iPhoneのWi-Fiが勝手に切れる原因は？対処法や解決しない場合の手段も解説

2024.10.11

iPhoneのWi-Fiが勝手に切れる場合は、iPhoneかWi-Fiルーターに問題が発生している可能性があります。

iPhoneやWi-Fiルーターで発生している問題によってはご自身で対処できるため、対処法を知っておくと良いです。また、解決しない場合はiPhoneの修理やWi-Fiルーターの買替えを検討する必要があります。

本記事では、iPhoneのWi-Fiが勝手に切れる場合の対処法や、解決しない場合の手段などを解説します。

※ Apple、Appleのロゴ、iPhoneは米国および他の国々で登録されたApple Inc.の商標です。
iPhoneの商標は、アイホン株式会社のライセンスにもとづき使用されています。
※TM and ©2023 Apple Inc. All rights reserved.

記事サマリー

iPhoneのWi-Fiが勝手に切れる原因と対処法

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iPhoneのWi-Fiが勝手に切れる原因は、iPhone側とWi-Fiルーター側にあります。それぞれ、順番に解説します。

※ Apple、Appleのロゴ、iPhoneは米国および他の国々で登録されたApple Inc.の商標です。
iPhoneの商標は、アイホン株式会社のライセンスにもとづき使用されています。
※TM and ©2023 Apple Inc. All rights reserved.

Wi-Fiが勝手に切れる原因(iPhone側)

iPhone側で考えられる原因は以下のとおりです。

iPhoneの自動接続がOFFになっている
プライベートWi-FiアドレスがONになっている
OSに問題がある

以下で順番に解説します。

iPhoneの自動接続がOFFになっている

iPhoneにはWi-Fi機能がONになっており、Wi-Fiのエリアに入ると自動的に接続する機能があります。

しかし、自動接続がOFFの状態で、何らかの理由でWi-Fiが切断されると、切断されたままの状態になります。

対処法は、次の手順で自動接続をONにしましょう。

「設定」をタップする
「Wi-Fi」をタップする
「【お使いのネットワーク】」の下に「自動接続は使用停止中」と表示されているなら詳細情報ボタンをタップする
「自動接続」をタップする

ただし、自動接続をONにしていても、Wi-Fiの電波が弱い、不安定だと勝手に切れてしまい、別のWi-Fiと接続しようとする場合があります。

プライベートWi-FiアドレスがONになっている

プライベートWi-Fiアドレスとは、iPhoneのプライバシーを保護するための機能です。

ONにしているとMACアドレスをWi-Fiごとに変更し、プライベートアドレスとして使用できます。

ただし、プライベートWi-FiアドレスをONにしているとWi-Fiが勝手に切れる場合があるので注意しましょう。

対処法は、次の手順でプライベートWi-FiをOFFにします。

「設定」をタップする
「Wi-Fi」をタップする
「【お使いのネットワーク】」の横にある詳細情報ボタンをタップする
「プライベート Wi-Fi アドレス」をタップしてOFFにする

なお、プライベートアドレスを使わずにネットワークに接続していると、プライバシーに関する警告に理由が表示されます。

OSに問題がある

OSとはオペレーティングシステムの略称で、iPhoneにはiOSがインストールされています。定期的にバージョンアップしており、アップデートすると不具合やトラブルが解決します。

過去に特定のバージョンで、iPhoneのWi-Fiが勝手に切れる現象が起きていたので、常に最新のバージョンにアップデートしましょう。

iPhoneのバージョンをアップデートする手順は以下のとおりです。

「設定」をタップする
「一般」をタップする
「ソフトウェアアップデート」をタップする
「今すぐインストール」、あるいは「ダウンロードしてインストール」をタップする
アップデートが終わるまで待つ

なお、アップデートに時間がかかると通信やバッテリーが切れる可能性があるため、iPhoneを電源に接続した状態でWi-Fi接続すると良いでしょう。

Wi-Fiが勝手に切れる原因(ルーター側)

Wi-Fiルーター側で考えられる原因は以下のとおりです。

Wi-Fiルーターの位置が悪い
電波干渉を受けている
Wi-Fiルーターに多くのデバイスを接続している

以下で順番に解説します。

Wi-Fiルーターの位置が悪い

Wi-Fiルーターの発するWi-Fiは、距離によって接続が不安定になるため、遠い場所に設置していると通信が安定しづらいです。

また、Wi-FiルーターとiPhoneの間に金属やコンクリート、棚などがあると電波が遮られてしまう場合があるため、Wi-Fiルーターを置く場所を見直し、近い場所でiPhoneを使うようにしましょう。

なお、Wi-Fiルーターの適した設置場所は、以下の記事もご覧ください。

「Wi-Fiルーターの置き場所でNGはどこ？家の中で電波が届きやすい設置場所を解説」

電波干渉を受けている

Wi-Fiルーターは、2.4GHzと5GHz の2種類の電波を発しています。

次の表は、2.4GHzと5GHzの違いをまとめたものです。

電波の種類	特徴
2.4GHz	障害物に強く、遠くまで届く別の機器の電波と干渉しやすい
5GHz	障害物に弱い電波干渉が起きにくく、安定しやすい

2.4GHzは遠くまで届きますが、ほかのスマホやタブレット、パソコン、イヤホンなどの無線と干渉しあい、場合によっては途切れてしまいます。

2.4GHzのWi-Fiに接続していて切れる場合は、距離は短いが電波干渉を受けにくい5GHzに切り替えてみましょう。

Wi-Fiルーターに多くのデバイスを接続している

Wi-FiルーターはWi-Fi接続できる台数に上限があります。

推奨台数以上接続していると、Wi-Fiが勝手に切れる場合があるため、不要なスマホやパソコン、ゲーム機などは解除すると良いです。

iPhoneのWi-Fiが勝手に切れる問題が解決しない場合の対処法

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上記で説明した対処法で解決しない場合の対処法は下記のとおりです。

iPhoneを再起動する
iPhoneのネットワーク設定をリセットする
Wi-Fiルーターを再起動する
iPhoneを初期化する

上記を順番に解説します。

iPhoneを再起動する

iPhoneを再起動すると、内部で蓄積されたエラーが解決されて、動作が安定する場合があるので、次の手順で再起動してみましょう。

対象の機種	手順
iPhone X、11、12、13 以降	1. 電源オフスライダが表示されるまで、音量調節ボタンの片方とiPhoneの右側にあるサイドボタンを同時に長押しする 2. スライダをドラッグして、デバイスの電源が切れるまで30秒ほど待つ 3. Appleロゴが表示されるまでサイドボタンを長押しして、電源を入れる
iPhone 6、7、8、SE (第 2 または第 3 世代)	1. 電源オフスライダが表示されるまでサイドボタンを長押しする 2. スライダをドラッグして、デバイスの電源が切れるまで30秒ほど待つ 3. Appleロゴが表示されるまでサイドボタンを長押しして、電源を入れる
iPhone SE (第 1 世代)、5 以前	1. 電源オフスライダが表示されるまでトップボタンを長押しする 2. スライダをドラッグして、デバイスの電源が切れるまで30秒ほど待つ 3. Appleロゴが表示されるまでトップボタンを長押しして、電源を入れる

なお、iPhoneの種類によって再起動する手順が異なるため注意しましょう。

iPhoneのネットワーク設定をリセットする

iPhoneのネットワーク設定をリセットすれば、問題が解決する可能性があるので、次の手順を試してみましょう。

対象のiOS	手順
iOS 15以降	1. 「設定」をタップする「一般」をタップする 2. 「転送または[デバイス]をリセット」をタップする 3. 「リセット」をタップする 4. 「ネットワーク設定をリセット」をタップする
iOS 14以前	1. 「設定」をタップする 2. 「一般」をタップする 3. 「リセット」をタップする 4. 「ネットワーク設定をリセット」をタップする

なお、ネットワーク設定をリセットしたら、次の手順で再びWi-Fi接続をする必要があります。

「設定」をタップする
「Wi-Fi」をタップする
「Wi-Fi」をONにする
接続したいWi-Fiをタップする
パスワードを求められたら入力する

Wi-Fiに接続できれば、ディスプレイの上部隅にWi-Fiのアイコンが表示されるので確認しましょう。

Wi-Fiルーターを再起動する

Wi-Fiルーターを再起動するとエラーが解消される場合があるので、次の手順で再起動してみましょう。

モデムとWi-Fiルーターの電源をOFFにする
1分待ってからモデムの電源をONにする
モデムが再起動したらWi-Fiルーターの電源をONにする
数分待ってから接続する

Wi-Fiルーターの再起動方法はメーカーや機器によって異なるため、公式サイトや取扱説明書などを確認しましょう。

なお、Wi-Fiルーターを再起動するときの注意点など、以下の記事も併せてご覧ください。

「Wi-Fiルーターの再起動の正しいやり方は？リセットとの違いも解説」

iPhoneを初期化する

上記までの方法で問題が解決しない場合は、次の手順でiPhoneを初期化してみましょう。

「設定」をタップする
「一般」をタップする
「転送またはiPhoneをリセット」をタップする
「すべてのコンテンツと設定を消去」をタップする
「続ける」をタップする
パスコードを求められたら入力する
Apple IDのパスワードを入力してアクティベーションロックを解除する
デバイスが消去されるまで待つ

初期化とは、iPhoneを工場出荷状態まで戻す行為のため、保存していたデータは全て消去されます。

保存していた写真や動画、連絡先、アプリなどが消えてしまうので、初期化を実行する前にバックアップやアプリの引き継ぎなどを行いましょう。

ルーターを買替えるなら「ドコモ」の「home 5G」がおすすめ

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iPhoneのWi-Fiが勝手に切れる原因は、iPhoneかWi-Fiルーターに問題があります。

Wi-Fiルーターの性能が原因でWi-Fiが不安定なら、「ドコモ」の「home 5G」がおすすめです。

「home 5G」は据え置き型のホームルーターで、コンセントに挿すだけで、5G通信のWi-Fi環境が簡単に手に入ります※1。

使用データ量無制限※2なので、ご自宅で映画やドラマなどをスマホで視聴しても、使用データ量を気にする必要がありません。

5G対応ホームルーター(HR02)※1は、最大受信速度4.2Gbps(ベストエフォート形式)※3※4 、5G高速通信対応 ※5です。同時接続台数はWi-Fiで64台、有線LANで2台と多く、家族のデバイスを接続できます。

「home 5G」にお申込みすれば、工事を行わなくても5Gが利用できるようになり、高性能なWi-Fiルーターを導入できます。気になる方は、詳細をチェックしてみましょう。

月額料金	home 5Gプラン：4,950円(税込)
機種代	71,280円(税込)
初期費用	契約事務手数料3,850円(税込) (オンラインショップは無料)
契約期間	定期契約なし
データ容量	無制限
購入先	ドコモオンラインショップドコモショップ量販店

※1 ご登録いただいた設置場所住所以外ではご利用いただけません。
※2 データ利用量が特に多い場合は、速度制限や通信が中断されることがあります。
※3 通信速度は、送受信時の技術規格上の最大値であり、実際の通信速度を示すものではありません。ベストエフォート形式のため、お客さまの通信環境により実際の通信速度は変化します。
※4 LANケーブル接続時は受信時最大2.5Gbps、Wi-Fi接続時は受信時最大で4.8Gbps(いずれも技術規格上の最大値)。機器接続時の通信速度は、お客さまの通信環境と接続機器の規格により異なります。
※5 5Gの提供エリアは一部に限られます。エリアの詳細は「ドコモのホームページ」の「サービスエリアマップ」でご確認ください。なお、本サービスは4Gエリアでもご利用になれます。

工事不要のホームルーター「home 5G」

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※「home 5G」契約者と同一「ファミリー割引」グループ内の「eximo」「eximo ポイ活」「irumo（0.5GBを除く）」「5Gギガホプレミア」「5Gギガホ」「5Gギガライト（1GB超）」「ギガホプレミア」「ギガホ」「ギガライト（1GB超）」の契約者が対象です。「5Gギガライト／ギガライト（1GB超～3GB）」は550円／月を割引します。また「5Gギガライト」「ギガライト」のご契約で、ご利用データ量が1GB以下の場合は対象外となります。同一「ファミリー割引」グループ内に「ドコモ光」「home 5G プラン」の両方が存在する場合は、「ドコモ光セット割」が適用されます。また、「ドコモ光ミニ」「home 5G プラン」の両方が存在する場合は、「home 5G セット割」が適用されます。月額料金が日割り計算となる場合は、割引額も日割り計算となります。