「ネットワークとインターネット」に「Wi-Fi」がない原因
Windowsパソコンの「ネットワークとインターネット」に「Wi-Fi」の項目が表示されない原因は、主に次の3つが挙げられます。
- Wi-Fi機能が無効化されている
- ドライバーが古い
- Wi-Fi機能が搭載されていない
いずれの場合も簡単な方法で対処できます。Windowsパソコンをインターネットに接続できずにお困りの方は、原因に合わせて適切に対処しましょう。
Wi-Fi機能を有効にする方法
お使いのWindowsパソコンのWi-Fi機能が無効化されている場合は、以下の2パターンが想定されます。
- Wi-FiスイッチがOFFになっている
- Wi-Fi設定が無効化されている
それぞれのパターンに応じた対処の手順を解説します。
Wi-FiスイッチをONにする
Wi-FiスイッチがOFFになっている場合は、以下の手順でWi-FiスイッチをONに切り替えてください。
- Windowsのスタートメニューから「ネットワークとインターネット」を開く
- 左のメニューから「Wi-Fi」を押す
- 右の表示内容の「Wi-Fi」を押してスイッチがON(青)になったことを確認する
Wi-FiスイッチがON(青)になった後は、同じく「Wi-Fi」の項目から「利用できるネットワークの表示」を選択してインターネットに接続しましょう。
「設定」からWi-Fiを有効にする
上記の手順で「Wi-Fi」が表示されない場合、Wi-Fi設定が無効化されている可能性があります。
以下の手順に従って、Wi-Fi設定を有効化しましょう。
- 「ネットワークとインターネット」を開く
- 左のメニューから「状態」を押す
- 右の表示内容から「アダプターのオプションを変更する」を押す
- 「Wi-Fi」の項目で右クリックして「有効にする」を押す
Wi-Fi設定を有効化した後は、「ネットワークとインターネット」の項目に「Wi-Fi」が新しく追加されているので、設定画面からインターネットに接続してください。
「Wi-Fi」の項目が出ない場合の対処法
「ネットワークとインターネット」や「アダプターのオプションを変更する」に「Wi-Fi」の項目が表示されない場合、主な対処法は次の2種類が挙げられます。
- ドライバーを更新する
- トラブルシューティングを実行する
それぞれの対処法について解説していきます。
ドライバーを更新する
Wi-Fiの項目が表示されない場合、まずはお使いのWindowsパソコンのドライバーを以下の手順に従って手動で更新してみましょう。
- タスクバーのスタートメニューを右クリックして「デバイスマネージャー」を開く
- 左のメニューから「ネットワークアダプター」をダブルクリックする
- WirelessやWi-Fiなどの語句が含まれる項目を右クリックする
- プロパティをクリックする
- 「ドライバータブ」をクリックしてドライバーの状態を確認する(このデバイスは正常に動作しています。と表示されればOK)
- ドライバーが古い場合は手順3に戻り、「ドライバーの更新」をクリックする
- 更新完了後にパソコンを再起動する
上記の手順でパソコンの再起動後、「ネットワークとインターネット」に「Wi-Fi」の項目が表示されているかを確認してください。
トラブルシューティングを実行する
ドライバーを更新しても「Wi-Fi」の項目が表示されない場合は、トラブルシューティングを実行しましょう。
Windowsパソコンでは、以下の手順でトラブルシューティングを実行できます。
- タスクバーのスタートメニューを右クリックして「設定」を開く
- 左のメニューから「システム」を押して「トラブルシューティング」を押す
- 「その他のトラブルシューティングツール」を押す
- 「ネットワークアダプター」の実行するボタンを押す
- トラブルシューティング完了後にパソコンを再起動する
トラブルシューティングの完了後、パソコンを再起動してから「ネットワークとインターネット」に「Wi-Fi」の項目が表示されるかを確認してください。
Wi-Fi機能が搭載されていない場合はUSB子機を利用する
基本的にはここまでの手順で「Wi-Fi」の項目が表示されるはずですが、それでも表示されない場合は、そもそもWi-Fi機能が搭載されていないパソコンの可能性も考えられます。
Wi-Fi機能が搭載されていない場合は、USB子機の利用を検討しましょう。
パソコンの端子にUSB子機を取り付けると、USB子機(無線LAN子機・USBタイプのモバイルWi-Fiルーターなど)を経由して無線通信が可能となります。
なお、USB子機の対応通信速度によって価格は大きく変動します。インターネットの使い方にあわせて必要なUSB子機を選ぶのがおすすめです。
インターネットの回線速度の目安については下記の記事で詳しく解説しています。こちらもあわせて参考にしてください。
「インターネット速度の平均はどのくらい?動画やゲームが楽しめる目安と測定方法を紹介」
快適なインターネット通信を利用するなら「ドコモ光」がおすすめ
「ネットワークとインターネット」から「Wi-Fi」への接続が可能になっても、接続が不安定だったり、通信速度に不満があったりする場合は、通信環境を見直すことも検討しましょう。
自宅に快適なインターネット環境を整備したい方には、「ドコモ光」がおすすめです。
NTTドコモが運営する「ドコモ光」では、最大1Gbpsの高速通信に対応する「ドコモ光 1ギガ」と、最大10Gbpsの高速通信に対応した「ドコモ光 10ギガ」を提供しています。「ドコモ光 10ギガ」の提供エリアは順次拡大中で、最新の状況はこちらからご確認いただけます。
回線速度が遅い原因のひとつに「プロバイダ内の回線混雑」が挙げられますが、「ドコモ光 1ギガ」は21プロバイダ、「ドコモ光 10ギガ」は10プロバイダに対応しているため、ご自身の好みに合わせて選ぶことができます。
途中で変更したい場合は、変更手数料3,300円(税込)で後から変更も可能です。
さらに、「ドコモ光」はNTT東西のフレッツ回線を利用する光コラボレーションの一種です。光コラボ同士なら「転用」や「事業者変更」などの手続きで、費用や手間を抑えて乗り換えができます。
より快適なインターネット通信を利用したいと考えている方は、この機会に「ドコモ光」へのお申込みを検討されてみてはいかがでしょうか。
なお、「ドコモ光」はベストエフォート型サービスです。最大通信速度は技術規格上の最大値となり、お客さま宅内での実使用速度はお客さまのご利用環境・ご利用機器、回線の混雑状況などによって低下する可能性がある点にはご注意ください。
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「ネットワークとインターネット」にWi-Fiがない場合は無効化されている可能性が高い
Windowsのパソコンで「ネットワークとインターネット」にWi-Fiの表示がない場合、Wi-Fi機能が無効化されていることやドライバーが古いことが考えられます。
パソコンのWi-Fi接続にお困りの方は、本記事で紹介した対処法を参考に設定をしてみましょう。
なお、Wi-Fiの通信速度が遅い場合には、インターネット環境の見直しがおすすめです。
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※「Wi-Fi」は、Wi-Fi Allianceの登録商標です。