光回線で100Mbpsしか出ないのは遅い?
はじめに、光回線で100Mbpsしか出ないのは遅いのか、公的なデータを参考に見ていきましょう。
総務省の「固定ブロードバンドサービスの品質測定手法の確立に関するサブワーキンググ ループ事務局」が公表した2021年度実証報告によると、インターネットの最大通信速度別の実効速度は次の結果となりました。
最大通信速度 | 実効速度の平均値 | 実効速度の中央値 |
1Gbps未満 | 164.0Mbps | 94.6Mbps |
1Gbps | 236.0Mbps | 193.7Mbps |
1Gbps以上 | 245.7Mbps | 199.1Mbps |
出典:総務省「2021年度の実証報告および2022年度の進め方(案)」
光回線は、近年、最大通信速度1Gbpsや5Gbps、10Gbpsなどの回線が提供されています。
表を見ると、最大通信速度「1Gbps」「1Gbps以上」のどちらの場合も、平均値と中央値ともに100Mbpsを超えており、100Mbpsしか出ない環境は平均的な数値から見るとやや遅い結果です。
なお、同実証報告では、1日のなかでは夜間帯(20~24時)にかけて通信速度が低下する傾向があり、平日と休日を比較すると、平日がやや高速の結果が報告されています。
通信速度の単位
さきほど紹介した「Gbps(ギガビーピーエス)」や「Mbps(メガビーピーエス)」は、通信速度を示す単位です。1秒あたりに転送できるデータ量を示していて、それぞれの単位は以下の関係となっています。
通信速度の単位 | |
1kbps | 1,000bps |
1Mbps | 1,000kbps |
1Gbps | 1,000Mbps |
以前は「kbps(キロビーピーエス)」の単位がよく使われていましたが、通信技術が発達した現在では、「Mbps」や「Gbps」が主流です。GbpsはMbpsの1,000倍の単位と覚えておきましょう。
光回線で100Mbpsしか出ないとネットは使えない?
100Mbpsしか出ない環境でも、インターネットがまったく使えなくなるわけではありません。用途別の通信速度の目安は次のとおりです。
用途 | 通信速度の目安 |
メールやSNSなどテキストの閲覧 | 1Mbps |
Webサイトの閲覧 | 1~10Mbps |
動画の閲覧 | ・480p:1.1Mbps ・1080p:5.0Mbps ・4K:15Mbps |
オンライン会議 | ・通話のみ100kbps ・ビデオ通話1.2~1.5Mbps |
大容量の通信が必要なファイル転送・オンラインゲーム | 50~100Mbps |
上記のように、メールやSNSなどでテキストだけを閲覧するだけなら、1Mbpsの速度でも十分です。高画質の動画の視聴や大容量のファイル転送では相応の速度が求められますが、100Mbpsの速度があれば対応できるケースが多くなります。
デバイス1台あたりで100Mbpsの速度が出ていれば、おおむねネット利用に影響はないと言えるでしょう。ただし、家族や地域で同時に回線を利用すると、現在は100Mbpsを維持できていても、速度が下がってネット利用に影響が出る場合も考えられます。
光回線で100Mbpsしか出ない理由
光回線は、最大通信速度1Gbps、最大通信速度10Gbpsなどと通信会社のWebサイトでは記載されています。そのため、「なぜ100Mbpsしか出ないのか」と疑問に感じるかもしれません。
実際に利用するときに速度が出ない理由は、多くの光回線が「ベストエフォート方式」でサービスを提供しているためです。回線そのものは1Gbpsの通信速度が可能であっても、次の影響で速度が遅くなってしまいます。
- 住居形態や通信環境
- プロバイダの接続
- ルーターやLANケーブルなどの接続機器
- スマホやパソコンなどのデバイス
- 接続する時間帯、平日か休日か
たとえば、Wi-Fiルーターを1階のリビングに設置していて、2階の寝室でインターネットに接続する場合、Wi-Fiの電波は壁や床の影響を受けて速度が遅くなる場合があります。
利用する住環境や接続機器は利用者によって異なるため、ご家庭により、実際の通信速度はさまざまです。
出典:NTTドコモ「ドコモからのご案内―ご契約前の重要説明事項―」
光回線を利用していて「動画の読み込みが遅い」「サイトがすぐに開かない」などと感じた場合は、利用環境を見直してみましょう。
光回線が遅いと感じたときの対処法
光回線が遅いと感じたとき、自宅の接続機器やケーブル、デバイスの確認で対処できる場合があります。以下では、各対処法を順に紹介します。
① はじめに通信速度を測定してみよう
光回線の遅さを感じたら、デバイスごとの通信速度を測定してみましょう。通信速度は、Webサイトで計測可能です。
- インターネット速度テスト(Google)
- インターネット回線スピードテスト・通信速度測定(USEN)
- インターネット回線の速度テスト(Fast.com)
ブラウザで「通信速度 測定」と検索すると上記のサイトが表示されるので、利用中のスマホやパソコンなどいくつかのデバイスで測定しましょう。
全てのデバイスで遅い場合は、回線やプロバイダ、Wi-Fiルーターなどの問題が考えられます。特定のデバイスが遅い場合は、そのデバイス自体やデバイスとWi-Fiルーターの接続などを確認しましょう。
なお、測定サイトのなかには、Ping値(ピン値またはピング値)やJitter値(ジッター値)を測定できるサイトもあります。Ping値は通信のレスポンスを示す数値、Jitter値はPing値の揺れやばらつきを示す数値です。
対戦型の格闘ゲームやFPS(ファーストパーソン・シューティングゲーム)など、反応速度が大切なオンラインゲームを楽しむ場合は、Ping値やJitter値も確認しましょう。
② ONUやルーターを再起動する
接続機器の不具合で速度が低下している場合は、各機器の再起動が有効です。ONU(光回線終端装置)やVDSL終端装置、Wi-Fiルーターの電源をON・OFFして再起動しましょう。
各機器を接続するLANケーブルの緩みや抜け、断線も速度低下の原因となるため、あわせて確認してください。
再起動後は、各機器のランプが正常に点灯するかの確認も大切です。機器により違いはありますが、通常、緑点灯が正常な状態です。
③ Wi-Fiルーターの設置場所を変更する
Wi-Fiを利用している場合は、ルーターの設置場所を見直しましょう。Wi-Fiルーターの電波は本体を中心に球状に広がり、壁や金属、棚などの障害物で弱まる傾向があります。
Wi-Fiルーターは、家の中心に近い場所で、床から1~2mの高さが理想的です。電子レンジやBluetooth®機器の近くは、電波干渉が起きやすいため避けましょう。
④ 接続機器の規格を確認する
光回線の通信速度は、Wi-FiルーターやLANケーブルなどの接続機器の影響を受けます。それぞれに規格があるので、利用環境に合った規格のものへ変更しましょう。
●Wi-Fiの規格
名称 | 規格名 | 最大通信速度 |
Wi-Fi 4 | IEEE 802.11n | 600Mbps |
Wi-Fi 5 | IEEE 802.11ac | 6.9Gbps |
Wi-Fi 6 | IEEE 802.11ax | 9.6Gbps |
Wi-Fi 6E | IEEE 802.11ax | 9.6Gbps |
●LANケーブルの規格
カテゴリの名称 | 最大通信速度 |
カテゴリ 5 | 100Mbps |
カテゴリ 5e | 1Gbps |
カテゴリ 6 | 1Gbps |
カテゴリ 6A | 10Gbps |
カテゴリ 7 | 10Gbps |
カテゴリ 7A | 10Gbps |
カテゴリ 8 | 40Gbps |
たとえば、Wi-FiルーターとONUの接続に「カテゴリ 5」のLANケーブルを使用した場合、光回線の最大通信速度が1Gbpsだとしても、最大で100Mbpsの速度しか出ません。
せっかくのスペックを活かしきれないため、光回線の速度を十分に発揮できる規格の製品へ交換しましょう。
⑤ デバイスが対応する規格を確認する
新しい規格のWi-Fiルーターへ買替えたときは、デバイスがその規格に対応しているかを確認しましょう。
たとえばiPhoneは、iPhone 11以降のシリーズがWi-Fi 6に対応しています。Androidは機種により異なるため、各機種の製品仕様や取扱説明書を確認しましょう。
※ Apple、Appleのロゴ、iPhoneは米国および他の国々で登録されたApple Inc.の商標です。
iPhoneの商標は、アイホン株式会社のライセンスにもとづき使用されています。
※TM and ©2023 Apple Inc. All rights reserved.
光回線を快適に利用したいなら「ドコモ光」がおすすめ
接続機器やデバイスを対処しても改善しない場合は、回線の乗り換えも含めて通信環境を見直しましょう。光回線の快適な利用には「ドコモ光」がおすすめです。
自宅の光回線に「ドコモ光」を選ぶメリットは次のとおりです。
- 1ギガ、10ギガの高速回線を使える
- 月々のデータ容量に制限がない
- 豊富なプロバイダから好きなところを選べる
「ドコモ光」では、最大通信速度1Gbps※1の「ドコモ光 1ギガ」と、地域により、最大通信速度10Gbps※1の「ドコモ光 10ギガ※2」を提供しています。「光回線なのに100Mbpsしか出ない」場合の選択肢になる光回線です。
「ドコモ光」は、月々のデータ容量に制限はありません。豊富なプロバイダから好きなところを選べるので、「通信環境を見直すためにプロバイダを変更したい」方にもおすすめです。「ドコモ光」の詳細は、以下の表をご確認ください。
月額料金 (ドコモ光 1ギガ)※3 | (マンション) タイプA:定期契約あり4,400円(税込)、定期契約なし5,500円(税込) タイプB:定期契約あり4,620円(税込)、定期契約なし5,720円(税込) 単独タイプ:定期契約あり4,180円(税込)、定期契約なし5,280円(税込) (戸建) タイプA:定期契約あり5,720円(税込)、定期契約なし7,370円(税込) タイプB:定期契約あり5,940円(税込)、定期契約なし7,590円(税込) 単独タイプ:定期契約あり5,500円(税込)、定期契約なし7,150円(税込) ドコモ光ミニ:定期契約あり2,970~6,270円(税込)、定期契約なし4,620~7,920円(税込) |
月額料金 (ドコモ光 10ギガ)※4 | タイプA:定期契約あり6,380円(税込)、定期契約なし8,030円(税込) タイプB:定期契約あり6,600円(税込)、定期契約なし8,250円(税込) 単独タイプ:定期契約あり5,940円(税込)、定期契約なし7,590円(税込) |
契約期間 | なし または 2年定期契約 |
最大通信速度※1 | ドコモ光 1ギガ:最大1Gbps ドコモ光 10ギガ※2:最大10Gbps |
お申込み方法 | ①ご相談フォームで受付 ②ご相談(希望の曜日・時間に電話) ③お申込み完了(そのまま電話でお申込み可能) |
※1 ベストエフォート値による最大通信速度
※2 「ドコモ光 10ギガ」の対象エリアは、一部に限られます。詳しくはこちら
※3 定期契約プランは、2年間同一の「ドコモ光」契約を継続して利用することが条件となり、解約(定期契約のない料金プランへの変更含む)のお申出がない場合は自動更新となります。当該期間内での解約、定期契約のない料金プランへの変更などの場合、更新期間を除いて戸建タイプ 5,500円(税込)、マンションタイプ4,180円(税込) 、ドコモ光ミニ2,970円(税込)の解約金がかかります〈2022年6月30日以前にお申込みのお客さまの場合、戸建タイプ14,300円(税込)(ドコモ光ミニ含む)、マンションタイプ8,800円(税込)の解約金となります〉
※4 2年間同一の「ドコモ光」の継続利用が条件となり、当該期間内での解約、定期契約のない料金プランへの変更などの場合、更新期間を除いて5,500円(税込)の解約金がかかります。なお、「ドコモ光」とペア回線(「ドコモ光」と対になる携帯電話回線)の契約期間および更新期間はそれぞれ異なりますので、ご注意ください。
永年最大1,100円(税込)/月割引!※
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※「ドコモ光」契約者と同一「ファミリー割引」グループ内の「eximo」 「eximo ポイ活」 「irumo(0.5GBを除く)」 「5Gギガホプレミア」「5Gギガホ」「5Gギガライト(1GB超)」「ギガホ プレミア」「ギガホ」「ギガライト(1GB超)」の契約者が対象です。「5Gギガライト/ギガライト(1GB超~3GB)」は550円/月を割引します。また「5Gギガライト」「ギガライト」のご契約で、ご利用データ量が1GB以下の場合は対象外となります。同一「ファミリー割引」グループ内に「ドコモ光」「home 5G プラン」の両方が存在する場合は、「ドコモ光セット割」が適用されます。また、「ドコモ光ミニ」「home 5G プラン」の両方が存在する場合は、「home 5G セット割」が適用されます。月額料金が日割り計算となる場合は、割引額も日割り計算となります。
光回線が遅いときは回線の乗り換えも検討してみよう
光回線で100Mbpsしか出ない場合は、全国的な平均から見るとやや遅い状態です。1デバイスあたりで100Mbps出るならネット利用に大きく影響はありませんが、複数のデバイスを利用するなどで通信速度が低下する場合は、対処法を実践してみましょう。
古いLANケーブルは、規格上最大100Mbpsしか出ない製品もあります。そのほかの環境に問題がないのに100Mbps以上の速度が出ないときは、LANケーブルのカテゴリを確認しましょう。
対処法を行っても改善しない場合は、回線を含めた通信環境の見直しもおすすめです。「ドコモ光」では、「ドコモ光 1ギガ」や「ドコモ光 10ギガ」の光回線を提供しています。この機会に、ぜひ「ドコモ光」の利用をご検討ください。
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※「Wi-Fi」は、Wi-Fi Allianceの登録商標です。
※「Bluetooth」は、Bluetooth SIG,Inc.の登録商標であり、株式会社NTTドコモはライセンスを受けて使用しております。