アパートでインターネット回線を導入するときは大家さんの許可が必要?
インターネット回線を導入するときは、回線を引き込むための工事が行われるため、アパートなどの賃貸物件では、大家さんの許可が必要になるケースがあります。
たとえば、そもそもアパートにインターネットの設備がないなど、個別にインターネット回線を引く場合は、大家さんの許可が必要になる代表的なケースです。
一方、すでにアパート全体でマンションタイプの契約が完了している場合(インターネット設備が整っている場合)は、基本的に大家さんの許可を得る必要はありません。
ただし、マンションタイプでは配電盤(集合装置)から各部屋へ配線を行うため、配電盤が設置されているスペースの入り口や、配電盤を収納しているBOXの開錠が必要になることがあります。
そのため、マンションタイプでも作業に何かしらの開錠が必要な場合は、工事があることを事前に大家さんへ伝えておく必要があるでしょう。
なお、大家さんの許可が得られるかはケースバイケースです。万が一、大家さんから許可が得られない場合は、回線を引くことが難しくなります。
アパートでインターネット回線の導入に大家さんの許可が必要なケース
アパートでインターネット回線を導入する際に、大家さんの許可が必要となる主なケースは大きく以下の3パターンです。
- そもそもインターネット回線が導入されていない場合
- 戸建タイプや別の回線を導入したい場合
- 壁に穴を開ける・ビス止めするなどの工事を行う場合
それぞれ解説します。
そもそもインターネット回線が導入されていない場合
まず挙げられるケースは、そもそもアパートにインターネット回線が導入されていないケースです。
この場合、マンションタイプではなく、個別に戸建タイプでの新規契約が必要になるため、戸建と同様の開通工事が行われます。
工事では業者が出入したり、場合によっては壁に穴を開けたりするため、必ず大家さんの許可を得るようにしましょう。
戸建タイプや別の回線を導入したい場合
すでにアパートにインターネット設備が整っていても、「個別に戸建タイプのプランに加入したい」「別の回線を引きたい」ということもあるでしょう。この場合も、個別に戸建タイプでの契約となるため、大家さんの許可が必要です。
前述している内容からもわかるように、賃貸物件で個別に戸建タイプを新規契約する場合は、基本的に大家さんの許可が必要になるので、覚えておきましょう。
壁に穴を開ける・ビス止めするなどの工事を行う場合
マンションタイプの場合は、基本的に大家さんの許可が不要です。
しかし、マンションタイプでも稀に、壁に穴を開けたり、ビス止めが必要になったりすることがあります。このようなケースでは、大家さんの許可が必要です。
マンションタイプの回線工事で壁に穴を空けたり、ビス止めが必要になったりする場合は、工事中に発覚するケースが多いため、一時作業を中断してもらい、必ず大家さんに確認を取るようにしましょう。
アパートで勝手にインターネット回線を契約するとリスクが生じる
アパートでインターネット回線を導入する際、大家さんの許可が必要にもかかわらず、黙って勝手に工事をしてしまうと、さまざまなリスクが生じるため、注意が必要です。
主なリスクには、以下のようなことが挙げられます。
- 大家さんとトラブルになる
- 壁の穴や外傷の修繕費を請求される
- 工事が中止になる
せっかく賃貸契約を結んで生活をするのであれば、貸す側、借りる側ともに良好な関係を築きたいところです。余計なトラブルを回避するためにも、アパートでインターネット回線を契約する際は、必ず大家さんから許可を得るように心がけましょう。
なお、すでに黙って工事してしまった場合は、事後報告にはなってしまいますが、すぐに大家さんに連絡して、工事を行った事実を伝えることが大切です。
どのような対応になるかは、大家さんの裁量によって異なりますが、ご自身から報告するのと後からバレるのでは与える印象が全く違うため、そのまま放置することがないようにしましょう。
賃貸物件によっては許可を得る先が大家さんではないケースもある
インターネット回線の導入に許可が必要な場合は、賃貸物件の責任者に許可を得なければいけませんが、物件の形態によって連絡先が異なるので、覚えておきましょう。
賃貸物件には主に以下の形態があります。
- 集合住宅(アパート・マンション)
- 戸建
- UR賃貸
- 公営住宅
集合住宅や戸建の賃貸物件では、その物件を管理している大家さんまたは管理会社へ連絡が必要です。連絡先がわからない場合は、契約書や手続きを行った不動産会社に確認しましょう。
また、UR賃貸はUR都市機構、公営住宅は管理している市の自治体が責任者です。UR賃貸や公営住宅の連絡先がわからない場合は、UR都市機構や各自治体の公式サイトで確認ができます。
大家さんから上手に工事の許可を得るためのコツ
インターネット回線を導入する際に大家さんの許可が必要な場合は、以下のポイントを押さえて伝えるようにしましょう。
- 専門用語は使わずに、一般的な言葉で伝える
- 壁に穴を空けるまたは、ビス止めする可能性があることを伝える
- 大家さんの費用負担はないことを伝える
大家さんに説明するときは、専門用語を使用せずに、一般的なわかりやすい言葉で伝えるように工夫しましょう。
大家さんが気になるポイントは、ほかの居住者への迷惑や建物への傷についてです。専門的なわかりにくい言葉で伝えてしまうと、大家さんの不安を煽ってしまい、工事の許可が得られない可能性があります。
また、説明をするときは、工事で壁に穴を開けたり、ビス止めしたりする可能性があることも忘れずに伝えておくことが大切です。
ただし、壁の穴やビス止めを前提に話を進めてしまうと、許可が得られない可能性が高くなってしまうため、あくまで可能性があることを、事実として伝える程度にしましょう。
もしも、ご自身で工事の内容を上手く説明できない場合は、事業者に説明してもらっても問題ありません。
そのほか、「工事にかかる費用は自己負担であること」「仮に壁の穴やビス止めが必要な場合は、原状回復を行うこと」など、工事の費用面や、原状回復についてもしっかりと伝えることが重要です。
大家さんには費用の負担がないことを理解してもらうことで、許可を得やすくなるでしょう。
大家さんからインターネット回線の導入を反対されたときの対処法
アパートでインターネット回線を個別に契約するには大家さんの許可が必要ですが、反対されてしまうこともあります。
この場合、光回線などの固定回線を導入するのは難しいため、ほかの方法でインターネットへの接続を考えなければいけません。
そこでおすすめの方法が、ホームルーターの契約です。ホームルーターは、登録した住所で利用できる据え置き型のルーターで、本体の電源プラグをコンセントに挿すだけでWi-Fiを利用できます。
工事不要で導入できるインターネット回線のため、当然ながら大家さんの許可も必要ありません。
また、5G高速通信対応のホームルーターであれば、通信速度も速く、快適にインターネットを利用できるほか、プランは基本的にデータ容量無制限のため、定額でインターネットを好きなだけ楽しむことができます。
アパートで大家さんの許可取りが難しいなら工事不要の「home 5G」がおすすめ
アパートで大家さんの許可取りが難しい方には、「ドコモ」の「home 5G」がおすすめです。
「home 5G」は専用ホームルーター「HR02」を利用したインターネットサービスのため、工事不要で契約後、すぐにWi-Fiを利用できます。
ホームルーターは5G高速通信対応のほか、最新のWi-Fi規格Wi-Fi6にも対応しているので、高画質の動画や一般的なオンラインゲームでも、ストレスなく楽しむことが可能です。
また、無制限プラン※1のため、通信量を気にすることなく、月額固定で好きなだけインターネットに接続できます。
ホームルーターの機種代として71,200円(税込)がかかりますが、こちらには月々サポート※2※3が適用され、月額料金から1,980円(税込)が36か月間割引されるため、実質無料です。
さらに、ドコモユーザーならスマホ料金から永年最大1,100円(税込)割引される「home 5G セット割」※4※5もあります。セット割が適用されれば、トータルの通信費を抑えることができるため、よりおトクです。
「ドコモ」の5G対応ホームルーター(HR02)※6は、最大受信速度4.2Gbps(ベストエフォート形式)※7※8、5G高速通信対応※9です。
月額料金 | home 5Gプラン:4,950円(税込) |
機種代 | 71,280円(税込) |
初期費用 | 契約事務手数料3,850円(税込) (オンラインショップは無料) |
契約期間 | 定期契約なし |
データ容量※1 | 無制限 |
購入先 | ドコモオンラインショップ ドコモショップ 量販店 |
※1 データ利用量が特に多い場合は、速度制限や通信が中断されることがあります。
※2「home 5G」プランの月額料金から割引します。各月の割引対象料金の総額が「月々サポート」の適用額に満たない場合は、割引対象料金の総額を上限に割引します(翌月へくりこしての割引は行いません)。
※3 解約時には「月々サポート」の割引が終了となり、本体料金の残債の清算が必要となります。
※4「irumo(0.5GB)」は割引対象外となります。
※5「ahamo」は割引対象外となります。
※6 ご登録いただいた住所以外ではお使いになれません。
※7 通信速度は、送受信時の技術規格上の最大値であり、実際の通信速度を示すものではありません。ベストエフォート形式のため、お客さまの通信環境により実際の通信速度は変化します。
※8 LANケーブル接続時は受信時最大2.5Gbps、Wi-Fi接続時は受信時最大で4.8Gbps(いずれも技術規格上の最大値)。機器接続時の通信速度は、お客さまの通信環境と接続機器の規格により異なります。
※9 5Gの提供エリアは一部に限られます。エリアの詳細は「ドコモのホームページ」の「サービスエリアマップ」でご確認ください。なお、本サービスは4Gエリアでもご利用になれます。
※「home 5G」契約者と同一「ファミリー割引」グループ内の「eximo」 「eximo ポイ活」 「irumo(0.5GBを除く)」 「5Gギガホプレミア」「5Gギガホ」「5Gギガライト(1GB超)」「ギガホ プレミア」「ギガホ」「ギガライト(1GB超)」の契約者が対象です。「5Gギガライト/ギガライト(1GB超~3GB)」は550円/月を割引します。また「5Gギガライト」「ギガライト」のご契約で、ご利用データ量が1GB以下の場合は対象外となります。同一「ファミリー割引」グループ内に「ドコモ光」「home 5G プラン」の両方が存在する場合は、「ドコモ光セット割」が適用されます。また、「ドコモ光ミニ」「home 5G プラン」の両方が存在する場合は、「home 5G セット割」が適用されます。月額料金が日割り計算となる場合は、割引額も日割り計算となります。
アパートでインターネット回線を導入する際には必ず大家さんに確認しよう
アパートで個別にインターネット回線を導入する際は、大家さんの許可を得る必要があります。無許可で工事を行うと後々トラブルになるリスクがあるため、忘れずに大家さんの許可を得るようにしてください。
また、マンションタイプを利用する場合も、工事の際に配電盤が設置してある場所への立ち入りや、配電盤が収納されたBOXの開錠が必要になることがあるため、一度大家さんに確認したほうが良いでしょう。
なお、大家さんから工事の許可が得られない場合は、工事不要で利用できるホームルーターの契約を検討することがおすすめです。
「ドコモ」の「home 5G」は工事不要で、すぐに快適なWi-Fi環境を整えることができます。
アパートでインターネット回線の導入を考えている方は、ぜひ「home 5G」もご検討ください。
※「home 5G」契約者と同一「ファミリー割引」グループ内の「eximo」 「eximo ポイ活」 「irumo(0.5GBを除く)」 「5Gギガホプレミア」「5Gギガホ」「5Gギガライト(1GB超)」「ギガホ プレミア」「ギガホ」「ギガライト(1GB超)」の契約者が対象です。「5Gギガライト/ギガライト(1GB超~3GB)」は550円/月を割引します。また「5Gギガライト」「ギガライト」のご契約で、ご利用データ量が1GB以下の場合は対象外となります。同一「ファミリー割引」グループ内に「ドコモ光」「home 5G プラン」の両方が存在する場合は、「ドコモ光セット割」が適用されます。また、「ドコモ光ミニ」「home 5G プラン」の両方が存在する場合は、「home 5G セット割」が適用されます。月額料金が日割り計算となる場合は、割引額も日割り計算となります。
※「Wi-Fi」は、Wi-Fi Allianceの登録商標です。