中古ルーターを購入する際の注意点
中古ルーターを購入する際は、事前に知っておくべき点や注意しなければならないことがいくつかあります。以下で、中古ルーターを購入する際の注意点を詳しく説明します。
なお、本記事では、光回線のONU(回線終端装置)などに接続して使うルーターについて解説します。ホームルーターやモバイルルーターとは異なるため、注意しましょう。
メーカー保証がない
中古ルーターの場合、メーカー保証がすでに切れていることがあります。
メーカー保証やサポートが切れていることは、万が一壊れたものを買ったとしても保証されないため、修理費用は自腹になります。また、メーカーによっては、製造終了してから3年以上経過したものは修理に対応していない場合もあります。
さらに、中古品の場合はメーカーが提供する保守サービスに加入できないなどのデメリットもあるため、注意が必要です。
古い世代のルーターは通信速度が遅い
中古のルーターで用いられているWi-Fiの規格は、最新の規格よりも古いものの場合があります。Wi-Fiの規格の古さは速度の遅さに影響するので、快適にインターネットを利用できない可能性があるでしょう。Wi-Fiの規格と最大通信速度の関係は、以下のとおりです。
規格 | 最大通信速度 |
---|---|
IEEE 802.11 | 2Mbps |
IEEE 802.11b | 11Mbps |
IEEE 802.11g | 54Mbps |
IEEE 802.11a | 54Mbps |
IEEE 802.11n | 600Mbps |
IEEE 802.11ac | 6.9Gbps |
IEEE 802.11ax | 9.6Gbps |
ジャンク品である可能性がある
ルーターなどのネットワーク機器には、それぞれ耐用年数が設けられています。壊れていて、動作確認ができないものは「ジャンク品」と呼ばれ、そのままではまともに動作しないものもあります。
ルーターに関する専門的な知識や修理技術をお持ちの方は、ご自身で修理できる可能性もありますが、素人が分解・修理をすると火災や感電、やけどなどのリスクあります。多くの製品は、メーカーにより分解禁止とされているため、注意しましょう。
第三者から犯罪に使われる可能性がある
既に第三者の手に渡ったルーターや、アクセスポイント名(SSID)やパスワードが公開されているルーターは、そのまま使いまわすと通信内容の盗聴や不正利用の危険性があります。
セキュリティ的に脆弱なルーターを利用していると、第三者によるハッキングなどで犯罪行為に悪用される可能性があるため、十分注意しましょう。
避けるべき中古ルーターの特徴
安全にインターネットを利用するためには、利用するべきではない中古ルーターもあります。以下で、避けるべき中古ルーターの特徴を紹介します。
古すぎる
一口に中古といっても、現在市場に出回っているものとスペックがほぼ変わらないものもあれば、製造されてからかなりの期間が経過したものもあります。
一方、古すぎるルーターはセキュリティ面や速度面で不安があるので、なるべく避けたほうが良いでしょう。
セキュリティ情報が公開されている
ルーターの中には、ユーザーIDやパスワードが一律で設定されており、マニュアルがインターネット上で公開されているものもあります。
特に、フリマアプリで取引されているようなものだと、商品説明文にそういった情報が記載されていることも多いです。安全に利用できない可能性があるので、避けるのが無難です。
中古ルーター購入後にやるべきこと
中古ルーターを購入した場合、実際に利用する前に行わなければならないことがあります。中古ルーター購入後にやるべきことを、以下で紹介します。
初期化する
以前利用していたユーザーのデータや設定が残っていると、悪用される可能性があります。初期化して再設定することで、安全に使用することが可能です。
再設定には手間がかかりますが、安全に使用するためには欠かせない手順なので、なるべく初期化することを心がけましょう。
必要に応じてプロファイルを設定する
ルーターには購入してそのまま使えるものもありますが、利用するためにプロファイルの設定が必要なものもあります。
プロファイルの設定方法はルーターの機種によって異なるので、適宜確認しながら設定すると良いでしょう。
手軽にインターネット環境を整えるなら「home 5G」がおすすめ
自宅にインターネット環境を整える場合、必要な設備の導入に時間やコストがかかります。手軽にインターネット環境を整えたいとお考えの方には、ホームルーターを検討してみてはいかがでしょうか。
どのホームルーターを選ぶべきかで悩んでいる方には、「ドコモ」の「home 5G」がおすすめです。「home 5G」の特徴は、主に以下のとおりです。
- 使用データ量無制限
- 工事不要で利用可能
- 契約期間の縛りがない
月間の使用データ量に制限があると、使いすぎた場合に速度制限がかかることもありますが、「home 5G」はデータ量無制限※1なので、通信量を気にせずにインターネットを利用できます。在宅ワークなどで通信量の多いデータやファイルを頻繁に送受信する場合もあんしんです。
光回線を利用するためには工事を行う必要がありますが、「home 5G」はホームルーターなので工事不要で、ご契約後に自宅のコンセントに挿すだけでWi-Fiを利用できます。また、ホームルーター(HR02)※2は最大受信速度4.2Gbps(ベストエフォート形式)※3 ※4、5G高速通信対応 ※5です。
インターネット回線はスマホと同じように、定期契約をしている場合は更新月以外に解約すると違約金などが発生します。一方「home 5G」には契約期間の縛りがないため、デバイスの代金の支払いが済んでいる場合はいつ解約しても違約金や撤去費用は発生しません。
「home 5G」の月額料金や契約期間などを、以下に表でまとめます。
月額料金 | home 5Gプラン:4,950円(税込) |
機種代 | 71,280円(税込) |
初期費用 | 契約事務手数料3,850円(税込) (オンラインショップは無料) |
契約期間 | 定期契約なし |
データ容量 | 無制限※1 |
購入先 | ドコモオンラインショップ ドコモショップ 量販店 |
※1データ利用量が特に多い場合は、速度制限や通信が中断されることがあります。
※2ご登録いただいた住所以外ではお使いになれません。
※3通信速度は、送受信時の技術規格上の最大値であり、実際の通信速度を示すものではありません。ベストエフォート形式のため、お客さまの通信環境により実際の通信速度は変化します。
※4 LANケーブル接続時は受信時最大2.5Gbps、Wi-Fi接続時は受信時最大で4.8Gbps(いずれも技術規格上の最大値)。機器接続時の通信速度は、お客さまの通信環境と接続機器の規格により異なります。
※5 5Gの提供エリアは一部に限られます。エリアの詳細は「ドコモのホームページ」の「サービスエリアマップ」でご確認ください。なお、本サービスは4Gエリアでもご利用になれます。
5G対応ルーターをお探しの方は、ぜひ「ドコモ」の「home 5G」を検討してみてください。
※「home 5G」契約者と同一「ファミリー割引」グループ内の「eximo」 「eximo ポイ活」 「irumo(0.5GBを除く)」 「5Gギガホプレミア」「5Gギガホ」「5Gギガライト(1GB超)」「ギガホ プレミア」「ギガホ」「ギガライト(1GB超)」の契約者が対象です。「5Gギガライト/ギガライト(1GB超~3GB)」は550円/月を割引します。また「5Gギガライト」「ギガライト」のご契約で、ご利用データ量が1GB以下の場合は対象外となります。同一「ファミリー割引」グループ内に「ドコモ光」「home 5G プラン」の両方が存在する場合は、「ドコモ光セット割」が適用されます。また、「ドコモ光ミニ」「home 5G プラン」の両方が存在する場合は、「home 5G セット割」が適用されます。月額料金が日割り計算となる場合は、割引額も日割り計算となります。
適切なルーターを選んで安全にインターネットを使おう!
中古のルーターを購入する場合、メーカーの保証が切れている点や速度が遅い可能性が高い点などに注意が必要です。安全にインターネットに接続するためにも、中古ルーターよりも新品のルーターを利用することを検討しましょう。
手軽に自宅にインターネット環境を整えたい方には、ホームルーターがおすすめです。「ドコモ」のホームルーター「home 5G」は、工事不要で利用できるので光回線の工事ができない物件にお住まいでも快適なインターネット環境が構築できます。ぜひ「home 5G」を検討してみてください。
※「home 5G」契約者と同一「ファミリー割引」グループ内の「eximo」 「eximo ポイ活」 「irumo(0.5GBを除く)」 「5Gギガホプレミア」「5Gギガホ」「5Gギガライト(1GB超)」「ギガホ プレミア」「ギガホ」「ギガライト(1GB超)」の契約者が対象です。「5Gギガライト/ギガライト(1GB超~3GB)」は550円/月を割引します。また「5Gギガライト」「ギガライト」のご契約で、ご利用データ量が1GB以下の場合は対象外となります。同一「ファミリー割引」グループ内に「ドコモ光」「home 5G プラン」の両方が存在する場合は、「ドコモ光セット割」が適用されます。また、「ドコモ光ミニ」「home 5G プラン」の両方が存在する場合は、「home 5G セット割」が適用されます。月額料金が日割り計算となる場合は、割引額も日割り計算となります。
※「Wi-Fi」は、Wi-Fi Allianceの登録商標です。