ドコモのホームルーターが緑に点滅している意味は?home 5Gのランプの意味を解説

通信ノウハウ

「ドコモ」のホームルーターにはLEDランプが付いており、光の色や光り方によってランプがあらわす意味は異なります。

ルーターを見たときに「緑色のランプが点滅していた」場合、このまま利用しても良いのか気になる方もいるのではないでしょうか。

本記事では、「ドコモ」のルーターのLEDランプの種類を説明します。併せて、LEDランプに異常が生じた場合の対処法なども説明するので、ぜひ参考にしてください。

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記事サマリー

「home 5G」のLEDランプの意味は機種によって異なる

「ドコモ」の「home 5G」には「HR01」と「HR02」の2種類の機種があり、LEDランプの数や色、点灯・点滅の意味は両者でそれぞれ異なります(詳しくは後述)。HR01と後続モデルのHR02の違いは、以下が挙げられます。

  • 最大伝送速度の高速化
  • 有線での同時接続
  • 内臓アンテナの強化
  • Wi-Fi EasyMesh™機能の追加

最大伝送速度は、HR01が1.2Gbpsであるのに対しHR02は4.8Gbpsで、より高速化しました。また、有線での同時接続台数もHR01が1台であるのに対しHR02は2台です。

Wi-Fi EasyMesh™機能とは、網目(メッシュ)のようにネットワーク機器をつなげることで、障害に強く信頼性が高い通信網を作る機能です。最大伝送速度の高速化や内臓アンテナの強化も相まって、HR02ではHR01よりも快適なインターネット接続が可能です。

HR01のLEDランプの種類

HR01には、「5G/4Gランプ」「📶ランプ」「STATUSランプ」の3つのランプがあります。それぞれのランプの色と点滅パターン、意味を以下で詳しく説明します。

5G/4Gランプ

5G/4Gランプは、インターネットへの接続状態をあらわすランプで、色は、青・緑・赤の3種類、パターンは点灯・点滅・消灯の3種類です。それぞれの色や状態があらわす意味は、以下のとおりです。

色と点灯パターンルーターの状態
青色で点灯5G回線に接続中(通信中は点滅)
緑色で点灯4G(LTE)回線に接続中(通信中は点滅)
赤色で点灯最大通信量(目安値)を超過
青色で点滅ネットワーク検索中
赤色で点滅(速い速度)システムエラー
赤色で点滅(中くらいの速度)「ドコモnanoUIMカード」認識エラー
消灯電源OFF、圏外、APN設定エラー、ソフトウェアの更新ファイルをダウンロード完了、ソフトウェアの更新中、位置情報の測位エラー

📶ランプ

📶ランプは、電波の強度をあらわすランプで、色は、青・黄・赤の3種類、パターンは点灯・点滅・消灯の3種類です。それぞれの色や状態があらわす意味は、以下のとおりです。

色と点灯パターンルーターの状態
青色で点灯電波強度(強)
黄色で点灯電波強度(中)
赤色で点灯電波強度(弱)
赤色で点滅(速い速度)システムエラー
赤色で点滅(中くらいの速度)圏外
消灯電源OFF、ネットワーク検索中、「ドコモnanoUIMカード」認識エラー、APN設定エラー、位置情報の測位エラー

STATUSランプ

STATUSランプはルーターの状態をあらわすランプで、色は、青・黄・赤の3種類、パターンは点灯・点滅・消灯の3種類です。それぞれの色や状態があらわす意味は、以下のとおりです。

色と点灯パターンルーターの状態
青色で点灯起動処理中、正常に起動中
黄色で点灯最大通信量(目安値)を超過、ソフトウェアの更新ファイルをダウンロード完了
赤色で点灯位置情報の測位エラー
青色で点滅(中くらいの速度)WPS機能ON
黄色で点滅(中くらいの速度)ソフトウェアの更新中
赤色で点滅(速い速度)システムエラー
赤色で点滅(中くらいの速度)WPS接続エラー
赤色で点滅(遅い速度)APN設定エラー
消灯電源OFF、ネットワーク検索中、圏外、「ドコモnanoUIMカード」認識エラー

HR02のLEDランプの種類

HR02には、「5G/4Gランプ」「📶ランプ」「SIMランプ」「Wi-Fiランプ」「UPDATEランプ」の5つのランプがあります。それぞれのランプの色と点滅パターン、意味を詳しく説明します。なお、それぞれのランプではなく全てのランプが同じ挙動をしているときには、以下に挙げるような特定の状況をあらわしています。

色と点灯パターンルーターの状態
緑色で点灯初期化中
赤色で点灯システムエラー
順番に青色で点灯/消灯起動処理中
消灯電源OFF

5G/4Gランプ

5G/4Gランプは、インターネットへの接続状態をあらわすランプで、色は、青・緑・黄・赤の4種類、パターンは点灯・点滅・消灯の3種類です。それぞれの色や状態があらわす意味は、以下のとおりです。

色と点灯パターンルーターの状態
青色で点灯5G回線に接続中
緑色で点灯4G(LTE)回線に接続中
黄色で点灯ネットワーク接続エラー
赤色で点灯位置情報の測位エラー
青色で点滅ネットワーク検索中
消灯nanoSIMカードの読み込みエラー/読み込み完了、設置場所環境チェック機能で判定中/判定後、圏外

📶ランプ

📶ランプは、電波の強度をあらわすランプで、色は、青・緑・黄・赤の4種類、パターンは点灯・点滅・消灯の3種類です。それぞれの色や状態があらわす意味は、以下のとおりです。

色と点灯パターンルーターの状態
青色で点灯電波強度(強)、設置場所環境チェック機能の判定結果(適当)
黄色で点灯電波強度(中)、設置場所環境チェック機能の判定結果(不適当)
赤色で点灯電波強度(弱)
緑色で点滅設置場所環境チェック機能で判定中
赤色で点滅圏外
消灯nanoSIMカードの読み込みエラー/読み込み完了、ネットワーク接続エラー、位置情報の測位エラー

SIMランプ

SIMランプは、SIMカードの読み込みに関する情報をあらわすランプで、色は、青・赤の2種類、パターンは点灯・点滅・消灯の3種類です。それぞれの色や状態があらわす意味は、以下のとおりです。

色と点灯パターンルーターの状態
青色で点灯nanoSIMカードの読み込み完了、ネットワーク検索中/接続中
赤色で点滅nanoSIMカードの読み込みエラー
消灯ネットワーク接続エラー、位置情報の測位エラー、設置場所環境チェック機能で判定中/判定後

Wi-Fiランプ

Wi-Fiランプは、Wi-Fi接続に関する情報をあらわすランプで、色は、青・赤の2種類、パターンは点灯・点滅・消灯の3種類です。それぞれの色や状態があらわす意味は、以下のとおりです。

色と点灯パターンルーターの状態
青色で点灯Wi-Fi機能ON
赤色で点灯(点灯時間は約10秒)WPS接続エラー
青色で点滅WPS接続待機中
消灯nanoSIMカードの読み込みエラー/読み込み完了、位置情報の測位エラー、Wi-Fi機能OFF、設置場所環境チェック機能で判定中/判定後

UPDATEランプ

UPDATEランプは、ソフトウェアの更新に関する情報をあらわすランプで、色は、青・黄の2種類、パターンは点灯・消灯の2種類です。それぞれの色や状態があらわす意味は、以下のとおりです。

色と点灯パターンルーターの状態
青色で点灯ソフトウェアの更新不要、ソフトウェアの更新中
黄色で点灯再起動待機中
消灯nanoSIMカードの読み込みエラー/読み込み完了、位置情報の測位エラー、設置場所環境チェック機能で判定中/判定後

LEDランプに異常が生じた場合の対処法

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LEDランプが普段と異なる挙動をしていると、インターネットに接続できなくなったり速度が遅くなったりします。LEDランプに異常が生じた場合の対処法は、主に以下が挙げられます。

  • 再起動する
  • 「ドコモnanoUIMカード」や「nanoSIMカード」を入れ直す
  • 初期化する
  • 設置場所を移動する

それぞれの対処法を、詳しく説明します。

再起動する

ルーターの電源を長期間付けたままの状態にしておくと、インターネットに接続しにくくなり、LEDランプに異常が生じることがあります。その場合は一度再起動してみることで、状態が改善される可能性があります。

「ドコモnanoUIMカード」や「nanoSIMカード」を入れ直す

LEDランプの点滅によっては、「ドコモnanoUIMカード」(HR01)や「nanoSIMカード」(HR02)の認識エラーを示していることもあります。その場合は、「ドコモnanoUIMカード」や「nanoSIMカード」を入れ直すことで、状態が改善する場合があります。

初期化する

ルーターを初期化することで、LEDランプの不具合が解消される場合があります。ただし、初期化するとルーターが購入時の状態に戻るので、設定やデータが全て消去される点には注意が必要です。

設置場所を移動する

LEDランプの点滅によっては、電波強度が弱いことを示している可能性もあります。その場合、周囲に障害物があることによって電波強度が弱くなっていることが考えられます。ルーターの設置場所を移動することで状況が改善される可能性があるので、試してみましょう。

「home 5G」がつながらないときの対処法

LEDランプに異常が生じると、「home 5G」がつながらなくなる場合もあります。「home 5G」がつながらないときの対処法は、主に以下のとおりです。

  • 障害情報を確認する
  • しばらく時間を置いてから再度使用する
  • 電子レンジやBluetooth🄬の利用を一時的にやめる
  • 利用料の支払いが滞っていないか確認する
  • 窓口に問い合わせる

それぞれの対処法を、詳しく説明します。

障害情報を確認する

「home 5G」がつながらないときは、「ドコモ」側のサーバーで通信障害などが起きていることもあります。その場合は、「ドコモ」が公式サイトやSNSなどで報告をしているので、ご確認ください。通信障害の場合はユーザー側でできることは特にないので、状況が改善されるまで待つしかありません。

しばらく時間を置いてから再度使用する

通信障害でつながらない場合は、「ドコモ」側で技術的な問題が解消されれば自然とインターネットに接続できるようになります。また、設備面の問題ではなくサーバーの混雑が原因で接続できない場合も考えられます。そのため、少し時間をおいてから再度接続すると状況が改善されるケースもあります。

電子レンジやBluetooth🄬の利用を一時的にやめる

電子レンジやBluetooth🄬を利用していると、それらの機器とホームルーターが電波干渉を起こして、インターネットにつながりにくくなることがあります。ホームルーターを電子レンジの近くに置かないようにすることで改善されるケースが多いですが、それでもインターネットにつながらなければ、電子レンジやBluetooth🄬の利用を一時的にやめてみましょう。

利用料の支払いが滞っていないか確認する

「home 5G」は、毎月利用料が発生します。利用料を支払っていなければ、「ドコモ」が「home 5G」の利用を一時的に停止することもありえます。口座振替などで支払っている場合は、利用料がきちんと引き落とされているか確認してみましょう。

窓口に問い合わせる

契約直後の場合は、機器の初期不良や利用環境との相性の悪さが原因の可能性もあります。紹介した対処法でも「home 5G」がつながらない場合は窓口に問い合わせてみると良いでしょう。

ホームルーターの接続が不安定な場合は状態に合わせた対処をしよう

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「ドコモ」のホームルーターにはさまざまなランプがあり、それぞれの色や光り方によって意味することが異なります。ランプの色や光り方が示す意味を知っておけば、現在どのような状態かがわかるので、適切に対応することができるでしょう。

ホームルーターは、同じ周波数帯の電波を使っている電子機器があると干渉してしまい、快適なインターネット接続ができにくくなる可能性もあります。ホームルーターの接続が不安定で、より安定したインターネット接続方法を検討している方には、「ドコモ光」の光回線がおすすめです。「ドコモ光」のメリットは、主に以下が挙げられます。

  • 超高速の10ギガプランがある
  • 通信制限がないのであんしんして使える
  • IPoE方式のIPv6インターネット接続機能に対応している
  • スマホとセット割ができる
  • プロバイダが選べる
  • dポイントがたまる

光回線の一般的な通信速度は、1Gbpsです。これはほかのインターネット接続手段と比べると十分な速さですが、「ドコモ光」には最大通信速度10Gbpsの「ドコモ光 10ギガ」もあります。そのため、高速通信環境を構築したい方には、「ドコモ光 10ギガ」がおすすめです。

なお、「ドコモ光 10ギガ」は提供エリアが限定されている点には、注意しておく必要があります。2023年12月20日時点の提供エリアは、こちらからご確認いただけます(提供エリアは順次拡大予定)。

光回線は通信制限がない場合が多く、「ドコモ光」も通信制限を設けていません※1。そのため、動画の視聴やゲームなど大容量のデータをダウンロードしやすくなります。

IPv6は、IPv4の後継となる次世代のインターネット・プロトコルです。通信速度が安定するのはもちろんのこと、セキュリティ面でもあんしんなので、仕事でインターネットを利用する方にもおすすめです。なお、IPv6通信を利用する場合は、使用しているパソコンなどのデバイスがIPv6アドレスに対応している必要があります。

IPoE方式のIPv6インターネット接続を利用すると、IPv6に対応したサービス(Webサイトの閲覧や動画配信サービスの視聴など)を快適に利用しやすくなるでしょう。

「ドコモ光」は、スマホとセット割ができます。「ドコモのスマホ」なら、ご家族全員のスマホ料金から、 永年最大1,100円(税込)割引※2※3されます。セット割は、一緒に住んでいる家族だけでなく離れて住んでいる家族も対象です。

「ドコモ光」には「ドコモ光 1ギガ」と「ドコモ光 10ギガ」のサービスがありますが、どちらもさまざまなプロバイダに対応しています(「ドコモ光 1ギガ」は21プロバイダ、「ドコモ光 10ギガ」は10プロバイダに対応)。プロバイダをご自身で選びたい方には、おすすめです。

さらに、「ドコモ光」のご利用料金1,000円(税抜)につき、dポイントを10ポイントためられます。また、「ドコモ光」の料金の支払いをdカード GOLD※4で行う場合は、通常の10倍のポイントがたまります※5。dカード GOLDを利用している方であればdポイントを効率良くためることができるので、より一層おすすめです。

高速で快適なインターネット環境を構築したい方は、「ドコモ光」の利用をぜひ検討してみてください。

※1ベストエフォート形式のため、お客さまの通信環境により実際の通信速度は変化します。
※2※3「ドコモ光」契約者と同一「ファミリー割引」グループ内の「eximo」 「eximo ポイ活」 「irumo(0.5GBを除く)」 「5Gギガホプレミア」「5Gギガホ」「5Gギガライト(1GB超)」「ギガホ プレミア」「ギガホ」「ギガライト(1GB超)」の契約者が対象です。「5Gギガライト/ギガライト(1GB超~3GB)」は550円/月を割引します。また「5Gギガライト」「ギガライト」のご契約で、ご利用データ量が1GB以下の場合は対象外となります。同一「ファミリー割引」グループ内に「ドコモ光」「home 5G プラン」の両方が存在する場合は、「ドコモ光セット割」が適用されます。また、「ドコモ光ミニ」「home 5G プラン」の両方が存在する場合は、「home 5G セット割」が適用されます。月額料金が日割り計算となる場合は、割引額も日割り計算となります。
※4 dカード GOLDの年会費は11,000円(税込)、入会には一定の審査があります。
※5 ドコモのケータイ/「ドコモ光」のご利用金額1,000円(税抜)につき100ポイント進呈いたします。各種割引サービス適用後の基本使用料、通話・通信料、付加機能使用料の金額となります(ただし、FOMAサービスの利用金額のうちFOMA位置情報/FOMAユビキタスサービスにかかる基本使用料および通信料は除きます)。各種手数料、電報料、コンテンツ使用料/iモード情報料、コレクトコール通話料、ケータイのご購入代金分割支払金/分割払金、ドコモ口座による利用代金(送金依頼額および利用料)、消費税、「ケータイ補償サービス」「ケータイ補償 お届けサービス」ご利用時のお客さまご負担金、「ドコモ光」事務手数料・工事料および光訪問サポート利用料など1回ごとにお申込みが必要となるサービスなどはdポイント進呈の対象外となります。

※「Wi-Fi」は、Wi-Fi Allianceの登録商標です。
※「Bluetooth」は、Bluetooth SIG,Inc.の登録商標であり、株式会社NTTドコモはライセンスを受けて使用しております。

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