Wi-Fiルーターの位置を変えたい!つながりにくい原因やおすすめの設置場所を解説

通信ノウハウ

家でWi-Fiを利用している方のなかには、つながりにくいことが多く悩んでいる方もいるのではないでしょうか。Wi-Fiがつながりにくい場合は、ルーターの位置を変えれば通信環境が改善される可能性があります。

本記事では、Wi-Fiがつながりにくい原因やWi-Fiルーターの位置を変えるときの手順などを説明します。

位置を変えてもWi-Fiがつながらない場合の対処法も併せて紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

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記事サマリー

Wi-Fiルーターがつながりにくい原因とは?

Wi-Fiルーターがつながりにくい際に考えられる原因は、主に以下のとおりです。

  • 障害物で電波が遮られている
  • 家電製品の電波と干渉が起きている
  • 同時接続台数が多すぎる
  • ルーターの不具合が起きている

それぞれの原因を、詳しく説明します。

障害物で電波が遮られている

Wi-Fiルーターとデバイスの間に壁や天井、家具などの障害物があると、Wi-Fiの電波が遮られることがあります。電波が遮られるとWi-Fiにつながりにくくなるので、インターネット接続が切れやすくなります。

家電製品の電波と干渉が起きている

Wi-Fiと同じ周波数帯の電波を使っている家電製品があると、電波同士が干渉してつながりにくくなる場合があります。特に、電子レンジはWi-Fiと同じ周波数帯の電波を使っていることが多いため、電子レンジの近くにルーターを設置していると、インターネット接続が切れやすいです。

同時接続台数が多すぎる

ルーターに接続可能なデバイスの数には制限があります。ルーターのモデルごとに同時接続が可能な台数は異なりますが、上限に近い数のデバイスを接続していると、Wi-Fiがつながりにくくなる可能性があります。

ルーターの不具合が起きている

ルーター本体の不具合も、Wi-Fiが急につながらなくなる原因のひとつです。特に、夏場はルーターが熱暴走を引き起こしやすく、いつもは普通に使えていても急に速度が落ちたり故障したりするケースがあります。

また、長年使い続けているルーターの場合は経年劣化の可能性もあります。

電波が届きやすいWi-Fiルーターの設置場所

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Wi-Fiルーターの位置を変える場合は、Wi-Fiの電波が届きやすい場所を選びましょう。電波が届きやすい設置場所は、主に以下のとおりです。

  • 床から1~2m高い場所
  • 家の中心部
  • 電波を発する家電製品から離れた場所
  • 水槽や本棚から離れた場所

それぞれの場所を、詳しく説明します。

床から1~2m高い場所

Wi-Fiは、360°全ての方向に電波を飛ばします。そのため、床に近い場所よりも少し高さのあるところにルーターを設置すれば、より広い範囲に電波を届けやすくなります。

建物の階数やWi-Fiを使う部屋の状況に応じて、床から1~2mの高さに設置することをおすすめします。

家の中心部

Wi-Fiルーターを部屋の隅に設置すると、部屋の反対側など遠い場所まで電波が届きにくいです。家の中心部にWi-Fiルーターを設置すると、より広い範囲にWi-Fiの電波が届きやすくなります。

電波を発する家電製品から離れた場所

電子レンジのような電波を発する家電製品の近くにWi-Fiルーターを設置してしまうと、お互いの電波が干渉する可能性があります。電波を発する家電製品とは離れた場所に設置すると、Wi-Fiの電波が安定します。

なお、電子レンジを使っていない間は電波が発生しません。Wi-Fiの電波状況は、電子レンジ利用時に確認すると、より正確に電波状況を把握できるでしょう。

水槽や本棚から離れた場所

Wi-Fiに限らず、多くの電波は水に吸収されやすい特性があります。そのため、水槽や花瓶の近くにWi-Fiルーターを設置すると、Wi-Fiの電波が弱くなります。

本などの紙類も湿気を吸収しやすいため、本棚の近くの設置も避けるほうが良いでしょう。

Wi-Fiルーターの位置を変えるときの手順

Wi-Fiがつながりにくい場合は、Wi-Fiルーターの位置を変えることで通信環境が改善される可能性があります。Wi-Fiルーターの位置を変えるときの手順は、以下のとおりです。

  1. Wi-FiルーターをONUから外して、移動先で電波状況を確認する
  2. 新しい設置場所で使えるようにLANケーブルの配線をする
  3. 接続していた全てのデバイスでインターネットにつながるかどうか確認する

ルーターの移動時は、故障を避けるためにも取扱説明書を確認し、記載されている手順どおりに進めましょう。

Wi-Fiルーターの位置を変えるときの注意点

Wi-Fiルーターの位置を変える際には、以下の点に注意が必要です。

  • あらかじめ移動先の電波状況を確認しておく
  • コンセントを抜くときは先にONUの電源を落とす
  • LANケーブルにつまずかないようにモールなどを使う

それぞれの注意点を、詳しく説明します。

あらかじめ移動先の電波状況を確認しておく

Wi-Fiルーターを移動する前に、あらかじめ家の中の電波状況を確認しておきましょう。建物の構造の種別や家電製品の配置など、Wi-Fiの電波が届きにくい要因はさまざまです。単に空いているスペースに移動するのではなく、家の中で電波がつながりやすい場所を探してみましょう。

コンセントを抜くときは先にONUの電源を落とす

Wi-Fiルーターを移動させるためにコンセントを抜く場合、先にONU(光回線終端装置)の電源を落としましょう。電源が付いたままコンセントを抜いてしまうと、故障や不具合の原因になる可能性があります。

ONUやルーターの取扱説明書を確認して、記載されている手順に沿って作業してください。

LANケーブルにつまずかないようにモールなどを使う

Wi-Fiルーターを移動させると、再度LANケーブルの配線を行う必要があります。LANケーブルをむき出しにしておくと、つまずいてケガをしたりLANケーブル自体が断線したりする可能性があるので、モールなどでLANケーブルの周りを囲って配線すると良いでしょう。

位置を変えてもWi-Fiがつながらない場合の対処法

Wi-Fiルーターの位置を変えてもWi-Fiがつながらない場合は、別の方法で対処しなければなりません。対処法には、主に以下の3つが挙げられます。

  • ルーターの規格を見直す
  • 中継器を導入する
  • インターネット回線を見直す

それぞれ詳しく説明します。

ルーターの規格を見直す

Wi-Fiルーターが最新の規格に対応していない場合は、Wi-Fiルーターを見直したほうが良いでしょう。

最新のWi-Fiの規格は「Wi-Fi6」ですが、古いWi-Fiルーターは最新の規格に対応していない可能性があります。長年同じWi-Fiルーターを使い続けている場合は、規格を確認しましょう。

中継器を導入する

中継器を導入すれば、Wi-Fiルーターの電波の状況が改善される場合があります。中継器とは、Wi-Fiの電波をより遠くまで飛ばす機器のことです。

中継器を設置すればより広い範囲に電波を飛ばせるため、親機のWi-Fiルーターから距離が離れた場所の通信環境が改善しやすくなります。

インターネット回線を見直す

Wi-Fiルーターに問題がなく、ONUや回線に不具合がある場合は、インターネット回線そのものを見直すことで自宅の通信環境が安定する可能性があります。

上記で紹介した対処法を全て試しても通信環境が改善されない場合は、インターネット環境の見直しをすると良いでしょう。

自宅の通信環境を改善したいときは「ドコモ光」がおすすめ

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Wi-Fiルーターがつながりにくい場合、設置場所の問題で電波が遮られている、ほかの電波と干渉しているといった原因が考えられます。

Wi-Fiルーターの設置場所を移動することで状況が改善するかもしれませんが、改善しない場合はルーターの規格やインターネット回線を見直すことを検討すると良いでしょう。

自宅の通信環境を改善するためにインターネット回線を見直すのであれば、「ドコモ光」がおすすめです。「ドコモ光」のメリットは、主に以下が挙げられます。

  • 超高速の10ギガプランがある
  • 通信制限がないのであんしんして使える
  • IPoE方式のIPv6インターネット接続機能に対応している
  • スマホとセット割ができる
  • プロバイダが選べる
  • dポイントがたまる

光回線の一般的な通信速度は、1Gbpsです。これはほかのインターネット接続手段と比べると十分な速さですが、「ドコモ光」には最大通信速度10Gbpsの「ドコモ光 10ギガ」もあります。そのため、高速通信環境を構築したい方には、「ドコモ光 10ギガ」がおすすめです。

なお、「ドコモ光 10ギガ」は提供エリアが限定されているため注意しましょう。2023年12月20日現在の提供エリアは、こちらからご確認いただけます(提供エリアは順次拡大予定)。また、「ドコモ光」はベストエフォート型サービスです。最大通信速度は技術規格上の最大値となり、お客さま宅内での実使用速度はお客さまのご利用環境・ご利用機器、回線の混雑状況などによって低下します。

光回線は通信制限がない場合が多く、「ドコモ光」も通信制限を設けていません※1。そのため、動画の視聴やゲームなど大容量のデータをダウンロードしやすくなります。

IPv6は、IPv4の後継となる次世代のインターネット・プロトコルです。通信速度が安定するのはもちろんのこと、セキュリティ面でもあんしんなメリットがあるので、仕事でインターネットを利用する方にもおすすめです。

なお、IPv6通信を利用する場合は、使用しているパソコンなどのデバイスがIPv6アドレスに対応している必要があります。

IPoE方式のIPv6インターネット接続を利用すると、IPv6に対応したサービス(Webサイトの閲覧や動画配信サービスの視聴など)を快適に利用しやすくなるでしょう。

「ドコモ光」は、スマホとセット割ができます。「ドコモのスマホ」なら、ご家族全員のスマホ料金から、 永年最大1,100円(税込)割引※2※3されます。セット割は、一緒に住んでいるご家族だけでなく離れて住んでいるご家族も対象です。

「ドコモ光」には「ドコモ光 1ギガ」と「ドコモ光 10ギガ」のサービスがありますが、どちらもさまざまなプロバイダに対応しています(「ドコモ光 1ギガ」は21プロバイダ、「ドコモ光 10ギガ」は10プロバイダに対応)。プロバイダをご自身で選びたい方には、おすすめです。

「ドコモ光」のご利用料金1,000円(税抜)につき、dポイントを10ポイントためられます。また、「ドコモ光」の料金の支払いをdカード GOLD※4で行う場合は、条件を満たす場合は通常の10倍のポイントがたまります※5。

dカード GOLDを利用している方であればdポイントを効率良くためることができるので、より一層おすすめです。

自宅の通信環境を改善したい方は、ぜひ「ドコモ光」の利用を検討してみてください。

※1ベストエフォート形式のため、お客さまの通信環境により実際の通信速度は変化します。
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※「Wi-Fi」は、Wi-Fi Allianceの登録商標です。

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