iPhoneでパケット使用量を確認する方法
iPhoneの今月のパケット使用量やパケットの残量は、携帯電話会社の会員ページやスマホアプリから確認が可能です。
アプリをインストールしていない場合、今すぐ確認するなら会員ページからの確認が便利です。なお、アプリがない方は、時間のあるときにインストールしてログインを済ませておくと、日常的にパケット使用量が確認しやすくなります。
ドコモの場合は、Web上の「My docomo」から今月分や直近3日分のパケット使用量を確認できます。また、「My docomoアプリ」からもパケット使用量の確認が可能です。
iPhoneの設定からは累計のモバイルデータ通信量が確認できる
iPhone本体の設定では、累計のモバイルデータ使用量の確認が可能です。「設定」>「モバイル通信/モバイルデータ通信」の順に選択すると、「モバイルデータ通信」の項目で「現在までの合計」として累計のモバイルデータ通信量が確認できます。
こちらは、1か月分ではなく、あくまで累計のモバイルデータ通信量です。同じ画面で「統計情報のリセット」をタップすると、ゼロからカウントを再び開始することもできます。
累計ではなく、今月分のパケット使用量を確認したい場合は、携帯電話会社の会員ページやアプリから確認しましょう。
用途別のパケット使用量の目安
日常的な使い方でパケットはどれくらい使用するものなのか、目安を見ていきましょう。用途ごとのパケット使用量の目安は次のとおりです。
用途 | 使用できる目安 |
---|---|
ニュースサイトの閲覧 | 0.3MB程度で1ページ(1GBで3,300ページ) |
メールの送受信 | 0.5MB程度で1通(1GBで2,000通) |
地図アプリの使用 | 1MBで10分(1GBで1,000回) |
動画の視聴(標準画質) | 300~500MB程度で1時間(1GBで2~3時間) |
※出典:総務省「携帯ポータルサイト」
ニュースサイトの閲覧、メールの送受信、地図アプリ程度であれば、1回あたりのパケット使用量はわずかな容量です。使えるパケットが1GB程度であっても、多くの方にとってパケットに困る機会は少なく、気兼ねなく使用できます。
一方で、動画視聴は、1時間で300~500MB程度が目安であり、1GBで使える時間は2~3時間程度となります。長時間の動画視聴はパケット不足の原因になることがあるので注意が必要です。
そのほか、日常的な使用では、アプリのダウンロード、ゲームアプリのプレイなどで大きなパケット使用量が発生することがあります。
iPhoneでパケット使用量を節約する方法
iPhoneでパケット使用量を節約する方法としては、主に以下があります。Wi-Fiの活用、パケット通信を控える、設定の変更の3つを意識してみましょう。
- Wi-Fiに接続してパケットを使用しない
- 外出先でパケット使用量を抑える
- パケット使用量を節約できる設定にする
それぞれの方法について以下で解説します。
Wi-Fiに接続してパケットを使用しない
自宅では、常時Wi-FiにiPhoneを接続することでパケット使用量が節約できます。
自宅にWi-Fiがない場合は光回線やホームルーターを契約してみるのも選択肢です。Wi-Fiの契約には費用がかかりますが、自宅で気兼ねなく通信が使えるようになります。また、家族で使えば、よりパケット節約のメリットが大きくなるでしょう。
そのほか、外出先ではフリーWi-Fiを利用する方法もあります。フリーWi-Fiは、飲食店、カフェ、公共施設や駅の構内などさまざまなところで提供があり、街中でも意識してみると接続できるスポットが見つかることがあります。
ドコモでもdポイントクラブ会員向けに「d Wi-Fi」の提供があり、日本全国のカフェ、コンビニ、ファストフードなどでWi-Fiスポットの利用が可能です。
外出先でパケット使用量を抑える
外出先では動画視聴やSNSの閲覧を控えるなどパケット使用量を意識して抑えることも、パケットの節約として効果があります。
「動画視聴の画質を落とす」「データ量の大きいコンテンツのダウンロードはフリーWi-Fiを利用する」など工夫も組み合わせると、ストレスなくパケットを節約しやすくなります。
パケットが残り少ないときは、通信を控えることと、無理なくパケットを減らす工夫を上手く組み合わせていきましょう。
パケット使用量を節約できる設定にする
iPhoneは利用者自身で使用していない、または意識していないときにもパケット使用量が発生していることがあります。こうした通信は設定変更で回避できます。
パケット使用量を節約できるiPhoneの設定としては、主に以下が挙げられます。
データ使用量を節約する設定 | 設定変更の操作 |
---|---|
「バックグラウンド更新」をOFFにする | 「設定」>「一般」>「アプリのバックグラウンド更新」の順に選択して「アプリのバックグラウンド更新」をOFFにする |
「iCloud Drive」をOFFにする | 「設定」 >「ユーザー名」>「iCloud」の順に選択して「iCloud Drive」をOFFにする |
「位置情報」をOFFにする | 「設定」>「プライバシーとセキュリティ」>「位置情報サービス」の順に選択して「位置情報サービス」をOFFにする |
「アプリの自動アップデート」をOFFにする | 「設定」>「App Store」の順に選択して「アプリのアップデート」をOFFにする |
それぞれの機能をOFFにすることでデメリットもあります。たとえば、iCloud DriveをOFFにすると、iCloud Driveへの保存やデバイス間での共有ができなくなります。また、「アプリの自動アップデート」をOFFにすると、アプリを最新の状態に保てなくなります。
パケット使用量の節約が必要な場面以外では、機能をONにすることも検討しましょう。
iPhoneでパケットを使い切って通信制限にかかったときはどうすれば良い?
料金プランで使用できるパケットを使い切ると、通信制限にかかり、翌月まで通信速度が低速化されます。制限時の速度は最大128kbpsや最大300kbpsなど、携帯電話会社や料金プランによって異なります。
iPhoneでパケットを使い切って通信制限にかかったときは、主に以下の2つが選択肢です。
- 翌月に制限が解除されるまで待つ
- パケットを追加購入する
翌月に制限が解除されるまで待つ
通信制限は多くの携帯電話会社で、翌月1日になると解除されます。通信制限や制限解除のルールは、各携帯電話会社の公式サイトなどで確認が可能です。
特に月末付近で、残りの日数程度であれば我慢して待つことができそうな場合などは、制限解除まで待つのも方法のひとつです。
パケットを追加購入する
毎月の料金プランでのパケットを使い切ってしまった場合も、パケットを追加購入すれば、通信制限を解除して通常の速度に戻すことができます。
パケットは、通常1GB単位などで少量ずつ購入が可能です。料金プランのパケットと比べると割高なことも多いため、必要なときに必要な分だけ購入するのがおすすめとなります。
パケットの追加購入は、携帯電話会社の会員ページ(オンライン)や店舗などからお申込みが可能です。
いつもパケットが足りなくなるなら料金プランの見直しも検討
今月に限らず、毎月パケットが不足して困っているなら、料金プラン自体の見直しも検討してみるのがおすすめです。
パケットに余裕がある大容量のプランへ変更すれば、パケット不足でストレスを感じる機会は少なくなるはずです。契約中の携帯電話会社でのプラン変更や、他社への乗り換えなどを検討してみましょう。
また、自宅にWi-Fiがない方は、Wi-Fiを契約して解決する方法もあります。スマホの契約だけでなく、インターネットの契約も含めた通信契約全体で見直してみましょう。
自宅にWi-Fi環境を導入するなら「home 5G」がおすすめ
Wi-Fiを契約してパケット使用量を節約するなら、ホームルーターの「home 5G」がおすすめです。
「home 5G」なら、機器を受け取ったその日から工事不要で、5G高速通信対応※1のWi-Fi環境が自宅で導入できます。月間でのデータ通信量の上限はなく※2、動画もSNSも気兼ねなく楽しめるようになります。
なお、「home 5G」を契約すると、ドコモのご家族全員のスマホ料金に最大1,100円(税込)の割引※3が適用可能です。ドコモユーザーはWi-Fiに「home 5G」を選ぶことで、毎月のスマホ料金が節約できます。
「home 5G」の月額料金や初期費用は、以下の表よりご確認ください。
月額料金 | home 5Gプラン:4,950円(税込) |
機種代 | 71,280円(税込) |
初期費用 | 契約事務手数料3,850円(税込) (オンラインショップは無料) |
契約期間 | 定期契約なし |
データ容量 | 無制限※2 |
購入先 | ドコモオンラインショップ ドコモショップ 量販店 |
※1 5Gの提供エリアは一部に限られます。エリアの詳細は「ドコモのホームページ」の「サービスエリアマップ」でご確認ください。なお、本サービスは4Gエリアでもご利用になれます。
※2データ利用量が特に多い場合は、速度制限や通信が中断されることがあります。
※3 「home 5G」契約者と同一「ファミリー割引」グループ内の「eximo」 「eximo ポイ活」 「irumo(0.5GBを除く)」 「5Gギガホプレミア」「5Gギガホ」「5Gギガライト(1GB超)」「ギガホ プレミア」「ギガホ」「ギガライト(1GB超)」の契約者が対象です。「5Gギガライト/ギガライト(1GB超~3GB)」は550円/月を割引します。また「5Gギガライト」「ギガライト」のご契約で、ご利用データ量が1GB以下の場合は対象外となります。同一「ファミリー割引」グループ内に「ドコモ光」「home 5G プラン」の両方が存在する場合は、「ドコモ光セット割」が適用されます。また、「ドコモ光ミニ」「home 5G プラン」の両方が存在する場合は、「home 5G セット割」が適用されます。月額料金が日割り計算となる場合は、割引額も日割り計算となります。
※「home 5G」契約者と同一「ファミリー割引」グループ内の「eximo」 「eximo ポイ活」 「irumo(0.5GBを除く)」 「5Gギガホプレミア」「5Gギガホ」「5Gギガライト(1GB超)」「ギガホ プレミア」「ギガホ」「ギガライト(1GB超)」の契約者が対象です。「5Gギガライト/ギガライト(1GB超~3GB)」は550円/月を割引します。また「5Gギガライト」「ギガライト」のご契約で、ご利用データ量が1GB以下の場合は対象外となります。同一「ファミリー割引」グループ内に「ドコモ光」「home 5G プラン」の両方が存在する場合は、「ドコモ光セット割」が適用されます。また、「ドコモ光ミニ」「home 5G プラン」の両方が存在する場合は、「home 5G セット割」が適用されます。月額料金が日割り計算となる場合は、割引額も日割り計算となります。
大容量の料金プランを探しているなら「ahamo」の大盛りオプションもおすすめ
ドコモの料金プラン「ahamo」では、月額2,970円(税込)で毎月20GBが使えるシンプルワンプランを提供中です。月額1,980円(税込)で「大盛りオプション」を追加すれば、毎月合計100GBが利用できます。
パケット不足に悩まずに使える大容量の契約を探しているなら、「ahamo」の大盛りオプションを検討してみるのがおすすめです。
iPhoneのパケット使用量を上手に管理していこう
iPhoneでの今月のパケット使用量は携帯電話会社の会員ページやアプリから確認が可能です。iPhone本体の設定からは、累計のモバイルデータ通信量が確認できます。
パケット使用量を節約する方法としては、Wi-Fiの活用、パケット通信を控える、設定の変更が挙げられます。ぜひiPhoneのパケット使用量を上手に管理していきましょう。
※「home 5G」契約者と同一「ファミリー割引」グループ内の「eximo」 「eximo ポイ活」 「irumo(0.5GBを除く)」 「5Gギガホプレミア」「5Gギガホ」「5Gギガライト(1GB超)」「ギガホ プレミア」「ギガホ」「ギガライト(1GB超)」の契約者が対象です。「5Gギガライト/ギガライト(1GB超~3GB)」は550円/月を割引します。また「5Gギガライト」「ギガライト」のご契約で、ご利用データ量が1GB以下の場合は対象外となります。同一「ファミリー割引」グループ内に「ドコモ光」「home 5G プラン」の両方が存在する場合は、「ドコモ光セット割」が適用されます。また、「ドコモ光ミニ」「home 5G プラン」の両方が存在する場合は、「home 5G セット割」が適用されます。月額料金が日割り計算となる場合は、割引額も日割り計算となります。
※「Wi-Fi」は、Wi-Fi Allianceの登録商標です。