ADSLのリンクダウンとは?
「リンクダウン」とは、コンピュータや通信機器が別の装置と接続できずに通信できない状態になることや、その状態そのものを意味します。リンクダウンが起きる原因は、物理的なものと技術的なものに分かれます。
反対に、コンピュータや通信機器がつながる状態になることや、その状態を「アップリンク」と言い、「リンクダウン」と対応関係にあります。
ADSLがリンクダウンする原因
ADSLがリンクダウンする原因は、主に以下が挙げられます。
- 接続ケーブルが外れている
- モデムやルーターの不具合
- デバイスの不具合
- 家電が発する電波などによる干渉
- 何らかの理由による通信障害
モデムやルーターとデバイスを接続するケーブルが外れていると、物理的な接続が途絶えているためインターネットに接続できません。モデムやルーター、デバイスに不具合が生じて正しく機能していない場合も同様です。
また、家電の中にはテレビや電子レンジのように電波を発するものがあります。それらの電波がルーターから発される電波と干渉することで、リンクダウンを引き起こす可能性があります。
さらに、プロバイダ側で問題が起きているなど、何らかの理由で通信障害が発生していることも原因のひとつとして考えられます。この場合は原因が究明されて対処されるまで、インターネットは利用できません。
ADSLがリンクダウンしたときの対処法
ADSLがリンクダウンしたときの対処法は、原因ごとに異なります。先述した原因ごとの対処法は、以下のとおりです。
- ケーブルを接続し直す
- モデムやルーターを再起動する
- デバイスを再起動する
- ルーターの設置場所を調整する
- 通信事業者に確認する
それぞれの対処法を、詳しく説明します。
ケーブルを接続し直す
接続ケーブルが外れている、もしくは正しく接続できていない場合は、接続し直してからインターネットにつながるか確認してみましょう。
また、ケーブルが古い場合は経年劣化によって、強い衝撃が加わった場合は断線などによって、ケーブルが使えない可能性もあります。ケーブルの状態を確認し、必要に応じて交換をしましょう。
モデムやルーターを再起動する
モデムやルーターに不具合が生じている場合は、再起動をすることで生じている不具合が解消され、インターネットにつながるようになる可能性があります。
モデムやルーターを再起動する場合は、先にデバイスの電源をOFFにしておく必要があります。再起動の手順はメーカーや製品によって異なるので、取扱説明書などで確認した上で行いましょう。
デバイスを再起動する
モデムやルーターと同様に、デバイスも再起動することで不具合が解消する可能性があります。デバイスの挙動が不審な場合は、デバイスの再起動を試してみると良いでしょう。
ルーターの設置場所を調整する
ルーターの設置場所が悪く電波をうまくキャッチできない場合は、ルーターの設置場所を調整することで状況が改善される可能性があります。ルーターの設置場所として適切なのは、以下のようなところです。
- 電波状況が良いところ
- 家や部屋の中心部
- 床から1~2mの高さのところ
電波状況が良いところでなければ、Wi-Fiルーターが電波をうまく送受信できずに、インターネットに接続しにくい状況が生まれます。なるべく電波状況が良いところを選んで、ルーターを設置しましょう。
ルーターからは、電波が放射状に出ています。そのため、家や部屋の中心部にルーターを置くことで、電波を効率良く飛ばすことが可能です。同様の理由で高さも、床から1~2m程度のところを選びましょう。
反対に、ルーターの設置場所として望ましくないのは以下のようなところです。
- 窓際や水辺の近く
- 電波を発する家電の近く
電波には水に吸収されて減衰する性質や、ガラスを通過することで減衰する性質があります。そのため、水槽の近くや窓ガラスの近くを避けて設置するのが賢明です。
家電製品の中には、電子レンジやテレビのように電波を発するものがあります。それらの家電の近くにルーターを置くと電波同士が干渉してしまう可能性があるので、なるべく離して設置しましょう。
通信事業者に確認する
先述の対処を全て行っても状況が改善しない場合は、通信事業者側で問題が起きている可能性があります。公式サイトやSNSなどで何かお知らせを出していないか、確認してみましょう。障害が起きていないにも関わらず接続できない状況が続く場合は、通信事業者の相談窓口などに直接問い合わせてみると良いでしょう。
サービス終了前に余裕を持って乗り換えを検討しよう
ADSLは、既に多くの事業者が2024年3月にサービスの提供を終了しており、一部提供中の地域でも2026年1月31日までには終了することが確定しています。地域によって、終了のタイミングは異なるため注意が必要です。
回線の乗り換えには、工事を伴う場合があるため、お申込みから開通まで時間がかかります。そのため、時間に余裕を持って新しいサービスへの乗り換えを検討しておくのが望ましいでしょう。
ADSLからの乗り換え先は「ドコモ光」がおすすめ
ADSLから乗り換えるのであれば、乗り換え先は通信速度や安定性などを踏まえても光回線が良いでしょう。乗り換え先の光回線を探している方には、「ドコモ光」がおすすめです。「ドコモ光」のメリットは、主に以下が挙げられます。
- 通信制限がないのであんしんして使える
- IPoE方式のIPv6インターネット接続機能に対応している
光回線は通信制限がない場合が多く、「ドコモ光」も通信制限を設けていません※。そのため、動画の視聴やゲームなど大容量のデータをダウンロードしやすくなります。
IPv6は、IPv4の後継となる次世代のインターネット・プロトコルです。通信速度が安定するのはもちろんのこと、セキュリティ面でもあんしんなメリットがあるので、仕事でインターネットを利用する方にもおすすめです。なお、IPv6通信を利用する場合は、使用しているパソコンなどのデバイスがIPv6アドレスに対応している必要があります。
IPoE方式のIPv6インターネット接続を利用すると、IPv6に対応したサービス(Webサイトの閲覧や動画配信サービスの視聴など)を快適に利用しやすくなるでしょう。
アナログ回線から光回線への乗り換え先をお探しの方は、ぜひ「ドコモ光」の利用を検討してみてください。
なお、「ドコモ光」はベストエフォート型サービスです。最大通信速度は技術規格上の最大値となり、お客さま宅内での実使用速度はお客さまのご利用環境・ご利用機器、回線の混雑状況などによって低下します。
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※データ利用量が特に多い場合は、速度制限や通信が中断されることがあります。
ADSLがリンクダウンしたら原因を把握しての対処を心がけよう
ADSLがリンクダウンすると、インターネットを利用できなくなってしまいます。リンクダウンの原因はいろいろ考えられるので、まずは原因を突き止めて、原因に応じた対処をしましょう。なお、ADSLはすでにサービスの終了が決定されています。サービスが終了する前に、余裕を持って光回線などへの乗り換えをするのが良いでしょう。
乗り換え先の光回線を探している方には、「ドコモ光」がおすすめです。「ドコモ光」は高速のインターネット通信が可能で、遅延なくインターネットに接続できます。通信制限もないので、大容量のデータをダウンロード・アップロードする機会が多い方でも、データ容量のことを心配せずに済みます。
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※「Wi-Fi」は、Wi-Fi Allianceの登録商標です。