「home 5G」がつながらないときに考えられる原因
「home 5G」がつながらないときに考えられる原因としては、主に以下が挙げられます。
- ルーター本体が故障している
- 適切でない場所に設置している
- 電波が干渉している
- パスワードが間違っている
- 提供エリア外になっている
- SIM情報が読み込めていない
- ルーターやデバイスの設定が適切でない
- 登録住所以外で利用している
- 通信障害が起きている
それぞれの原因に関して、詳しく説明します。
ルーター本体が故障している
ルーター本体が故障していると、接続の安定性や速度に問題が生じてつながりにくくなる場合があります。
特に夏場はルーターが熱暴走しやすいので、これまで正常に使えていても急に不調になるケースがあります。また長年ルーターを使っている場合にも、経年劣化によって故障が起きる可能性があります。
適切でない場所に設置している
Wi-Fiの電波はルーターとデバイスの距離が遠い、壁との障害物が多いなどの理由で、弱くなることがあります。
部屋の模様替えでルーターの位置を変える、ルーターの周辺に家具を増やすなどしていると、Wi-Fiが弱くなってつながらなくなる可能性があるでしょう。
電波が干渉している
Wi-Fiと同じ周波数帯の電波を使っている電子機器があると、電波同士が干渉して遅くなることがあります。
電子機器の中でも、電子レンジはWi-Fiと同じ周波数帯の電波を使っていることが多いため、特に電子レンジの場所には注意しましょう。
パスワードが間違っている
「home 5G」を利用する場合には、デバイスのSSIDに対してパスワードを入力する必要があります。
入力するパスワードが間違っている場合、インターネット接続ができなくなります。
提供エリア外になっている
「home 5G」を利用できるのは、「home 5G」の提供エリア内だけです。
引越しなどで「home 5G」を利用する場所が変わると、提供エリア外となり、利用できなくなってしまう可能性があります。
SIM情報が読み込めていない
「home 5G」は初期設定として、SIMカード(nanoUIMカード)を本体に挿し込んで利用します。
SIMカードの情報を適切に読み取れていなければ、「home 5G」はインターネットに接続できません。
ルーターやデバイスの設定が適切でない
Wi-Fiを使うためには、ルーターやデバイスも適切に設定されている必要があります。
デバイスの初期化で設定が変更されてしまうと、接続がされない場合があります。
何らかの理由でルーターやデバイスを再起動、初期化した際は、設定を確認してみると良いでしょう。
登録住所以外で利用している
「home 5G」は利用できる場所が決まっており、契約時に登録した住所以外では利用できません。
登録住所以外での利用はGPSで確認できるため、遠隔操作で強制的に利用を一時停止される可能性があります。
通信障害が起きている
通信障害が起きている場合も、インターネット接続はできなくなります。
先述したような要因に心当たりがない場合は、ドコモが通信障害を報告していないか、公式サイトなどで確認すると良いでしょう。
「home 5G」がつながらないときに確認する項目
「home 5G」がつながらないときには、以下に挙げるような項目を確認すると良いでしょう。
- ほかのルーターなら接続できるか
- 「home 5G」の設置場所
- 「home 5G」と同じ周波数帯を使っている電子機器の有無
- 入力したパスワード
- 「home 5G」を利用している場所の住所
- ルーターやデバイスの設定
- 通信障害の有無
原因ごとの対処法に関しては、以下で説明します。
「home 5G」がつながらないときの対処法
「home 5G」がつながらないときの対処法は、原因次第で変わってきます。先述したそれぞれの原因ごとの対処法を、詳しく説明します。
ルーター本体が故障している場合
ルーター本体が故障している場合は、ルーターの修理や買替えでインターネット接続ができるようになるでしょう。
再起動しても症状が改善しない、または電源がつかないという場合は修理や買替えを検討するのがおすすめです。
適切でない設置場所に置いている場合
設置場所が原因の場合は、「デバイスとルーターの距離を近づける」「ルーターを床から1~2mの高さに置く」「家の中心に置く」などの対策が有効です。
中継器を利用するとことで状況が改善される可能性もあるので、場合によっては利用を検討してみても良いでしょう。
電波が干渉している場合
家電によって電波干渉が発生している場合は、電波を使う家電製品の使用や、配置状況の見直しの必要があります。電子レンジやBluetooth🄬スピーカー、コードレス電話機などとルーターは、なるべく離して置くようにしましょう。
また、Wi-Fiの電波には2.4GHzと5GHzの2種類の周波数帯が使われています。2.4GHzは家電でも用いられている周波数帯なので、5GHz帯対応のルーターを導入することで、電波干渉を受けにくくなる可能性があります。
パスワードが間違っている場合
パスワードが間違っている場合は、正しいパスワードの入力が必要です。
「home 5G」の底面にはSSIDと一緒にパスワードが記載されているので、確認した上で正しいパスワードを入力しましょう。
提供エリア外になっている場合
引越し前の地域は「home 5G」の提供エリアだったものの、引っ越した後の地域が「home 5G」の提供エリアではないこともあり得ます。
ドコモの対応エリアはエリアマップで確認できるので、今の地域が対応エリアかどうか、確認してみると良いでしょう。
SIM情報が読み込めていない場合
SIM情報が読み込めていない場合は、SIMカードを一度抜いて挿しなおしてみましょう。
SIM情報がきちんと読み込めれば、インターネット接続ができるようになります。
SIMカードの挿しなおしで改善されない場合は、SIMカードや本体に問題が生じている可能性もあるので、ドコモのカスタマーセンターやドコモショップに相談してみましょう。
ルーターやデバイスの設定が適切でない場合
ルーターやデバイスの設定が適切でない場合は、ルーターのファームウェアやパソコンのドライバーを更新してみましょう。
適切に設定が行われて、これまでのようにインターネット接続ができるようになる可能性があります。また、ルーターやデバイスの再起動でも、状況が改善される場合があります。
登録住所以外で利用している場合
先述したように、「home 5G」は契約時に登録した住所以外では利用できません。そのため、契約時に登録した住所以外で利用したい場合は、登録住所の変更手続きを行う必要があります。
住所変更の手続きは、Web・電話・ドコモショップで行うことができるので、手続きを行った上であらためて利用できるかどうかを確認してみましょう。
通信障害が起きている場合
通信障害が起きている場合は、利用者側で対応できることは特にありませんので、復旧まで待つ必要があります。
ドコモのホームページなどで状況報告があるので、適宜確認すると良いでしょう。
「home 5G」がつながらない場合は原因を突き止めて対処しよう
「home 5G」は、光回線の工事ができない場合でもインターネット接続ができるので、幅広い方が利用できて便利です。
「home 5G」がつながらない場合の考えられる原因はさまざまです。
本記事を参考に原因の把握を行い、適切な対処を行いましょう。
※「home 5G」契約者と同一「ファミリー割引」グループ内の「eximo」 「eximo ポイ活」 「irumo(0.5GBを除く)」 「5Gギガホプレミア」「5Gギガホ」「5Gギガライト(1GB超)」「ギガホ プレミア」「ギガホ」「ギガライト(1GB超)」の契約者が対象です。「5Gギガライト/ギガライト(1GB超~3GB)」は550円/月を割引します。また「5Gギガライト」「ギガライト」のご契約で、ご利用データ量が1GB以下の場合は対象外となります。同一「ファミリー割引」グループ内に「ドコモ光」「home 5G プラン」の両方が存在する場合は、「ドコモ光セット割」が適用されます。また、「ドコモ光ミニ」「home 5G プラン」の両方が存在する場合は、「home 5G セット割」が適用されます。月額料金が日割り計算となる場合は、割引額も日割り計算となります。
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