ルーターとL3スイッチの違いは？
ルーターとL3スイッチは、異なるネットワーク間の通信で最適な経路を決定するルーティング機能を持つ点は共通ですが、通信処理や機能においてが違いあります。
ルーターとL3スイッチの違いをまとめると、次のとおりです。
| ルーター | L3スイッチ | |
| 主体 | ソフトウェア | ハードウェア |
| 主な機能 | LANとWANを接続 | LAN同士の接続 |
| 速度 | 低速～高速 | 高速 |
| 対応プロトコル | マルチプロトコル | TCP/IP |
| コスト | 安価 | 高価 |
| 規模 | 小～大規模 | 中～大規模 |
| 拡張性 | 高い | 低い |
また、ルーターは主にLANとWANの接続、L3スイッチは主にLAN同士の接続を行う機器です。
通信の処理は、ルーターでは主にソフトウェア、L3スイッチでは主にハードウェアで行います。このため、ルーターは機能の追加・変更がしやすく、L3スイッチは高速なデータ転送が可能となります。
ルーターとL3スイッチの役割の違いを、以下で詳しく見ていきましょう。
ルーターの役割
ルーターは、主にLAN(Local Area Network)をWAN(Wide Area Network)に接続する役割を担っています。
たとえば家庭内でいうと、Wi-Fiなどで構築されるLANを、光回線終端装置(ONU)と連携してインターネットに接続する役割を果たしています。
また、ルーターは、異なるネットワーク間の通信において、最適な経路を決定するルーティング機能のほかに、セキュリティ機能やNAT、NAPTも搭載していることが多いです。
NATはLAN内でのプライベートIPアドレスをインターネットで通信できるグローバルIPアドレスに変換する機能、NAPTは複数のプライベートIPアドレスを1個のグローバルIPアドレスに変換する機能のことです。
こうした機能により、企業や家庭でのインターネット接続において、セキュリティを確保しながらデータを外部ネットワークにルーティングすることが可能となります。
L3スイッチの役割
L3スイッチは主にLAN内で使用され、IPアドレスをもとにデータ転送を行いながら、異なるLAN同士を結ぶ役割を果たします。
この役割により、社内ネットワークのような限定された範囲内でデータが効率的に振り分けられ、円滑な通信が可能になります。また、L3スイッチはVLANを用いて複数の仮想ネットワークを形成し、組織内の異なる部門間での通信を可能にします。
L3スイッチは、あくまで社内などでのLAN同士の接続に特化していて、インターネットへの接続などをするためには通常ルーターが利用されます。
ルーターとL3スイッチの適切な使い分け
ルーターとL3スイッチは、使用目的によって使い分けを行います。
L3スイッチは、大規模なオフィスなどの内部のデータ転送や通信の管理に適しています。部門ごとに異なるネットワークのセグメントが配置されるような場合に、それぞれのネットワークセグメント間のルーティングを行ってくれます。
一方、ルーターは、インターネットなど外部のネットワークへの接続をする際に使用します。外部へ接続する際のルーティングのほか、多くの機種でVPN機能をはじめとするセキュリティを提供してくれます。
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| 月額料金 (ドコモ光10ギガ)※5 | タイプA：定期契約あり6,380円(税込)、定期契約なし8,030円(税込) タイプB：定期契約あり6,600円(税込)、定期契約なし8,250円(税込) 単独タイプ：定期契約あり5,940円(税込)、定期契約なし7,590円(税込) |
| 契約期間 | なし または 2年定期契約 |
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| お申込み方法 | ①ご相談フォームで受付 ②ご相談(希望の曜日・時間に電話) ③お申込み完了(そのまま電話で申込み可能) |
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※3新規契約の契約事務手数料(3,300円(税込))は別途必要となります。特典適用対象工事料は「ドコモ光」の通常工事料のみとし、土日・祝日工事の追加工事料、「ドコモ光電話」などのオプション工事料、工事内容によって発生する追加料金は無料特典の適用外です。
※4 定期契約プランは、2年間同一の「ドコモ光」契約を継続して利用することが条件となり、解約(定期契約のない料金プランへの変更含む)のお申出がない場合は自動更新となります。当該期間内での解約、定期契約のない料金プランへの変更などの場合、更新期間を除いて戸建タイプ 5,500円(税込)、マンションタイプ4,180円(税込) 、ドコモ光ミニ2,970円(税込)の解約金がかかります〈2022年6月30日以前にお申込みのお客さまの場合、戸建タイプ14,300円(税込)(ドコモ光ミニ含む)、マンションタイプ8,800円(税込)の解約金となります〉
※5 2年間同一の「ドコモ光」の継続利用が条件となり、当該期間内での解約、定期契約のない料金プランへの変更などの場合、更新期間を除いて5,500円(税込)の解約金がかかります。なお、「ドコモ光」とペア回線(「ドコモ光」と対になる携帯電話回線)の契約期間および更新期間はそれぞれ異なりますので、ご注意ください。
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ルーターとL3スイッチの違いを知って適切に選択しよう
ルーターとL3スイッチの違いを紹介しました。
ルーターはLANとWANの接続、L3スイッチはLAN同士の接続を行う機器です。ルーターは主にインターネットなど外部のネットワークへの接続に利用され、L3スイッチは主に大規模なオフィスなどの内部のデータ転送や通信の管理に利用されます。
ぜひルーターとL3スイッチの違いを理解して、適切に使い分けをしていきましょう。
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※「Wi-Fi」は、Wi-Fi Allianceの登録商標です。
