クラウドサービスの信頼性とは?注意すべきリスクやセキュリティ対策を解説

通信ノウハウ

スマホやパソコンに保存できるデータ量には限界があるため、写真や動画などをクラウドサービスに保存している方も多いのではないでしょうか。近年、一般的に利用されているクラウドサービスですが、注意すべきリスクもあります。

本記事では、クラウドサービスの信頼性について説明します。

併せて、クラウドサービス利用時に注意すべきサイバー攻撃や、有効なセキュリティ対策なども説明するので、ぜひ参考にしてください。

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記事サマリー

クラウドサービスの信頼性

クラウドサービスは、データやソフトウェアなどをインターネット経由でさまざまなデバイスから利用できます。クラウドサービスのメリットは、主に以下が挙げられます。

  • 時間や場所を問わず利用できる
  • データの共有が容易
  • 容量の拡張が容易

インターネットに接続できる環境さえあれば、時間や場所を問わず、好きなタイミングでクラウドサービスを利用できます。

また、データの共有や容量の拡張が容易な点も、クラウドサービスの大きなメリットです。クラウドサービスにファイルを保存すると、データの共有をスムーズに行うことができ、保存容量が上限に近づいた場合でも拡張が可能です。

クラウドサービスは大きく「SaaS」「PaaS」「IaaS」の3つに分かれます。以下の違いを把握した上で、必要なサービスを選ぶことが重要です。

SaaS インターネット経由でアプリやソフトウェアを提供する
PaaS インターネット経由でOSやサーバーソフトなどの開発環境を提供する
IaaS インターネット経由でサーバーやネットワークなどのインフラ機能を提供する

なお、クラウドサービスはインターネット経由で提供されるサービスのため、利用する際にはリスクが伴いますが、各事業者によりリスクに対する対策が行われています。

また、クラウドサービス事業者によるデータ保護やセキュリティ対策が適切であることをマークとして示す制度もあります。

  • ISMSクラウドセキュリティ認証
  • クラウド情報セキュリティ監査制度
  • ASP・SaaS情報開示認定制度
  • ISMAP 政府情報システムのためのセキュリティ評価制度 

上記はクラウドサービス導入時の参考として利用できます。十分なサイバーセキュリティ対策が施されているサービスを選びましょう。

クラウドサービスにおけるサイバー攻撃の脅威

クラウドサービスにおけるサイバー攻撃の例は、主に以下のとおりです。

  • DDoS攻撃
  • ゼロデイ攻撃
  • 標的型攻撃
  • ランサムウェア
  • マルウェア

DDoS攻撃は、大量のデータや問い合わせを送りつけることでサーバーやシステムをダウンさせるサイバー攻撃です。クラウドサービスは常にインターネットに接続された状態で稼働しているため、DDoS攻撃のターゲットになる可能性が高いです。

ゼロデイ攻撃は、修正プログラムの適用前にソフトウェアの脆弱性を狙って行われる攻撃です。修正プログラムが配布されるまでの間に実行されるため、根本的な対策を講じることは困難です。

標的型攻撃は、名前のとおり特定のターゲットを狙ったサイバー攻撃をさします。有名な例として、取引先の企業を装って、ウイルスを仕込んだメールを送付する手法があります。

ランサムウェアは、ウイルスへの感染でシステムやファイルをロック・暗号化して「人質」にとり、「ランサム(Ransom)=身代金」を要求するマルウェアをさします。

マルウェアは、システムやファイルをウイルスに感染させて、データを改ざんしたり登録されている情報を盗んだりするソフトウェアの総称です。ランサムウェアを含む多くの種類があります。

クラウドサービスの注意すべきセキュリティリスク

クラウドサービスを利用する際に注意すべきセキュリティ上のリスクは、主に以下が挙げられます。

  • 情報漏洩
  • データ消失
  • 不正アクセス

クラウドサービスへのサイバー攻撃の影響で、保存していたデータや情報が漏洩してしまう危険があります。また、クラウドサービスに障害や不具合が発生すれば、保存したデータが消失する可能性もあるでしょう。

クラウドサービスで情報漏洩が発生し、IDやパスワードも流出した場合、ほかのサービスへの不正アクセスや口座情報の不正利用などでさらなる被害を受ける可能性もあります。

クラウドサービスを利用する際のセキュリティ対策

クラウドサービスを安全に利用するためにはユーザー側のセキュリティ対策は欠かせません。有効な対策方法は、主に以下が挙げられます。

  • クラウドサービスの選択を慎重に行う
  • 情報を暗号化する
  • ユーザー認証を強化する
  • データのバックアップを取る
  • データの保管場所を適切に把握する
  • アクセスを制御する

それぞれの対策を詳しく説明します。

クラウドサービスの選択を慎重に行う

クラウドサービスは、サイバー攻撃を受けやすい環境のため、事業者は独自のセキュリティ対策を講じています。それぞれのサービスで実施されているセキュリティ対策を確認し、導入するサービスを慎重に選びましょう。

情報を暗号化する

「情報の暗号化」とは、データや通信を暗号化し第三者が解読できない状態にすることです。情報の暗号化により、万が一、データが盗まれても読み取られるリスクを抑えられます。

個人情報などの機密性の高い情報をクラウドサービスに保存する場合は、暗号化を徹底しましょう。

ユーザー認証を強化する

クラウドサービス利用時のユーザー認証が、IDやパスワードの入力のみだと、情報が流出した場合に不正アクセスされる可能性が高まります。ワンタイムパスワードや生体認証などを組み合わせた多要素認証の活用で、不正アクセスを防げる可能性が高くなります。

データのバックアップを取る

クラウドサービスを利用する際、保存したデータが消失する可能性があります。外部ストレージや別のシステムを利用し、こまめにバックアップを取るようにしましょう。

データの保管場所を適切に把握する

クラウドサービスには膨大なデータが保管できますが、各データの保管場所はきちんと把握しましょう。

データの整理や管理ができていない状態で不正アクセスなどの被害に遭った場合、気づくのが遅れてより深刻な状況になる可能性があります。

アクセスを制御する

不正アクセスのリスクを抑えるためには、適切なアクセスの制御が欠かせません。データにアクセスできるIPアドレスやデバイスの制限を行うことで、外部からの不正アクセスの防止につながります。

セキュリティ性を向上させたい方には「ドコモ光」がおすすめ

クラウドサービスをあんしんして利用するためには、セキュリティ対策を行うことが重要です。セキュリティ対策の方法はさまざまですが、インターネット回線の事業者が提供しているサービスも利用できます。

なお、自宅でクラウドサービスを利用する際におすすめのセキュリティ対策は、「ドコモ光」の契約者が月額385円(税込)で利用できる「ドコモ」の「ネットワークセキュリティ」です。

「ネットワークセキュリティ」では、マカフィー社※1※2が提供する総合セキュリティサービス「PCセキュリティ」が利用できます。最大3台のパソコンにインストールし、セキュリティ対策ができます。

セキュリティの向上を図れて光回線の性能にも優れている「ドコモ光」には、以下のメリットがあります。

  • 超高速の10ギガプランがある
  • 通信制限がない※3のであんしんして使える

光回線の一般的な通信速度は1Gbpsで、ほかのインターネット接続手段と比べると十分な速さですが、「ドコモ光」には最大通信速度10Gbpsの「ドコモ光 10ギガ」もあり、高速通信環境を構築したい方におすすめです。

なお、「ドコモ光 10ギガ」は提供エリアが限定されているため注意しましょう。現在の提供エリアは、こちらからご確認いただけます(提供エリアは順次拡大予定)。

また、「ドコモ光」はベストエフォート型サービスです。最大通信速度は技術規格上の最大値となり、お客さま宅内での実使用速度はお客さまのご利用環境・ご利用機器、回線の混雑状況などによって低下します。

光回線は通信制限がない場合が多く、「ドコモ光」も通信制限を設けていません※3。そのため、動画の視聴やゲームなど大容量のデータのダウンロードがしやすくなります。

セキュリティ対策をしながら快適にクラウドサービスを利用したい方は、ぜひ「ドコモ光」をご検討ください。

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※「ドコモ光」契約者と同一「ファミリー割引」グループ内の「eximo」 「eximo ポイ活」 「irumo(0.5GBを除く)」 「5Gギガホプレミア」「5Gギガホ」「5Gギガライト(1GB超)」「ギガホ プレミア」「ギガホ」「ギガライト(1GB超)」の契約者が対象です。「5Gギガライト/ギガライト(1GB超~3GB)」は550円/月を割引します。また「5Gギガライト」「ギガライト」のご契約で、ご利用データ量が1GB以下の場合は対象外となります。同一「ファミリー割引」グループ内に「ドコモ光」「home 5G プラン」の両方が存在する場合は、「ドコモ光セット割」が適用されます。月額料金が日割り計算となる場合は、割引額も日割り計算となります。

※1 「McAfee」「マカフィー」は米国およびその他の国におけるMcAfee LLCの商標です。
※2 マカフィーはセキュリティ技術でのグローバルリーダーです。マカフィーの製品は、その高い技術力と適合性で数多くのグローバル企業や日本の企業に採用され、世界中のお客さまのインターネットライフを保護しています。
※3 データ利用量が特に多い場合は、速度制限や通信が中断される場合があります。

クラウドサービスを利用する際は万全なセキュリティ対策を行おう

イメージ

クラウドサービスは便利なサービスですが、利用する際にはセキュリティに対する意識をしっかりと持つことが重要です。セキュリティ対策を実施しているサービスを選ぶのはもちろんのこと、ご自身でも情報の暗号化やユーザー認証の強化でセキュリティの向上を図りましょう。

なお、セキュリティ対策には、回線事業者やプロバイダが提供しているサービスの利用もご検討ください。自宅でセキュリティ対策をしながらクラウドサービスを利用したい方には、「ドコモ光」がおすすめです。

「ドコモ光」では、月額385円(税込)で「ドコモ」の「ネットワークセキュリティ」を利用できます。

また、光回線の性能も優れており、高速のインターネット通信が可能です。通信制限もない※4ので、大容量のデータをダウンロード・アップロードする機会が多い方でも、データ容量のことを心配せずにインターネットを利用できます。

セキュリティ性を向上させてクラウドサービスを利用したい方は、ぜひ「ドコモ光」をご検討ください。

※4 データ利用量が特に多い場合は、速度制限や通信が中断される場合があります。

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