同軸ケーブルを使ったインターネット通信とは?メリット・デメリットを解説

通信ノウハウ

同軸ケーブルを使ったインターネット通信とは、どのようなもので、どんな特徴があるのか気になっている方もいるかもしれません。

同軸ケーブルを使ったインターネットとしては、具体的にはケーブルテレビが挙げられます。光ファイバーのみで伝送されるケーブルテレビも増えていますが、同軸ケーブルを含む伝送方式を用いたケーブルテレビが数多く利用されています。

本記事では、同軸ケーブルを使ったインターネット通信の概要や、メリット・デメリットを紹介します。

このエントリーをはてなブックマークに追加

記事サマリー

同軸ケーブルを使ったインターネット通信とは

同軸ケーブルは、電気通信で使われる被覆導線の一種です。ケーブルの中身は、内部導体を絶縁層が囲み、さらに外部導体がそれを囲った構造となっています。内部導体で信号が伝達され、外部導体はノイズを防ぐ役割を果たしています。

同軸ケーブルを用いたインターネットとしては、ケーブルテレビ(CATV)のインターネットが挙げられます。ケーブルテレビのインターネットは、ケーブルテレビの視聴とあわせてインターネットが利用できるものです。

ケーブルテレビの伝送方式

ケーブルテレビ局から自宅までの配線は、主に3種類の伝送方式があります。

ケーブルテレビの伝送方式概要
HFC方式同軸ケーブルと光ファイバーで伝送
FTTH方式光ファイバーのみで伝送
同軸方式同軸ケーブルのみで伝送

HFC方式は、ケーブルテレビ局から途中までは光ファイバーで伝送され、途中から自宅までは同軸ケーブルで伝送される方式です。FTTH方式は、ケーブルテレビ局から自宅まで光ファイバーのみで伝送されます。

そのほか、同軸ケーブルのみで伝送する同軸方式もあります。

総務省「ケーブルテレビの現状と関連施策」によると2022年末の時点で、加入世帯数ベースでHFC方式が69.0%、FTTH方式が30.8%、同軸方式が0.2%※となっています。

実際には、HFC方式とFTTH方式の2種類がほとんどを占め、新方式のFTTH方式に対して旧式となるHFC方式が2022年末の時点では主流となっています。

※出典:総務省「ケーブルテレビの現状と関連施策」

同軸ケーブルを用いたインターネットのメリット

同軸ケーブルを用いたインターネットを利用するメリットは、以下が挙げられます。

  • ケーブルテレビとあわせて少ない手間・費用で使える
  • 光回線が対応していないエリアでも利用できることがある

ケーブルテレビとあわせて少ない手間・費用で使える

ケーブルテレビのインターネットは、ケーブルテレビに加入予定であれば、少ない手間と費用でインターネットが利用できます。

ケーブルテレビとセットなら、一度にケーブルテレビとインターネットの工事が実施でき、毎月の費用も別途インターネットを契約するより安く抑えられることが多いです。

光回線が対応していないエリアでも利用できることがある

光回線が提供されていないエリアでも、ケーブルテレビのインターネットであれば利用できる可能性があります。光回線に非対応のエリアで代替のインターネット回線を探す際には、候補のひとつになります。

同軸ケーブルを用いたインターネットのデメリット

同軸ケーブルを用いたインターネットのデメリットも確認していきましょう。デメリットとしては、以下の2つが挙げられます。

  • 通信速度が遅い
  • 電磁波の影響を受けにくい

通信速度が遅い

同軸ケーブルを用いたケーブルテレビ(HFC方式)のインターネットは、最大通信速度が~200Mbps程度となり、光回線などと比較すると通信速度が遅いです。

なお、ケーブルテレビ局から光ファイバーのみで接続されるFTTH方式のケーブルテレビについては、最大1Gbpsのインターネットサービスが提供されているところもあります。

電磁波の影響を受けやすい

光ファイバーと比べると、同軸ケーブルはノイズの影響を受けやすい特徴があります。光ファイバーは光信号で伝送されるため、電磁波による影響が少なく、ノイズに強い通信方法となっています。

また、光ファイバーと比べると同軸ケーブルの通信は減衰しやすく、距離が遠くなると光回線よりも不安定になりやすいといえます。

同軸ケーブルのインターネットとほかの回線の比較

イメージ

同軸ケーブルを用いたケーブルテレビ(HFC方式)のインターネットのほかに、よく利用されるインターネット回線としては、以下が挙げられます。

  • 光回線
  • FTTH方式のケーブルテレビ
  • ホームルーター
  • モバイルルーター

通信速度の目安とともに、インターネット回線をまとめると次のとおりです。

インターネット回線の種類下りの最大通信速度の目安
光回線最大1~10Gbps
ケーブルテレビ(HFC方式)~最大200Mbps
ケーブルテレビ(FTTH方式)~最大1Gbps
ホームルーター~最大4Gbps
モバイルルーター~最大4Gbps

光回線は、自宅まで光ファイバーで接続されるインターネット回線で、同軸ケーブルのインターネットと比べると、高速でより安定した通信が可能です。

本格的にインターネット環境を整えるなら、ケーブルテレビを契約中の方も別途光回線を契約することが選択肢になります。

そのほか、電波を受信してモバイル回線で通信するインターネット回線として、ホームルーターやモバイルルーターもあります。工事不要でインターネットを使えるのが特徴です。

高速の通信環境を整えるなら「ドコモ光」がおすすめ

自宅のインターネットは光回線を選びたい、ケーブルテレビとは別に光回線を契約したいという方には、「ドコモ光」がおすすめです。

「ドコモ光」では、最大10Gbps※1に対応する「ドコモ光 10ギガ※2」が一部エリアで利用できるほか、全国エリアで最大1Gbps※1の「ドコモ光 1ギガ」が利用できます。

また、「ドコモ光」では「ドコモ光新規工事料無料特典」を実施中です。新規お申込みのときの通常工事料が無料※3になります。初期費用を抑えて光回線の導入が可能です。

そのほか、ドコモでスマホを契約中の方は「ドコモ光」を契約すると、「ドコモ光セット割」でドコモの家族全員のスマホ料金が最大1,100円(税込) 割引※4になります。ドコモユーザーは光回線に「ドコモ光」を選ぶことで、スマホ料金の割引が受けられます。

なお、「ドコモ光」では、提携ケーブルテレビの光インターネットから工事不要※5で切替えできる「ドコモ光 1ギガ タイプC」の提供もあります。こちらも「ドコモ光セット割」の対象サービスです。

「ドコモ光」が提供する料金プランの詳細は、以下の表よりご確認ください。

月額料金
(ドコモ光1ギガ)※6
(マンション)
タイプA・C:定期契約あり4,400円(税込)、定期契約なし5,500円(税込)
タイプB:定期契約あり4,620円(税込)、定期契約なし5,720円(税込)
単独タイプ:定期契約あり4,180円(税込)、定期契約なし5,280円(税込)
(戸建)
タイプA・C:定期契約あり5,720円(税込)、定期契約なし7,370円(税込)
タイプB:定期契約あり5,940円(税込)、定期契約なし7,590円(税込)
単独タイプ:定期契約あり5,500円(税込)、定期契約なし7,150円(税込)
ドコモ光ミニ:定期契約あり2,970~6,270円(税込)、定期契約なし4,620~7,920円(税込)
月額料金
(ドコモ光10ギガ)※7
タイプA・C:定期契約あり6,380円(税込)、定期契約なし8,030円(税込)
タイプB:定期契約あり6,600円(税込)、定期契約なし8,250円(税込)
単独タイプ:定期契約あり5,940円(税込)、定期契約なし7,590円(税込)
契約期間なし または 2年定期契約
最大通信速度※1ドコモ光 1ギガ:最大1Gbps
ドコモ光 10ギガ※2:最大10Gbps
お申込み方法①ご相談フォームで受付
②ご相談(希望の曜日・時間に電話)
③お申込み完了(そのまま電話でお申込み可能)

※1 ベストエフォート値による最大通信速度
※2 「ドコモ光 10ギガ」の対象エリアは、一部に限られます。詳しくはこちら
※3 新規契約の契約事務手数料(3,300円(税込))は別途必要となります。特典適用対象工事料は「ドコモ光」の通常工事料のみとし、土日・祝日工事の追加工事料、「ドコモ光電話」などのオプション工事料、工事内容によって発生する追加料金は無料特典の適用外です。
※4 「ドコモ光」契約者と同一「ファミリー割引」グループ内の「eximo」 「eximo ポイ活」 「irumo(0.5GBを除く)」 「5Gギガホプレミア」「5Gギガホ」「5Gギガライト(1GB超)」「ギガホ プレミア」「ギガホ」「ギガライト(1GB超)」の契約者が対象です。「5Gギガライト/ギガライト(1GB超~3GB)」は550円/月を割引します。また「5Gギガライト」「ギガライト」のご契約で、ご利用データ量が1GB以下の場合は対象外となります。同一「ファミリー割引」グループ内に「ドコモ光」「home 5G プラン」の両方が存在する場合は、「ドコモ光セット割」が適用されます。また、「ドコモ光ミニ」「home 5G プラン」の両方が存在する場合は、「home 5G セット割」が適用されます。月額料金が日割り計算となる場合は、割引額も日割り計算となります。
※5 お客さまのご利用状況によって別途工事が必要となる場合があります。
※6 定期契約プランは、2年間同一の「ドコモ光」契約を継続して利用することが条件となり、解約(定期契約のない料金プランへの変更含む)のお申出がない場合は自動更新となります。当該期間内での解約、定期契約のない料金プランへの変更などの場合、更新期間を除いて戸建タイプ 5,500円(税込)、マンションタイプ4,180円(税込) 、ドコモ光ミニ2,970円(税込)の解約金がかかります〈2022年6月30日以前にお申込みのお客さまの場合、戸建タイプ14,300円(税込)(ドコモ光ミニ含む)、マンションタイプ8,800円(税込)の解約金となります〉
※7 2年間同一の「ドコモ光」の継続利用が条件となり、当該期間内での解約、定期契約のない料金プランへの変更などの場合、更新期間を除いて5,500円(税込)の解約金がかかります。なお、「ドコモ光」とペア回線(「ドコモ光」と対になる携帯電話回線)の契約期間および更新期間はそれぞれ異なりますので、ご注意ください。

「ドコモのスマホ」ならご家族全員のスマホ料金から
永年最大1,100円(税込)/月割引!
「ドコモ光」の申し込み
・無料相談をする

※「ドコモ光」契約者と同一「ファミリー割引」グループ内の「eximo」 「eximo ポイ活」 「irumo(0.5GBを除く)」 「5Gギガホプレミア」「5Gギガホ」「5Gギガライト(1GB超)」「ギガホ プレミア」「ギガホ」「ギガライト(1GB超)」の契約者が対象です。「5Gギガライト/ギガライト(1GB超~3GB)」は550円/月を割引します。また「5Gギガライト」「ギガライト」のご契約で、ご利用データ量が1GB以下の場合は対象外となります。同一「ファミリー割引」グループ内に「ドコモ光」「home 5G プラン」の両方が存在する場合は、「ドコモ光セット割」が適用されます。また、「ドコモ光ミニ」「home 5G プラン」の両方が存在する場合は、「home 5G セット割」が適用されます。月額料金が日割り計算となる場合は、割引額も日割り計算となります。

同軸ケーブルのインターネットの特徴を知って通信環境を検討しよう

同軸ケーブルを用いたインターネットとしては、ケーブルテレビ(HFC方式)のインターネットが挙げられます。

同軸ケーブルのインターネットは、ケーブルテレビとあわせて少ない手間・費用で利用できることが主なメリットです。ただし、光回線と比較すると、通信速度が遅く、電磁波の影響を受けやすい点はデメリットとなります。

ぜひ同軸ケーブルのインターネットの特徴を知って、通信環境の検討に役立てていきましょう。

「ドコモのスマホ」ならご家族全員のスマホ料金から
永年最大1,100円(税込)/月割引!
「ドコモ光」の申し込み
・無料相談をする

※「ドコモ光」契約者と同一「ファミリー割引」グループ内の「eximo」 「eximo ポイ活」 「irumo(0.5GBを除く)」 「5Gギガホプレミア」「5Gギガホ」「5Gギガライト(1GB超)」「ギガホ プレミア」「ギガホ」「ギガライト(1GB超)」の契約者が対象です。「5Gギガライト/ギガライト(1GB超~3GB)」は550円/月を割引します。また「5Gギガライト」「ギガライト」のご契約で、ご利用データ量が1GB以下の場合は対象外となります。同一「ファミリー割引」グループ内に「ドコモ光」「home 5G プラン」の両方が存在する場合は、「ドコモ光セット割」が適用されます。また、「ドコモ光ミニ」「home 5G プラン」の両方が存在する場合は、「home 5G セット割」が適用されます。月額料金が日割り計算となる場合は、割引額も日割り計算となります。

工事不要!コンセントに挿すだけ。データ無制限! 工事不要!コンセントに挿すだけ。データ無制限!
このエントリーをはてなブックマークに追加

関連記事

※「おうちネットプレス」は、株式会社NTTドコモの商標です。