光コンセントがある場合、工事は不要になる？基本知識や設置場所を解説

光コンセントとは

光コンセントとは、光回線と回線終端装置(ONU)を接続するために、光ケーブルを差し込む差込口のことです。

開通工事が完了すると、工事担当者がONUを設置し、光コンセントに接続します。ONUにルーターを接続してルーターやデバイスの初期設定をすることで、インターネットが利用できるようになります。

光コンセントの種類

光コンセントの種類としては、一体型タイプ、分離型タイプの2種類があります。

一体型タイプ

一体型タイプは、電源コンセント、モジュラージャック、テレビのアンテナ端子などと一体となったユニットとして、壁に設置されるものです。

電話用の配管を利用して光回線を屋内へ引き込みする場合に、一体型タイプで設置されることが多いです。

分離型タイプ

分離タイプは、電源コンセントなどとは別に、単独で設置される光コンセントです。光ローゼットと呼ばれる小さな箱状のケースに差込口があります。

エアダクトなどから光ケーブルを引き込みした場合に、分離型タイプで設置されることが多いです。屋外から屋内へ光ケーブルを引き込んだ後の、光ローゼットへ至るまでの配線は、室内の壁面に設置します。

光コンセントはどこに設置されている？

光コンセントは、以下のようなところに設置されます。

• リビングの壁
• 電話のモジュラージャックの近く
• テレビのアンテナ端子の近く
• 電源コンセントの近く

光コンセントは、リビングのコンセントの付近や、電話のモジュラージャックの近く、テレビのアンテナ端子の近くなどに設置されます。

そのほかの場所の電源コンセントと一緒に設置されることもあるので、見つからないときは、コンセントの近くを中心に探してみると良いでしょう。

また、分離型タイプは、エアダクトから引き込みしたときに設置されることが多いため、設置場所はエアダクト周辺になることが多いです。

一体型タイプも分離型タイプも、差込口の上に「光」または「光コンセントSC」の文字が記載されています。こちらを目印に、光コンセントを探してみましょう。

LANコンセント・モジュラージャックとの違いは？

マンションでは、室内の配線のために利用する壁の差込口が「光コンセント」ではなく、「LANコンセント」や「モジュラージャック」となる場合があります。

マンションでは、光配線方式、LAN配線方式、VDSL方式の3種類の配線方式があり、配線方式ごとに差込口が異なります。

3種類の配線方式は、屋外から共用スペースまで光ケーブルで接続するのは同じですが、その先の配線が異なります。利用する差込口も、配線に合わせたものとなります。

光コンセントがある場合、自宅での工事が不要になる

光コンセントがある場合、基本的には、フレッツ光や光コラボの回線が自宅に導入済みのため、自宅での工事は不要となります。

局内での信号の切り替えのための無派遣工事となり、立会いの必要な工事はありません。無派遣工事となる分、工事担当者が訪問する派遣工事と比べると、工事不要も安く済みます。

ただし、光コンセントがある場合でも、光コンセントの劣化、回線の断線など、回線が利用できない場合に、自宅での工事が必要となることがあります。

光コンセントがあれば工事不要となるケースは多いですが、必ず工事不要になるわけではないので、その点は注意しておきましょう。

独自回線には光コンセントは対応していない

光回線のサービスとしては、フレッツ光や、フレッツ光回線を借り受けて提供される光コラボのほかに、フレッツ光回線以外で提供される独自回線のサービスもあります。

独自回線を新たに契約する場合、光コンセントが自宅にある場合でも、光コンセントは利用できないので、あらためて工事が必要です。光コンセントは、フレッツ光回線を利用するためのもので、独自回線には対応していません。

部屋にある光コンセントを利用したい場合には、フレッツ光や光コラボを検討する必要があります。なお、光コンセントがある場合も工事が必要になる可能性はあるので、期間に余裕を持って手続きは進めていきましょう。

光コンセントは自分で取り付けできる？

光コンセントの取り付けは資格を持った専門の事業者のみ可能です。自分で設置して費用や手間を省くことはできません。

なお、光コンセントの設置が別料金になることはなく、開通工事の料金に含まれます。費用が気になる方は、ご自身の住居のタイプでの工事費用をよくチェックしておきましょう。

光コンセントがある場合の光回線は「ドコモ光」がおすすめ

「ドコモ光」はフレッツ光回線を借り受けて提供される光コラボレーションのサービスです。自宅に光コンセントがあれば、工事不要で利用できることが多いです。

また、フレッツ光導入済みマンションでも「ドコモ光」が利用できるので、ぜひ検討してみるのがおすすめです。

「ドコモ光」では、新規契約で各種キャンペーンが適用できるほか、ドコモユーザーならご家族全員のスマホ料金から永年最大1,100円(税込)／月の割引※1※2が受けられます。

「ドコモ光」が提供する2つのプランの詳細は、以下の表よりご確認ください。

※1※2「ドコモ光」契約者と同一「ファミリー割引」グループ内の「eximo」 「eximo ポイ活」 「irumo（0.5GBを除く）」 「5Gギガホプレミア」「5Gギガホ」「5Gギガライト（1GB超）」「ギガホ プレミア」「ギガホ」「ギガライト（1GB超）」の契約者が対象です。「5Gギガライト／ギガライト（1GB超～3GB）」は550円／月を割引します。また「5Gギガライト」「ギガライト」のご契約で、ご利用データ量が1GB以下の場合は対象外となります。同一「ファミリー割引」グループ内に「ドコモ光」「home 5G プラン」の両方が存在する場合は、「ドコモ光セット割」が適用されます。また、「ドコモ光ミニ」「home 5G プラン」の両方が存在する場合は、「home 5G セット割」が適用されます。月額料金が日割り計算となる場合は、割引額も日割り計算となります。
※3 定期契約プランは、2年間同一の「ドコモ光」契約を継続して利用することが条件となり、解約(定期契約のない料金プランへの変更含む)のお申出がない場合は自動更新となります。当該期間内での解約、定期契約のない料金プランへの変更などの場合、更新期間を除いて戸建タイプ 5,500円(税込)、マンションタイプ4,180円(税込) 、ドコモ光ミニ2,970円(税込)の解約金がかかります〈2022年6月30日以前にお申込みのお客さまの場合、戸建タイプ14,300円(税込)(ドコモ光ミニ含む)、マンションタイプ8,800円(税込)の解約金となります〉
※4 2年間同一の「ドコモ光」の継続利用が条件となり、当該期間内での解約、定期契約のない料金プランへの変更などの場合、更新期間を除いて5,500円(税込)の解約金がかかります。なお、「ドコモ光」とペア回線(「ドコモ光」と対になる携帯電話回線)の契約期間および更新期間はそれぞれ異なりますので、ご注意ください。
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光コンセントを確認して光回線の利用の準備を進めよう

光コンセントは、光回線と機器を接続するための差込口で、リビングや電話のモジュラージャックの周辺などに設置されています。

光コンセントがある場合、基本的にフレッツ光回線が導入済みのため、フレッツ光や光コラボの利用をはじめる際には、自宅での工事は不要です。ただし、光コンセントの劣化や回線の断線などで工事が必要になることもあるので、余裕をもって申込みをしましょう。

ぜひ光コンセントをチェックして光回線の利用の準備を進めていきましょう。

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