SIMカード挿入時にAndroidスマホが反応しないときの対処法7つを解説

AndroidスマホがSIMカードを認識しない原因とは？

AndroidスマホにSIMカードを挿入しても認識しない場合、デバイス、回線、SIMカードのいずれかに問題が生じている可能性があります。SIMカードを認識しない主な原因は、以下のとおりです。

• デバイスの不具合
• 回線の切り替えや設定が完了していない
• SIMカードの破損や接触不良、表面の汚れ

原因によって対処法は異なりますが、適切に対処すればご自身で問題を解消できる可能性があります。

SIMカードを挿入してもAndroidスマホが反応しないときの対処法7つ

SIMカードを挿入してもAndroidスマホが反応しないときは、以下の対処法があります。

• デバイスが回線に対応しているか確認する
• デバイスの再起動やSIMカードの再セットを行う
• デバイスのOSを最新の状態に更新する
• APN設定が完了しているか確認する
• 回線の切り替え手続きが完了しているか確認する
• SIMロックを解除する
• SIMカードの交換を申請する

それぞれを詳しく解説します。比較的簡単にできるため、まずはご自身でできることから試してみましょう。

①デバイスが回線に対応しているか確認する

SIMカードは他社のAndroidスマホでも使えますが、対応するデバイスの確認が必要です。デバイスが対応していない場合、契約している回線が利用できないため、SIMカードを挿入しても反応しません。

回線に対応するデバイスは、各携帯電話会社の公式サイトで確認できます。もし、デバイスが回線に対応していないときは、Androidスマホの買替えや回線の乗り換えを検討しましょう。

②デバイスの再起動やSIMカードの再セットを行う

AndroidスマホがSIMカードを認識しないときは、デバイスの不具合が原因の可能性があります。デバイスの不具合は、一般的に再起動で改善できるケースが多いため、Androidスマホを再起動してみましょう。

また、SIMカードの接触不良が原因の可能性も考えられます。SIMカードの接触不良は、再セットで改善できる可能性があるため、再起動と一緒にSIMカードの再セットを行うことも効果的です。

なお、SIMカードの再セットを行う際は、金属部分に触れないように注意し、汚れがある場合は布で優しく拭き取りましょう。

③デバイスのOSを最新の状態に更新する

AndroidスマホのOSは、セキュリティの強化や使いやすさの改善などを行うために、定期的にアップデートされます。AndroidスマホがSIMカードを認識しない場合、OSが古い可能性があるため、現在の状態を確認しましょう。

OSの状態を確認する方法は、以下のとおりです。

1. 設定を開く
2. 「デバイス情報」を選択する
3. 「Androidバージョン」を選択する

OSが古い場合はWi-Fiに接続し、OSを最新の状態に更新しましょう。

④APN設定が完了しているか確認する

APNとは、アクセスポイントネームの略称です。他社から回線を乗り換えた場合、Androidスマホで音声通話やインターネットを利用するためにAPN設定が必要になることがあります。

SIMカードを挿入してもAndroidスマホが反応しないときは、APN設定が完了していない可能性があるため、再度APN設定を行いましょう。

AndroidスマホでAPN設定を行う大まかな流れは、以下のとおりです。

1. 設定を開く
2. 「ネットワークとインターネット」を選択する
3. 「モバイルネットワーク」を選択する
4. 「アクセスポイント名」を選択する
5. 必要事項を入力し、「保存」する

デバイスやOSのバージョンによっては、手順が若干異なる可能性があるため、詳細は取扱説明書で確認しましょう。

なお、Androidスマホの購入と一緒に回線を契約する場合は、一般的にAPN設定が完了しているため、ご自身で設定を行う必要はありません。

⑤回線の切り替え手続きが完了しているか確認する

オンラインショップを利用して機種変更や乗り換えをした場合、ご自身で回線の切り替えが必要です。回線の切り替え手続きを行っていない場合、SIMカードを挿入しても通話や通信ができないので、覚えておきましょう。

回線の切り替え手続きは各携帯電話会社の公式サイトで確認できます。たとえば「ドコモ」の場合、Webまたは電話での切り替え手続きに対応しています。

なお、店頭で契約手続きを行った際は、一般的にご自身で回線の切り替え手続きを行う必要はありません。

⑥SIMロックを解除する

SIMロックとは、携帯電話会社がスマホを販売する際に、代金の不払い防止などを目的としてかけている制限です。

2021年10月以降に発売されたスマホに関しては、原則としてSIMロックがかかっていませんが、それ以前に発売されたスマホは、SIMロックがかかっている可能性があります。

SIMロックがかかっている場合、回線の乗り換えを行うためにはSIMロック解除の手続きが必要です。

SIMロックがかかっているかわからないときは、回線の乗り換え前に契約中の携帯電話会社に確認しておくと良いでしょう。

⑦SIMカードの交換を申請する

対処法を試しても改善されない場合は、SIMカードが破損している可能性があります。SIMカードが破損している場合はご自身で対処できないため、契約している携帯電話会社に連絡し、SIMカードの交換を申請しましょう。

AndroidスマホはSIMカードなしでも使える？

Androidスマホは、デバイスが正常に動作すればSIMカードがなくてもカレンダーやメモ帳、アラームなどの基本機能を利用できます。

ただし、SIMカードは、通信会社の通信サービスを利用するために必要なものですので、SIMカードがなければモバイル通信による通話やメール、インターネットの利用はできません。

なお、Wi-Fi環境下であれば、SIMカードがなくてもAndroidスマホでインターネットに接続可能です。

たとえば、AndroidスマホにSIMカードを挿入しても反応しない場合、Wi-Fiを利用できればOSの更新を行ったり、インターネットで対処法を調べたりできます。

普段、Androidスマホを利用する際も、Wi-Fiを使ってインターネットに接続すれば携帯電話会社のデータ通信量を消費しないため、スマホ代の節約につながるでしょう。

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さらに、ドコモユーザーであれば、スマホとの契約で毎月のスマホ代が永年1,100円(税込)割引されるセット割※2があるため、スマホ代の見直しにもなります。

※1 「ドコモ光 10ギガ」の対象エリアは、一部に限られます。詳しくはこちら
※2「ドコモ光」契約者と同一「ファミリー割引」グループ内の「eximo」 「eximo ポイ活」 「irumo(0.5GBを除く)」 「5Gギガホプレミア」「5Gギガホ」「5Gギガライト(1GB超)」「ギガホ プレミア」「ギガホ」「ギガライト(1GB超)」の契約者が対象です。「5Gギガライト／ギガライト(1GB超～3GB)」は550円／月を割引します。また「5Gギガライト」「ギガライト」のご契約で、ご利用データ量が1GB以下の場合は対象外となります。同一「ファミリー割引」グループ内に「ドコモ光」「home 5G プラン」の両方が存在する場合は、「ドコモ光セット割」が適用されます。月額料金が日割り計算となる場合は、割引額も日割り計算となります。
※3 定期契約プランは、2年間同一の「ドコモ光」契約を継続して利用することが条件となり、解約(定期契約のない料金プランへの変更含む)のお申出がない場合は自動更新となります。当該期間内での解約、定期契約のない料金プランへの変更などの場合、更新期間を除いて戸建タイプ 5,500円(税込)、マンションタイプ4,180円(税込)の解約金がかかります〈2022年6月30日以前にお申込みのお客さまの場合、戸建タイプ14,300円(税込)、マンションタイプ8,800円(税込)の解約金となります〉
※4 2年間同一の「ドコモ光」の継続利用が条件となり、当該期間内での解約、定期契約のない料金プランへの変更などの場合、更新期間を除いて5,500円(税込)の解約金がかかります。なお、「ドコモ光」とペア回線(「ドコモ光」と対になる携帯電話回線)の契約期間および更新期間はそれぞれ異なりますので、ご注意ください。
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SIMカードの挿入時にAndroidスマホが反応しないときは慌てずに対処しよう

SIMカードの挿入時にAndroidスマホが反応しない場合、デバイス、回線、SIMカードのいずれかに問題が生じている可能性があります。

原因によって対処法は異なりますが、適切に対処すればご自身で問題を改善できる可能性が高いため、慌てずに対処しましょう。

なお、Wi-Fi環境下であればSIMカードを挿入していないAndroidスマホでも、インターネットを利用できます。スマホ代の見直しができるほか、SIMカードが反応しないときの備えにもなるため、自宅にWi-Fiの導入を検討してみてはいかがでしょうか。

「ドコモ光」は、通信速度と通信の安定性に優れた光回線サービスです。プロバイダによっては高性能のWi-Fiルーターをレンタルできる場合もあります。

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