ファイルサーバーを高速化する方法は?快適な通信速度の目安も解説

通信ノウハウ

データを共有するためにファイルサーバーを利用している方も多いのではないでしょうか。ファイルサーバーのデータ転送が遅いと、業務に支障が出る可能性が高くなります。

そのため、仕事でファイルサーバーを使う方にとって、データ転送の高速化は重要な課題です。

本記事では、ファイルサーバーの概要や速度が遅い原因、高速化する方法を解説します。

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記事サマリー

ファイルサーバーとは

ファイルサーバーとは、同じネットワークに接続しているほかの人と、ファイルやデータを共有するためのサーバーです。

近年では、デバイスに標準搭載されている同じOS間でファイルを共有するために、機能を用いてファイルサーバーを構築するケースもあります。

一度ファイルサーバーを構築すれば、異なるデバイスからファイルを開いて、自由にデータのダウンロードやアップロードが可能になります。

ファイルサーバーは、大きく分けると「オンプレミス型」と「クラウド型」があり、それぞれの特徴は以下のとおりです。

  • オンプレミス型:自前でサーバーやネットワーク機器を設置し管理・運用する方式
  • クラウド型:インターネット上のクラウドサービスを用いて構築する方式(IaaS、Paas、SaaSなど)

なお、クラウド型のファイルサーバーについては、以下も併せてご覧ください。

「クラウドサービスの信頼性とは?注意すべきリスクやセキュリティ対策を解説」

NASとの違い

NASは「Network Attached Storage」の略称で、LAN接続型HDDとも呼ばれるファイルサーバーと似た機能を持つストレージデバイスです。

一般的な外付けHDDはUSB端子を利用して物理的にデバイスと接続しますが、NASはネットワーク上でデータを共有します。

NASは、ファイルサーバーとほぼ同じようにほかのデバイスからも利用可能ですが、ファイルサーバーはファイルを保管・共有するシステムをさす言葉として用いられます。

NASについては、以下のも併せてご覧ください。

「Windowsのバックアップ先はNASがおすすめ!保存方法や注意点を解説」

ファイルサーバーを快適に利用できる通信速度の目安

ファイルサーバーを快適に利用できる通信速度の目安は、以下のとおりです。

  • 少量データ転送:1~10Mbps程度
  • 大容量ファイル共有:50~100Mbps程度
  • ビジネス利用:50〜100Mbps程度推奨

通信速度は、スムーズな業務を行う上で重要な要素であり、速度が速いほど、円滑に情報共有が可能です。

一方、ファイルサーバーの利用中に通信速度が低速する場合があります。ファイルサーバーの転送速度が遅くなってしまうと、業務進行の妨げになる可能性があります。

ファイルサーバーが低速化してしまった場合は、次項のファイルサーバーを高速化する方法を参考にしてください。

ファイルサーバーを高速化する方法

本項目では、ファイルサーバーの通信速度を改善する方法を紹介します。

  • ファイルサーバーの容量不足を解消する
  • ファイルサーバーを買替える
  • 通信環境を見直す

ファイルサーバーの容量不足を解消する

ファイルサーバーの容量不足は、速度低下の代表的な原因です。

不要なデータを削除して、ファイルサーバー内の容量を軽くすると問題が解消される場合があります。

また、メモリの増設やプランのアップロードを行うと、容量不足の解消や処理性能の向上など改善効果が期待できます。

なお、メモリ増設による効果は、以下も併せてご覧ください。

「メモリ増設の効果とは?パソコンを高速化したいときに知っておきたい注意点も解説」

ファイルサーバーを買替える

オンプレミス型ファイルサーバーの物理的な劣化も、転送速度の低下を招く大きな要因となります。

国税庁が定める減価償却資産の耐用年数表を参照すると、電子計算機の耐用年数は約5年です。

使用年数が5年に近い、もしくは超過している場合は、データをバックアップして、ファイルサーバー本体の買替えを検討しましょう。

出典:国税庁「主な減価償却資産の耐用年数表」

通信環境を見直す

ファイルサーバー自体に問題が発生していない場合は、通信環境に原因がないか見直すことも大切です。

たとえば、ケーブルの接続不良や規格外ケーブルの使用、ネットワーク内でのIPアドレスの重複、誤ったIPアドレスの指定などが挙げられます。

また、インターネット回線が不安定だと、ファイルサーバーへの転送速度が低下する要因にもなります。

VPNやLANを利用している場合でも、多数の人が同時に接続していたり、大容量のファイルをアップロードしたりすると、ファイルサーバーの転送速度は低下しやすくなります。

ルーターの再起動なども含めさまざまな対処法を試しても、解消されない場合はインターネット回線の乗り換えも検討しましょう。

快適な転送速度でデータのやり取りをするなら「ドコモ光」がおすすめ

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ファイルサーバーでのデータのやり取りは、利用しているインターネット回線の通信速度が遅いと時間がかかります。

快適な転送速度でデータのやり取りをするなら、多数あるサービスのなかでも「ドコモ光」がおすすめです。

「ドコモ」では、一部地域で最大10Gbps対応の「ドコモ光 10ギガ」を提供中で、以下の特徴やメリットがあります。

  • 月額料金は2年定期契約で6,380円(税込)〜※1
  • 複数のプロバイダから好みの事業者を選べる
  • 新規工事料は特典で実質無料※2
  • 「ドコモ」のスマホとのセット割で最大1,100円(税込)の割引※3
  • dカード GOLD※4で料金を支払うとdポイントが効率的にたまる※5
  • そのほか特典が盛りだくさん

「ドコモ光」では、新規お申込みの方であれば工事料に相当するdポイント(期間・用途限定)をプレゼントする特典※2もあり、利用開始月の1か月後の月から24か月間にわたって分割して進呈されます。

また、「ドコモ光」のご利用料金1,000円(税抜)につき、dポイントが10ポイントたまる点も特徴です。「ドコモ光」の料金の支払いをdカード GOLD※4で行う場合は、条件を満たすと通常の10倍ポイントがたまります※5。

dカード GOLDを利用している方であればdポイントを効率良くためられるので、おすすめです。

なお、「ドコモ光 10ギガ」の現在の提供エリアは、こちらからご確認いただけます(提供エリアは順次拡大予定)。

また、「ドコモ光」はベストエフォート型サービスです。最大通信速度は技術規格上の最大値となり、お客さま宅内での実使用速度はお客さまのご利用環境・ご利用機器、回線の混雑状況などによって低下する可能性がある点にはご注意ください。

快適な通信速度でファイルサーバーを利用したい方は、「ドコモ光 10ギガ」を検討してみてはいかがでしょうか。

※1 2年間同一の「ドコモ光」の継続利用が条件となり、当該期間内での解約、定期契約のない料金プランへの変更などの場合、更新期間を除いて5,500円(税込)の解約金がかかります。なお、「ドコモ光」とペア回線(「ドコモ光」と対になる携帯電話回線)の契約期間および更新期間はそれぞれ異なりますので、ご注意ください。
※2 回線工事種類に応じたdポイントをプレゼントいたします。特典進呈期間中に「ドコモ光」を解約となった場合、解約月の1か月後の月からdポイント(期間・用途限定)の付与は終了となります。新規契約の契約事務手数料(3,300円(税込))は別途必要となります。特典適用対象工事料は「ドコモ光」の通常工事料のみとし、土日・祝日工事の追加工事料、「ドコモ光電話」などのオプション工事料、工事内容によって発生する追加料金は無料特典の適用外です。
※3 「ドコモ光」契約者と同一「ファミリー割引」グループ内の「eximo」 「eximo ポイ活」 「irumo(0.5GBを除く)」 「5Gギガホプレミア」「5Gギガホ」「5Gギガライト(1GB超)」「ギガホ プレミア」「ギガホ」「ギガライト(1GB超)」の契約者が対象です。「5Gギガライト/ギガライト(1GB超~3GB)」は550円/月を割引します。また「5Gギガライト」「ギガライト」のご契約で、ご利用データ量が1GB以下の場合は対象外となります。同一「ファミリー割引」グループ内に「ドコモ光」「home 5G プラン」の両方が存在する場合は、「ドコモ光セット割」が適用されます。月額料金が日割り計算となる場合は、割引額も日割り計算となります。
※4 dカード GOLDの年会費は11,000円(税込)、入会には一定の審査があります。
※5 ドコモのケータイ/「ドコモ光」のご利用金額1,000円(税抜)につき100ポイント進呈いたします。各種割引サービス適用後の基本使用料、通話・通信料、付加機能使用料の金額となります(ただし、FOMAサービスの利用金額のうちFOMA位置情報/FOMAユビキタスサービスにかかる基本使用料および通信料は除きます)。各種手数料、電報料、コンテンツ使用料/iモード情報料、コレクトコール通話料、ケータイのご購入代金分割支払金/分割払金、ドコモ口座による利用代金(送金依頼額および利用料)、消費税、「ケータイ補償サービス」「ケータイ補償 お届けサービス」ご利用時のお客さまご負担金、「ドコモ光」事務手数料・工事料および光訪問サポート利用料など1回ごとにお申込みが必要となるサービスなどはdポイント進呈の対象外となります。

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原因に応じた対処を行ってファイルサーバーを快適に利用しよう

ファイルサーバーとは、同じネットワークに接続しているほかの人とファイルやデータを共有するためのサーバーをさします。

ファイルサーバーを構築すれば、異なるデバイスからファイルを開いてデータのダウンロードやアップロードが可能です。

ファイルサーバーの通信速度が遅くなる原因はさまざまで、インターネット回線の通信速度が低下する場合も挙げられます。

なお、インターネット回線の乗り換えを検討するなら「ドコモ光 10ギガ※6」がおすすめです。

一部地域限定ではあるものの、最大10Gbps※7の高速通信が可能なため、ファイルサーバーを快適に利用したい方はぜひご検討ください。

※6「ドコモ光 10ギガ」の対象エリアは、一部に限られます。詳しくはこちら
※7 ベストエフォート値による最大通信速度

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