Ping値が不安定になる原因とは?反応速度の改善方法やおすすめのネット回線を紹介

通信ノウハウ

インターネットの回線速度は、上りの速さ(アップロード)、下りの速さ(ダウンロード)だけでなく、Ping値も重要です。

Ping値が不安定になると、上りの速さや下りの速さが出ていても、通信速度が遅く感じることがあります。

本記事では、Ping値が不安定になる原因や改善方法を解説するほか、快適にインターネットを楽しめるおすすめの回線も紹介します。

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記事サマリー

Ping値とは?

Ping値とは、回線の応答速度をあらわす数値のことです。わかりやすくいうと、パソコンやスマホなどのデバイスで操作の指示を出してから、サイトを読み込むまでの反応の早さを意味します。

Ping値の単位では「ms(ミリ秒)」が使われ、数値が低いほど反応が早く、数値が高いほど反応が遅くなります。

なお、Ping値と応答速度の目安は、以下のとおりです。

Ping値応答速度の目安
15ms以下かなり高速
16ms〜30ms高速
31ms~50ms普通
51ms〜100ms低速
101ms以上かなり低速

Ping値の目安はコンテンツによって異なる

Ping値は低いに越したことはありませんが、インターネットの利用目的によって快適に楽しめる基準が異なります。そのため、コンテンツによってはPing値がある程度高い状態であっても問題ない場合があります。

たとえば、Webサイトの閲覧はそこまで反応速度を必要とせず、Ping値が30ms~50ms程度でも快適に楽しむことが可能です。

一方、格闘系やFPSなどのオンラインゲームでは、Ping値が高いと快適に楽しめない傾向にありますが、オンラインゲームをプレイしない方であれば、Ping値の影響が出ることは少ないでしょう。

なお、オンラインゲームにおけるPing値については、下記の記事で詳しく解説しているのでご覧ください。

「オンラインゲームでのPing値の重要性とは?測定方法や改善方法を解説」

【有線・無線共通】Ping値が不安定になる原因と改善方法

Ping値は、さまざまな原因によって不安定になることがあり、有線接続と無線接続によっても原因が異なります。

まずは、有線接続と無線接続で共通してPing値が不安定になる主な原因と改善方法を紹介します。

通信機器で不具合が起こっている

Ping値が不安定になる原因には、インターネットの周辺機器やデバイスの不具合があります。

ONUやWi-Fiルーター、接続しているデバイスは電子機器です。そのため、長く利用していると、熱や経年劣化などによって不具合を起こすことがあります。

電子機器の不具合は、基本的に再起動で改善される可能性が高いため、一度電源をOFFにしてから数十秒~数分程度の間隔を空けて、再度電源をONにしてみましょう。

不要なアプリ・ブラウザが動いている

パソコンやスマホなどのデバイスで使っていないアプリが動いていたり、複数のブラウザを開いていたりする場合は、Ping値が高くなる可能性があります。そのため、使用していないアプリやブラウザは、できるだけ閉じるようにしましょう。

また、アプリの設定によっては、自動的にアップデートが行われる場合もあります。アップデート中はPing値が高くなる傾向があるため、注意が必要です。

特に反応速度が重要なコンテンツでは、Ping値が不安定になると楽しめないため、状況に応じて自動アップデートをOFFにしておいたほうが良いでしょう。

通信速度の遅くなる時間帯に接続している

祝日や夜の時間帯など、インターネットの利用者が増える時間帯は回線が混雑するため、Ping値が不安定になる可能性があります。

決まった時間にインターネットの反応が遅くなる場合は、インターネットに接続する時間帯をずらしてみましょう。

【無線接続】Ping値が不安定になる原因と改善方法

イメージ

Wi-Fiは電波で送受信を行うため、基本的に有線接続よりPing値が不安定になる傾向があります。

そのため、Ping値が重要なコンテンツを利用するときは、Wi-Fiから有線接続に切り替えたほうがPing値は安定しやすいです。

しかし、人によっては有線接続ができない方もいるかもしれません。以下では、Wi-Fiでインターネットを利用中にPing値が不安定になる主な原因と改善方法を紹介します。

障害物やほかの電波の影響を受けている

Wi-Fiの電波は障害物に反射・吸収されたり、ほかの家電が発する電波の影響を受けたりします。

Wi-Fiが不安定になるとPing値も不安定になるため、以下のような工夫をすることがおすすめです。

  • Wi-Fiルーターの設置場所を移動する
  • 電波の周波数帯が同じ電子レンジの利用を控える

また、Wi-Fiルーターには周波数帯を変更できる製品もあります。

5GHzの周波数帯は家電が発する電波の影響を受けにくいので、周波数帯の切り替えが可能なWi-Fiルーターを利用している方は、周波数帯を切り替えてみるのもおすすめです。

ルーターの同時接続台数が多い

Wi-Fiルーターには、製品ごとに同時接続可能台数が決まっています。

同時接続可能台数とは、同時にWi-Fiを利用できる上限台数(推奨値)のことです。同時接続可能台数を超えてデバイスを接続する場合、Ping値が不安定になりやすいです。

Ping値が安定しない場合は、使用していないデバイスとWi-Fiの接続を遮断し、改善するか確認してみましょう。

デバイスとルーターの距離が遠い

Wi-Fiの電波はルーターから離れるほど弱くなり、Ping値も不安定になります。特に、Ping値が高いときは、デバイスとWi-Fiルーターの距離が遠すぎる可能性があるため、距離を近づけて改善するか試してみましょう。

反応速度が遅いと感じたときにご自身で測定する方法

Ping値を含めた通信速度は、ご自身で測ることが可能です。たとえば、代表的な測定方法には、Google「インターネット速度テスト」があります。

Google「インターネット速度テスト」は、Googleの検索ページに「インターネット速度テスト」と入力して検索するだけで、誰でも利用できます。

ご自身が利用している回線のPing値や通信速度が気になる方は、活用してみてください。

また、以下のような外部の回線速度測定サイトを利用するのもおすすめです。

慢性的に速度が遅いならネット回線の見直しも検討する

普段から通信速度に不満を感じている方は、回線の見直しも検討しましょう。通信速度の速い回線に乗り替えることで、上り、下り、Ping値が改善される可能性があります。

回線を見直すのであれば、通信速度と安定性に優れた光回線がおすすめです。基本的に光回線の最大通信速度は1Gbpsのため、ほかの回線より通信速度が速い傾向があります。

また、光回線で利用する光ファイバーは、電波の影響を受けず、基地局との距離にも影響されないため、安定した通信が可能になるでしょう。

快適な通信速度でネットを使うなら光回線の「ドコモ光」がおすすめ

光回線を検討している方には、「ドコモ光」がおすすめです。

「ドコモ光」では、最大通信速度1Gbpsの「ドコモ光 1ギガ」と最大通信速度10Gbpsの「ドコモ光 10ギガ」の2つのプランをご用意しています。

たとえば、格闘ゲームやFPSなどのPing値が重要なコンテンツを利用する方であれば「ドコモ光 10ギガ」、一般的なWeb検索や動画視聴などをする方であれば「ドコモ光 1ギガ」のように、利用環境に合わせて最適なプランを選択可能です。

また、プロバイダも複数社あるため、ご自身の好みに合わせてサービスを選択できます。

なかには、Wi-Fi 6対応やハイスペックのWi-Fiルーターをレンタルできるプロバイダもあるため、初期費用を抑えながら快適なWi-Fi環境を整えられます。

月額料金
(ドコモ光1ギガ)※1
(マンション)
タイプA:定期契約あり4,400円(税込)、定期契約なし5,500円(税込)
タイプB:定期契約あり4,620円(税込)、定期契約なし5,720円(税込)
単独タイプ:定期契約あり4,180円(税込)、定期契約なし5,280円(税込)
(戸建)
タイプA:定期契約あり5,720円(税込)、定期契約なし7,370円(税込)
タイプB:定期契約あり5,940円(税込)、定期契約なし7,590円(税込)
単独タイプ:定期契約あり5,500円(税込)、定期契約なし7,150円(税込)
ドコモ光ミニ:定期契約あり2,970~6,270円(税込)、定期契約なし4,620~7,920円(税込)
月額料金
(ドコモ光10ギガ)※2
タイプA:定期契約あり6,380円(税込)、定期契約なし8,030円(税込)
タイプB:定期契約あり6,600円(税込)、定期契約なし8,250円(税込)
単独タイプ:定期契約あり5,940円(税込)、定期契約なし7,590円(税込)
契約期間なし または 2年定期契約
最大通信速度※3ドコモ光 1ギガ:最大1Gbps
ドコモ光 10ギガ※4:最大10Gbps
お申込み方法①ご相談フォームで受付
②ご相談(希望の曜日・時間に電話)
③お申込み完了(そのまま電話でお申込み可能)

※1 定期契約プランは、2年間同一の「ドコモ光」契約を継続して利用することが条件となり、解約(定期契約のない料金プランへの変更含む)のお申出がない場合は自動更新となります。当該期間内での解約、定期契約のない料金プランへの変更などの場合、更新期間を除いて戸建タイプ 5,500円(税込)、マンションタイプ4,180円(税込) 、ドコモ光ミニ2,970円(税込)の解約金がかかります〈2022年6月30日以前にお申込みのお客さまの場合、戸建タイプ14,300円(税込)(ドコモ光ミニ含む)、マンションタイプ8,800円(税込)の解約金となります〉
※2 2年間同一の「ドコモ光」の継続利用が条件となり、当該期間内での解約、定期契約のない料金プランへの変更などの場合、更新期間を除いて5,500円(税込)の解約金がかかります。なお、「ドコモ光」とペア回線(「ドコモ光」と対になる携帯電話回線)の契約期間および更新期間はそれぞれ異なりますので、ご注意ください。
※3 ベストエフォート値による最大通信速度
※4 「ドコモ光 10ギガ」の対象エリアは、一部に限られます。詳しくはこちら

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Ping値が高くなる原因を把握して快適にインターネットを楽しもう

Ping値は回線の反応速度をあらわす数値です。数値が低いほど操作の指示を出してからサイトを読み込むまでの反応が早くなります。

Ping値が不安定になると、利用するコンテンツによっては大きな影響が生じるため、不安定になる原因や改善方法を知っておくと良いでしょう。

また、現在利用している回線に不満がある方は、ネット回線の見直しを検討することもおすすめです。

「ドコモ光」は、最大通信速度が異なるプランから、利用環境に合わせて最適なプランを選択できます。

快適なインターネット環境を整えたい方は、この機会にぜひ「ドコモ光」をご検討ください。

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※「Wi-Fi」は、Wi-Fi Allianceの登録商標です。

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