無線より有線の方が遅い理由は？回線速度をあげるための対処法を紹介！

2024.07.16

一般的に、インターネットに接続する際には、有線接続の方が無線接続よりも安定しており、回線速度も速い傾向があります。

しかし、いくつかの理由により、無線よりも有線の方が遅くなる場合があります。

本記事では、無線よりも有線で接続した方がインターネットの速度が遅くなる理由をまとめました。あわせて、有線接続時にインターネットの回線速度が落ちた場合の対処法も解説します。ぜひ最後までご覧ください。

記事サマリー

ネットの無線接続と有線接続の特徴

まずは、ネットの無線接続と有線接続の特徴を、メリットとデメリットにわけて解説します。

無線接続のメリット・デメリット

無線接続の主なメリットとデメリットは以下のとおりです。

メリット	デメリット
・同時に接続できるデバイスの台数が多い・LANポートのないデバイスも接続できる・レイアウトの自由度が高い	・通信速度や回線が不安定・情報セキュリティが弱い

パソコンやテレビ、スマホ、ゲーム機など同時に複数のデバイスをインターネットに接続する方や家族が多い方、IoT家電を使っている方は、同時接続台数が多くLANポートを必要としない無線接続がおすすめです。

また、電波の届く範囲であれば部屋のどこにいてもインターネットに接続できるため、場所に縛られない点も魅力です。

一方、無線接続は電波を使うため周囲の環境に影響を受けやく、場合によっては通信の安定性が劣ります。そのため、常に回線の状態を一定の品質で保ちたい方には不向きです。

また、電波を飛ばす範囲が広いため、通信を傍受される可能性もゼロではありません。有線接続と比較すると、セキュリティリスクが上がります。

有線接続のメリット・デメリット

有線接続の、主なメリットを以下にまとめました。

メリット	デメリット
・通信が安定している・通信の速度が速い・セキュリティの安全を確保しやすい・接続方法がシンプル	・部屋の内観を損なう・ケーブルの届く範囲でしか使えない・同時接続台数が限られている

有線接続は、物理的にデバイスとインターネット機器を接続しているため、距離や障害物による影響を受けにくく、安定した環境で高速の通信を実現しやすい傾向があります。また、無線LANのように、Wi-FiのSSIDやパスワードが漏洩するリスクが少ない点もメリットです。

さらに、インターネット機器とデバイスをLANケーブルで接続するだけで使いはじめられるため接続の難易度が低く、インターネット関連の知識が少ない方でも手軽に使えます。

一方、有線接続はLANケーブルが露出しているため、見た目を損なう点がデメリットです。また、ケーブルの届く範囲でしか使えない点や、同時接続台数が少ない点にも不便を感じるでしょう。小さなお子様がいるご家庭やペットと暮らしている場合には、配線に引っかからないように注意が必要です。

無線より有線の方が遅い理由

なんらかの理由により、無線よりも有線接続の方がインターネットの速度が遅くなることがあります。主な理由には、以下の5点が考えられます。

LANケーブルの劣化・破損
LANケーブルの規格が合っていない
周辺機器の不具合
パソコンのOSやブラウザのバージョンが古い
アクセスが集中している

一般的にLANケーブルの耐用年数は数十年程度とされていますが、環境や利用方法によっては劣化スピードが早まることもあるでしょう。劣化が原因で、インターネットの速度に影響をおよぼすことも考えられます。

また、LANケーブルの規格が回線のスペックに見合っていないと、どれだけ高速な回線を契約していても速度が落ちます。

周辺機器や、パソコンのようなインターネットに接続しているデバイスのアップデートをしていないことも同様に、回線の速度に影響を与える一因です。最新の状態になっていないことで、不具合が起こる場合もあります。

また、たとえ有線での接続であっても、アクセスが集中して一時的にインターネットの速度が落ちるケースもあるためご注意ください。

回線が遅いときの対処法

上記の回線が遅くなる理由に対して、ひとつずつ対処法を解説します。

LANケーブルを新しいものに取り替える

劣化や破損が見られる場合は、新しいLANケーブルに取り替えましょう。新調する際には、利用中の回線速度に適した規格のケーブルを選んでください。

LANケーブルはいくつかのカテゴリに分かれていますが、数字の大きいものほど高性能です。性能があがるほど高価になり、かつオーバースペックである可能性も考えられるため、導入しているインターネット機器の性能に見合ったスペックのLANケーブルを選ぶことが重要です。

周辺機器に故障がないか確認する

周辺機器のランプの状態を確認して、異常を示す色の表示や点滅がないか確認しましょう。

使用している周辺機器の取扱説明書を確認しながら、機器ごとの異常を示す状態をチェックします。状況が改善しない場合は、再起動するのもひとつの手段です。

取扱説明書を見てもわからない場合は、必要に応じて提供元の公式ホームページや問い合わせ窓口も利用してください。事業者からレンタルしている機器の故障が見つかった場合は、提供元に交換してもらいましょう。

パソコンのOSやブラウザのバージョンをアップデートする

周辺機器に不具合がなければ、デバイス側の状態を確認してください。

パソコンのOSや、使用しているブラウザのバージョンを最新のものにアップデートすればスピードが改善されることもあります。

回線やプロバイダを変更する

上記の方法でもインターネットの速度が改善されない場合は、プロバイダや回線そのものの遅さが原因の可能性があります。

インターネット回線の利用者が増えても速度に左右されにくい、高性能の回線やプロバイダに乗り換えることも検討してください。

「ドコモ光」なら5G高速通信対応でインターネットを楽しめる

インターネット回線の見直しや乗り換えを検討している方には、「ドコモ光」がおすすめです。「ドコモ光」には、以下のようなメリットがあります。

超高速の10ギガプランがある
通信制限がないのであんしんして使える
スマホとセット割ができる

光回線の一般的な通信速度は、1Gbpsです。これはほかのインターネット接続手段と比べると十分な速さですが、「ドコモ光」には最大通信速度10Gbpsの「ドコモ光 10ギガ」もあります。そのため、高速通信環境を構築したい方には、「ドコモ光 10ギガ」がおすすめです。

なお、「ドコモ光 10ギガ」は提供エリアが限定されているため注意しましょう。現在の提供エリアは、こちらからご確認いただけます(提供エリアは順次拡大予定)。また、「ドコモ光」はベストエフォート型サービスです。最大通信速度は技術規格上の最大値となり、お客さま宅内での実使用速度はお客さまのご利用環境・ご利用機器、回線の混雑状況などによって低下します。

光回線は通信制限がない場合が多く、「ドコモ光」も通信制限を設けていません※1。そのため、動画の視聴やゲームなど大容量のデータをダウンロードしやすくなります。

「ドコモ光」は、スマホとセット割ができます。「ドコモのスマホ」なら、ご家族全員のスマホ料金から、永年最大1,100円(税込)割引※2 されます。セット割は、一緒に住んでいる家族だけでなく離れて住んでいる家族も対象です。

「ドコモのスマホ」ならご家族全員のスマホ料金から
永年最大1,100円(税込)／月割引！^※

「ドコモ光」の申し込み
・無料相談をする

※「ドコモ光」契約者と同一「ファミリー割引」グループ内の「eximo」「eximo ポイ活」「irumo（0.5GBを除く）」「5Gギガホプレミア」「5Gギガホ」「5Gギガライト（1GB超）」「ギガホプレミア」「ギガホ」「ギガライト（1GB超）」の契約者が対象です。「5Gギガライト／ギガライト（1GB超～3GB）」は550円／月を割引します。また「5Gギガライト」「ギガライト」のご契約で、ご利用データ量が1GB以下の場合は対象外となります。同一「ファミリー割引」グループ内に「ドコモ光」「home 5G プラン」の両方が存在する場合は、「ドコモ光セット割」が適用されます。また、「ドコモ光ミニ」「home 5G プラン」の両方が存在する場合は、「home 5G セット割」が適用されます。月額料金が日割り計算となる場合は、割引額も日割り計算となります。

※1混雑の原因となる大量のトラフィックを発生させているお客さまに対し、帯域を制御すること等により本サービスの速度を制限することがあります。
※2 「ドコモ光」契約者と同一「ファミリー割引」グループ内の「eximo」「eximo ポイ活」「irumo（0.5GBを除く）」「5Gギガホプレミア」「5Gギガホ」「5Gギガライト（1GB超）」「ギガホプレミア」「ギガホ」「ギガライト（1GB超）」の契約者が対象です。「5Gギガライト／ギガライト（1GB超～3GB）」は550円／月を割引します。また「5Gギガライト」「ギガライト」のご契約で、ご利用データ量が1GB以下の場合は対象外となります。同一「ファミリー割引」グループ内に「ドコモ光」「home 5G プラン」の両方が存在する場合は、「ドコモ光セット割」が適用されます。また、「ドコモ光ミニ」「home 5G プラン」の両方が存在する場合は、「home 5G セット割」が適用されます。月額料金が日割り計算となる場合は、割引額も日割り計算となります。