メッシュWi-Fiの設置場所はどこがいい？メリットや注意点も解説！

メッシュWi-Fiとは？

Wi-Fiは無線通信技術の1つで、パソコンやプリンタのようなネットワーク対応デバイスとの無線接続を可能にする技術ですが、メッシュWi-Fiは、一般的な「Wi-Fi」とはどう異なるのでしょうか。

以下で、メッシュWi-Fiの仕組みなどを、以下で詳しく説明します。

メッシュWi-Fiの仕組み

メッシュWi-Fiは、メインルーターと複数のサテライトルーターを用いることで、網目状のネットワークを構築する通信形態です。通信経路のどこかで障害が発生してもほかの経路での通信が可能なので、安定した通信が可能になります。

また、通信経路の構成は自動で行われるので、ネットワーク構成に悩まずに導入できます。

メッシュWi-Fiと中継器の違い

メッシュWi-Fiと似た機能を持つ機器に、中継器があります。

中継器は、Wi-Fiルーターから受信した電波を再発信することで、Wi-Fiエリアを拡大します。Wi-Fiルーターと中継器の接続は固定で、メッシュWi-Fiのように自動で変更されることはありません。

中継器が複数ある場合、最初に接続した中継器との通信が維持されるため、ほかに最適な中継器がある場合でも自動的に切り替わることはありません。そのため、スマホやゲーム機など移動しながら使う場合は、中継器との距離や位置関係によっては通信が安定しなかったり速度が落ちたりする可能性があります。

一方、メッシュWi-Fiでは、サテライトルーターとメインルーターで同じSSIDが用いられるので、常に最適な電波状態のルーターを選択してくれます。接続状況が悪くなると接続先が自動で変更されるのが、中継器を利用する場合との大きな違いです。

また、中継器の電波の発信元はメインルーターのみなので、複数のデバイスを接続すると負荷が大きくなり、通信速度が低下します。メッシュWi-Fiは通信状況が良いサテライトルーターを自動で選んで通信してくれるので、ルーターの負荷による速度低下が生じにくいことも大きなメリットです。

中継器の種類や使い方については、以下の記事で詳しく解説しています。

「Wi-Fiの中継器の使い方を解説！種類や最適な設置場所も紹介」

メッシュWi-Fiのメリット

メッシュWi-Fiには、以下のメリットがあります。

• 設定が簡単
• より広い範囲に電波が届く
• より安定した通信が可能

それぞれのメリットを、詳しく説明します。

設定が簡単

Wi-Fiの導入には煩雑な手続きや設定が必要、というイメージをお持ちの方も多いと思います。しかし、メッシュWi-Fiでは複数のルーターを導入しても、自動でネットワーク構成が決定されるため、専門知識がなくても設置できます。

同じメーカーが発売しているメッシュWi-Fiルーターを利用すれば、「簡単設定機能」が利用できることが多く、接続先の設定などの手間が不要なので、誰でも簡単に利用可能です。

より広い範囲に電波が届く

メッシュWi-Fiを利用すれば、より広範囲に電波が届きやすくなるため、広い間取りの部屋でも快適なインターネット環境を整えることができます。単一のWi-Fiルーターだけではつながりにくい場合でも、メッシュWi-Fiを利用すれば通信環境の改善が見込めるでしょう。

より安定した通信が可能

メッシュWi-Fiでは、接続状況が悪くなると接続先が自動で変更されるので、安定した通信を維持しやすい点がメリットです。Wi-Fiの同時接続台数が多い場合には、特に便利です。仕事や趣味の関係で、常に快適なインターネット接続状況をキープしておきたい方にもおすすめです。

メッシュWi-Fiの設置場所

メッシュWi-Fiのパフォーマンスは設置場所に影響されるため、慎重に置き場所を選ぶ必要があります。メッシュWi-Fiの設置場所を決めるときのポイントは、主に以下のとおりです。

• 家の中で電波状況が良い場所を探す
• 家や部屋の中心部に置く
• 電波干渉を引き起こす家電製品から離す
• 窓際や水辺を避ける

それぞれのポイントを、詳しく説明します。

家の中で電波状況が良い場所を探す

電波状況が良い場所を選ばなければ、メッシュWi-Fiの強みが最大限に生かされにくいです。置き場所を決める際は、単に空いているスペースに設置するのではなく、電波状況を確認しながら選びましょう。

電波は、Wi-Fiルーターを中心に360度全方向に放射されるため、床から1～2m程度の高さを確保することも重要です。

家や部屋の中心部に置く

電波は放射状に広がるため、家や部屋の中心部にメッシュWi-Fiを置くことで、電波を効率良く飛ばすことが可能です。家の隅や障害物になる大きな家具・家電の近くは、なるべく避けましょう。

電波干渉を引き起こす家電製品から離す

Wi-Fiルーターを電子レンジやテレビなどの電波を発する家電の近くに置くと、電波干渉を引き起こす可能性があります。電波を発する家電の近くは、なるべく避けて設置しましょう。

窓際や水辺を避ける

電波には水に吸収されて減衰する性質や、ガラスを通過することで減衰する性質があります。水槽の近くや窓ガラスの近くに設置するとWi-Fiが届きにくくなる可能性があるので、それらの近くを避けて設置するのが賢明です。

メッシュWi-Fiの注意点

メッシュWi-Fiを使用する際には、メッシュWi-Fiの機能を搭載したメインルーターとサテライトルーターが必要です。高度な機能が搭載されている分だけ、通常のルーターや中継器と比べると若干割高なことが多いです。ネットワークを広げるためにサテライトルーターの数を増やそうとすると、その分費用がかさむことには注意しましょう。

メッシュWi-Fiで快適にインターネットを利用したい方には「ドコモ光」がおすすめ

もともと使っている光回線がつながりにくい場合は、メッシュWi-Fiを導入してもインターネット接続が安定しない可能性があります。そのような場合は、回線の見直しを検討しても良いでしょう。

より安定的にインターネットを利用したい方には、「ドコモ光」がおすすめです。「ドコモ光」のメリットは、主に以下が挙げられます。

• 超高速の10ギガプランがある
• 通信制限がないのであんしんして使える

光回線の一般的な通信速度は、1Gbpsです。これはほかのインターネット接続手段と比べると十分な速さですが、「ドコモ光」には最大通信速度10Gbpsの「ドコモ光 10ギガ」もあります。そのため、高速通信環境を構築したい方には、「ドコモ光 10ギガ」がおすすめです※1。

なお、「ドコモ光 10ギガ」は提供エリアが限定されているため注意しましょう。現在の提供エリアは、こちらからご確認いただけます(提供エリアは順次拡大予定)。

光回線は通信制限がない場合が多く、「ドコモ光」も通信制限を設けていません※2。そのため、動画の視聴やゲームなど大容量のデータをダウンロードしやすくなります。

自宅のインターネット環境を見直したいとお考えの方は、ぜひ「ドコモ光」の利用を検討してみてください。

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※1ベストエフォート形式のため、お客さまの通信環境により実際の通信速度は変化します。
※2データ利用量が特に多い場合は、速度制限や通信が中断されることがあります。

メッシュWi-Fiを導入すればインターネット環境がより快適に

メッシュWi-Fiは網目状のネットワークを構築する通信形態で、安定した通信が可能、より広い範囲に電波が届くといったメリットがあります。ネットワークに接続するデバイスをいくつも利用している方は、特に重宝するでしょう。

自宅のインターネット回線速度が遅い方や、接続が安定せずに悩んでいる方には、回線の見直しもおすすめです。

「ドコモ光」は、高速のインターネット通信が可能で、快適にインターネットに接続できます。通信制限もないので、大容量のデータをダウンロード・アップロードする機会が多い方でも、データ容量のことを心配せずに済みます。

快適なインターネット環境を構築したい方は、ぜひ「ドコモ光」をご検討ください。

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※「Wi-Fi」は、Wi-Fi Allianceの登録商標です。