ドコモのスマホでテザリングを行うには
テザリングとは、親機となるスマホやタブレットのデータ通信機能を利用して、ほかのデバイスのインターネット接続を行うための仕組み、機能です。親機とインターネットに接続したいデバイスの双方でテザリングの設定を行うと、親機の通信回線を使ったインターネット接続が可能になります。
なかには、テザリングはオプションに加入しなければ利用できない場合もありますが、ドコモのスマホはテザリングも月額料金に含まれているためお申込み手続きや追加料金不要でテザリングを利用できます。ドコモのスマホでテザリングを行うための手順は、利用している機種がiPhoneかandroidかによって異なるため、具体的な手順は後述します。
※ Apple、Appleのロゴ、iPhoneは米国および他の国々で登録されたApple Inc.の商標です。iPhoneの商標は、アイホン株式会社のライセンスにもとづき使用されています。TM and ©2023 Apple Inc. All rights reserved.
テザリングの種類
テザリングには、Wi-Fiテザリング、Bluetooth🄬テザリング、USBテザリングの3種類があり、それぞれメリットや注意点が異なります。
Wi-Fiテザリングは、インターネットに接続したいデバイスとスマホをWi-Fiで接続する方法です。ワイヤレスでつなぐ方式ですが、通信速度が比較的速く快適なインターネット接続を行えます。ただし、デバイス側のバッテリー消費が早いため、長時間利用する場合は充電できる環境で利用するなど工夫が必要です。
Bluetooth🄬テザリングは、数メートル以内の近距離にある親機とデバイスをBluetooth🄬で接続する方法です。Wi-Fiテザリングと同様にワイヤレスでつなぐ方式ですが、Wi-Fiテザリングよりもデバイスのバッテリー消費量が少ない点が特徴です。ただし、デバイスがBluetooth🄬に対応していなければ利用できないので、Bluetooth🄬テザリングを行う場合は事前に確認しておきましょう。
USBテザリングは、USBケーブルでスマホとデバイスを接続する方法です。ケーブルで直接つなぐため通信速度が速く安定しています。有線接続なので無断利用などのリスクが少なくセキュリティ面であんしんですが、ワイヤレスのような手軽さはありません。
※ 「Bluetooth」は、Bluetooth SIG,Inc.の登録商標であり、株式会社NTTドコモはライセンスを受けて使用しております。
ドコモのiPhoneでテザリングする方法
ドコモのiPhoneでテザリングする方法は、以下のとおりです。
- ホーム画面の「設定」を開き、「インターネット共有」をタップ
- 「ほかの人の接続を許可」をONにする
- ポップアップが表示された場合は、利用したいテザリングの種類を選択する
- Wi-Fiテザリング利用する際は「Wi-Fiのパスワード」の欄に記載された文字列を、インターネット接続したいデバイスに入力する
- ホーム画面の上部などで青いラベルなどが表示されれば、テザリング完了
テザリングをする機会が多い場合は、手順を把握しておくのが望ましいでしょう。
※ Apple、Appleのロゴ、iPhoneは米国および他の国々で登録されたApple Inc.の商標です。iPhoneの商標は、アイホン株式会社のライセンスにもとづき使用されています。TM and ©2023 Apple Inc. All rights reserved.
ドコモのAndroidでテザリングする方法
ドコモのAndroidでテザリングする方法は、以下のとおりです。
- Androidのホーム画面の「設定」を開き、「ネットワークとインターネット」をタップ
- 「テザリング」をタップし、利用したいテザリング方法を選択する
- Wi-Fiテザリングの場合は、「Wi-Fiテザリング」のON・OFF切り替えボタンを押す
- Wi-Fiテザリング利用する際は、Androidの画面上に表示されるパスワードを確認し、インターネット接続したいデバイスに入力する
- 画面上部などでテザリングマークが表示されれば、テザリング完了
iPhoneでテザリングをする場合と同様に難しい操作は必要ないので、テザリングをすることが多い方は流れを把握しておくのがおすすめです。
※ Apple、Appleのロゴ、iPhoneは米国および他の国々で登録されたApple Inc.の商標です。iPhoneの商標は、アイホン株式会社のライセンスにもとづき使用されています。TM and ©2023 Apple Inc. All rights reserved.
ドコモのスマホでテザリングを行う際の注意点
ドコモのスマホでテザリングを行う際の注意点は、主に以下が挙げられます。
- データ通信容量が消費される
- テザリング利用中は一部のspモードのサービス・機能が利用できない
- スマホの電池の減りが早くなる
それぞれの注意点を、詳しく説明します。
データ通信容量が消費される
テザリングを利用してほかのデバイスをインターネットに接続する場合、データ通信容量はドコモで契約しているプランのものが消費されます。特に、テザリングでインターネット接続をするデバイスがパソコンの場合、スマホよりもデータ消費が大きくなる傾向があります。データ通信容量を消費しすぎると速度制限がかかる場合もあるため、使いすぎに注意しながら利用しましょう。
テザリング利用中は一部のspモードのサービス・機能が利用できない
テザリングを利用している間は、一部のspモードのサービスや機能が利用できなくなります。テザリング利用中は、スマホはあくまでもインターネット接続のための機器として利用して、なるべく使わないようにするのが良いでしょう。
スマホの電池の減りが早くなる
テザリング(特にWi-Fiテザリング)を利用していると、スマホの電池の減りが早くなります。テザリングを利用する予定がある場合は、事前にスマホをしっかりと充電しておくことを心がけましょう。モバイルバッテリーを用意しておけば、よりあんしんしてテザリングを行えます。
テザリングが使えない・つながらない場合の対処法
テザリングが使えない・つながらない場合の対処法は、主に以下が挙げられます。
- パスワードを正確に入力する
- インターネット共有をONにする
- スマホのインターネット接続を確認する
- スマホを再起動する
- OSをアップデートする
それぞれの対処法を、詳しく説明します。
パスワードを正確に入力する
パスワードはアルファベットや数字の羅列になっている場合が多く、間違えて入力してしまうこともあります。また、ほかで利用しているパスワードと混同してしまう可能性も考えられるでしょう。Wi-Fiテザリングが使えない場合は、パスワードを正確に入力されているかどうか確かめましょう。
インターネット共有をONにする
スマホのインターネット共有がOFFになっている場合、テザリングはできません。iPhoneは「設定」>「インターネット共有」の順に、Androidは「設定」>「ネットワークとインターネット」>「テザリング」の順に操作すると、インターネット共有の設定状況を確認できます。OFFになっている場合は、ONにすればテザリングができるようになる可能性があります。
※ Apple、Appleのロゴ、iPhoneは米国および他の国々で登録されたApple Inc.の商標です。iPhoneの商標は、アイホン株式会社のライセンスにもとづき使用されています。TM and ©2023 Apple Inc. All rights reserved.
スマホのインターネット接続を確認する
テザリングの親機となるスマホ自体がインターネットに接続できていなければ、テザリングは利用できません。スマホがインターネットに接続できていない原因には、次の原因が考えられます。
- 機内モードがONになっている
- ほかの電子機器との電波干渉など、一時的な不具合が発生している
- 通信障害が発生している、もしくはメンテナンス工事を実施している
これらが原因の場合、スマホがインターネットに接続できる環境で再度接続すると、テザリングができるようになる可能性があります。
機内モードがONになっている場合はOFFにしましょう。また、ほかの電子機器と電波干渉を起こしている場合は、場所を移動することで改善される可能性があります。
通信障害やメンテナンス情報については、各通信事業者のWebサイトで公表されています。ご利用中のスマホや通信環境に問題がない場合は、障害・メンテナンス情報を調べてみましょう。
スマホを再起動する
スマホ本体に何らかの不具合が生じているために、テザリングを利用できない場合もあります。原因を突き止められない場合は、スマホを再起動してみることで状況が改善される可能性があります。先述したような理由に心当たりがない場合は、スマホの再起動を試してみると良いでしょう。
OSをアップデートする
OSがアップデートされておらず古いままだと、テザリングを利用できないことがあります。OSを手動でアップデートしている方は、現在のOSが最新のバージョンか確認してみましょう。もし最新でなければ、最新のバージョンにアップデートすればテザリングができるようになる可能性があります。
Wi-Fi環境を整えるなら「home 5G」がおすすめ
ドコモのスマホを利用している場合、オプションの加入や特別な手続きをすることなくテザリングを使うことができます。テザリングは電子機器をインターネットに接続するための便利な機能ですが、親機となるスマホのデータ通信容量やバッテリーを消費するため、使いすぎに注意が必要です。テザリングを行う際は、スマホのデータ通信容量に余裕があるか、バッテリーの残量は十分にあるか確認しておくのが望ましいでしょう。
インターネット接続にはテザリングも便利ですが、Wi-Fi環境を整えておけばスマホのデータ通信容量やバッテリー残量などを気にすることなく、インターネットを利用できます。自宅でWi-Fi環境を整えたい方には、「ドコモ」の「home 5G」がおすすめです。「ドコモ」の「home 5G」の特徴は、主に以下のとおりです。
- 使用データ量無制限
- 工事不要で利用可能
- 契約期間の縛りがない
- スマホとセット割ができる
仕事でのデータやファイルの送受信のような通信量の多いやり取りをする機会が多い場合は、月間の使用データ量に制限があると、速度制限がかかることもあります。「home 5G」はデータ量無制限なので、通信量や速度のことを気にせずにインターネットを利用可能です。ただし、データ利用量が特に多い場合は、速度制限や通信が中断されることがあります。
自宅のWi-Fi環境を整えるためには光回線を利用する方法もありますが、そのためには工事を行わなければなりません。賃貸住宅では、大家さんや管理会社によって光回線の工事が禁止されているケースも考えられます。「home 5G」は工事を行うことなく、契約後にコンセントに挿すだけでWi-Fiを利用できるので便利です。
インターネット回線はスマホと同じように、解約をしない限り自動的に更新されるような契約になっていることがあり、更新月以外に解約すると違約金などが発生する場合があります。「home 5G」には契約期間の縛りがないため、いつ解約しても違約金は発生しません。
最後に、「home 5G」の月額料金や契約期間などを以下に表でまとめます。
月額料金 | home 5Gプラン:4,950円(税込) |
機種代 | 71,280円(税込) |
初期費用 | 契約事務手数料3,850円(税込) (オンラインショップは無料) |
契約期間 | 定期契約なし |
データ容量 | 無制限 |
購入先 | ドコモオンラインショップ ドコモショップ 量販店 |
※ データ利用量が特に多い場合は、速度制限や通信が中断されることがあります。
※ ご登録いただいた住所以外ではお使いになれません。
※ 通信速度は、送受信時の技術規格上の最大値であり、実際の通信速度を示すものではありません。ベストエフォート形式のため、お客さまの通信環境により実際の通信速度は変化します。
※ LANケーブル接続時は受信時最大2.5Gbps、Wi-Fi接続時は受信時最大で4.8Gbps(いずれも技術規格上の最大値)。機器接続時の通信速度は、お客さまの通信環境と接続機器の規格により異なります。
※ 5Gの提供エリアは一部に限られます。エリアの詳細は「ドコモのホームページ」の「サービスエリアマップ」でご確認ください。なお、本サービスは4Gエリアでもご利用になれます。
Wi-Fi環境を整えて、快適にインターネットを利用したいとお考えの方は、ぜひ「ドコモ」の「home 5G」を検討してみてください。
※「home 5G」契約者と同一「ファミリー割引」グループ内の「eximo」 「eximo ポイ活」 「irumo(0.5GBを除く)」 「5Gギガホプレミア」「5Gギガホ」「5Gギガライト(1GB超)」「ギガホ プレミア」「ギガホ」「ギガライト(1GB超)」の契約者が対象です。「5Gギガライト/ギガライト(1GB超~3GB)」は550円/月を割引します。また「5Gギガライト」「ギガライト」のご契約で、ご利用データ量が1GB以下の場合は対象外となります。同一「ファミリー割引」グループ内に「ドコモ光」「home 5G プラン」の両方が存在する場合は、「ドコモ光セット割」が適用されます。また、「ドコモ光ミニ」「home 5G プラン」の両方が存在する場合は、「home 5G セット割」が適用されます。月額料金が日割り計算となる場合は、割引額も日割り計算となります。
※「Wi-Fi」は、Wi-Fi Allianceの登録商標です。