長時間のダウンロード中にパソコンがスリープになっても問題ない?
パソコンには、メモリ上にプログラムやファイルを残した状態で省電力モードになる「スリープモード」が搭載されています。マウスやキーボードを操作するとすぐにスリープモードから復帰するため、少し席を離れる際などに便利な機能です。
パソコンによっては、一定時間操作をしないと勝手にスリープモードに切り替わる場合もあります。長時間のダウンロード中にスリープモードになると、ダウンロードが中断される、またはエラーが出る可能性があるため、注意が必要です。
そのため、ダウンロードに長時間かかる場合は、スリープモードに切り替わる時間を変更したほうが良いでしょう。
パソコンをスリープさせない方法
パソコンが勝手にスリープモードになる場合は、初期設定の時間が短く設定されている可能性があります。スリープモードの時間はご自身で変更することができるため、勝手にスリープモードになって困っている方は、設定を変更しましょう。
設定変更の手順は製品によって異なります。たとえば、Windows10でスリープモードの時間を変更する手順は以下のとおりです。
- 「スタート」から「設定」アプリを起動する
- 「システム」の「電源(画面とスリープ、電源モード)」をクリックする
- 電源の「画面とスリープ」を開く
- 「デバイスをスリープ状態にする」の時間を変更する
なお、同じ設定画面には「画面の電源を切る」という項目もありますが、こちらの時間を変更してもスリープモードの時間には影響がないため、注意しましょう。
長時間のダウンロード中にノートパソコンを閉じるのは大丈夫?
多くのノートパソコンでは、一般的にカバーを閉じたらスリープモードになります。
デスクトップパソコンと同様にノートパソコンに関しても、長時間のダウンロード中にスリープモードになると、ダウンロードが中断されるなどの支障が生じます。
ノートパソコンを閉じてもスリープモードにしたくないなら、設定を変更しましょう。たとえば、Windows11のノートパソコンで設定変更する手順は、以下のとおりです。
- 「スタート」から「すべてのアプリ」を選択する
- 「Windowsツール」をクリックし、「コントロールパネル」を選択する
- 「ハードウェアとサウンド」をクリックする
- 「電源オプション」から「電源ボタンの動作の変更」を選択する
- 「カバーを閉じたときの動作」の「バッテリ駆動」「電源に接続」を変更する
- 「変更の保存」をクリックする
設定の変更後は、一度カバーを閉じてみてスリープモードにならないことを確認すると良いでしょう。
ダウンロード完了後はパソコンの設定を元に戻そう
デスクトップパソコン・ノートパソコンともに、スリープモードの設定変更をした場合には、ダウンロードが完了した後に元の設定に戻しましょう。
設定を元に戻さずにいると、手動で操作しない限りパソコンがずっと起動している状態になり、発熱が原因で故障につながる可能性があります。
特にノートパソコンは、デスクトップに比べて冷却機能が劣り、長時間起動すると本体に負荷がかかりやすい傾向があるため注意が必要です。
また、パソコンが起動した状態ではスリープモード時より電力を消費するため、電気代が必要以上にかかり、コスト面でも良くありません。
なお、スリープモード以外にも、シャットダウンや画面のみを暗くするなど、電源の設定には種類があるので、それぞれ適切に使い分けると良いでしょう。
設定の種類に関しては次項で詳しく説明します。
スリープ以外のパソコンの状態
パソコンの状態には、スリープモード以外にも、「画面のみ暗くする・電源を切る」「休止状態」「シャットダウン」のようにいくつか種類があります。
パソコンを使用するのであれば、各状態の違いを理解し、適切に使い分けることが大切です。以下では、パソコンの各状態を紹介します。
画面のみ暗くする・電源を切る
パソコンでは、一定時間経過するとディスプレイの画面が暗くなる、またはディスプレイの電源を切る設定が可能です。
スリープモードとは異なり、パソコンの電源や作業内容はそのままで、ディスプレイのみの電源を切ることができます。パソコンは起動した状態ですが、ディスプレイの電源が切れることで節電効果があるため、スリープより短時間の離席をする場合に有効です。
休止状態
休止状態はスリープモードと同様に、一時的に席を外してもプログラムなどが保持されるモードです。スリープモードとの主な違いは、パソコンの状態をハードディスクに保存して電源を切る点で、スリープモードより起動に時間がかかります。
休止状態に関しては、主にノートパソコンを対象に設計された機能のため、デスクトップでは利用できないこともあります。
なお、一般的に1時間程度ならスリープモード、1時間以上~長時間使用しない場合は、休止状態のように、使い分けるケースが多いです。
休止状態は特にノートパソコンで、長時間使用しないことがわかっており、その間バッテリーの充電ができない場合に便利な機能です。
シャットダウン
シャットダウンは、パソコンを使わないときに正しく終了させるためのプロセスで、「開いているプログラムを閉じる→未保存のデータを保存する→ハードディスクの電源をOFFにする」という手順です。
パソコン操作を安全に終了するための処理が行われるため、データやシステムを保護するために必須の状態がシャットダウンです。
基本的に、長時間~1日以上パソコンを使用しないときは、スリープモードや休止状態ではなく、シャットダウンをします。
ダウンロードに長時間かかる場合の主な原因
大容量コンテンツのダウンロード以外にも、想定以上にダウンロードの時間がかかるケースがあります。この場合には何かしらの原因がある可能性が高いです。
ダウンロードに時間がかかる主な原因には、以下が挙げられます。
- パソコンやルーターなどのスペックが低い
- パソコンのOSが古い
- サーバーにアクセスが集中している
- ウイルスに感染している
たとえば、サーバーにアクセスが集中していることでダウンロードに時間がかかっていると考えられる場合は、ダウンロードする時間帯をずらすと改善する可能性があります。
このように、原因によってはご自身で改善できることもあるので、まずは原因を見極めることが大切です。
また、ダウンロード速度にはインターネット回線も大きく関係しており、契約している回線の速度が遅い場合は、ダウンロード速度も遅くなります。
そのため、慢性的にダウンロード速度が遅いようなら、インターネット回線の乗り換えも選択肢のひとつです。
自宅でインターネットをつなげる際の乗り換え先として、光回線やホームルーターがおすすめです。
回線の種類 | 特徴 |
光回線 | ・光ファイバーを利用した固定回線 ・通信速度が速く、安定性も高い ・導入には工事が必要になる |
ホームルーター | ・登録した住所で利用できる据え置き型のルーター ・工事不要ですぐにインターネット環境が整う ・5G高速通信対応の製品もある ・光回線に比べて安定性に劣る傾向がある |
そのほか、外出先にも持参できるモバイルWi-Fiもあります。どの回線が適しているかはインターネットを利用する状況によって異なるため、ご自身に合った回線を選びましょう。
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工事不要ですぐにインターネットを使いたいなら「home 5G」がおすすめ
インターネット回線の乗り換えを考えている方のなかには、工事の関係などで光回線ではなくホームルーターを検討している方もいるでしょう。ホームルーターを選ぶなら、「ドコモ」の「home 5G」がおすすめです。
「home 5G」では光回線のような工事が必要なく、ホームルーター本体の電源アダプターをコンセントに挿すだけでインターネットを利用できます。
「ドコモ」の5G対応ホームルーター(HR02)※1は、最大受信速度4.2Gbps(ベストエフォート形式)※2 ※3、5G高速通信対応 ※4です。
また、「home 5G」の利用に必要な「home 5Gプラン」は、データ量無制限※5です。そのため、どんなにインターネットを利用しても追加料金の発生がなく、あんしんして利用できます。
さらに、「home 5G」は最新のWi-Fi規格であるWi-Fi6に対応しており、同時接続台数も多いため、Wi-Fi接続時もストレスなくインターネットを楽しむことができるでしょう。
月額料金 | home 5Gプラン:4,950円(税込) |
機種代 | 71,280円(税込) |
初期費用 | 契約事務手数料3,850円(税込) (オンラインショップは無料) |
契約期間 | 定期契約なし |
データ容量 | 無制限 |
購入先 | ドコモオンラインショップ ドコモショップ 量販店 |
※1 ご登録いただいた住所以外ではお使いになれません。
※2 通信速度は、送受信時の技術規格上の最大値であり、実際の通信速度を示すものではありません。ベストエフォート形式のため、お客さまの通信環境により実際の通信速度は変化します。
※3 LANケーブル接続時は受信時最大2.5Gbps、Wi-Fi接続時は受信時最大で4.8Gbps(いずれも技術規格上の最大値)。機器接続時の通信速度は、お客さまの通信環境と接続機器の規格により異なります。
※4 5Gの提供エリアは一部に限られます。エリアの詳細は「ドコモのホームページ」の「サービスエリアマップ」でご確認ください。なお、本サービスは4Gエリアでもご利用になれます。
※5 データ利用量が特に多い場合は、速度制限や通信が中断されることがあります。
※「home 5G」契約者と同一「ファミリー割引」グループ内の「eximo」 「eximo ポイ活」 「irumo(0.5GBを除く)」 「5Gギガホプレミア」「5Gギガホ」「5Gギガライト(1GB超)」「ギガホ プレミア」「ギガホ」「ギガライト(1GB超)」の契約者が対象です。「5Gギガライト/ギガライト(1GB超~3GB)」は550円/月を割引します。また「5Gギガライト」「ギガライト」のご契約で、ご利用データ量が1GB以下の場合は対象外となります。同一「ファミリー割引」グループ内に「ドコモ光」「home 5G プラン」の両方が存在する場合は、「ドコモ光セット割」が適用されます。また、「ドコモ光ミニ」「home 5G プラン」の両方が存在する場合は、「home 5G セット割」が適用されます。月額料金が日割り計算となる場合は、割引額も日割り計算となります。
長時間のダウンロードの場合はパソコンのスリープ設定を変更しよう
パソコンで長時間ダウンロードをする際、スリープモードになるとダウンロードに支障が生じる可能性があります。デスクトップパソコン・ノートパソコンともに、スリープモードの設定は変更が可能です。
そのため、長時間ダウンロードの際は、スリープモードにならないよう設定を変更することをおすすめします。設定変更した場合は、ダウンロード後に元に戻すことを忘れないようにしましょう。
なお、慢性的にダウンロードの時間が想定以上にかかる場合は、回線の乗り換えを検討するのも手段のひとつです。
「ドコモ」の「home 5G」であれば工事不要のため、手軽にインターネット環境が構築できます。5G高速通信対応かつ、Wi-Fi6にも対応しているため、Wi-Fi接続時も快適にダウンロードが可能です。
すぐに快適なインターネット環境を整えたい方は、ぜひ「home 5G」をご検討ください。
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※「Wi-Fi」は、Wi-Fi Allianceの登録商標です。