光電話の番号を引き継ぎたい!移行可能なパターンや必要な手続きを解説

通信ノウハウ

自宅の電話を光電話に変えるにあたり、電話番号を引き継ぎたいと考えている方もいるのではないでしょうか。

電話番号を引き継げるかどうかは、発番元や契約する回線事業者によって異なります。

本記事では、今使っている電話番号を光電話に引き継げるケースと引き継げないケースや、発番元を調べる方法などを解説します。

また、引き継ぐために必要な手続きも紹介するので、光電話の乗換えや切り替えを検討している方は、ぜひ参考にしてください。

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記事サマリー

ひかり電話(光IP電話)とは

ひかり電話とは、光ファイバーを利用した電話サービスのことです。従来の固定電話のように電話線を引く必要がなく、光回線で電話とインターネット接続の両方ができます。ひかり電話を利用するためには光回線の導入と契約が必要になります。

ひかり電話には、使い方によっては従来の固定電話よりも月額料金や通話料金が安くなったり、既存の電話番号をそのまま使えたりするなどのメリットがあります。オプションの種類が豊富な点も魅力のひとつです。一方で、「0170」や「114」などの一部の番号にかけられないことや、停電すると使えない点には注意しましょう。

なお、「光電話」と「ひかり電話」は厳密には異なるので、注意が必要です。「ひかり電話」はNTT東日本およびNTT西日本が提供する光電話のサービス名です。一方「光電話」は、光回線を利用した電話サービスの総称です。つまり「光電話」の具体的なサービスの中に、「ひかり電話」があることになります。

光電話に番号を引き継げるパターン

現在利用している電話番号を光電話に引き継げるかどうかは、状況により異なります。電話番号を引き継げるパターンを、以下で詳しく説明します。

アナログ電話から光電話に引き継ぐ場合

アナログ電話(NTT加入電話)で発番した電話番号は、光電話に引き継ぐことができます。十数年前から利用されている固定電話の電話番号はアナログ発番のものが多いので、昔から利用している電話番号は光電話に引き継げる可能性が高いです。アナログ発番であることを確認する方法は、後述します。

アナログ電話発番の光電話をほかの光電話に引き継ぐ場合

過去に一度アナログ電話(NTT加入電話)から光電話に引き継いだ電話番号を、別の光電話に引き継ぎたい場合も、引き継ぎ可能です。最初の発番がNTT加入電話発番であれば、途中特別な手続きが必要な場合もありますが、電話番号を引き継げます。

ただし、乗り換えの際に番号ポータビリティの工事費が1番号ごとに2,200円(税込)必要なです。

アナログ電話発番の光電話をアナログに戻してからほかの光電話に引き継ぐ場合

アナログ電話 (NTT加入電話) 発番の電話番号は基本的には引き継げますが、一部の回線事業者への乗り換え時には、「アナログ戻し」という手順が必要です。アナログ戻しとは、過去にアナログ電話から光電話に変更した電話番号を再度NTTのアナログ電話に戻すことをさします。アナログ戻しには工事が必要で、工事には別途費用がかかります。

アナログ戻しが必要かどうかは、発番元や現在使っている光電話の種類、乗換え先の光電話の種類によって異なります。まずは現状を整理し、その後乗換え先の問い合わせ窓口に、アナログ戻しの要否を確認すると良いでしょう。

光電話に番号を引き継げないパターン

今まで使っていた電話番号を光電話に電話番号を引き継げないパターンもあるため、以下で詳しく説明します。

IP電話発番の番号を光電話に引き継ぐ場合

IP電話発番の電話番号は、光電話に引き継げません。IP電話の電話番号は「050」で始まるため、今お使いの電話番号を見ればIP電話かどうか確認できます。

光電話発番の番号をほかの光電話に引き継ぐ場合

光電話発番の電話番号も、光電話に引き継ぐことはできません。

ただし、フレッツ光発番の番号を光コラボに引き継ぐことや、光コラボ発番の番号をフレッツ光に引き継ぐことは可能です。この制度は「事業者変更」といい、2019年7月から始まりました。なお、事業者変更手続きには、契約事務手数料が発生します。

転居して市外局番が変わる場合

転居して市外局番が変わる場合は、電話番号は引き継げません。引っ越し先で同じ光回線を継続利用される場合でも、市外局番が変わる以上引き継げないので注意しておきましょう。

また、同じ市区町村内に引っ越す場合でも、管轄の収容局が異なる場合は番号の引継ぎができません。

発番元を調べる方法

先述したように、光電話に電話番号を引き継げるかどうかは、発番元次第で決まります。発番元はNTTの問い合わせ窓口で確認できるので、発番元が定かでない方はNTTに問い合わせましょう。局番なしの「116」にダイヤルすれば、問い合わせ窓口につながります。

電話番号を光電話に引き継ぐ手順

電話番号を光電話に引き継ぐ手順は、アナログ電話と光電話で異なります。それぞれの場合の手順を、以下で詳しく説明します。

アナログ電話から光電話に番号を引き継ぐ手順

アナログ電話から光電話に番号を引き継ぐ手順は、以下のとおりです。

  1. 光回線を契約していない場合は光回線と光電話サービスに申込む
  2. 開通工事を行う
  3. 各種設定を行う
  4. アナログ電話の加入先に休止・解約の連絡をする

光回線工事日に、光電話対応機器やLANケーブルなど、電話開通に必要な機材を受け取りましょう(後日配達される可能性もあります)。光回線開通工事が完了してから数週間以内に、光回線事業者側で番号の引継ぎ作業が行われます。

引継ぎ作業完了のお知らせを受けたら、光電話対応機器の配線図や取扱説明書などの手順を参照しながら、電話線と光電話対応機器をつなぎ、設定をします。受話器を持ち上げた際に発信音が鳴っていれば、無事に引継ぎができています。

最後にアナログ電話の加入先に休止・解約の連絡をすれば、全ての手続きは完了です。

なお、光回線をすでに契約しているかどうかで、「1」の手順は変わります。すでに光回線でインターネットを利用している場合は、契約している光回線に光電話オプションを追加申込しましょう。

光電話同士で番号を引き継ぐ手順

光電話同士で番号を引き継ぐ手順は、以下のとおりです。

  1. 事前に承諾番号を取得する
  2. 光電話サービスに申込む
  3. 開通工事を行う
  4. 各種設定を行う
  5. 元の光回線業者に解約の連絡をする

承諾番号を取得する場合は、状況によって取得先が異なります。フレッツ光から光コラボ事業者に転用する場合は、NTT東西から「転用承諾番号」を、ほか社光コラボから別の光コラボ事業者に転用する場合は、契約中の光コラボ事業者から「事業者変更承諾番号」を取得してください。

工事から解約の連絡までの流れは、アナログ電話から光電話に番号を引き継ぐ場合の手順と同じです。

なお、フレッツ光や光コラボから別の光コラボに転用する場合は、工事不要です。事業者によって、乗り換え後すぐに電話を使える場合と、乗り換えから1~2週間程度必要な場合がある点には注意しておきましょう。

インターネット環境を整えながらおトクに固定電話を使うなら「home 5G」がおすすめ

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光電話は、インターネット回線で電話が利用できる便利なサービスで、月額料金や通話料金が安い、オプションが豊富などメリットも豊富です。光電話を利用するためには、自宅にインターネット環境を整える必要があります。

インターネット環境を整えながらおトクに固定電話を使いたいとお考えの方には、「ドコモ」の「home 5G」がおすすめです。

「home 5G」の特徴は主に以下のとおりです。

  • 使用データ量無制限
  • 工事不要で利用可能
  • 契約期間の縛りがない
  • スマホとセット割ができる

月間の使用データ量に制限があると、使いすぎた場合に速度制限がかかることもありますが、「home 5G」はデータ量無制限※1なので、通信量を気にせずにインターネットを利用できます。在宅ワークなどで通信量の多いデータやファイルを頻繁に送受信する場合もあんしんです。ただし、データ利用量が特に多い場合は、速度制限や通信が中断される可能性があります。

光回線を利用するためには工事を行う必要がありますが、「home 5G」は工事を行うことなく、契約後にコンセントに挿すだけでWi-Fiを利用できます。また、ホームルーター(HR02)※2は最大受信速度4.2Gbps(ベストエフォート形式)※3 ※4、5G高速通信対応 ※5です。

光回線は、途中で解約すると違約金や工事費の残債、撤去費用などが発生するケースがほとんどです。一方「home 5G」には契約期間の縛りがないため、デバイス代金の支払いが済んでいる場合はいつ解約しても違約金は発生しません。

「home 5G」の月額料金や契約期間などを、以下に表でまとめます。

月額料金home 5Gプラン:4,950円(税込)
機種代71,280円(税込)
初期費用契約事務手数料3,850円(税込)
(オンラインショップは無料)
契約期間定期契約なし
データ容量無制限
購入先ドコモオンラインショップ
ドコモショップ
量販店

※1 データ利用量が特に多い場合は、速度制限や通信が中断されることがあります。
※2 ご登録いただいた住所以外ではお使いになれません。
※3 通信速度は、送受信時の技術規格上の最大値であり、実際の通信速度を示すものではありません。ベストエフォート形式のため、お客さまの通信環境により実際の通信速度は変化します。
※4 LANケーブル接続時は受信時最大2.5Gbps、Wi-Fi接続時は受信時最大で4.8Gbps(いずれも技術規格上の最大値)。機器接続時の通信速度は、お客さまの通信環境と接続機器の規格により異なります。
※5 5Gの提供エリアは一部に限られます。エリアの詳細は「ドコモのホームページ」の「サービスエリアマップ」でご確認ください。なお、本サービスは4Gエリアでもご利用になれます。

インターネット環境を整えながらおトクに固定電話を使いたいとお考えの方は、ぜひ「ドコモ」の「home 5G」を検討してみてください。

工事不要のホームルーター「home 5G」
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※「home 5G」契約者と同一「ファミリー割引」グループ内の「eximo」 「eximo ポイ活」 「irumo(0.5GBを除く)」 「5Gギガホプレミア」「5Gギガホ」「5Gギガライト(1GB超)」「ギガホ プレミア」「ギガホ」「ギガライト(1GB超)」の契約者が対象です。「5Gギガライト/ギガライト(1GB超~3GB)」は550円/月を割引します。また「5Gギガライト」「ギガライト」のご契約で、ご利用データ量が1GB以下の場合は対象外となります。同一「ファミリー割引」グループ内に「ドコモ光」「home 5G プラン」の両方が存在する場合は、「ドコモ光セット割」が適用されます。また、「ドコモ光ミニ」「home 5G プラン」の両方が存在する場合は、「home 5G セット割」が適用されます。月額料金が日割り計算となる場合は、割引額も日割り計算となります。

光回線の工事ができる場合は「ドコモ光」もおすすめ

自宅で光回線の工事ができる場合は、「ドコモ光」がおすすめです。「ドコモ光」のメリットは以下の とおりです。

  • 超高速の10ギガプランがある
  • 通信制限がないのであんしんして使える
  • IPoE方式のIPv6インターネット接続機能に対応している
  • スマホとセット割ができる
  • プロバイダが選べる
  • dポイントがたまる

光回線の一般的な通信速度は、1Gbpsです。これはほかのインターネット接続手段と比べると十分な速さですが、「ドコモ光」には最大通信速度10Gbpsの「ドコモ光 10ギガ」もあります。そのため、高速通信環境を構築したい方には、「ドコモ光 10ギガ」がおすすめです。

なお、「ドコモ光 10ギガ」は提供エリアが限定されているため注意しましょう。2023年9月25日現在の提供エリアは、こちらからご確認いただけます(提供エリアは順次拡大予定)。また、「ドコモ光」はベストエフォート型サービスです。最大通信速度は技術規格上の最大値となり、お客さま宅内での実使用速度はお客さまのご利用環境・ご利用機器、回線の混雑状況などによって低下します。

光回線は通信制限がない場合が多く、「ドコモ光」も通信制限は設けていません※1。そのため、動画の視聴やゲームなど大容量のデータをダウンロードしやすくなります。

IPv6は、IPv4の後継となる次世代のインターネット・プロトコルです。通信速度が安定するのはもちろんのこと、セキュリティ面でもあんしんなメリットがあるので、仕事でインターネットを利用する方にもおすすめです。なお、IPv6通信を利用する場合は、使用しているパソコンなどのデバイスがIPv6アドレスに対応している必要があります。

IPoE方式のIPv6インターネット接続を利用すると、IPv6に対応したサービス(Webサイトの閲覧や動画配信サービスの視聴など)を快適に利用しやすくなるでしょう。

「ドコモ光」は、スマホとセット割ができます。「ドコモのスマホ」なら、ご家族全員のスマホ料金から、 永年最大1,100円(税込)割引※2※3されます。セット割は、一緒に住んでいる家族だけでなく、離れて住んでいる家族も対象です。

「ドコモ光」には「ドコモ光 1ギガ」と「ドコモ光 10ギガ」のサービスがありますが、どちらもさまざまなプロバイダに対応しています(「ドコモ光 1ギガ」は21プロバイダ、「ドコモ光 10ギガ」は10プロバイダに対応)。プロバイダをご自身で選びたい方には、おすすめです。

「ドコモ光」のご利用料金1,000円(税抜)につき、dポイントを10ポイントためられます。また、「ドコモ光」の料金の支払いをdカード GOLD※4で行う場合は、条件を満たす場合は通常の10倍のポイントがたまります※5。dカード GOLDを利用している方であればdポイントを効率良くためることができるので、より一層おすすめです。

高速で快適なインターネット環境を構築したい方は、ぜひ「ドコモ光」の利用を検討してみてください。

※1ベストエフォート形式のため、お客さまの通信環境により実際の通信速度は変化します。
※2※3「ドコモ光」契約者と同一「ファミリー割引」グループ内の「eximo」 「eximo ポイ活」 「irumo(0.5GBを除く)」 「5Gギガホプレミア」「5Gギガホ」「5Gギガライト(1GB超)」「ギガホ プレミア」「ギガホ」「ギガライト(1GB超)」の契約者が対象です。「5Gギガライト/ギガライト(1GB超~3GB)」は550円/月を割引します。また「5Gギガライト」「ギガライト」のご契約で、ご利用データ量が1GB以下の場合は対象外となります。同一「ファミリー割引」グループ内に「ドコモ光」「home 5G プラン」の両方が存在する場合は、「ドコモ光セット割」が適用されます。また、「ドコモ光ミニ」「home 5G プラン」の両方が存在する場合は、「home 5G セット割」が適用されます。月額料金が日割り計算となる場合は、割引額も日割り計算となります。
※4 dカード GOLDの年会費は11,000円(税込)、入会には一定の審査があります。
※5ドコモのケータイ/「ドコモ光」のご利用金額1,000円(税抜)につき100ポイント進呈いたします。各種割引サービス適用後の基本使用料、通話・通信料、付加機能使用料の金額となります(ただし、FOMAサービスの利用金額のうちFOMA位置情報/FOMAユビキタスサービスにかかる基本使用料および通信料は除きます)。各種手数料、電報料、コンテンツ使用料/iモード情報料、コレクトコール通話料、ケータイのご購入代金分割支払金/分割払金、ドコモ口座による利用代金(送金依頼額および利用料)、消費税、「ケータイ補償サービス」「ケータイ補償 お届けサービス」ご利用時のお客さまご負担金、「ドコモ光」事務手数料・工事料および光訪問サポート利用料など1回ごとにお申込みが必要となるサービスなどはdポイント進呈の対象外となります。

※「Wi-Fi」は、Wi-Fi Allianceの登録商標です。

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※「ドコモ光」契約者と同一「ファミリー割引」グループ内の「eximo」 「eximo ポイ活」 「irumo(0.5GBを除く)」 「5Gギガホプレミア」「5Gギガホ」「5Gギガライト(1GB超)」「ギガホ プレミア」「ギガホ」「ギガライト(1GB超)」の契約者が対象です。「5Gギガライト/ギガライト(1GB超~3GB)」は550円/月を割引します。また「5Gギガライト」「ギガライト」のご契約で、ご利用データ量が1GB以下の場合は対象外となります。同一「ファミリー割引」グループ内に「ドコモ光」「home 5G プラン」の両方が存在する場合は、「ドコモ光セット割」が適用されます。また、「ドコモ光ミニ」「home 5G プラン」の両方が存在する場合は、「home 5G セット割」が適用されます。月額料金が日割り計算となる場合は、割引額も日割り計算となります。

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