固定電話は光回線がおトク!メリットや注意点、契約方法とあわせて解説

通信ノウハウ

光回線では、光ファイバーを利用した電話サービスを提供しています。光回線の電話サービスを利用すると、固定電話やFAX、インターネット接続サービスをまとめて利用できるので、とても便利です。

本記事では、光回線の電話の概要から、メリットや注意点、契約方法まで解説します。光回線の電話サービスに興味のある方はぜひ参考にしてください。

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記事サマリー

光回線の電話とは

光回線の電話とは、光ファイバーを利用したIP電話サービスのことです。

従来の固定電話は、音声通話の通信に電話回線は利用していました。NTT東日本/西日本が提供している「加入電話」が代表例です。

一方、IP電話サービスは光回線やADSL回線などのブロードバンド回線を利用しています。加入電話とは違い、インターネット回線を利用して音声を届ける仕組みです。

近年、光回線の電話サービスは契約数を大幅に伸ばしています。NTT東日本/西日本が提供する「ひかり電話」は、2019年に固定電話の契約数を上回りました。多くの固定電話の利用者が、光回線の電話へ移行している様子がうかがえます。

「光電話」や「ひかり電話」の違いって何?

光回線の電話には「光電話」や「ひかり電話」など名前が違うサービスがありますが、これは何が違うのでしょうか。

「光電話」や「ひかり電話」は、主に名称の違いです。「ひかり電話」はNTT東日本/西日本が提供する光IP電話サービスです。一方、「ドコモ光」では、「ドコモ光電話」の名称で光IP電話サービスを提供しています。そのほか、「光でんわ」と呼称している光IP電話サービスもあります。

名称は違っても、光回線を利用した固定電話サービスである点に違いはありません。「ドコモ光」で光IP電話サービスを利用したいときは「ドコモ光電話」を、NTT東日本/西日本のフレッツ光で利用したいときは「ひかり電話」に申込む、と覚えておくと良いでしょう。

光回線の電話のメリットと注意点

光回線の電話が契約数を伸ばしている背景には、以下のメリットが挙げられます。

  1. 電話番号も電話機もそのままで利用できる
  2. お手頃な月額使用料と通話料
  3. 固定電話番号を保有できる
  4. 施設設置負担金が必要ない

各メリットの詳しい内容を紹介します。また、光回線の電話を利用するときの注意点もつづけて解説します。

メリット1.電話番号も電話機もそのままで利用できる

NTT東日本/西日本の加入電話から光回線の電話へ切り替えても、基本的に今使っている電話番号や電話機はそのまま使えます※。切り替えで使い勝手が変わらない点はメリットのひとつです。

※ 一部で電話番号や電話機をそのまま利用できない場合があります。

メリット2.お手頃な月額使用料と通話料

光回線の電話は、月額使用料がお手頃な点もメリットです。たとえば、「ドコモ光電話」の場合、「ドコモ光」の月額使用料にプラス550円(税込)で利用できます。

また、光回線の電話は通話料もおトクです。「ドコモ光電話」とNTT東日本/西日本の加入電話の通話料を比較すると、以下となります。

通話の種類「ドコモ光電話」加入電話
市内/3分日本全国8.8円(税込)※19.35円(税込)
県内市外/3分22~44円(税込)
県外/3分22~88円(税込)
国際電話(アメリカ合衆国/1分)※29円(免税)60円(免税)
携帯電話/1分17.6円(税込)17.6円(税込)

加入電話の場合、市内、県内市外、県外とかける距離が遠くなるごとに通話料も高くなります。一方、「ドコモ光電話」は日本全国共通で3分8.8円(税込)です。アメリカ合衆国宛ての国際電話も1分9円(免税)となり、とてもおトクです。

光回線の電話は、特に固定電話で長距離電話をかける方におすすめの電話サービスです。

※1 NTT東日本・NTT西日本が提供する加入電話、INSネット(電話サービス)、ひかり電話サービスおよびコラボ電話サービス(テレビ電話・データコネクト(データ通信)・データコネクト通信中の音声通話は除く)、ドコモ光電話、他社一般加入電話、他社IP電話(050番号への通話を除く)へ発信の場合。国際電話・携帯電話・050IP電話・テレビ電話・ナビダイヤル(電話サービス)などへの通話料金は異なります。
※2 グアム・サイパンなど一部を除く。

メリット3.固定電話番号を保有できる

光回線の電話を契約すると、携帯電話番号以外に固定電話番号を保有できる点もメリットでしょう。

固定電話番号を保有していると、「FAXが利用できる」「モバイル回線で通信障害が起こった場合にも通話ができる」「固定電話番号の保有が信頼性につながる」などいくつかの利点があります。

メリット4.施設設置負担金が必要ない

光回線の電話は、「固定電話番号を保有したい」ときに施設設置負担金が不要なメリットも挙げられます。

施設負担金とは、NTT東日本/西日本の加入電話をはじめて利用する場合に必要な初期費用です。加入の際には39,600円(税込)を支払わなければなりません。光回線の電話の場合、施設設置負担金は支払わなくて良いメリットがあります。

光回線の電話の注意点

光回線の電話を利用する際は、以下の点に注意しましょう。

  • 光回線の電話はオプションサービスのため、光回線の契約が必要
  • 一部利用できない特殊電話番号がある

光回線の電話はインターネット回線を利用するため、光回線サービスとの契約が必要です。

また、一部の特殊電話番号は利用できません。利用できない特殊番号の一例は以下のとおりです。

  • お話し中調べ(114)
  • 特定番号通知機能(135)
  • ナンバー・アナウンス/ナンバーお知らせ136(136)
  • キャッチホンⅡ(145)
  • メンバーズネット(151)

もし、加入電話でよく利用する特殊電話番号がある場合は、切り替え後も継続して利用できるか確認しておくと良いでしょう。

光回線電話サービスの契約方法

イメージ

ご自宅に光回線の電話を設置する場合には、主に以下の2つのパターンが挙げられます。

  • 光回線をまだ利用していない場合
  • すでに光回線を利用している場合

各パターンの具体的な内容を紹介します。

光回線をまだ利用していない場合

ご自宅で光回線を利用していない場合は、光回線を新規で契約すると同時に光電話サービスを契約しましょう。利用までの流れは以下のとおりです。

  1. 契約する光回線を選ぶ
  2. 光回線と光電話サービスのお申込み
  3. 開通工事とともに、光電話の必要機器(対応ルーター)が設置される
  4. 光電話の利用開始

なお、ご自宅の設備の状況にもよりますが、光回線や光電話サービスの利用には工事が必要な場合があります。詳細はサービスにより違いがあるので、お申込みの際に確認しましょう。

すでに光回線を利用している場合

光回線をすでに利用している場合は、光回線に光電話サービスのお申込みを行いましょう。

たとえば「ドコモ光」の場合は、「ドコモショップ/d garden」「インフォメーションセンター」「量販店」などで申込みを受け付けています。

光回線で電話サービスを利用するなら「ドコモ光」がおすすめ!

「光回線の電話を使いたいけれど、どこの光回線が良いだろう」とお考えの場合は、ぜひ「ドコモ光」をご検討ください。

「ドコモ光電話」なら、「ドコモ光」の月額料金にプラス550円(税込)で光回線の電話を利用できます。

また、「ドコモ光」では電話サービスに必要なホームゲートウェイや光電話対応ルーターをレンタルするため、ご自身で新たに機器を準備する必要はありません。

「ドコモ光」の詳細は以下のリンクでチェックできます。おトクな割引や特典も紹介しているので、ぜひご確認ください。

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※「ドコモ光」契約者と同一「ファミリー割引」グループ内の「eximo」 「eximo ポイ活」 「irumo(0.5GBを除く)」 「5Gギガホプレミア」「5Gギガホ」「5Gギガライト(1GB超)」「ギガホ プレミア」「ギガホ」「ギガライト(1GB超)」の契約者が対象です。「5Gギガライト/ギガライト(1GB超~3GB)」は550円/月を割引します。また「5Gギガライト」「ギガライト」のご契約で、ご利用データ量が1GB以下の場合は対象外となります。同一「ファミリー割引」グループ内に「ドコモ光」「home 5G プラン」の両方が存在する場合は、「ドコモ光セット割」が適用されます。また、「ドコモ光ミニ」「home 5G プラン」の両方が存在する場合は、「home 5G セット割」が適用されます。月額料金が日割り計算となる場合は、割引額も日割り計算となります。

なお、「ドコモ光」の基本情報は以下のとおりです。

月額料金
(ドコモ光1ギガ)※1
(マンション)
タイプA:定期契約あり4,400円(税込)、定期契約なし5,500円(税込)
タイプB:定期契約あり4,620円(税込)、定期契約なし5,720円(税込)
単独タイプ:定期契約あり4,180円(税込)、定期契約なし5,280円(税込)
(戸建)
タイプA:定期契約あり5,720円(税込)、定期契約なし7,370円(税込)
タイプB:定期契約あり5,940円(税込)、定期契約なし7,590円(税込)
単独タイプ:定期契約あり5,500円(税込)、定期契約なし7,150円(税込)
ドコモ光ミニ:定期契約あり2,970~6,270円(税込)、定期契約なし4,620~7,920円(税込)
月額料金
(ドコモ光10ギガ)※2
タイプA:定期契約あり6,380円(税込)、定期契約なし8,030円(税込)
タイプB:定期契約あり6,600円(税込)、定期契約なし8,250円(税込)
単独タイプ:定期契約あり5,940円(税込)、定期契約なし7,590円(税込)
契約期間なし または 2年定期契約
最大通信速度※3ドコモ光 1ギガ:最大1Gbps
ドコモ光 10ギガ※4:最大10Gbps
お申込み方法①ご相談フォームで受付
②ご相談(希望の曜日・時間に電話)
③お申込み完了(そのまま電話でお申込み可能)

※1 定期契約プランは、2年間同一の「ドコモ光」契約を継続して利用することが条件となり、解約(定期契約のない料金プランへの変更含む)のお申出がない場合は自動更新となります。当該期間内での解約、定期契約のない料金プランへの変更などの場合、更新期間を除いて戸建タイプ 5,500円(税込)、マンションタイプ4,180円(税込) 、ドコモ光ミニ2,970円(税込)の解約金がかかります〈2022年6月30日以前にお申込みのお客さまの場合、戸建タイプ14,300円(税込)(ドコモ光ミニ含む)、マンションタイプ8,800円(税込)の解約金となります〉
※2 2年間同一の「ドコモ光」の継続利用が条件となり、当該期間内での解約、定期契約のない料金プランへの変更などの場合、更新期間を除いて5,500円(税込)の解約金がかかります。なお、「ドコモ光」とペア回線(「ドコモ光」と対になる携帯電話回線)の契約期間および更新期間はそれぞれ異なりますので、ご注意ください。
※3 ベストエフォート値による最大通信速度
※4 「ドコモ光 10ギガ」の対象エリアは、一部に限られます。詳しくはこちら

光回線で固定電話をおトクに利用しよう

光回線の電話サービスは、加入電話と比較すると月額使用料や通話料がおトクなメリットがあります。電話番号や電話機も、多くの場合そのまま利用できる点も魅力です。

新規で光回線を導入するなら「ドコモ光」がおすすめです。「ドコモ光」と「ドコモ光電話」をセットで申込むと、「ドコモ光電話」の契約事務手数料が無料となるなどの利点があります。この機会にぜひ「ドコモ光」と「ドコモ光電話」の利用をご検討ください。

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※「ドコモ光」契約者と同一「ファミリー割引」グループ内の「eximo」 「eximo ポイ活」 「irumo(0.5GBを除く)」 「5Gギガホプレミア」「5Gギガホ」「5Gギガライト(1GB超)」「ギガホ プレミア」「ギガホ」「ギガライト(1GB超)」の契約者が対象です。「5Gギガライト/ギガライト(1GB超~3GB)」は550円/月を割引します。また「5Gギガライト」「ギガライト」のご契約で、ご利用データ量が1GB以下の場合は対象外となります。同一「ファミリー割引」グループ内に「ドコモ光」「home 5G プラン」の両方が存在する場合は、「ドコモ光セット割」が適用されます。また、「ドコモ光ミニ」「home 5G プラン」の両方が存在する場合は、「home 5G セット割」が適用されます。月額料金が日割り計算となる場合は、割引額も日割り計算となります。

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