テザリングの通信が弱い？速度の低下や不安定になる原因と対処法を解説

2023.12.25

テザリングを使っていて、通信速度が遅い、電波が弱いなどのトラブルがあり、原因を探している方もいるのではないでしょうか。

外出先でスマホをモバイルルーター代わりに使える便利なテザリング機能ですが、回線の状況や使用環境によっては、通信が不安定になることもあります。

本記事では、テザリングの通信速度が遅いときの原因と対処法を紹介します。原因を解決して、ストレスなくテザリングを利用しましょう。

記事サマリー

テザリングとは

テザリングは、スマホなどのデータ通信をほかの機器にシェアできる機能です。

Wi-FiやUSBケーブルなどで接続して通信をシェアすることで、外部機器をインターネットに接続でき、いつも持ち歩くスマホをモバイルルーター代わりに利用することが可能です。

カフェでパソコンをインターネットに接続して作業したい、Wi-FiモデルのタブレットでWebページを閲覧したい場面で、テザリング機能は重宝します。

テザリングの種類

テザリングには以下の3種類があります。

Wi-Fiテザリング
Bluetooth🄬テザリング
USBテザリング

もっとも一般的なのが「Wi-Fiテザリング」です。Wi-Fiによって外部機器と接続し通信をシェアします。同じ無線接続のBluetooth🄬テザリングと比べると、高速で通信が可能です。

また「Bluetooth🄬テザリング」は、Bluetooth🄬による接続となるため、Wi-Fiテザリングに比べるとバッテリー消費が抑えられます。

そのほかUSBケーブルで接続する「USBテザリング」では、無線で接続するテザリングと比べると安定して高速通信が可能です。子機のパソコンから親機のスマホに給電しながらテザリングができるのもメリットです。

テザリングの通信速度を確認する方法

テザリングの子機の通信速度は、Google「インターネット速度テスト」や各種の通信速度測定サイトから確認できます。

Google「インターネット速度テスト」は、「インターネット速度テスト」とGoogle検索すれば、検索結果の画面から利用が可能です。そのほか、以下のような回線速度測定サイトからも通信速度を測定できます。

テザリングが弱くて遅い原因と対処法

イメージ

「テザリングを使っていて何となく電波が弱く感じる」「速度を測定してみて実際に通信速度が遅かった」といった場合には、以下のような原因が考えられます。

携帯電話回線が混雑している
通信制限にかかっている
Bluetooth🄬テザリングで接続している
Wi-Fiが届きづらい環境にあり電波が弱い
デバイスの不具合

それぞれの原因について対処法とともに見ていきましょう。

携帯電話回線が混雑している

携帯電話の通信回線が混雑しているために、親機のスマホの通信が遅く、テザリングの子機の通信速度も遅くなっている可能性があります。

特に通勤時間帯、平日のお昼時など、スマホを利用する人が多い時間帯は回線が混雑しやすい傾向があります。

まずは、通信速度を測定してみて状況を確認してみましょう。毎日、回線混雑時間帯に通信速度が低下し、ストレスが多いのであれば携帯電話会社の乗り換えも選択肢になります。

通信制限にかかっている

通信制限にかかっていて携帯電話回線の通信が低速化している可能性もあります。

今月のデータ使用量は、各携帯電話会社の会員ページから確認が可能です。携帯電話会社によっては、データ容量を追加購入して通信制限を解除できるので確認してみましょう。

通信制限にかかってしまうことが多いなら、料金プランの変更も検討してみてください。

Bluetooth🄬テザリングで接続している

Bluetooth🄬テザリングはWi-Fiテザリングと比較してバッテリーを節約できるメリットがありますが、通信速度は比較的遅めです。

Wi-Fiテザリングで接続し直してみて、十分な速度で通信ができるか試してみましょう。また、USBテザリングで接続するとさらに高速通信ができることが多いので、利用を検討してみてください。

Wi-Fiが届きづらい環境にあり電波が弱い

テザリングの親機との間の通信環境が悪く、テザリングの電波が弱く、接続しづらくなっている可能性があります。

手元に親機があれば問題なく通信できることが多いですが、障害物が多い、距離が遠いなどの場合は見直しが必要です。手元に親機のスマホなどを置いてテザリングしてみましょう。

また、Bluetooth🄬や電子レンジなどの電波を発する家電とは、電波干渉をすることがあります。特にBluetooth🄬で接続するワイヤレスイヤホンやそのほかの機器とともにテザリングを利用している場合は、Bluetooth🄬を一度切断して接続が安定するか試してみましょう。

デバイスの不具合

親機のスマホや子機のデバイスの一時的な不具合で、上手くテザリングが利用できていない可能性もあります。一時的な不具合は再起動で状態をリセットすると解消できることがあるので、まずは試してみましょう。

また、親機や子機を別のデバイスに変えてテザリングをすると、どの機器が原因なのか特定しやすくなります。テザリングできる親機や子機が手元に複数ある場合は試してください。

自宅でもっと快適に通信を使うなら「home 5G」も検討

自宅の通信もテザリングのみでまかなっているなら、この機会に自宅にWi-Fi環境の導入もおすすめです。自宅にWi-Fi環境を整えておくと、より安定して高速通信ができます。

手軽に快適なWi-Fi環境を導入するなら、「home 5G(HR02) ※1」がおすすめです。

「home 5G(HR02)」は、5G高速通信※2に対応し、対応エリアで最大4.2Gbps※3※4の通信ができます。

また、「home 5G(HR02)」はWi-Fi EasyMesh™※5に対応しています。家全体につながるメッシュWi-Fiのネットワークを構築することが可能です。最新のWi-Fi規格の「Wi-Fi6※6」にも対応しているので、快適な通信ができます。

「home 5G」の月額料金や初期費用は、以下の表よりご確認ください。

月額料金	home 5Gプラン：4,950円(税込)
機種代	71,280円(税込)
初期費用	契約事務手数料3,850円(税込) (オンラインショップは無料)
契約期間	定期契約なし
データ容量	無制限※7
購入先	ドコモオンラインショップドコモショップ量販店

※1 ご登録いただいた住所以外ではお使いになれません。
※2 5Gの提供エリアは一部に限られます。エリアの詳細は「ドコモのホームページ」の「サービスエリアマップ」でご確認ください。なお、本サービスは4Gエリアでもご利用になれます。
※3 通信速度は、送受信時の技術規格上の最大値であり、実際の通信速度を示すものではありません。ベストエフォート形式のため、お客さまの通信環境により実際の通信速度は変化します。
※4 LANケーブル接続時は受信時最大2.5Gbps、Wi-Fi接続時は受信時最大で4.8Gbps(いずれも技術規格上の最大値)。機器接続時の通信速度は、お客さまの通信環境と接続機器の規格により異なります。
※5 Wi-Fi EasyMesh™に対応したルーター機器と接続が可能です。ただし、一部の製品では接続できない場合があります。
※6 Wi-Fi 6を使うには、Wi-Fi 6対応のクライアントが必要です。
※7データ利用量が特に多い場合は、速度制限や通信が中断されることがあります。

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※「home 5G」契約者と同一「ファミリー割引」グループ内の「eximo」「eximo ポイ活」「irumo（0.5GBを除く）」「5Gギガホプレミア」「5Gギガホ」「5Gギガライト（1GB超）」「ギガホプレミア」「ギガホ」「ギガライト（1GB超）」の契約者が対象です。「5Gギガライト／ギガライト（1GB超～3GB）」は550円／月を割引します。また「5Gギガライト」「ギガライト」のご契約で、ご利用データ量が1GB以下の場合は対象外となります。同一「ファミリー割引」グループ内に「ドコモ光」「home 5G プラン」の両方が存在する場合は、「ドコモ光セット割」が適用されます。また、「ドコモ光ミニ」「home 5G プラン」の両方が存在する場合は、「home 5G セット割」が適用されます。月額料金が日割り計算となる場合は、割引額も日割り計算となります。