AirDrop(エアドロップ)が送受信できないときの原因8つとその対処法を解説

通信ノウハウ

AirDropは、Appleデバイス同士で写真・動画やWebページなどをワイヤレスで送受信できる共有機能です。ふだんiPhoneでAirDropをよく使っている方も多いかもしれません。

「AirDropが送れない」「受信できない」というときは、いくつかのよくある原因があります。本記事では、AirDropが送受信できないときの原因8つとその対処法を紹介します。

※ Apple、Appleのロゴ、iPhoneは米国および他の国々で登録されたApple Inc.の商標です。
iPhoneの商標は、アイホン株式会社のライセンスにもとづき使用されています。
※TM and ©2023 Apple Inc. All rights reserved.

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記事サマリー

AirDrop(エアドロップ)とは

AirDropは、iPhone同士などで、写真・動画、Webページ、書類など幅広いコンテンツをワイヤレスで送受信できる共有機能です。Wi-FiとBluetooth🄬を使ってデバイス間で直接ファイルを転送します。

AirDropはiPhone同士のほか、iPad、MacといったApple製品同士でコンテンツの共有が可能です。連絡先を知らない相手とも設定しだいでは、コンテンツを共有できます。

近くにいる相手へ手軽に写真やWebページを共有できるのが、AirDropの便利なところです。インターネットを経由せずにデバイス同士で直接通信するため、携帯電話回線でのデータ通信量が発生せず、容量の制限もありません。

※ Apple、Appleのロゴ、iPhoneは米国および他の国々で登録されたApple Inc.の商標です。
iPhoneの商標は、アイホン株式会社のライセンスにもとづき使用されています。
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AirDrop(エアドロップ)の使い方

AirDrop(エアドロップ)を使うときの事前の設定方法と、送り方・受け取り方を見ていきましょう。

事前の設定方法

送る側、受け取り側ともにWi-Fi・Bluetooth🄬はON、インターネット共有はOFFに設定しておく必要があります。

設定項目設定方法
Wi-FiをONにする「設定」>「Wi-Fi」からWi-FiをONにする
Bluetooth🄬をONにする「設定」>「Bluetooth」からBluetooth🄬をONにする
インターネット共有をOFFにする「設定」>「インターネット共有」から「ほかの人の接続を許可」をOFFにする

また、受信側はAirDropの受信設定を「すべての人(10 分間のみ)」または「連絡先のみ」にする必要があります。受信設定を確認・変更しておきましょう。

設定項目設定方法
受信設定を確認・変更する「設定」>「一般」>「AirDrop」をタップ
受信設定として「すべての人(10 分間のみ)」/「連絡先のみ」を選択

AirDrop(エアドロップ)の送り方・受け取り方

写真やWebページなどのコンテンツを開いているときに、画面上に表示されている共有ボタン([↑]のアイコン)からAirDropの送信ができます。

送る側・受け取る側でのAirDropの操作の流れは、次のとおりです。

  1. 送る側:コンテンツを開いて共有ボタンをタップ
  2. 送る側:AirDropのアイコンをタップ
  3. 送る側:コンテンツを共有したいユーザー名をタップ
  4. 受け取る側:「受け入れる」または「辞退」をタップ

送る側で共有ボタンから操作を開始し、共有する相手の選択までを行うと、受け取る側のデバイスの画面上で、「(送る側のユーザー名)がコンテンツを共有しようとしている」という旨が通知として表示されます。

通知から「受け入れる」または「辞退」をタップすると、AirDropの一連の操作が完了します。

なお、ほとんどのアプリでは、「受け入れる」をタップすると、コンテンツを送る側と同じアプリのなかにコンテンツが入ります。写真であれば「写真」アプリ、Webサイトであれば「Safari」にコンテンツが格納されるということです。

AirDrop(エアドロップ)が送受信できない原因8つとその対処法

イメージ

iPhoneでAirDropが送受信できないときは、以下の原因が考えられます。

  • 受信設定ができていない
  • Wi-FiとBluetooth🄬がONになっていない
  • インターネット共有がONになっている
  • 距離が遠い
  • 「コンテンツとプライバシーの制限」で許可されていない
  • iPhone本体に不具合がある
  • 受信側に空き容量がない
  • 電波干渉の影響を受けている

AirDropが送受信できない原因と対処法を、以下で詳しく見ていきましょう。

※ Apple、Appleのロゴ、iPhoneは米国および他の国々で登録されたApple Inc.の商標です。
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受信設定ができていない

AirDropを受け取る側は、AirDropの受信設定を「すべての人(10 分間のみ)」または「連絡先のみ」に設定する必要があります。送る側が受け取る側の連絡先に登録されていない場合は、「すべての人(10 分間のみ)」の受信設定を選択することが必要です。

受信設定を見直し、受け取りできる設定でなかった場合は変更しましょう。AirDropの受信設定は「設定」>「一般」>「AirDrop」から確認・変更できます。

Wi-FiとBluetooth🄬がONになっていない

AirDropを利用するためには、送る側、受け取る側の双方のWi-Fi・Bluetooth🄬がどちらもONになっている必要があります。

Wi-Fiは「設定」>「Wi-Fi」から、Bluetooth🄬は「設定」>「Bluetooth」からそれぞれ機能のON/OFFが確認・設定できます。設定をあらためて確認してみましょう。

インターネット共有がONになっている

AirDropを利用する際は、インターネット共有はOFFにしておく必要があります。「設定」>「インターネット共有」から「ほかの人の接続を許可」がOFFになっているか確認してみてください。インターネット共有がONの場合は、OFFに切り替えましょう。

距離が遠い

AirDropは9メートル以内での利用が推奨されています。

デバイス同士の距離が遠いと、上手く送受信できない可能性があります。距離が遠い可能性がある場合は、デバイス同士を近づけて再度AirDropを試してみましょう。

「コンテンツとプライバシーの制限」で許可されていない

「コンテンツとプライバシーの制限」で「AirDrop」が許可されていない可能性も考えられます。コンテンツとプライバシーの制限は、コンテンツやアプリなどを制限して管理できる機能です。

「設定」>「スクリーンタイム」>「コンテンツとプライバシーの制限」から「コンテンツとプライバシーの制限」の機能がOFFであるかを確認しましょう。

「コンテンツとプライバシーの制限」がONの場合も、下の「許可されたアプリと機能」を開き、「AirDrop」がONになっていれば個別に許可されているので問題ありません。

iPhone本体に不具合がある

デバイス自体の不具合でAirDropが使えない可能性もあります。デバイスの再起動とOSアップデートを試してみましょう。

再起動は、iPhone X以降は片方の音量調節ボタンとサイドボタン、iPhone 8以前、SE(第2世代、第3世代)はサイドボタンを長押しで電源オフスライダが表示されるので、電源OFFにした上でサイドボタン長押しで再度起動します。

OSアップデートは、最新バージョンがある場合、「設定」>「一般」>「ソフトウェアアップデート」から「今すぐインストール」をタップすると実行できます。

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受信側に空き容量がない

受信側に空き容量がなく、データが受信できない可能性も考えられます。iPhone本体のストレージの使用状況は、「設定」>「一般」>「iPhoneストレージ」から確認できます。

空き容量が不足している場合は、写真・動画やアプリを削除するなどして空き容量を確保しましょう。

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電波干渉の影響を受けている

AirDropはWi-Fi、Bluetooth🄬を使って通信します。電子レンジやほかのBluetooth🄬デバイスなど電波を発する機器が近くにあると、電波干渉してAirDropが上手く使えない可能性が考えられます。

近くに電波干渉するような機器はないか見直し、電波干渉する機器があれば離れた場所で(または機器を遠ざけて)AirDropを使用しましょう。

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「home 5G」の月額料金や初期費用は、以下の表よりご確認ください。

月額料金home 5Gプラン:4,950円(税込)
機種代71,280円(税込)
初期費用契約事務手数料3,850円(税込)
(オンラインショップは無料)
契約期間定期契約なし
データ容量無制限※3
購入先ドコモオンラインショップ
ドコモショップ
量販店

※1 5Gの提供エリアは一部に限られます。エリアの詳細は「ドコモのホームページ」の「サービスエリアマップ」でご確認ください。なお、本サービスは4Gエリアでもご利用になれます。
※2ご登録いただいた設置場所住所以外ではご利用いただけません。
※3データ利用量が特に多い場合は、速度制限や通信が中断されることがあります。
※4 「home 5G」契約者と同一「ファミリー割引」グループ内の「eximo」 「eximo ポイ活」 「irumo(0.5GBを除く)」 「5Gギガホプレミア」「5Gギガホ」「5Gギガライト(1GB超)」「ギガホ プレミア」「ギガホ」「ギガライト(1GB超)」の契約者が対象です。「5Gギガライト/ギガライト(1GB超~3GB)」は550円/月を割引します。また「5Gギガライト」「ギガライト」のご契約で、ご利用データ量が1GB以下の場合は対象外となります。同一「ファミリー割引」グループ内に「ドコモ光」「home 5G プラン」の両方が存在する場合は、「ドコモ光セット割」が適用されます。また、「ドコモ光ミニ」「home 5G プラン」の両方が存在する場合は、「home 5G セット割」が適用されます。月額料金が日割り計算となる場合は、割引額も日割り計算となります。

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AirDrop(エアドロップ)が送受信できないときの対処法を実践して解決しよう

AirDropが送受信できないときは、各種の設定の問題、距離の問題、iPhone本体の不具合、受信側の空き容量の不足、電波干渉などが原因として考えられます。

原因がわからないときは、よくある原因をひとつずつあたってみると、ご自身のケースでの原因が見つかる可能性があります。ぜひAirDropが送受信できないときの対処法を実践して原因を解決していきましょう。

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※「Wi-Fi」は、Wi-Fi Allianceの登録商標です。
※「Bluetooth」は、Bluetooth SIG,Inc.の登録商標であり、株式会社NTTドコモはライセンスを受けて使用しております。

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※「おうちネットプレス」は、株式会社NTTドコモの商標です。