光回線のルーターの役割は？選ぶ際のポイントや設置方法をまとめて解説

2024.02.22

スマホやパソコン、IoT家電など、複数のデバイスを光回線と接続する際に必要な「ルーター」。名前は聞いたことがあっても、どのような役割があって、どんな種類を選べば良いか、不安や疑問を感じる方もいるのではないでしょうか。

本記事では、光回線のルーターの役割や選ぶ際のポイント、設置方法を解説します。スマホやパソコンとの接続方法も紹介するので、ぜひ参考にしてください。

記事サマリー

光回線のルーターの役割

光回線のルーターとは、光回線に接続して、パソコンやスマホなど複数のデバイスでインターネットを利用できるようにする機器です。

光回線を利用する場合、開通工事の際にONU(光回線終端装置)が設置されます。ONUは光信号をデジタル信号に変換する役割を果たす重要な機器です。

ただし、一般的なONUには有線LANポートが1つしか備わっておらず、複数のデバイスと接続したり、デバイスと無線で接続したりすることができません。

そこで、活用される機器がルーターです。ONUにルーターを接続すると、スマホやパソコン、IoT家電などさまざまなデバイスを光回線に接続できます。Wi-Fi機能のあるルーターなら、Wi-Fiによる無線接続ができてとても便利です。

光回線のルーターを選ぶ際のポイント

光回線のルーターを選ぶときには、いくつかのポイントが挙げられます。ポイントを把握し、ご自身に合うルーターを選びましょう。

Wi-Fiに対応するルーターを選ぶ

ルーターは、大きく有線で接続する「有線LANルーター」と、無線で接続する「無線LANルーター(Wi-Fiルーター)」に分かれます。

家庭で利用するなら、Wi-Fiルーターを選ぶと良いでしょう。多くのWi-Fiルーターは1～2つの有線LANポートも備わっているので、無線と有線の接続を使い分けられます。

レンタルか購入かで選ぶ

光回線のルーターは、ご自身で購入するほか、契約したプロバイダでレンタルする方法があります。

「光回線をはじめて利用する」「じぶんで選ぶのは不安を感じる」場合は、プロバイダでレンタルしてみましょう。プロバイダが推奨するルーターを使えて便利です。

一方、希望するルーターが既にある方、ご自身で設定してインターネット環境を構築できる方は、ルーターの購入も選択肢です。ルーターはオンラインショップや家電量販店で購入できます。

ルーターのスペック・機能で選ぶ

光回線のルーターは、製品によりスペックや機能が異なります。以下、スペックや機能でチェックしておきたいポイントを紹介します。

Wi-Fi 6に対応しているか

Wi-Fiには規格があり、新しい規格ほど最大通信速度(理論値)が速くなっています。近年リリースされたWi-Fi規格は次のとおりです。

規格名	規格リリース年	最大通信速度(理論値)
Wi-Fi 5	2013年	6.9Gbps
Wi-Fi 6	2019年	9.6Gbps
Wi-Fi 6E	2020年 (日本では2022年より利用可能)	9.6Gbps
Wi-Fi 7	2024年	36Gbps

たとえばWi-Fi 6は、高速で混雑に強く、省エネである特徴を持ちます。これからWi-Fiルーターを用意するのであれば、Wi-Fi 6以降の規格に対応している製品がおすすめです。

自宅の間取りや広さに適しているか

Wi-Fiルーターを選ぶ場合は、電波をどのくらいの距離へ飛ばせるかも重要です。ルーターとデバイスは電波で接続されるので、自宅の間取りや広さに適したルーターを選びます。

たとえば、複数の部屋があるファミリータイプのマンションや一戸建てなら、3×3(アンテナ3本モデル)以上のルーターがおすすめです。

間取りや広さの目安は、ルーターの商品情報欄やパッケージなどに記載されています。

接続する台数に対応できるか

複数の家族でスマホやパソコンを接続する場合は、多台数のデバイスを接続しても安定した通信が可能なルーターを選びましょう。

近年はスマート機能が搭載されたテレビやエアコン、ロボット掃除機や冷蔵庫など、Wi-Fiと接続して便利な機能を使える家電製品が増えています。

Wi-Fi 6に対応するルーター、4×4(アンテナと送信機／受信機がそれぞれ4つあるもの)以上のモデルのルーターであると、12台以上という多くのデバイスを同時接続しても、安定した通信を期待できます。

光回線のルーターの設置方法とデバイスとの接続方法

イメージ

ルーターの設置や設定は、基本的にご自身で行う必要があります。以下、ルーターの設置方法と、スマホやパソコンなどの接続方法を解説します。

光回線のルーターの設置方法

光回線でルーターを設置する主な手順は次のとおりです。

ONUの電源をOFFにする
ONUとルーターをケーブルで接続する
ONUとルーターの電源をONにする
必要な初期設定を行う

ルーターの設置は、必ずONUの電源をOFFにしてから接続してください。ケーブルを接続して電源をONにしたら、ランプが正常に点灯しているか(通常、緑点灯が正常)を確認しましょう。

ルーターとデバイスの接続方法

スマホやパソコンでWi-Fiを利用するときは、ルーターと各デバイスの接続を行います。各デバイスは、次の手順で接続してください。

▼Androidの場合※1※2

「設定」アプリを開く
「ネットワークとインターネット」「インターネット」の順にタップする
リストのなかから、接続したいルーターのSSIDを選択する
パスワードを入力する

SSIDはWi-Fiで利用するネットワークを識別する名前です。ルーターのSSIDは、本体の裏面・背面や製品に同梱されている書類などに記載されています。

※1 一部の手順はAndroid 12以降でのみ動作します。
※2 Androidのバージョンや機種により、手順が異なる場合があります。

▼iPhoneの場合

「設定」アプリを開く
「Wi-Fi」をタップする
「Wi-Fi」をONにする
リストのなかから、接続したいルーターのSSIDを選択する
パスワードを入力する

※ Apple、Appleのロゴ、iPhoneは米国および他の国々で登録されたApple Inc.の商標です。
iPhoneの商標は、アイホン株式会社のライセンスにもとづき使用されています。
※ TM and ©2023 Apple Inc. All rights reserved.

▼Windows 11の場合

タスクバーの右端にある「ネットワーク」「サウンド」などを選択して、クイック設定を開く
「Wi-Fi」クイック設定で、「Wi-Fi接続＞の管理」を選択する
リストのなかから、接続したいルーターのSSIDをクリックして「接続」を選択する
パスワードを入力して「次へ」を選択する

はじめての方はレンタルやサポートのある「ドコモ光」がおすすめ

はじめて光回線を導入する場合、「どのルーターを選べば良いのだろう」「接続の仕方がわからない」などの不安を抱える方もいると思います。そのようなときには「ドコモ光」がおすすめです。

「ドコモ光」のなかには、Wi-Fiルーターのレンタルサービスを無償で提供しているプロバイダがあります。プロバイダが推奨するルーターを無料で使用できるので、とても便利です。

ルーターの接続に不安がある方には、「ネットトータルサポート(初回31日無料、月額使用料550円(税込)」がおすすめです。ルーターをはじめとした通信につながる機器に関して、リモートサポートや訪問サポートなどの総合的なサポートが受けられます。

「ドコモ光」なら、光回線がはじめての方でも充実したサービスやサポートが受けられます。この機会に、ぜひ利用をご検討ください。

月額料金 (ドコモ光1ギガ)※1	(マンション) タイプA：定期契約あり4,400円(税込)、定期契約なし5,500円(税込) タイプB：定期契約あり4,620円(税込)、定期契約なし5,720円(税込) 単独タイプ：定期契約あり4,180円(税込)、定期契約なし5,280円(税込) (戸建) タイプA：定期契約あり5,720円(税込)、定期契約なし7,370円(税込) タイプB：定期契約あり5,940円(税込)、定期契約なし7,590円(税込) 単独タイプ：定期契約あり5,500円(税込)、定期契約なし7,150円(税込) ドコモ光ミニ：定期契約あり2,970～6,270円(税込)、定期契約なし4,620～7,920円(税込)
月額料金 (ドコモ光10ギガ)※2	タイプA：定期契約あり6,380円(税込)、定期契約なし8,030円(税込) タイプB：定期契約あり6,600円(税込)、定期契約なし8,250円(税込) 単独タイプ：定期契約あり5,940円(税込)、定期契約なし7,590円(税込)
契約期間	なしまたは 2年定期契約
最大通信速度※3	ドコモ光 1ギガ：最大1Gbps ドコモ光 10ギガ※4：最大10Gbps
お申込み方法	①ご相談フォームで受付 ②ご相談(希望の曜日・時間に電話) ③お申込み完了(そのまま電話でお申込み可能)

※1 定期契約プランは、2年間同一の「ドコモ光」契約を継続して利用することが条件となり、解約(定期契約のない料金プランへの変更含む)のお申出がない場合は自動更新となります。当該期間内での解約、定期契約のない料金プランへの変更などの場合、更新期間を除いて戸建タイプ 5,500円(税込)、マンションタイプ4,180円(税込) 、ドコモ光ミニ2,970円(税込)の解約金がかかります〈2022年6月30日以前にお申込みのお客さまの場合、戸建タイプ14,300円(税込)(ドコモ光ミニ含む)、マンションタイプ8,800円(税込)の解約金となります〉
※2 2年間同一の「ドコモ光」の継続利用が条件となり、当該期間内での解約、定期契約のない料金プランへの変更などの場合、更新期間を除いて5,500円(税込)の解約金がかかります。なお、「ドコモ光」とペア回線(「ドコモ光」と対になる携帯電話回線)の契約期間および更新期間はそれぞれ異なりますので、ご注意ください。
※3 ベストエフォート値による最大通信速度
※4 「ドコモ光 10ギガ」の対象エリアは、一部に限られます。詳しくはこちら

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工事不要でWi-Fiを使える「home 5G」

「Wi-Fiをすぐに使いたい」「マンションで光回線の工事が難しい」などの方には、「home 5G」がおすすめです。

「home 5G」は5G高速通信対応※1のホームルーターで、光回線のような開通工事は必要なく、専用のホームルーターをコンセントに※2挿すだけでWi-Fiを使えます。

専用ホームルーター「HR02」※3は4つのアンテナが4方向に配置されており、高速で良好な通信が期待できます。Wi-Fi 6※4、Wi-Fi EasyMesh※5など最新の規格に対応している点も魅力です。

「home 5G」は購入機種に応じて毎月の利用料金が割引される「月々サポート」も適用されます。この機会に検討してみてはいかがでしょうか。

月額料金	home 5Gプラン：4,950円(税込)
機種代	71,280円(税込)
初期費用	契約事務手数料3,850円(税込) (オンラインショップは無料)
契約期間	定期契約なし
データ容量	無制限※6
購入先	ドコモオンラインショップドコモショップ量販店

※1 5Gの提供エリアは一部に限られます。エリアの詳細は「ドコモのホームページ」の「サービスエリアマップ」でご確認ください。なお、本サービスは4Gエリアでもご利用になれます。
※2 ご登録いただいた設置場所住所以外ではご利用いただけません。
※3 ご登録いただいた住所以外ではお使いになれません。
※4 Wi-Fi 6を使うには、Wi-Fi 6対応のクライアントが必要です。
※5 Wi-Fi EasyMeshTMに対応したルーター機器と接続が可能です。ただし、一部の製品では接続できない場合があります。
※6 データ利用量が特に多い場合は、速度制限や通信が中断されることがあります。

工事不要のホームルーター「home 5G」

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