Windows 10の更新が遅い理由は？アップデート後に重くなる場合の対処法も紹介

2024.06.26

Windows 10を使っている方の中には、「すぐに終わるだろう」と思ってはじめた更新がなかなか終わらずに、イライラした経験がある方もいると思います。また、いざ更新が終わっても、動作が重くなってしまい悩んでいる方もいるかもしれません。

本記事では、Windows 10の更新がなかなか終わらない理由を説明します。併せて、アップデート後に重くなってしまう場合の対処法も紹介するので、ぜひ参考にしてください。

記事サマリー

Windows 10の更新にかかる時間の目安

Windows 10を更新する場合、30分から数時間かかるとされています。スペックの高い最新のパソコンでも、10分から20分程度はかかる可能性があるので、更新をする場合はある程度時間に余裕のあるときに実施する必要があります。

Windows 10の更新に時間がかかる理由

Windows 10の更新に時間がかかる理由は、主に以下が考えられます。

更新プログラムが多い
パソコンの空き容量が不足している
ネットワークが低速もしくは不安定
セキュリティソフトが干渉している

Windows 10の更新において更新が必要なプログラムの数は、ケースバイケースです。更新プログラムの数が多いと、その分更新に時間がかかると考えられます。パソコンの容量に余裕がないことも、更新に時間がかかる理由のひとつと考えられるでしょう。

Windows 10を更新する際には、データのダウンロードを行わなければなりません。接続しているネットワークが低速もしくは不安定でダウンロードがうまく進まなければ、更新完了まで時間がかかってしまいます。

また、インストールしているセキュリティソフトが干渉していることも考えられます。

Windows 10の更新がなかなか終わらないときの対処法

Windows 10の更新がなかなか終わらないときの対処法は、いくつか考えられます。ここでは、5つの対処法を詳しく説明します。

ネットワークの最適化

ネットワークを最適化して高速化することで、Windows 10の更新を早く終わらせることが可能です。利用している回線やプロバイダによっては、一時的に多くの帯域幅を購入できる場合もあります。Wi-Fi接続している場合は、Wi-Fiルーターに接続しているデバイスを一時的に減らすなどの対処も有効です。

不要なデータの削除

パソコンの空き容量が不足している場合は、不要なデータを削除することでより効率的にWindows 10の更新が完了する可能性があります。手動での削除は面倒で時間がかかるため、クリーンアップソフトウェアなどを利用するのがおすすめです。

スタートアッププログラムの無効化

スタートアッププログラムが同時に起動していると、それがデバイスに負荷をかけて更新に時間がかかることがあります。スタートアッププログラムを無効化してから改めて更新すれば、更新がスムーズに完了するかもしれません。スタートアッププログラムの無効化手順は、以下のとおりです。

WindowsキーとRキーを押して、「ファイル名を指定して実行」を開く
「ファイル名を指定して実行」ボックスに「msconfig」と入力し、[OK]をクリックする
システム構成で「サービス」タブをクリックする
「Microsoftのサービスをすべて隠す」にチェックを入れ、「すべて無効」をクリックする
Windowsの検索バーに「タスクマネージャー」と入力し、選択する
「スタートアップ」タブで、負荷が「高」になっているプロセスを無効にする

トラブルシューティングの利用

デバイスのシステムにおける何らかのバグが原因で、更新が進みにくいことも考えられます。Windowsのトラブルシューティングを利用すれば、そういったバグを取り除ける可能性があるでしょう。トラブルシューティングの利用手順は、以下のとおりです。

「スタート」から「設定」→「更新とセキュリティ」をクリックする
「トラブルシューティング」→「その他のトラブルシューティングツール」をクリックする
「起動して実行」で「Windows Update」→「トラブルシューティングツールの実行」をクリックする

時間を空けて再チャレンジ

更新プログラムそのものに問題がある場合は、一度諦めて再チャレンジしたほうが、結果的に早く更新が完了する可能性があります。1～2日経ってから、再チャレンジしてみると良いでしょう。

Windows 10の更新後に速度が遅くなった場合の対処法

Windows 10の更新後に速度が遅くなった場合の対処法は、主に以下のとおりです。

スタートアッププログラムの無効化
不要なデータの削除
OSのSSDへのアップグレード
ハードディスクの最適化
デフラグ

スタートアッププログラムは、パソコンの起動時に自動的に実行されるプログラムです。スタートアッププログラムの数が多すぎるとWindowsの速度が遅くなる可能性があるので、一度無効化して速度がどの程度変わるかを確認してみると良いでしょう。不要なデータの削除は、利用時の速度を上げるだけでなく、Windows 10の更新速度を上げることにもつながる可能性が高いです。

OSをSSDにアップグレードすることも、効果的な対策方法のひとつです。SSDはHDDよりも優れたパフォーマンスを発揮するので、速度の大幅な改善が期待できるでしょう。ハードディスクの空き容量を増やしたり、デフラグしてデータを整理したりすることでも、速度が改善する場合があります。

Windows 10の更新をスムーズに行いたいなら「ドコモ光」がおすすめ！

Windows 10の更新にかかる時間には、インターネット回線の性能も影響します。インターネットへの高速で接続可能な回線をお探しの方には、「ドコモ光」がおすすめです。「ドコモ光」のメリットは、主に以下が挙げられます。

超高速の10ギガプランがある
通信制限がないのであんしんして使える
IPoE方式のIPv6インターネット接続機能に対応している

光回線の一般的な通信速度は、1Gbpsです。これはほかのインターネット接続手段と比べると十分な速さですが、「ドコモ光」には最大通信速度10Gbpsの「ドコモ光 10ギガ」もあります。そのため、高速通信環境を構築したい方には、「ドコモ光 10ギガ」がおすすめです。

なお、「ドコモ光 10ギガ」は提供エリアが限定されているため注意しましょう。現在の提供エリアは、こちらからご確認いただけます(提供エリアは順次拡大予定)。また、「ドコモ光」はベストエフォート型サービスです。最大通信速度は技術規格上の最大値となり、お客さま宅内での実使用速度はお客さまのご利用環境・ご利用機器、回線の混雑状況などによって低下します。

光回線は通信制限がない場合が多く、「ドコモ光」も通信制限を設けていません※。そのため、Windows 10の更新で大容量のデータをダウンロードする必要がある場合でもあんしんです。

IPv6は、IPv4の後継となる次世代のインターネット・プロトコルです。通信速度が安定するのはもちろんのこと、セキュリティ面でもあんしんなメリットがあるので、仕事でインターネットを利用する方にもおすすめです。なお、IPv6通信を利用する場合は、使用しているパソコンなどのデバイスがIPv6アドレスに対応している必要があります。

IPoE方式のIPv6インターネット接続を利用すると、IPv6に対応したサービス(Webサイトの閲覧や動画配信サービスの視聴など)を快適に利用しやすくなるでしょう。

Windows 10の更新速度も含めてインターネットを快適に利用したい方は、ぜひ「ドコモ光」の利用を検討してみてください。

※ベストエフォート形式のため、お客さまの通信環境により実際の通信速度は変化します。

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