Wi-Fiの扇マークが2本になるのはなぜ？原因と対処法をあわせて紹介

Wi-Fiの強度はWi-Fiアイコンで確認できる

スマホやパソコンのWi-Fiの強度は、画面に常時表示されているWi-Fiアイコンから確認が可能です。Wi-Fiアイコンの扇マークの本数が多いほど、Wi-Fiの受信強度が強いことを表しています。

スマホの場合は、画面上部のステータスバーにWi-Fiアイコンが表示されています。パソコンの場合は、Windowsでは画面の下部にタスクバー、Macでは画面上部にメニューバーがあり、Wi-Fiアイコンはこちらから確認できます。

Wi-Fiの扇マークが2本になる原因とその対処方法

Wi-Fiの扇マークが2本になるのは、ルーターからのWi-Fiの電波が、スマホやパソコンまで十分に電波が届いていないためです。

Wi-Fiの電波が届かない原因としては、主に以下の4つが挙げられます。それぞれの原因について対処法とともに詳しく見ていきましょう。

• 距離が遠くてWi-Fiが十分に届いていない
• アンテナの向きの問題
• 電波が遮られている
• 電波干渉を起こしている

距離が遠くてWi-Fiが十分に届いていない

ルーターとデバイスの距離が遠く、Wi-Fiの電波が十分に届いていないためにWi-Fiの扇マークが2本になってしまっている可能性が考えられます。

まずは、ルーターに近づいてみて、Wi-Fiの扇マークが増えるか試してみましょう。ルーターに近づいてみて、扇マークが増える場合には、使用場所までWi-Fiが十分に届いていなかったと考えられます。

Wi-Fiが届かない場所があるとわかった場合には、ルーターの設置場所を見直してみましょう。ルーターは、家の中心に高さを付けて設置すると、家じゅうにWi-Fiが届きやすくなります。

ルーターの設置場所の変更でWi-Fiを届かせることが難しい場合は、Wi-Fi中継器やメッシュWi-Fiの導入も選択肢です。

Wi-Fi中継器は、ルーターからのWi-Fiの電波を中継し、電波が届く範囲を広げてくれる機器です。コンセントに直挿しして手軽に利用できるものもあります。

また、メッシュWi-Fiは、対応の親機と子機を使用することで、網目状のネットワークを構築して、広いエリアをカバーできるWi-Fiの仕組みです。対応ルーターをお持ちの場合は、子機を追加することでメッシュWi-Fiを導入できます。

アンテナの向きの問題

アンテナが外付けされていて向きが調整できるタイプのルーターを使用している場合には、アンテナの向きを調整することで電波が届きやすくなり、扇マークが2本から増える可能性があります。

Wi-Fiの電波は、アンテナに対して垂直方向に強く飛びます。そのため、マンション・アパートや平屋の場合には、アンテナを立てるのが基本です。

2階以上の住宅で真上や真下にも電波を飛ばしたい場合には、アンテナを真横に倒して向きを調整します。また、別の階の特定の部屋に電波を届かせたいなら、電波を飛ばす方向に対して垂直になるようにアンテナを傾ける方法もあります。

電波が遮られている

ルーターの電波が遮られていて電波が届きづらくなっていて、結果としてWi-Fiの扇マークが2本になってしまっている可能性もあります。ルーターの周りに障害物はないか、設置場所を見直してみましょう。

棚のなか、テレビの裏などにルーターを収納する設置方法は、すっきりと設置ができる反面、Wi-Fiの電波は届きにくくなります。また、部屋の四隅への設置も、壁にWi-Fiの電波が遮られてしまいます。

また、金属製のものや、水の入った水槽や花瓶などは電波を吸収する性質があるので、近くへの設置は避けてください。

ルーターは、部屋の中央付近に設置ができると理想的ですが、それが難しい場合も障害物の少ない見通しの良い場所に設置するようにしましょう。

電波干渉を起こしている

電波干渉の影響で、Wi-Fiの扇マークが2本になってしまっている可能性も考えられます。Wi-Fiの電波は、電子レンジなどの発する電波と電波干渉を起こすことがあります。

電子レンジ、テレビ、IH調理器といった電波を発する家電の近くにルーターを設置したり、近くでスマホやパソコンを使用したりすることは避けるべきです。

また、Bluetooth🄬もWi-Fiと同じ周波数が使用されるため、電波干渉を起こすことがあります。電波干渉が疑われる場合は、Bluetooth🄬機器の接続を切って改善するか試してみましょう。

ルーターの不具合や故障

ルーターの一時的な不具合や故障のために、Wi-Fiの電波が弱くなり、Wi-Fiの扇マークが2本になってしまっている可能性もあります。

まずは、ルーターの再起動を試してみましょう。ルーターの状態をリセットすることで不具合が改善できることがあります。本体内部に熱が溜まっている場合には、電源OFFで時間をおいて放熱させてから再度起動させるようにしてください。

また、ファームウェアのアップデートでも不具合が解消できるケースがあります。ファームウェアは本体を制御するためのソフトウェアです。機能の追加や不具合の改善のためにアップデートが配信されることがあります。

なお、上記の方法で改善が難しい場合や、ルーターが古い場合には、本体の故障も疑われます。故障の場合には、メーカーに修理を依頼するか買替えを検討することが必要です。

通信環境を見直すなら「ドコモ光」がおすすめ

Wi-Fiの通信速度が遅いなど、電波の受信状況以外でも通信に不便を感じることがある場合には、インターネット回線の乗り換えが選択肢になります。

高速の通信環境を望むなら、高速の光回線を提供している「ドコモ光」がおすすめです。

「ドコモ光」では、全国エリアで利用できる最大1Gbps※1の「ドコモ光 1ギガ」のほか、一部エリアで最大10Gbps※1に対応する「ドコモ光 10ギガ※2」が利用できます。

また、セットで契約するプロバイダは、数多くの種類から好みに合わせて選択が可能です。なお、新規で開通をする方には、「ドコモ光新規工事料無料特典」があり、通常工事料は無料※3となります。初期費用を抑えて「ドコモ光」の利用をはじめられます。

「ドコモ光」が提供する2つのプランの詳細は、以下の表よりご確認ください。

※1 ベストエフォート値による最大通信速度
※2 「ドコモ光 10ギガ」の対象エリアは、一部に限られます。詳しくはこちら
※3新規契約の契約事務手数料(3,300円(税込))は別途必要となります。特典適用対象工事料は「ドコモ光」の通常工事料のみとし、土日・祝日工事の追加工事料、「ドコモ光電話」などのオプション工事料、工事内容によって発生する追加料金は無料特典の適用外です。
※4 定期契約プランは、2年間同一の「ドコモ光」契約を継続して利用することが条件となり、解約(定期契約のない料金プランへの変更含む)のお申出がない場合は自動更新となります。当該期間内での解約、定期契約のない料金プランへの変更などの場合、更新期間を除いて戸建タイプ 5,500円(税込)、マンションタイプ4,180円(税込) 、ドコモ光ミニ2,970円(税込)の解約金がかかります〈2022年6月30日以前にお申込みのお客さまの場合、戸建タイプ14,300円(税込)(ドコモ光ミニ含む)、マンションタイプ8,800円(税込)の解約金となります〉
※5 2年間同一の「ドコモ光」の継続利用が条件となり、当該期間内での解約、定期契約のない料金プランへの変更などの場合、更新期間を除いて5,500円(税込)の解約金がかかります。なお、「ドコモ光」とペア回線(「ドコモ光」と対になる携帯電話回線)の契約期間および更新期間はそれぞれ異なりますので、ご注意ください。

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Wi-Fiが2本になる原因を見つけて解決しよう

Wi-Fiの扇マークが2本のときは、スマホやパソコンで受信しているWi-Fiの電波が弱く、自宅の通信環境の見直しが必要です。

Wi-Fiが弱い原因としては、距離が遠い、アンテナの向きの問題、電波が遮られている、電波干渉、ルーターの不具合・故障などが考えられます。ぜひそれぞれの原因に対する対処法をあたってみて、Wi-Fiの扇マークが2本になる原因を探っていきましょう。

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