Wi-Fi接続時に表示される「安全性の低いセキュリティ」とは
Wi-Fiは、さまざまな方式を用いて暗号化されており、外部からは通信の内容がわからないようになっています。
ただし、暗号化の方式や暗号化のアルゴリズムによっては、外部からの攻撃に対する保護が弱い場合もあります。そういったWi-Fiを利用する際に、「安全性の低いセキュリティ」と表示されることがあります。
「安全性の低いセキュリティ」の表示を無視するとどうなる?
「安全性の低いセキュリティ」と表示された状態でも、インターネット接続を行うことは可能です。 しかし、「安全性の低いセキュリティ」の表示を無視すると、暗号化キーが複製されたり、個人情報が流出してしまったりする可能性があります。
暗号化キーとはWi-Fiのパスワードをさし、通信内容を暗号化して第三者に知られないようにするために用いられます。Wi-Fiのセキュリティが低いと、暗号化を解除するための合鍵のようなものが作製され、安全にインターネット接続ができなくなってしまう恐れがあります。
暗号化キーを複製されてしまうと、インターネット上での行動履歴が筒抜けになり、各種IDやパスワードなどが流出してしまう可能性があるでしょう。
また、流出した個人情報が悪用された場合、さまざまな被害を受ける危険性が考えられます。
「安全性の低いセキュリティ」が表示される原因
「安全性の低いセキュリティ」と表示される原因は、主に以下が考えられます。
- Wi-Fiで用いられている暗号化方式の安全性が低い
- Wi-Fiで用いられている暗号化アルゴリズムの安全性が低い
- Wi-Fiに鍵がかけられていない
それぞれの原因を詳しく説明します。
Wi-Fiで用いられている暗号化方式の安全性が低い
Wi-Fiの暗号化方式にはいくつかの種類があり、代表的なものとしてはWEP(現在は使われていない)、TKIP、AESが挙げられます。
TKIPはWEPの代わりに作られた暗号化方式で、AESはTKIPの弱点を補った暗号化方式です。
TKIPのように古めの暗号化方式を採用しているWi-Fiを利用していると、「安全性の低いセキュリティ」と表示される可能性があります。
Wi-Fiで用いられている暗号化アルゴリズムの安全性が低い
Wi-Fiで用いられている暗号化アルゴリズムにも、いくつかの種類があります。
新しいものから順に挙げていくと、WPA3、WPA2(AES)、WPA2(TKIP)、WPA、WEPとなりますが、古い暗号化アルゴリズムを用いていると、安全性も低くなる傾向があります。
Wi-Fiに鍵がかけられていない
Wi-Fiに接続する際、設定画面でSSIDに鍵マークが表示されることが多くあります。
鍵マークが表示されるWi-Fiを利用する場合は、初回にパスワードを入力しなければなりません。
鍵マークが表示されていないWi-Fiはパスワードなしで接続が可能ですが、その分誰でも利用できるため、「安全性の低いセキュリティ」となりやすいでしょう。
「安全性の低いセキュリティ」が表示されたときの対処法
「安全性の低いセキュリティ」という表示が出たまま、インターネット接続を行うことに不安を感じる場合もあるでしょう。
「安全性の低いセキュリティ」が表示されたときの対処法は、主に以下が挙げられます。
- Wi-Fiルーターの設定を変更する
- Wi-Fiルーターを交換する
- 中継器を外す
- セキュリティの低いWi-Fiを利用しない
それぞれの対処法を説明します。
Wi-Fiルーターの設定を変更する
暗号化方式や暗号化アルゴリズムは、Wi-Fiルーターの設定から変更が可能です。
設定は各Wi-Fiルーターの管理画面から変更できますが、機種によって具体的な方法は異なるので、それぞれの商品の公式サイトなどで確認しましょう。
Wi-Fiルーターを交換する
Wi-Fiルーターそのものが古いと、暗号化方式や暗号化アルゴリズムを変更できないこともあります。
その場合は、Wi-Fiルーターの交換も検討すると良いでしょう。現在販売されているものは、最新の暗号化方式や暗号化アルゴリズムに対応しているため、安全性が高い状態でインターネット接続を行うことが可能です。
中継器を外す
Wi-Fi接続を行うために中継器を利用している場合、それが原因で「安全性の低いセキュリティ」と表示されてしまうことも考えられます。
中継器を利用していて「安全性の低いセキュリティ」の表示が出た場合は、一度中継器を外して新しいルーターと接続してみましょう。
セキュリティの低いWi-Fiを利用しない
鍵マークの付いていないWi-Fiは、誰でも利用できるWi-Fiです。そのため、必然的にセキュリティが低くなり、「安全性の低いセキュリティ」の表示が出てしまう可能性が高くなります。
鍵付きでパスワードの入力が求められるWi-Fiを利用すれば、「安全性の低いセキュリティ」の表示は出なくなるでしょう。
快適にインターネットを楽しむなら「ドコモ光」がおすすめ
「安全性の低いセキュリティ」と表示されるインターネット接続を利用していると、個人情報を抜き取られるなどの被害にあう可能性が考えられます。
「安全性の低いセキュリティ」と表示されないためには、Wi-Fiルーターの設定を変更する、セキュリティの低いWi-Fiを利用しないなどの対策を行うことが重要です。
また、インターネットを快適に利用するためには、Wi-Fi接続を行う光回線自体の性能も重要です。
性能の良い回線を探している場合は、「ドコモ光」がおすすめです。「ドコモ光」のメリットとしては、主に以下が挙げられます。
- 超高速の10ギガプランがある
- 通信制限がないのであんしんして使える
- IPoE方式のIPv6インターネット接続機能に対応している
- スマホとセット割ができる
- プロバイダが選べる
- dポイントがたまる
光回線の一般的な通信速度は、1Gbpsです。これはほかのインターネット接続手段と比べると十分な速さですが、「ドコモ光」には最大通信速度10Gbpsの「ドコモ光 10ギガ」もあります。そのため、高速通信環境を構築したい方には、「ドコモ光 10ギガ」がおすすめです。
なお、「ドコモ光 10ギガ」は提供エリアが限定されている点には、注意しておく必要があります。2023年7月31日現在の提供エリアは、こちらからご確認いただけます(提供エリアは順次拡大予定)。
光回線は通信制限がない場合が多いですが、「ドコモ光」でも通信制限は設けられていません。そのため、大容量のデータでもダウンロードしやすいです。仕事や趣味で大容量のデータをダウンロードする機会が多い方でも、あんしんして利用できるでしょう。
IPv6は、IPv4の後継となる次世代のインターネット・プロトコルです。通信速度が安定するのはもちろんのこと、セキュリティ面でもあんしんなメリットがあるので、仕事でインターネットを利用する方にもおすすめです。なお、IPv6通信を利用する場合は、使用しているパソコンなどのデバイスがIPv6アドレスに対応している必要があります。
IPoE方式のIPv6インターネット接続を利用すると、IPv6に対応したサービス(Webサイトの閲覧や動画配信サービスの視聴など)を快適に利用しやすくなるでしょう。
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光回線の工事ができない場合は「home 5G」もおすすめ
お住まいの事情によっては、光回線の工事ができないケースも考えられます。そういった場合は、「ドコモ光」の「home 5G」もおすすめです。
「home 5G」の月額料金や契約期間などは、以下のとおりです。
月額料金 | home 5Gプラン:4,950円(税込) |
機種代 | 71,280円(税込) |
初期費用 | 契約事務手数料3,850円(税込) (オンラインショップは無料) |
契約期間 | 定期契約なし |
データ容量 | 無制限 |
購入先 | ドコモオンラインショップ ドコモショップ 量販店 |
※ データ利用量が特に多い場合は、速度制限や通信が中断されることがあります。
※ ご登録いただいた住所以外ではお使いになれません。
※ 通信速度は、送受信時の技術規格上の最大値であり、実際の通信速度を示すものではありません。ベストエフォート形式のため、お客さまの通信環境により実際の通信速度は変化します。
※ LANケーブル接続時は受信時最大2.5Gbps、Wi-Fi接続時は受信時最大で4.8Gbps(いずれも技術規格上の最大値)。機器接続時の通信速度は、お客さまの通信環境と接続機器の規格により異なります。
※ 5Gの提供エリアは一部に限られます。エリアの詳細は「ドコモのホームページ」の「サービスエリアマップ」でご確認ください。なお、本サービスは4Gエリアでもご利用になれます。
※「Wi-Fi」は、Wi-Fi Allianceの登録商標です。
光回線の工事ができないものの、快適なインターネット環境を構築したいとお考えの方は、ぜひ「ドコモ光」の「home 5G」を検討ください。
※「home 5G」契約者と同一「ファミリー割引」グループ内の「eximo」 「eximo ポイ活」 「irumo(0.5GBを除く)」 「5Gギガホプレミア」「5Gギガホ」「5Gギガライト(1GB超)」「ギガホ プレミア」「ギガホ」「ギガライト(1GB超)」の契約者が対象です。「5Gギガライト/ギガライト(1GB超~3GB)」は550円/月を割引します。また「5Gギガライト」「ギガライト」のご契約で、ご利用データ量が1GB以下の場合は対象外となります。同一「ファミリー割引」グループ内に「ドコモ光」「home 5G プラン」の両方が存在する場合は、「ドコモ光セット割」が適用されます。また、「ドコモ光ミニ」「home 5G プラン」の両方が存在する場合は、「home 5G セット割」が適用されます。月額料金が日割り計算となる場合は、割引額も日割り計算となります。