パソコンのメモリは8GBでは足りない?不足したときの対処法を解説

通信ノウハウ

パソコンを購入する際、必要なスペックの高さがわからない方も多いのではないでしょうか。特に、メモリの容量はパソコンの操作性に直結するため、非常に重要な要素です。

パソコンのメモリは、一般的に8GB以上が推奨されていますが、本当に8GBで足りるのか不安に感じる方も少なくないでしょう。

本記事では、パソコンのメモリは本当に8GBで十分なのかどうかを解説します。また、パソコンのメモリ容量が足りない場合の対処法も紹介するので、ぜひ参考にしてください。

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記事サマリー

パソコンの「メモリ」とは?

パソコンの「メモリ」とは、一時的にデータを保管する装置の名称です。一般的にパソコンの「メモリ」とは、RAMと呼ばれるメインメモリ(主記憶装置)をさします。

メモリは作業する机の広さにたとえられることが多く、パソコンがメモリ不足に陥ると、動作が遅くなったりアプリが開けなくなったりするため、深刻な場合はフリーズやシステムエラーが起こってしまいます。

そのため、パソコンを快適に使うためには、メモリにある程度の余裕を持たせることが重要です。

メモリとストレージの違い

パソコンのスペックには、主に同じ単位の「GB」を用いてあらわされる「メモリ」と「ストレージ」の2種類があります。

メモリとストレージは混同されがちですが、両者の意味合いはまったく異なります。

メモリとはデータを一時的に記録する装置の名称で、ストレージ(HDDやSSD)とはデータを長期間保存する装置の名称です。

メモリが作業台や机の広さでたとえられるのに対し、ストレージは材料や道具をしまっておく箱の大きさでたとえられます。

両方とも容量が大きいほど、パソコンを快適に利用できます。

ただし、メモリやストレージの容量が大きくなるほどパソコンのスペックがあがるため、デバイス本体の価格も高くなります。

パソコンのメモリは8㎇だと足りない?

パソコンを購入する際、ご自身に必要なメモリの容量で悩む方も多いでしょう。

Microsoft社のWindows 11のシステム要件を確認すると、最低限必要なメモリの容量は「4GB」と記載されています。

一方、多くの大学では、新入生に向けて8GB以上のメモリを搭載したパソコンの購入を推奨しています。

パソコンに求められるスペックは、使用用途や使い道によって大きく異なります。

たとえば、パソコンの操作に必要とされるメモリ容量の目安は、以下のとおりです。

操作 目安
Webサイトの閲覧・文書作成・軽度なプログラミング・テレビ会議・動画視聴など 8GB
動画編集・VRを含むパソコンゲーム・複数アプリの同時使用(マルチタスク) 16GB以上
CAD・3Dソフト・大規模なデータ処理や高負荷アプリの使用を想定する場合 32GB以上

Webサイトの閲覧やドキュメントの簡単な編集程度なら、メモリが少ないパソコンでも問題ない可能性はあります。

ただし、複数のソフトウェアの同時起動、動画編集、パソコンゲームなど高負荷な操作には十分なメモリ容量が必要です。

基本的には、最低でも8GBのメモリを搭載したパソコンを選ぶようにし、予算に余裕がある場合はより高性能なデバイスを検討することがおすすめです。

パソコンのメモリが不足する要因

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パソコンの使用中に、メモリ不足が原因でさまざまなトラブルが発生することもあります。

パソコンがメモリ不足に陥った際は、以下のいずれかに該当している可能性が考えられます。

  • 複数のソフトを立ち上げている
  • 容量を圧迫する高負荷なソフトを立ち上げている
  • 保存しているデータが多く、HDDやSSDの容量が不十分
  • 接続する周辺機器が多い

先述のとおり、パソコンのメモリは作業台の広さにたとえられます。メモリが不足すると、作業台の空白スペースが狭くなり、対応できる作業が限られます。

複数のソフトを立ち上げたり、大容量で高負荷なソフトを立ち上げたりすると、データを処理するスペースを圧迫し、メモリ不足に陥る可能性が高くなります。

また、メモリ不足の際には、ストレージが一時的なデータの保管場所として使われますが、HDDやSSDの容量が不十分な場合はデータ処理の効率が下がります。結果的にメモリも効率良く使えなくなり、トラブルが発生してしまう場合があります。

なお、パソコンに接続する周辺機器が多い場合にも、メモリが不足するケースがあります。マウスやキーボードなども含め、パソコンに接続しているさまざまな機器もメモリを消費します。

メモリ不足でお困りの方は、周辺機器を必要最低限にしてみましょう。

パソコンのメモリが足りない場合の対処法

パソコンのメモリが足りない場合は、以下の対処法を実践してみてください。

  • 同時に起動するソフトウェアやアプリの数を減らす
  • ストレージを圧迫する不要なデータを削除する
  • デフラグツールを実行する
  • メモリの増設やパソコンの買替えを検討する

それぞれの対処法を、わかりやすく解説します。

同時に起動するソフトウェアやアプリの数を減らす

メモリが少ないパソコンで複数のソフトウェアやアプリを起動すると、メモリ不足で動作が重くなる場合があります。

パソコンの動作が重い場合は、同時に起動するソフトウェアやアプリの数を減らして、動作が軽くなるかどうかを確認してみてください。

ストレージを圧迫する不要なデータを削除する

ストレージの容量がギリギリだと、パソコンの動作が重くなる場合があります。不要なデータやソフトウェアなどはこまめに削除することを心がけてみてください。

特に、動画データや3Dソフトなどは容量が大きく、ストレージの大部分を占める可能性があるため、注意が必要です。

デフラグツールを実行する

デフラグとは、パソコンのストレージやメモリを最適化する処理のことです。

パソコンでデフラグツールを実行すると、ストレージやメモリの空き容量を増やせる場合があります。

基本的にはパソコンに標準搭載されたデフラグツールを使用することになりますが、取扱説明書などを参考にしながら操作を行いましょう。

メモリの増設やパソコンの買替えを検討する

上記の対処法を実践してもパソコンの動作が重い場合、メモリの増設やパソコンの買替えを検討してみてください。

ただし、パソコンの機種によってはメモリを増設できないケースもあります。

知識不足のままメモリの増設をしようとすると、最悪の場合はパソコンの故障につながるおそれがあるため、むやみに手を出さないことを心がけましょう。

なお、メモリの増設による効果について詳しく知りたい方は、以下も併せてご覧ください。

「メモリ増設の効果とは?パソコンを高速化したいときに知っておきたい注意点も解説」

パソコンで快適にインターネットを利用するなら「ドコモ光」がおすすめ

パソコンでインターネットを使用すると動作が重くなる場合は、メモリ不足のほかにもインターネット回線の通信速度が遅くなっている可能性も考えられます。

インターネットの通信速度が遅い場合は、ほかのインターネット回線やプロバイダへの変更をご検討ください。

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Webサイトの閲覧や文書作成などはメモリ8GBのパソコンでも十分利用できる

メモリは、作業中のデータを一時的に扱う「作業台」のような役割を担っています。メモリ不足に陥ると、パソコンの動作が遅くなったり、アプリが開けなくなったりするなどのトラブルが発生します。

Webサイトの閲覧や文書作成などの一般的な用途であれば、8GBのメモリでも十分なスペックです。実際に多くの大学が新入生向けの推奨スペックとしてメモリ8GBを推奨していますが、予算に余裕があるならメモリの容量が大きくて困ることはありません。

なお、パソコンの動作が重くなる原因にはメモリの容量不足が挙げられますが、インターネット回線の通信速度が原因の可能性もあります。

インターネットを利用している際に、回線の通信速度が原因でパソコンの動作が重いと感じる場合は、インターネット回線の変更を検討しましょう。

インターネット回線のサービスは数多くありますが、高速でのインターネット通信が可能な「ドコモ光 10ギガ」は特におすすめです。

インターネット回線の乗り換えを検討中の方は、ぜひ「ドコモ光 10ギガ」をご検討ください。

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