Windowsの近距離共有とは?近くのパソコンにファイルを転送する方法を紹介

通信ノウハウ

Windowsのパソコンには、近くのパソコン同士でファイルを共有できる「近距離共有」という機能が搭載されています。

近距離共有は便利な機能ですが、「具体的に何ができるのか知りたい」「使ってみたいけど、使い方がわからない」という方もいると思います。

近距離共有を利用する際は、いくつかの注意点もあるため、事前に確認しておきましょう。

本記事では、近距離共有の使い方や利用するメリット、利用時の注意点などを解説します。

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記事サマリー

Windowsの近距離共有とは

Windows 10(バージョン 1803 以降)またはWindows 11のパソコンには、Bluetooth🄬やWi-Fi を使用して、近くのデバイスとドキュメントや写真などのファイルを共有できる近距離共有という機能が搭載されています。

たとえば、ご自身のパソコンから近くにある家族のパソコンに写真を転送したり、ご自身のノートパソコンから近くのデスクトップパソコンにドキュメントを転送したりすることが可能です。

近距離共有を活用すれば、近くのパソコンでファイルを共有する際に、オンラインストレージやUSBメモリなどの外部記憶装置を利用する必要がなくなるため、とても便利な機能です。

Windows の近距離共有でファイルを送受信する方法

近距離共有でファイルを共有する方法は、以下のとおりです。

  1. 近距離共有を有効にする
  2. ファイルを共有する

それぞれの手順を詳しく解説します。

①近距離共有を有効にする

近距離共有を利用するには、ファイルを送受信する双方のパソコンで設定が必要です。Windows 10(バージョン 1803 以降)とWindows 11で近距離共有を設定する手順は、以下のとおりです。

OS 手順
Windows 10 1. 「設定」を開く
2. 「システム」の「共有エクスペリエンス」を選択する
3. 「次の場所からコンテンツを共有または受信できます」で、ファイルを共有するユーザーを選択する
4. 「受信したファイルの保存先」で、必要に応じてファイルの保存先を変更する
Windows 11 1. 「 設定」を開く
2. 「システム」の「近くの共有」を選択する
3. 「近くでの共有」で、ファイルを共有するユーザーを選択する
4. 「受信したファイルの保存先」で、必要に応じてファイルの保存先を変更する

ファイルを共有するユーザーは、「自分のデバイスのみ」と「近くにいるすべてのユーザー」を選択できるため、状況に合わせて設定しましょう。

  • 「自分のデバイスのみ」を選択する場合、ご自身のMicrosoftアカウントでサインインしているパソコンからのみ、ファイルの送信を許可します
  • 「近くにいるすべてのユーザー」を選択する場合、近距離共有に対応した全てのパソコンからファイルの送信を許可します

②ファイルを共有する

送受信するパソコンで近距離共有の設定が完了した後は、送信元のパソコンを操作し、ファイルを共有します。近距離共有ではドキュメントや画像ファイルのほか、Webサイトへのリンクも共有できます。

共有するもの 手順
ドキュメント 1. 送信元のパソコンで共有するドキュメントを検索する
2. 共有するドキュメントの上で右クリックし、「共有」を選択する
3. 共有するデバイス名を選択する
画像 1. 送信元のパソコンでフォトアプリを開き、共有する画像を選択する
2. 「共有」から「詳細を選択する」を選択する
3. 共有するデバイス名を選択する
Webサイトへのリンク 1. 送信元のパソコンでMicrosoft Edgeを開き、共有するWebページに移動する
2. 「・・・」アイコンをクリックし、「その他のツール」から「共有」を選択する
3. 共有するデバイス名を選択する

送信元のパソコンで操作が完了した後は、受信側のパソコンに通知が表示されます。ファイルの場合は「保存して開く」「保存」「拒否」が表示されるため、状況に応じて最適なものを選択しましょう。

近距離共有のメリット

Windowsの近距離共有を利用するメリットは、以下のとおりです。

  • 無料で利用できる
  • 簡単な操作でファイルを共有できる

近距離共有は、Windows 10(バージョン 1803 以降)とWindows 11にデフォルトで搭載されている機能のため、無料で利用できます。

機能を有効にする手間はありますが、操作自体はそこまで難しくないため、パソコン初心者の方でも比較的簡単に利用できる点が魅力です。

近距離共有を利用する際の注意点

イメージ

Windowsの近距離共有は便利な機能ですが、利用する際はいくつかの注意点があります。以下では、近距離共有を利用する際の主な注意点を紹介します。

Windows 10以前のバージョンでは利用できない

近距離共有を利用するには、送受信するパソコンの両方がWindows 10(バージョン 1803 以降)またはWindows 11に対応している必要があります。どちらか片方でも非対応の場合、近距離共有を利用できないため注意しましょう。

デバイスの距離が離れていると利用できない

近距離共有を利用するには、Bluetooth🄬または同一のプライベートWi-Fiネットワークに接続している必要があります。そのため、外出先と自宅など、離れた場所にあるデバイスにはファイルを共有できません。

なお、離れた距離でファイルを共有したい場合は、クラウド上にデータを保管できるオンラインストレージの利用が便利です。オンラインストレージを活用すれば、パソコンやスマホ、タブレットなどの幅広いデバイスでデータを共有できます。

スマホの容量不足解消に便利なオンラインストレージとは?メリットや選び方を紹介

Bluetooth🄬では転送スピードが遅い

近距離共有は、Wi-Fiを利用しなくてもBluetooth🄬でファイルの共有が可能です。

ただし、Bluetooth🄬では転送速度が遅くなる傾向があるため、ファイルの送受信に時間がかかる可能性があります。そのため、近距離共有を利用するのであればWi-Fiの利用を検討しましょう。

Wi-Fi環境を整える方法はいくつかありますが、自宅でWi-Fiを利用するのであれば光回線の導入がおすすめです。

Wi-Fiルーターをご自身で準備しなければなりませんが、光回線は通信速度と通信の安定性に優れているため、快適なWi-Fi環境を整えることができます。

自宅にWi-Fiを引くにはどうすればいい?種類や選び方、接続方法を解説

Wi-Fi環境を整えるなら「ドコモ光」がおすすめ

Wi-Fi環境を整えるために光回線を導入するなら、「ドコモ光」がおすすめです。「ドコモ光」なら用途に応じて「ドコモ光 1ギガ」と「ドコモ光 10ギガ※1」の2つのプランから選択できます。

また、プロバイダによっては高性能のWi-Fiルーターをレンタルできる場合もあり、このようなプロバイダを選べばWi-Fiルーターを購入する手間が省けて便利です。

さらに、新規お申込みの方であれば工事料に相当するdポイント(期間・用途限定)をプレゼントする特典※2もあり、利用開始月の1か月後の月から24か月間にわたって分割して進呈されます。

光回線の導入費用やWi-Fiルーターの購入費用を抑えたい方は、ぜひ「ドコモ光」をご検討ください。

月額料金
(ドコモ光1ギガ)※3
(マンション)
タイプA・C:定期契約あり4,400円(税込)、定期契約なし5,500円(税込)
タイプB:定期契約あり4,620円(税込)、定期契約なし5,720円(税込)
単独タイプ:定期契約あり4,180円(税込)、定期契約なし5,280円(税込)
(戸建)
タイプA・C:定期契約あり5,720円(税込)、定期契約なし7,370円(税込)
タイプB:定期契約あり5,940円(税込)、定期契約なし7,590円(税込)
単独タイプ:定期契約あり5,500円(税込)、定期契約なし7,150円(税込)
月額料金
(ドコモ光10ギガ)※4
タイプA・C:定期契約あり6,380円(税込)、定期契約なし8,030円(税込)
タイプB:定期契約あり6,600円(税込)、定期契約なし8,250円(税込)
単独タイプ:定期契約あり5,940円(税込)、定期契約なし7,590円(税込)
契約期間 なし または 2年定期契約
最大通信速度※5 ドコモ光 1ギガ:最大1Gbps
ドコモ光 10ギガ※1:最大10Gbps
お申込み方法 ①ご相談フォームで受付
②ご相談(希望の曜日・時間に電話)
③お申込み完了(そのまま電話でお申込み可能)

※1 「ドコモ光 10ギガ」の対象エリアは、一部に限られます。詳しくはこちら
※2 回線工事種類に応じたdポイントをプレゼントいたします。特典進呈期間中に「ドコモ光」を解約となった場合、解約月の1か月後の月からdポイント(期間・用途限定)の付与は終了となります。新規契約の契約事務手数料(3,300円(税込))は別途必要となります。
特典適用対象工事料は「ドコモ光」の通常工事料のみとし、土日・祝日工事の追加工事料、「ドコモ光電話」などのオプション工事料、工事内容によって発生する追加料金は無料特典の適用外です。
※3 定期契約プランは、2年間同一の「ドコモ光」契約を継続して利用することが条件となり、解約(定期契約のない料金プランへの変更含む)のお申出がない場合は自動更新となります。当該期間内での解約、定期契約のない料金プランへの変更などの場合、更新期間を除いて戸建タイプ 5,500円(税込)、マンションタイプ4,180円(税込)の解約金がかかります〈2022年6月30日以前にお申込みのお客さまの場合、戸建タイプ14,300円(税込)、マンションタイプ8,800円(税込)の解約金となります〉
※4 2年間同一の「ドコモ光」の継続利用が条件となり、当該期間内での解約、定期契約のない料金プランへの変更などの場合、更新期間を除いて5,500円(税込)の解約金がかかります。なお、「ドコモ光」とペア回線(「ドコモ光」と対になる携帯電話回線)の契約期間および更新期間はそれぞれ異なりますので、ご注意ください。
※5 ベストエフォート値による最大通信速度

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Windowsの近距離共有を活用して手軽にファイルを共有しよう

近距離共有は、Windows 10(バージョン 1803以降)とWindows 11に搭載されている機能で、ご自身のパソコンから家族のパソコンなど、近距離のデバイスとファイルを共有したいときに便利です。

近距離共有の利用方法はそこまで難しくないため、近距離共有を活用して手軽にファイルを共有してみましょう。なお、近距離共有を利用する場合は、Wi-Fi環境を整えることがおすすめです。

「ドコモ光」は、通信速度と通信の安定性に優れた光回線サービスです。プロバイダによってはWi-Fiルーターをレンタルできる場合もあります。

ご自宅のWi-Fi環境を整えたい方は、この機会にぜひ「ドコモ光」をご検討ください。

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※「Wi-Fi」は、Wi-Fi Allianceの登録商標です。
※ 「Bluetooth」は、Bluetooth SIG,Inc.の登録商標であり、株式会社NTTドコモはライセンスを受けて使用しております。

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