Slackが重いときの原因は？対処法やトラブルが発生した場合の手順を解説

Slackが重いときの原因

Slackを利用していて読み込みに時間がかかる、操作しても反応が悪いなど、重いと感じた場合の原因は主に以下のとおりです。

• キャッシュが溜まっている
• チャンネルが多い
• アプリのバージョンが古い
• デバイスのバージョンが古い

それぞれ、順番に解説します。

キャッシュが溜まっている

Slackが重く感じられる原因のひとつに、キャッシュの蓄積があります。

キャッシュとは、パソコンやスマホなどのデバイスで以前に読み込んだデータを一時的に保存しておく仕組みです。Slackでは会話の履歴やファイルの情報をキャッシュとして保存しておくことで、次回以降に素早く表示するために活用しています。

しかし、キャッシュが溜まりすぎると、かえって動作の遅延や読み込み不良の原因になる可能性が高いです。

そのため、Slackが重くなったと感じたら、まずはキャッシュのクリアを試してみましょう。

チャンネルが多い

Slackでは、プロジェクトやチームごとにチャンネルを分けて会話を整理できますが、数が増えすぎるとアプリの動作に影響をおよぼす可能性があります。

特に、アクティブなチャンネルが多く、メッセージやファイルのやり取りが頻繁に行われている場合、情報を同時に処理する負荷が増大し、結果としてSlackが重く感じられる傾向が見られるので注意が必要です。

Slackを快適に利用するためには、不要なチャンネルの見直しを定期的に行いましょう。

アプリのバージョンが古い

Slackは定期的にアップデートが行われており、新機能の追加やパフォーマンスの最適化、不具合の修正が含まれています。

しかし、古いバージョンを使い続けていると、最新の最適化が適用されておらず、動作が重く感じられる原因になる可能性が高いです。

Slackは、会話やファイル、アプリ連携などの情報量が年々増えており、対応するための技術的改善が行われているので、アップデートを怠るとパフォーマンスに差が出やすくなります。

Slackが重いと感じたら、アプリのバージョンも確認し、最新状態に保たれているかチェックしましょう。

デバイスのバージョンが古い

Slackを快適に利用するには、デバイス側のシステム環境も重要です。

次の表は、記事執筆時点でSlack を利用するためのシステム要件をまとめたものになります。

最低限のシステム要件を満たしていない場合、Slackを起動できません。

また、最低限のシステム要件を満たしていても、OSのバージョンが古かったり、スペックが低かったりすると、Slackの読み込み処理に時間がかかりやすくなります。

Slackが重いと感じたら、デバイスのアップデートや買替えを検討してみましょう。

Slackが重いときの対処法

Slackが重いときの対処法は主に以下のとおりです。

• キャッシュクリアをする
• アプリ版やブラウザ版に切り替える
• Slackのバージョンをアップデートする
• デバイスのバージョンをアップデートする

それぞれ、順番に解説します。

キャッシュクリアをする

現在利用しているSlackのアプリ版、またはブラウザ版を継続して利用したい場合はキャッシュの削除がおすすめです。

ただし、キャッシュクリアの手順はOSの種類やプラットフォームによって異なるので、順番に解説します。

【iOSアプリ版】キャッシュクリアの手順

iPhoneやiPadでSlackアプリ版を利用している場合の、キャッシュクリアの手順は以下のとおりです。

1. 「Slack」アプリを開く
2. 画面上部にある「プロフィール写真」をタップする
3. 「環境設定」をタップする
4. 「詳細設定」をタップする
5. 「キャッシュをクリア」をタップする
6. キャッシュがクリアされるまで待つ

画面が切り替われば、キャッシュはクリアされました。Slackを操作して、軽くなっているか確認してみましょう。

※ Apple、Appleのロゴ、iPhoneは米国および他の国々で登録されたApple Inc.の商標です。
iPhoneの商標は、アイホン株式会社のライセンスにもとづき使用されています。
※TM and ©2025 Apple Inc. All rights reserved.

【Androidアプリ版】キャッシュクリアの手順

Androidを搭載したスマホやタブレットでSlackアプリ版を利用している場合の、キャッシュクリアの手順は以下のとおりです。

1. 「Slack」アプリを開く
2. 画面上部にある「プロフィール写真」をタップする
3. 「環境設定」をタップする
4. 「キャッシュをクリア」をタップする
5. キャッシュがクリアされるまで待つ

「キャッシュをクリア」の下に「強制終了する」項目がありますが、タップすると保存されていないデータが失われる可能性があるので、間違えないように注意しましょう。

【デスクトップアプリ版】キャッシュクリアの手順

パソコンでSlackを利用する場合、デスクトップアプリをインストールするか、Safari やChromeなどのブラウザで開く方法があります。

デスクトップアプリ版を利用していて、キャッシュをクリアしたい場合の手順は以下のとおりです。

1. 「Slack」デスクトップアプリを開く
2. 画面上部か画面左上にある「メニューバー」をクリックする
3. 「ヘルプ」を選択する
4. 「トラブルシューティング」を選択する
5. 「キャッシュを消去し、再起動する」をクリックする
6. キャッシュがクリアされるまで待つ

「キャッシュを消去し、再起動する」をクリックすると、Slackが一時的に終了します。作業中のデータが消去される可能性があるので、あらかじめ保存してから実行しましょう。

【ブラウザ版】キャッシュクリアの手順

ブラウザでSlackを利用している場合のキャッシュクリアは、ブラウザごとに異なります。

たとえば、Safariでキャッシュをクリアする手順は以下のとおりです。

1. 「Safari」アプリを開く
2. メニューバーの「Safari」をクリックする
3. 「設定」を選択する
4. 「詳細」をクリックする
5. 「メニューバーに“開発”メニューを表示」をクリックする
6. メニューバーに追加された「開発」をクリックする
7. 「キャッシュを空にする」をクリックする

また、Chromeでキャッシュをクリアする手順は以下のとおりです。

1. 「Chrome」アプリを開く
2. 右上の「…(三点リーダー)」をクリックする
3. 「閲覧履歴データを削除」をクリックする
4. 期間を設定する
5. 「データを削除」をクリックする

なお、OSのバージョンやパソコンの機種によって名称や手順が異なる可能性があるので、実行する際は取扱説明書や公式Webサイトを確認しましょう。

アプリ版やブラウザ版に切り替える

Slackが重いが、キャッシュの削除やチャンネルの整理を実行したくない場合は、使用しているプラットフォームを変えてみましょう。

たとえば、アプリ版を使っているならブラウザ版へ、ブラウザ版を利用しているならアプリ版へ切り替えることで、環境によっては動作が軽くなるケースがあります。

Slackはメールアドレスとパスワードで簡単にサインインできるため、切り替えも手間がかかりません。

ただし、スマホではブラウザ版の利用が制限されているため、プラットフォームの切り替えはパソコンを利用している方向けの対処法です。

環境を変えるだけで改善する場合もあるため、ぜひ試してみてください。

Slackのバージョンをアップデートする

Slackのバージョンが古くて重い場合は、バージョンアップを実行してみましょう。

デスクトップアプリ版のアップデートの手順は以下のとおりです。

1. 「Slack」デスクトップアプリ版を開く
2. Macならメニューバーの「Slack」をクリック、Windowsならメニューバーをクリックして「ヘルプ」を選択する
3. 「アップデートをチェックする」をクリックする
4. 手順2から繰り返し、「再起動してアップデートを完了する」が表示されればクリックする

スマホでSlackを利用している方は、各アプリストアのページからアップデートしましょう。

なお、OSのバージョンやデバイスによって名称や手順が異なる可能性があるので、実行する際は取扱説明書や公式Webサイトを確認しましょう。

デバイスのバージョンをアップデートする

スマホやパソコンのOSのバージョンが古いことが原因で重い場合は、バージョンアップを実行してみましょう。

次項より、各デバイスのバージョンアップの手順を順番に解説します。

iPhoneをアップデートする手順

iPhoneのOSをアップデートする手順は以下のとおりです。

1. 「設定」アプリを開く
2. 「一般」をタップする
3. 「ソフトウェアアップデート」をタップする
4. 「今すぐインストール」、または「ダウンロードしてインストール」をタップする
5. アップデートが終わるまで待つ

アップデートに時間がかかる場合があるので、iPhoneをWi-Fiに接続し、充電しながら実行すると良いです。

なお、OSのバージョンによって名称や手順が異なる可能性があるので、実行する際は取扱説明書や公式Webサイトを確認しましょう。

※ Apple、Appleのロゴ、iPhoneは米国および他の国々で登録されたApple Inc.の商標です。
iPhoneの商標は、アイホン株式会社のライセンスにもとづき使用されています。
※TM and ©2025 Apple Inc. All rights reserved.

Androidをアップデートする手順

AndroidのOSをアップデートする手順は以下のとおりです。

1. 「設定」アプリを開く
2. 「システム」をタップする
3. 「システムアップデート」をタップする
4. 表示に従ってアップデートの有無を確認し、可能であればアップデートを実行する
5. アップデートが終わるまで待つ

最新のアップデートがない場合は、アップデートを実行できません。

また、OSのバージョンやスマホの機種によって名称や手順が異なる可能性があるので、実行する際は取扱説明書や公式Webサイトを確認しましょう。

Windowsをアップデートする手順

WindowsのOSをアップデートする手順は以下のとおりです。

1. 画面下部の「Start(Windowsのマーク)」をクリックする
2. 「Settings(歯車のマーク)」をクリックする
3. 「Windows Update」をクリックする
4. 「Windows 更新プログラムの確認」をクリックする
5. 利用可能な更新プログラムがあるなら「[ ダウンロード] & [インストール] 」を選択する
6. アップデートが終わるまで待つ

なお、OSのバージョンによって名称や手順が異なる可能性があるので、実行する際は取扱説明書や公式Webサイトを確認しましょう。

Macをアップデートする手順

MacのOSをアップデートする手順は以下のとおりです。

1. 画面の左上にあるAppleメニューから「システム設定」を選択する
2. サイドバーの「一般」をクリックする
3. 右側の「ソフトウェアアップデート」をクリックする
4. 利用可能な更新プログラムがあるなら「アップデート／アップグレード」ボタンをクリックする
5. アップデートが終わるまで待つ

なお、OSのバージョンによって名称や手順が異なる可能性があるので、実行する際は取扱説明書や公式Webサイトを確認しましょう。

Slackでトラブルが起きた場合の対処法

Slackが重いだけでなく、接続エラーやサーバーエラーなどのトラブルが発生した場合は、Slackに報告を行いましょう。

デスクトップアプリ版でSlackに報告する手順は以下のとおりです。

1. 「Slack」デスクトップアプリを開く
2. 画面上部か画面左上にある「メニューバー」をクリックする
3. 「ヘルプ」を選択する
4. 「トラブルシューティング」を選択する
5. 「再起動してネットワークログを収集」をクリックする
6. アプリが再起動して「ログの進行中」ですと表示されるのを確認する
7. 普段どおりにSlackを利用し、問題が発生したらポップアップウィンドウの「ロギングを停止」をクリックする
8. パソコンのダウンロードフォルダに保存されたログのzipファイルをSlackに送る

ログをSlackに送ると、内容を分析して発生している問題点の改善方法を教えてもらえる可能性があります。

なお、スマホのアプリ版では「環境設定」の項目で「フィードバックとログを送る」をタップすれば、報告が可能です。

なお、OSのバージョンやデバイスの種類によって名称や手順が異なる可能性があるので、実行する際は取扱説明書や公式Webサイトを確認しましょう。

万が一のトラブルに備えるなら「ドコモ光」がおすすめ

Slackが重い場合はキャッシュの削除や、プラットフォームの変更などを試してみましょう。

また、パソコンやスマホを利用しているとトラブルが発生する可能性があるので、万が一の事態に備え、サービスに加入しておくことをおすすめします。

たとえば、「ドコモ光」なら「ネットトータルサポート※1」を月額使用料550円(税込)で利用可能です※2※3。

パソコンやルーター、テレビ、周辺機器などの通信につながる機器※4のさまざまな悩みをサポートしており、月2回まで基本訪問料無料※5で訪問サポートを受けられます。パソコンやスマホのトラブルに備えられます。

また、「ドコモ光」は最大10Gbps※6に対応する「ドコモ光 10ギガ※7」が一部エリアで利用でき、全国エリアで最大1Gbps※6の「ドコモ光 1ギガ」などの高速通信が利用できます。

「ドコモ光」が提供する2つのプランの詳細は、以下の表よりご確認ください。

※1 ネットトータルサポートの訪問サポート・修理・データ復旧・買取は、ドコモが委託する協力会社による提供です。
※2お申込みされると、ご利用の有無にかかわらず月額使用料が発生します。画面共有を利用したご案内は、通信料が発生します。
※3修理、訪問サポート、データ復旧、オンラインパソコン教室をご利用の場合には、内容に応じた料金のお支払いが別途必要となります。
※4 通信につながる機器とは、パソコン、パソコン周辺機器、テレビ、ルーターなど、ドコモが別途指定する機器をいいます。
※5 訪問サポート、修理、データ復旧、買取にて、基本訪問料金および機器回収料金に関して、合計月2回まで無料となります。合計月3回目以降は都度、基本訪問料金は6,600円(税込)、機器回収料金は実費請求となります。
※6 ベストエフォート値による最大通信速度
※7 「ドコモ光 10ギガ」の対象エリアは、一部に限られます。詳しくはこちら
※8 定期契約プランは、2年間同一の「ドコモ光」契約を継続して利用することが条件となり、解約(定期契約のない料金プランへの変更含む)のお申出がない場合は自動更新となります。当該期間内での解約、定期契約のない料金プランへの変更などの場合、更新期間を除いて戸建タイプ 5,500円(税込)、マンションタイプ4,180円(税込)の解約金がかかります〈2022年6月30日以前にお申込みのお客さまの場合、戸建タイプ14,300円(税込)、マンションタイプ8,800円(税込)の解約金となります〉
※9 2年間同一の「ドコモ光」の継続利用が条件となり、当該期間内での解約、定期契約のない料金プランへの変更などの場合、更新期間を除いて5,500円(税込)の解約金がかかります。なお、「ドコモ光」とペア回線(「ドコモ光」と対になる携帯電話回線)の契約期間および更新期間はそれぞれ異なりますので、ご注意ください。

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Slackが重いと感じたらキャッシュを削除してみよう！

Slackの動作が遅い、画面の切り替えに時間がかかる、ファイルがなかなか表示されないなど、重いと感じたらまずはキャッシュを削除してみましょう。

ただし、削除方法は利用環境によって異なるので、事前に確認してから実行すると良いです。

また、パソコンやスマホでトラブルが起きたときに備えて、「ドコモ光」の「ネットトータルサポート※10」のような、サポートサービスが充実している光回線への加入を検討しておきましょう。

※10 ネットトータルサポートの訪問サポート・修理・データ復旧・買取は、ドコモが委託する協力会社による提供です。

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