プロバイダと回線事業者の違いは？サービス内容や種類、選び方を解説！

プロバイダと回線事業者の違い

プロバイダと回線事業者は、どちらもインターネットに接続するために必要なサービスを提供していますが、それぞれ異なる役割を担っています。

プロバイダは、回線をインターネットにつなげる役割を担っており、ソフト面のサービスを提供しています。正式名称はインターネットサービスプロバイダ(IPS)ですが、略して「プロバイダ」と呼ばれることが一般的です。

一方、回線事業者は、インターネット利用環境を整備する役割を担っており、回線の配線工事やONU(回線終端装置)の貸出などハード面のサービスを提供しています。光回線やADSL回線、ケーブルテレビ回線などの種類があります。

インターネットを利用するには、回線事業者とプロバイダの両者との契約が必要で、どちらか一方ではインターネットに接続できません。近年では、回線とプロバイダが一体となったサービスも普及しています。

プロバイダのサービス内容

プロバイダは、インターネット上の住所にあたるIPアドレスを発行し、ユーザーがインターネットに接続できるようにしています。多くの場合、「戸建タイプ」と「マンションタイプ」があり、住環境に合わせてプランを選択します。

プロバイダが提供するサービスには、基本的なインターネット接続サービスに加えて、以下のオプションサービスも提供しています。

• メールアドレスの発行
• 迷惑メール対策サービス
• ホームページ作成サービス
• 独自ドメインの取得
• セキュリティサポート
• 音楽や映像のコンテンツ配信サービス

プロバイダごとにオプションの内容や利用料金が異なるため、契約時には各社のサービスを比較してみると良いでしょう。

プロバイダの種類

プロバイダの種類は、大きく以下の4つに分けられます。

• 通信会社系
• 電力会社系
• 電機メーカー系
• そのほか

通信会社系は、自社で固定電話や携帯電話の事業を行っており、知名度を生かした取組みが魅力です。さらに、通信会社がプロバイダサービスと通信回線を一括提供しているため、支払いを一本化でき、電話料金のセット割引が受けられる場合もあります。

電力会社系は、各地の電力会社が親会社で、地域が限定されるものの、安定した通信速度が期待できます。通信面で独自のインフラを構築している強みがあるため、利用料金がリーズナブルなケースが多いです。

電機メーカー系は、パソコンメーカーが母体で、パソコン関連のサポートが充実しています。パソコン初心者の方や、パソコンへの付加サービスを希望する方におすすめです。

現在使っているプロバイダの確認方法

プロバイダからメールアドレスが提供されている場合は、「@」以降の部分で契約しているプロバイダ名がわかります。

手元に契約書があるなら、記載されている内容を確認して契約しているプロバイダを確認する方法もおすすめです。また、利用明細を確認してプロバイダを特定できる場合もあります。

手元の情報でわからない場合は、回線事業者に問い合わせてください。

回線事業者のサービス内容

回線事業者とは、先述のとおりケーブルテレビ回線・ADSL回線・光回線のような、インターネットに接続するための回線設備を提供している事業者のことです。

インターネットを利用するための設備工事や保守管理は、回線事業者の管轄です。

光回線を利用するためのONU(回線終端装置)や光ファイバーケーブルのような設備は、回線事業者が提供しています。

光回線の種類

総務省が2023 年5月発表した「令和４年通信利用動向調査ポイント※」によると、各世帯に普及しているインターネット回線は光回線が60.7％と最も多く、携帯電話回線が56.8%、ケーブルテレビ回線はわずか15.7%でした(自宅のパソコンなどからインターネットを利用する世帯に占める割合、複数回答)。

光回線は、ほかの回線と比較すると通信速度が速く、安定した通信が行える点が人気の理由のひとつでしょう。

光回線には、主に以下の4つ種類があります。

• フレッツ光
• 光コラボ
• 独自回線
• 電力系光回線

それぞれ提供エリアや通信速度、料金が異なります。住環境やライフスタイルに合わせて、おトクに使える光回線を選ぶと良いでしょう。

※出典：総務省「令和４年通信利用動向調査ポイント」

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現在使っている回線の確認方法

手軽な確認方法は、プロバイダに問い合わせることです。回線と利用者をつなぐ役割を担うプロバイダは、インターネット利用者の加入状況も把握しています。

手元に契約書があるなら、記載されている内容を確認すれば利用している回線の種類がわかるでしょう。

また、利用明細を確認すれば、回線の種類やサービス名がわかります。

そのほか、光回線のONU（回線終端装置）に書かれている文字を確認すれば確認可能です。機器に「ONU」「VDSL」と記載があれば、光回線であることを示しています。

ライフスタイルに合ったプロバイダや光回線の選び方

プロバイダや光回線を選ぶ際には、住環境による制約がない場合、ライフスタイルを意識しましょう。

以下に、ライフスタイルに合わせたプロバイダと光回線の選び方を解説していきます。

プロバイダの選び方

プロバイダを選ぶ際に最も重要なポイントは、現在利用している回線に対応していることです。非対応のプロバイダとは、そもそも契約ができません。

利用中の回線に対応していることが確認できたら、料金や特典、付帯サービスのメリットを考慮しながら最適なものを選択しましょう。

たとえば、フリーランスの場合はホームページ作成サービスや独自ドメインが取得できるプロバイダを選ぶことで、じぶんでサービスを探したり比較したりする手間が省けます。また、現在使っているスマホとセットで割引になる場合もあるため、最もおトクに使えるプロバイダを探してみることをおすすめします。

光回線の選び方

光回線を選ぶ際に重要なのは、使用場所が提供エリア内に含まれているかどうかです。そもそも、提供エリア外では使用できません。

提供エリア内であることを確認したら、ストレスなく利用するための最大通信速度や料金を確認しましょう。さらに、戸建やマンションタイプのような、住まいに応じた配線方式を選択してください。

特典や付帯サービスもチェックして、よりおトクに利用できるサービスを選びましょう。

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プロバイダや回線を選ぶときの注意点

続いて、プロバイダや回線を選ぶ際の注意点を挙げていきます。

繁忙期は工事のタイミングが遅くなる

引越しシーズンやキャンペーン期間のような繁忙期は、工事のタイミングが遅くなる場合がある点に注意しましょう。お申込みが集中すると、希望のタイミングで工事予約が取れない可能性があります。インターネットの利用を急ぐ方は、できるだけ早めに予約したり、混雑しがちな土日の工事を避けたりすると良いでしょう。

もしくは、工事完了までのつなぎの期間に、代わりにインターネットを使えるサービスを利用してみてください。レンタルWi-Fiルーターや、スマホのテザリングを利用して、ほかの方法でインターネットを使える環境を整えることもおすすめです。

提供エリア外では契約できない

そもそも提供エリア外では、契約すらできません。

お申込み前には必ず、じぶんの住むエリアがサービス提供範囲にあるかを確認してください。エリアの確認は、多くの場合回線事業者のホームページ上で確認できます。

提供エリア内でも回線工事ができない場合がある

提供エリア内であっても、建物の状況や周辺環境の影響で回線工事ができない場合があります。

特に集合住宅の場合は、管理会社に回線工事が可能か事前に確認が必要です。規約や建物の状態によっては勝手に工事を行うことはできませんので、注意してください。

現在使っている回線やプロバイダの違約金がかかる場合がある

回線やプロバイダを変更する際、乗り換えタイミングによっては違約金が発生するケースがあります。

余分な出費を避けるためにも、事前に違約金の有無や発生する期間を確認してください。

「ドコモ光」はスマホとセット割でおトクにインターネットを楽しめる

光回線の「ドコモ光」なら、プロバイダが選べて、スマホとセット割でおトクにインターネットを楽しめます。「ドコモ光」のメリットは、主に以下が挙げられます。

• 通信制限がないのであんしんして使える
• スマホとセット割ができる
• プロバイダが選べる
• dポイントがたまる

光回線は通信制限がない場合が多く、「ドコモ光」も通信制限を設けていません※1。そのため、動画の視聴やゲームなど大容量のデータをダウンロードしやすくなります。

「ドコモ光」は、スマホとセット割ができます。「ドコモのスマホ」なら、ご家族全員のスマホ料金から、永年最大1,100円(税込)割引※2※3されます。セット割は、一緒に住んでいる家族だけでなく離れて住んでいる家族も対象です。

「ドコモ光」には「ドコモ光 1ギガ」と「ドコモ光 10ギガ」のサービスがありますが、どちらもさまざまなプロバイダに対応しています(「ドコモ光 1ギガ」は21プロバイダ、「ドコモ光 10ギガ」は10プロバイダに対応)。プロバイダをご自身で選びたい方には、おすすめです。

また、「ドコモ光」の料金の支払いをdカード GOLD※4で行う場合は、条件を満たす場合は通常の10倍のポイントがたまります※5。dカード GOLDを利用している方であればdポイントを効率良くためることができるので、より一層おすすめです。

高速で快適なインターネット環境を構築したい方は、ぜひ「ドコモ光」の利用を検討してみてください。

※1ベストエフォート形式のため、お客さまの通信環境により実際の通信速度は変化します。
※2※3「ドコモ光」契約者と同一「ファミリー割引」グループ内の「eximo」 「eximo ポイ活」 「irumo（0.5GBを除く）」 「5Gギガホプレミア」「5Gギガホ」「5Gギガライト（1GB超）」「ギガホ プレミア」「ギガホ」「ギガライト（1GB超）」の契約者が対象です。「5Gギガライト／ギガライト（1GB超～3GB）」は550円／月を割引します。また「5Gギガライト」「ギガライト」のご契約で、ご利用データ量が1GB以下の場合は対象外となります。同一「ファミリー割引」グループ内に「ドコモ光」「home 5G プラン」の両方が存在する場合は、「ドコモ光セット割」が適用されます。また、「ドコモ光ミニ」「home 5G プラン」の両方が存在する場合は、「home 5G セット割」が適用されます。月額料金が日割り計算となる場合は、割引額も日割り計算となります。
※4 dカード GOLDの年会費は11,000円(税込)、入会には一定の審査があります。
※5ドコモのケータイ／「ドコモ光」のご利用金額1,000円(税抜)につき100ポイント進呈いたします。各種割引サービス適用後の基本使用料、通話・通信料、付加機能使用料の金額となります(ただし、FOMAサービスの利用金額のうちFOMA位置情報／FOMAユビキタスサービスにかかる基本使用料および通信料は除きます)。各種手数料、電報料、コンテンツ使用料／iモード情報料、コレクトコール通話料、ケータイのご購入代金分割支払金／分割払金、ドコモ口座による利用代金(送金依頼額および利用料)、消費税、「ケータイ補償サービス」「ケータイ補償 お届けサービス」ご利用時のお客さまご負担金、「ドコモ光」事務手数料・工事料および光訪問サポート利用料など1回ごとにお申込みが必要となるサービスなどはdポイント進呈の対象外となります。

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プロバイダと光回線事業者はライフスタイルに合わせて選ぼう

プロバイダと光回線事業者は、インターネットを利用するために必ず契約が必要です。それぞれ複数の提供元がありますが、ライフスタイルを意識しながら選ぶと良いでしょう。

本記事では、適切なプロバイダと光回線事業者の選び方を紹介しました。スマホとセット割でおトクにインターネットを利用したい方は、「ドコモ光」をご検討ください。

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