光コンセントの撤去が必要となる3つのケースについて
光コンセントの撤去が必要になるのは、主に以下の3つのケースです。
- 大家さんや管理会社に撤去を求められた場合
- 光回線事業者が撤去を義務化している場合
- ご自身でレンタル機器を取り外せない場合
それぞれを詳しく解説します。
大家さんや管理会社に撤去を求められた場合
賃貸物件で個別に光回線の契約をするときは、大家さんや管理会社に工事の許可を得る必要があります。その際、大家さんなどから「退去時には回線を撤去してほしい」といわれた場合は、光コンセントを撤去しなければいけません。
また、賃貸契約書に「原状回復が必要」と記載されている場合も、状況によっては退去時に光コンセントの撤去が必要です。
原状回復とは、物件を入居時と同じ状況にすることを意味するため、入居時に光コンセントが設置されていない場合は、退去時に撤去が求められます。
一方、賃貸物件に最初から光回線が導入してある場合は、退去時に光コンセントを撤去する必要はありません。
なお、入居してから光回線を導入した場合でも、撤去が不要なケースもあります。たとえば、大家さんや管理会社側に、光回線の導入が今後の付加価値になると捉えてもらえるケースなどです。
考え方は大家さんや管理会社によって異なるので、仮に撤去が必要と考えられる場合でも、退去時に一度、確認すると良いでしょう。
光回線事業者が撤去を義務化している場合
光回線事業者によっては、回線の解約にあたり、光コンセントの撤去を義務づけている場合があります。この場合も、退去時に光コンセントの撤去が必要です。
撤去が義務づけられている場合は、基本的に光回線の契約時に担当者より伝えられる、もしくは契約書に撤去が必要な旨が記載されているので、確認しましょう。
解約時の撤去の有無が不明な場合は、後々のトラブルを防ぐためにも、事前に事業者へ確認することをおすすめします。
ご自身でレンタル機器を取り外せない場合
光回線を利用するためには、ONU(光回線終端装置)や対応するケーブルが必要です。このようなインターネット接続に必要な周辺機器は、基本的に光回線事業から貸し出されますが、事業者からのレンタル機器は解約の際に返却しなければいけません。
そのため、リノベーションや改装によって壁のなかに機器が埋め込んであり、ご自身で取り外せない場合は、撤去作業を依頼する必要があります。
引っ越しに伴う解約の場合は、時間がかかることもあるため、余裕を持って撤去作業を依頼しましょう。
なお、壁に機器が埋め込まれているなど特別なケースを除けば、機器は基本的にご自身で取り外しが可能です。ご自身で取り外しできる場合は、機器を取り外した後に、事業者が指定する方法で返却しましょう。
引っ越し日までに光コンセントの撤去が間に合わないとどうなる？
引っ越しのため光コンセントの撤去が必要となるにもかかわらず、引っ越し時はやることが膨大なので、撤去工事の依頼を忘れてしまうことがあるかもしれません。
引っ越し日までに光コンセントの撤去が間に合わない場合は、以下のような問題が生じる可能性があるため、注意が必要です。
- 退去日(契約終了日)の延長
- 手数料の発生
退去日に光コンセントの撤去が間に合わない場合は、撤去が完了するまで退去日(契約終了日)が延長になる可能性があります。延長した分の家賃も支払わなければいけないため、費用面での負担が増えることとなります。
また、退去日以降の撤去となった場合、大家さんによっては代理で撤去工事の立ち会いをしてもらえることもありますが、その場合も別途手数料が発生する可能性があります。
円満に退去するためには、少なくとも契約終了日の1か月前までには撤去工事の予定を業者と決めておくことが大切です。
退去日ギリギリだと、工事の日程を調整できないこともあるため、事前に引っ越し日がわかっているのであれば、時間に余裕を持って事業者へ連絡しましょう。
光コンセントの撤去にかかる費用
光コンセントの撤去にかかる費用は光回線事業者によって異なり、大体10,000円〜30,000円程度とされています。
ただし、なかには撤去費用が発生しない事業者もあるため、このような事業者であれば解約時の費用を抑えることが可能です。
たとえば「ドコモ光」は、宅内機器などの取り外し工事が発生する場合でも、工事料はかかりません。
撤去費用の有無や金額は事業者によって異なるため、詳しくは契約先の事業者に問い合わせて、確認しましょう。
光コンセントを撤去する工事の流れ
光コンセントを撤去するときは、基本的に以下の流れで工事を行います。
- 光回線事業者に解約もしくは移転の手続きを依頼する
- 撤去工事の依頼および日程を調整する
- 撤去工事に立ち会う
- レンタル機器を返却する
引っ越しに伴い、回線を新規契約する場合は解約の手続き、そのまま継続利用する場合は移転の手続きを光回線事業に依頼します。その後、撤去工事の日程調整を行いましょう。
工事当日は、引き込んだ光ファイバーなどの撤去をするために立ち会いが必要です。
工事自体はそこまで時間がかかりませんが、場合によっては大家さんや管理会社の立ち会いが必要になることもあるため、事前に確認することをおすすめします。
撤去工事の完了後は、レンタル機器を返却して対応は終了です。
なお、レンタル機器の返却方法は事業者によって異なりますが、撤去工事が必要な場合は、基本的に派遣された担当者が回収するケースが多くなっています。
引っ越しが多いならホームルーターという選択肢も
光コンセントの撤去をはじめとした引っ越し時の手間を考えると、引っ越しの多い方はホームルーターを契約するのも選択肢のひとつです。
ホームルーターとは、本体の電源プラグをコンセントに挿すだけですぐにインターネット環境が整う、据え置き型のルーターです。
ホームルーターには、光回線にはない以下のようなメリットがあります。
- 開通工事や撤去工事が不要なため、手軽に使える
- 基本的に簡単な手続きのみで、引っ越し先でも引き続き使える
また、ホームルーターは基本的にデータ容量が無制限のため、通信制限を気にせず使える点もメリットです。
通信の安定性という面では、固定回線である光回線には劣る傾向がありますが、近年は5G高速通信対応の製品も多く販売されています。そのため、複数人でインターネットに接続しても、満足いく通信速度で快適にインターネットを楽しみやすいでしょう。
引っ越しが多い方や工事の手間を省きたい方は、手軽に使えるホームルーターの契約も視野に入れてはいかがでしょうか。
「home 5G」は引っ越し先で継続利用するための手続きが簡単
引っ越しが多い方や、引っ越し先ですぐにインターネットを使いたい方は、「ドコモ」が提供する「home 5G」の利用をぜひご検討ください。
「home 5G」は専用ホームルーター「HR02」を利用したインターネットサービスです。5G高速通信対応のため、大容量コンテンツを快適に楽しめるほか、MU-MIMOやOFDMA機能にも対応しているため、家族みんなが同時に接続しても安定した通信が期待できます。
また、引っ越し時は、以下の手順で設置場所住所の変更手続きを行うだけで、継続して利用可能です。
- 旧住所にてホームルーターの電源を切り、引っ越し先へ持って行く
- 引っ越し先で、My docomo(Web)にて設置場所住所の変更手続きを実施する
- 変更手続き完了後、ホームルーターの電源をONにする
もちろんデータ容量は無制限※1なので、通信量を気にせずにインターネットをご利用いただけます。
「ドコモ」の5G対応ホームルーター(HR02)※2は、最大受信速度4.2Gbps(ベストエフォート形式)※3 ※4、5G高速通信対応 ※5です。
| 月額料金 | home 5Gプラン：4,950円(税込) |
| 機種代 | 71,280円(税込) |
| 初期費用 | 契約事務手数料3,850円(税込) (オンラインショップは無料) |
| 契約期間 | 定期契約なし |
| データ容量 | 無制限 |
| 購入先 | ドコモオンラインショップ ドコモショップ 量販店 |
※1 データ利用量が特に多い場合は、速度制限や通信が中断されることがあります。
※2 ご登録いただいた住所以外ではお使いになれません。
※3 通信速度は、送受信時の技術規格上の最大値であり、実際の通信速度を示すものではありません。ベストエフォート形式のため、お客さまの通信環境により実際の通信速度は変化します。
※4 LANケーブル接続時は受信時最大2.5Gbps、Wi-Fi接続時は受信時最大で4.8Gbps(いずれも技術規格上の最大値)。機器接続時の通信速度は、お客さまの通信環境と接続機器の規格により異なります。
※5 5Gの提供エリアは一部に限られます。エリアの詳細は「ドコモのホームページ」の「サービスエリアマップ」でご確認ください。なお、本サービスは4Gエリアでもご利用になれます。
※「home 5G」契約者と同一「ファミリー割引」グループ内の「eximo」 「eximo ポイ活」 「irumo（0.5GBを除く）」 「5Gギガホプレミア」「5Gギガホ」「5Gギガライト（1GB超）」「ギガホ プレミア」「ギガホ」「ギガライト（1GB超）」の契約者が対象です。「5Gギガライト／ギガライト（1GB超～3GB）」は550円／月を割引します。また「5Gギガライト」「ギガライト」のご契約で、ご利用データ量が1GB以下の場合は対象外となります。同一「ファミリー割引」グループ内に「ドコモ光」「home 5G プラン」の両方が存在する場合は、「ドコモ光セット割」が適用されます。また、「ドコモ光ミニ」「home 5G プラン」の両方が存在する場合は、「home 5G セット割」が適用されます。月額料金が日割り計算となる場合は、割引額も日割り計算となります。
光コンセントの撤去が必要なケースを把握して、忘れずに対応しよう
光コンセントの撤去が必要かどうかは、大家さんや事業者の判断、契約内容などによって異なります。
光コンセントを撤去する際には費用がかかるケースもありますが、無料で対応している事業者もあるため、事前に確認すると良いでしょう。
また、光コンセントの撤去だけでなく、引っ越し先での開通工事の手間も考えると、引っ越しが多い方には、選択肢としてホームルーターの契約もおすすめです。
「ドコモ」の「home 5G」なら、工事不要で快適なインターネット環境が整います。引っ越し時も住所変更手続きを行うだけで、新しい住所での継続利用が可能です。
引っ越しの多い方や、引っ越し先ですぐにインターネットを使いたい方は、この機会にぜひ「home 5G」のお申込みをご検討ください。
※「home 5G」契約者と同一「ファミリー割引」グループ内の「eximo」 「eximo ポイ活」 「irumo（0.5GBを除く）」 「5Gギガホプレミア」「5Gギガホ」「5Gギガライト（1GB超）」「ギガホ プレミア」「ギガホ」「ギガライト（1GB超）」の契約者が対象です。「5Gギガライト／ギガライト（1GB超～3GB）」は550円／月を割引します。また「5Gギガライト」「ギガライト」のご契約で、ご利用データ量が1GB以下の場合は対象外となります。同一「ファミリー割引」グループ内に「ドコモ光」「home 5G プラン」の両方が存在する場合は、「ドコモ光セット割」が適用されます。また、「ドコモ光ミニ」「home 5G プラン」の両方が存在する場合は、「home 5G セット割」が適用されます。月額料金が日割り計算となる場合は、割引額も日割り計算となります。
※「Wi-Fi」は、Wi-Fi Allianceの登録商標です。
