定期契約なし7,370円(税込)
タイプB:定期契約あり5,940円(税込)、定期契約なし7,590円(税込)
単独タイプ:定期契約あり5,500円(税込)、定期契約なし7,150円(税込)
ドコモ光ミニ:定期契約あり2,970~6,270円(税込)、定期契約なし4,620~7,920円(税込)
月額料金(ドコモ光 10ギガ)※2タイプA:定期契約あり6,930円(税込)、定期契約なし8,580円(税込)
タイプB:定期契約あり7,150円(税込)、定期契約なし8,800円(税込)
単独タイプ:定期契約あり6,490円(税込)、定期契約なし8,140円(税込)
契約期間なし または 2年定期契約
最大通信速度※3ドコモ光 1ギガ:最大1Gbps
ドコモ光 10ギガ※4:最大10Gbps
申込み方法①ご相談フォームで受付
②ご相談(希望の曜日・時間に電話)
③申込み完了(そのまま電話で申込み可能)

※1 定期契約プランは、2年間同一の「ドコモ光」契約を継続して利用することが条件となり、解約(定期契約のない料金プランへの変更含む)のお申出がない場合は自動更新となります。当該期間内での解約、定期契約のない料金プランへの変更などの場合、更新期間を除いて戸建タイプ 5,500円(税込)、マンションタイプ4,180円(税込) 、ドコモ光ミニ2,970円(税込)の解約金がかかります〈2022年6月30日以前にお申込みのお客さまの場合、戸建タイプ14,300円(税込))(ドコモ光ミニ含む)、マンションタイプ8,800円(税込)の解約金となります〉
※2 2年間同一の「ドコモ光」の継続利用が条件となり、当該期間内での解約、定期契約のない料金プランへの変更などの場合、更新期間を除いて5,500円(税込)の解約金がかかります(2022年6月30日以前にお申込みのお客さまの場合、14,300円(税込)の解約金がかかります)。なお、「ドコモ光」とペア回線(「ドコモ光」と対になる携帯電話回線)の契約期間および更新期間はそれぞれ異なりますので、ご注意ください。
※3 ベストエフォート値による最大通信速度
※4 提供エリアは一部地域に限る

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※1 「ドコモ光」契約者と同一「ファミリー割引」グループ内の「eximo※2」「irumo(0.5GBを除く)」の契約者が対象です。「はじめてスマホプラン」「U15はじめてスマホプラン」は対象外です。同一「ファミリー割引」グループ内に「ドコモ光」「home 5G プラン」の両方が存在する場合は、「ドコモ光セット割」が適用されます。また、「ドコモ光ミニ」「home 5G プラン」の両方が存在する場合は、「home 5G セット割」が適用されます。月額料金が日割り計算となる場合は、割引額も日割り計算となります。

※2 「5Gギガホ プレミア」「5Gギガホ」「5Gギガライト(1GB超)」「ギガホ プレミア」「ギガホ」「ギガライト(1GB超)」も対象となります。「5Gギガライト/ギガライト(1GB超~3GB)」は550円(税込)/月を割引します。また「5Gギガライト」「ギガライト」のご契約で、ご利用データ量が1GB以下の場合は対象外となります。

通信速度が遅いときは回線やプロバイダの見直しも検討しよう

通信速度が遅くなるのは、デバイス、周辺機器、インターネット回線という3つのどこかに原因があると考えるのが妥当です。

また通信速度が遅いと感じたら、各コンテンツを快適に楽しめる通信速度の目安を把握した上で、一度自身で現在の通信速度を調べてみることをおすすめします。

なお、改善策を試しても通信速度が回復しなかったり、通信速度の遅い状態が続いたりするようなら、回線やプロバイダの見直しも視野にいれると良いかもしれません。

「ドコモ光」なら最大通信速度1Gbpsと最大通信速度10Gbpsのプランを選択でき、プロバイダの数も豊富にあります。回線の乗り換えを考えている方は、ぜひ「ドコモ光」をご検討ください。

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※「Wi-Fi」は、Wi-Fi Allianceの登録商標です。

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