「ドコモ光」利用中の引越しは解約と移転どちらが良い？手続きの流れや費用を解説

「ドコモ光」は引越し先でも継続して利用可能

引越しを機に「ドコモ光」を解約しようか迷う方もいるかもしれませんが、「ドコモ光」では移転手続きが可能です。

引越し先が「ドコモ光」の提供エリアであれば、移転手続きをすることで、解約をせずにそのまま「ドコモ光」を継続利用できます。

通信速度やサービスに不満があるなど、明確な解約理由がある場合は仕方ありませんが、特に理由がないのであれば移転手続きをおすすめします。移転手続きをおすすめする主な理由は以下のとおりです。

• 解約・新規お申込みの手間がない
• 「ドコモ光お引越し(移転)特典」がある

それぞれ解説します。

解約・新規お申込みの手間がない

「ドコモ光」を解約して新しい回線を契約する場合、「ドコモ光」の解約手続きと新しい回線事業者との契約手続きが必要になるため、最低でも2か所で手続きをしなければいけません。

さらに、新規でお申込みをする回線事業者によっては、別途プロバイダの契約も必要な場合があり、合計3か所で手続きしなければいけないこともあるため、手間がかかってしまいます。

引越し先でも「ドコモ光」を継続利用する場合は、移転手続きをするだけなので、手続きは1回で済みます。手間が全くないわけではありませんが、解約して新規お申込みをするよりは手間を軽減できるでしょう。

また、使い慣れた回線をそのまま引越し先で利用できる点もメリットではないでしょうか。

「ドコモ光お引越し(移転)特典」でdポイントがもらえる

「ドコモ光お引越し(移転)」のお申込みをした方には、特典としてdポイント(期間・用途限定)2,000ポイントのプレゼントを行っています。手続きの手間が軽減される上に、ポイントも獲得できる点はメリットだといえるでしょう。

なお、「ドコモ光お引越し(移転)特典」には適用条件があるため、事前に確認しましょう。

• 「ドコモ光(定期契約あり)」のお引越し(移転)を申込む
• お申込み完了月を含む7か月以内に引越し先で「ドコモ光」を利用開始すること
• 「ドコモ光」の契約がdポイントクラブ会員である(法人名義の場合はドコモビジネスメンバーズ会員であること)

引越し先で「ドコモ光」を継続利用する流れ

「ドコモ光」の移転手続きをする流れは以下です。

1. 提供エリアの確認
2. 移転手続きのお申込み
3. 撤去工事・開通工事の実施
4. インターネットの接続設定・利用開始

それぞれ詳しく解説します。

① 提供エリアの確認

まずは引越し先での「ドコモ光」の提供状況を確認します。

「ドコモ光」を提供する「ドコモ」は光コラボ事業者なので、提供エリアはフレッツ光と同じです。そのため、提供エリアの確認はフレッツ光のエリア検索サイトから行えます。

下記のサイトから引越し先が提供エリア内であることを確認しましょう。

「東日本エリア」のエリア検索はこちら

「西日本エリア」のエリア検索はこちら

(※)長野県木曽郡南木曽町田立の一部エリアはNTT西日本の提供エリアとなります。

② 移転手続きのお申込み

提供エリアを確認した後は、移転手続きのお申込みを行います。移転手続きのお申込みは、「Web(ドコモオンライン手続き)」「電話」「店頭(ドコモショップ/d garden)」で受け付けているので、好みの方法をご選択ください。

Webからのお申込みは、My docomoにログインを行い、必要事項を入力しておけば指定した時間にオペレーターから連絡があります。24時間いつでも手続きができるため、時間を気にする必要がなく手軽な方法です。

なお、Webからお申込みするときは、引越し先の住所や居住タイプ、工事日の日程などの情報が必要になるため、事前に確認しておきましょう。

③ 撤去工事・開通工事の実施

お申込み完了後は、決めた日程に沿って引越し元で撤去工事、引越し先で開通工事が実施されます。工事は立ち会いが必要になる場合があるため、工事日程は予定が入っていない日を指定しましょう。

④ インターネットの接続設定・利用開始

引越し先で開通工事が完了した後は、ご自身でルーター・パソコン・プロバイダの設定を行い、利用を開始します。

なお、「ドコモ光」では月額968円(税込)の「あんしんサポートパック」を提供しています。「あんしんサポートパック」は、「ドコモ光」の設定や操作方法の困りごと、機器の補償まで「ドコモ」がまるごとサポートするサービスです。

「あんしんサポートパック」に加入すれば接続設定もサポートしてもらえるほか、あんしんしてインターネットを利用できる環境が整えられます。

便利なサービスになっているので、移転手続きのお申込みと一緒に「あんしんサポートパック」のお申込みも検討してはいかがでしょうか。

引越しで「ドコモ光」を解約する流れ

引越しをするのであれば移転手続きがおすすめですが、何かしらの理由で「ドコモ光」を解約したい方がいるかもしれませんので、解約の流れに関しても紹介します。「ドコモ光」を解約する流れは以下です。

1. 解約手続きのお申込み
2. レンタル物品の返却
3. 必要な費用を支払う

それぞれ解説します。

① 解約手続きのお申込み

「ドコモ光」の解約も移転手続きと同様にWeb、電話、店頭で受け付けています。

解約手続きには、「ネットワーク暗証番号」または「契約ID(お客さまID)」が必要となるため、事前に準備しておきましょう。

• 「ドコモ」の携帯電話を契約している：ネットワーク暗証番号
• 「ドコモ」の携帯電話を契約していない：契約ID(お客さまID)

なお、「ドコモ光」は、光回線とプロバイダ料が一体となったプランが基本のため、「ドコモ光」の解約と同時に、プロバイダも自動で解約されるケースが多いです。

ただし、プロバイダによっては、解約ではなくプラン変更となる場合もあるため、解約時は利用中のプロバイダにも連絡を行い、確認することをおすすめします。

② 撤去工事・レンタル物品の返却

解約手続き完了後は撤去工事が行われ、「ドコモ」からのレンタル物品を所定の期日までに返却する必要があります。

レンタル物品の返却方法は撤去工事が派遣工事か、派遣工事なしかによって異なるので、確認しましょう。

• 派遣工事の場合：工事当日に担当者がレンタル物品を回収
• 派遣工事なしの場合：回収キット内の返却リストを参考に、レンタル物品を郵送で返却

なお、撤去工事は、派遣工事の有無に関係なく工事料がかかりません。

③必要な費用を支払う

「ドコモ光」の解約手続きが完了すると、翌月に費用の請求があります。請求額の支払いを済ませて解約は完了です。なお、必要な費用については後述しているので、そちらを参考にしてください。

引越しに伴う「ドコモ光」の手続きで必要な費用

引越し時は、移転手続きまたは解約によって、必要になる費用が異なります。ここでは、引越しに伴う「ドコモ光」の手続きで必要な費用を、移転手続きと解約に分けて紹介します。

移転では事務手数料・工事料がかかる

移転手続きをする場合の費用は、移転事務手数料と引越し先での工事料が必要です。

移転事務手数料は一律2,200円(税込)ですが、工事料は引越し先がマンションタイプか戸建タイプかによって異なるので、対応する居住タイプの工事料を確認しましょう。

引越し(移転)先がマンションタイプの場合

現在の契約プランが「タイプA」「タイプB」「単独タイプ」「ドコモ光 ミニ」の場合は、以下の工事料が必要です。

また、現在の契約プランがタイプCの場合は、以下の工事料が必要です。

引越し(移転)先が戸建タイプの場合

現在の契約プランが「タイプA」「タイプB」「単独タイプ」「ドコモ光 ミニ」の場合は、以下の工事料が必要です。

また、現在の契約プランがタイプCの場合は、以下の工事料が必要です。

解約は解約金・1か月分の月額料金などがかかる

「ドコモ光」を解約する場合は、定期契約かつ更新月以外に解約すると、解約金がかかる点に注意しましょう。

また、解約金のほかには、解約月の月額料金やオプションサービス料、レンタル物品の返送料などもかかります。

そのほか、契約時に開通工事料を分割で支払っている方は、残債があると一括請求になることも覚えておきましょう。

引越しが多い方には「home 5G」もおすすめ

引越しが多い方には「ドコモ」が提供する5G対応ホームルーターのサービス「home 5G」もおすすめです。

「ドコモ」の5G対応ホームルーター(HR02)※1は、最大受信速度4.2Gbps(ベストエフォート形式)※2※3、5G高速通信対応※4のため、快適にインターネットを利用できます。

「home 5G」の利用には5G対応ホームルーター「HR02」の購入と「home 5Gプラン」の契約が必要ですが、光回線のような工事は必要ありません。

引越し時は、設置場所の変更手続きをするだけで、そのまま継続して利用できるため、引越しが多い方であれば都度開通工事が必要な「ドコモ光」より費用を抑えられるでしょう。

※1 ご登録いただいた住所以外ではお使いになれません。
※2 通信速度は、送受信時の技術規格上の最大値であり、実際の通信速度を示すものではありません。ベストエフォート形式のため、お客さまの通信環境により実際の通信速度は変化します。
※3 LANケーブル接続時は受信時最大2.5Gbps、Wi-Fi接続時は受信時最大で4.8Gbps(いずれも技術規格上の最大値)。機器接続時の通信速度は、お客さまの通信環境と接続機器の規格により異なります。
※4 5Gの提供エリアは一部に限られます。エリアの詳細は「ドコモのホームページ」の「サービスエリアマップ」でご確認ください。なお、本サービスは4Gエリアでもご利用になれます。

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「ドコモ光」を利用中に引越しするなら解約より移転がおすすめ！

「ドコモ光」は、移転手続きをすれば引越し先でも継続利用が可能です。解約は手続きが多くなり、タイミングによっては解約金がかかることがあるため、特別な理由がないのであれば解約せずに移転手続きをご検討ください。

また、引越しが多く、「ドコモ光」の解約を考えている方は、工事不要で利用できる「home 5G」のお申込みも選択肢としておすすめです。

「home 5G」は5G高速通信対応のため、快適なインターネット環境を整えられるほか、設置場所の変更手続きをするだけで、引越し先でもすぐに利用できて便利です。

引越しの頻度は人によって異なるので、状況に合わせて「home 5G」もご検討ください。

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※「Wi-Fi」は、Wi-Fi Allianceの登録商標です。