「ドコモ光電話」の利用で電話料金が抑えられる?メリットや注意点、申込み方法を解説

通信ノウハウ

「ドコモ光」を契約している方の中には、自宅の固定電話の料金を少しでも抑えたいと考えている方もいると思います。

また、「ドコモ光」のオプションのひとつである「ドコモ光電話」を利用して、料金が抑えられるのかどうか気になる方もいるのではないでしょうか。

「ドコモ光電話」の利用を検討するにあたっては、料金以外の観点でのメリットや注意点なども把握しておくのがおすすめです。

本記事では、「ドコモ光電話」の料金や「ドコモ光電話」を利用するメリットや注意点などに関して、説明します。

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記事サマリー

「ドコモ光電話」とは

「ドコモ光電話」とは、「ドコモ光」の回線を使った固定電話サービスのことです。「ドコモ光」の光回線の月額使用料にプラス550円/月(税込で利用できます。

また、オプションが充実した「ドコモ光電話バリュー」の場合は「ドコモ光」の光回線の月額使用料にプラス1,650円/月(税込)で利用できます。

なお、「ドコモ光」には「1ギガ」と「10ギガ」がありますが、「ドコモ光電話」は「ドコモ光 10ギガ」には対応していない点には注意しておきましょう。

「ドコモ光電話」を利用するメリット

「ドコモ光電話」を利用するメリットとしては、主に以下が挙げられます。

  • 月額使用料がお手頃
  • これまでの電話番号も電話機もそのまま利用できる
  • オプションが充実している
  • dポイントがたまる

先述したように、「ドコモ光電話」は「ドコモ光」の光回線の月額使用料にプラス550円/月(税込)で利用できます。一般的な固定電話は1,650円~/月(税込)程度の月額使用料が必要なので、おトクに電話を利用できます。

電話番号の変更や電話機を買替える必要があるのかも、固定電話から「ドコモ光電話」に乗り換えるときに気になるポイントではないでしょうか。「ドコモ光電話」では、これまでの電話番号も電話機もそのまま利用できるので、買替えなどの手間は一切かかりません。

「ドコモ光電話」では、通話中着信や発信者番号表示といったオプションが充実しています。こういったオプションは110円~/月(税込)の料金を支払うことで1つずつ加えられますが、6つのオプションおよび528円(税込)分の無料通話がセットになった「ドコモ光電話バリュー」もあります。

無料通話分も込みで考えると1,298円/月(税込)分もおトクなので、オプションを利用したい方は「ドコモ光電話バリュー」を利用すると良いでしょう。

さらに、「ドコモ光」ではご利用料金1,000円(税抜)につき、dポイントを10ポイントためられます。そのため「ドコモ光電話」を利用すれば、電話料金を支払いながらdポイントをためられることになります。支払いをdカード GOLDで行う場合は、通常の10倍のポイントがたまるのでよりおトクです。

「ドコモ光電話」を利用するときの注意点

「ドコモ光電話」を利用するときの注意点としては、主に以下が挙げられます。

  • 「ドコモ光 10ギガ」では利用できない
  • 電話番号を引き継げない可能性がある
  • かけられない電話番号がある
  • 停電時には電話が使えない

先述したように、「ドコモ光 10ギガ」では「ドコモ光電話」は利用できません。これから「ドコモ光」を契約して「ドコモ光電話」も申込みたいとお考えの方は、「ドコモ光 1ギガ」を利用する必要があることに、注意が必要です。

「ドコモ光電話」では基本的に今利用している電話番号を引き継げますが、電話番号を引き継げないパターンもいくつか考えられます。たとえば、NTT以外から発行された電話番号を利用している場合、電話番号は変更になります。

また、市や自治体をまたぐと市外局番は変わります。そのため、市や自治体をまたぐ引越しを行う際に同時に「ドコモ光電話」に乗り換えるような場合も、電話番号は引き継げません。

電話番号には「110」や「119」のように、短縮ダイヤルでかけられる連絡先がいくつかあります。「ドコモ光電話」では「114(お話し中調べ)」や「135(特定番号通知機能)」といったいくつかの短縮ダイヤルには、電話をかけることができません。

「ドコモ光電話」は光ファイバー網を利用した電話サービスなので、停電時には利用できなくなることも、注意点として把握しておく必要があるでしょう。

「ドコモ光電話」のお申込み方法

「ドコモ光電話」のお申込み方法は、「ドコモ光」の新規・転用と同時に申込むか、すでに「ドコモ光」を利用しており「ドコモ光電話」のみをお申込みいただくかによって異なります。

「ドコモ光」を新規で申込む際の流れは、おおむね以下のとおりです。

  1. 利用するプロバイダと料金プランの決定
  2. お申込み
  3. 必要な書類の受け取り
  4. 開通工事
  5. ルーターなどの設定や接続

「ドコモ光」では複数のプロバイダの中から利用するプロバイダを選ぶことができます。プロバイダによって料金プランも異なるので、まずは利用するプロバイダおよび料金プランを決定します(プロバイダは別途契約することも可能です)。

利用するプロバイダおよび料金プランが決まったら、電話やオンライン手続き、ドコモショップなどで申込みましょう。ドコモから「開通のご案内」などの利用に必要な書類が、プロバイダから「プロバイダID/パスワード」などが送付されてくるので、受け取ります。

開通工事当日は、設置場所を決定できる方の立ち会いが必要になるので、予定の空いている日を工事日にしてもらうと良いでしょう(自宅の設備状況によっては、立ち会い工事が不要の場合もあります)。

開通工事が終わってルーターやパソコンなどの設定・接続が終われば、「ドコモ光」および「ドコモ光電話」が利用できるようになります。

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※「ドコモ光」契約者と同一「ファミリー割引」グループ内の「eximo」 「eximo ポイ活」 「irumo(0.5GBを除く)」 「5Gギガホプレミア」「5Gギガホ」「5Gギガライト(1GB超)」「ギガホ プレミア」「ギガホ」「ギガライト(1GB超)」の契約者が対象です。「5Gギガライト/ギガライト(1GB超~3GB)」は550円/月を割引します。また「5Gギガライト」「ギガライト」のご契約で、ご利用データ量が1GB以下の場合は対象外となります。同一「ファミリー割引」グループ内に「ドコモ光」「home 5G プラン」の両方が存在する場合は、「ドコモ光セット割」が適用されます。また、「ドコモ光ミニ」「home 5G プラン」の両方が存在する場合は、「home 5G セット割」が適用されます。月額料金が日割り計算となる場合は、割引額も日割り計算となります。

転用で「ドコモ光」を利用する際の手順は、以下のとおりです。

  1. 転用承諾番号の取得などの事前準備
  2. お申込み
  3. 必要な書類の受け取り
  4. (必要な場合は)ルーターなどの設定や接続

まずは、NTT東日本またはNTT西日本から「転用承諾番号」をWebまたは電話で取得します。転用承諾番号を取得する際には、以下に挙げる情報が必要になるので、事前に用意をした上で申込みましょう。

  • フレッツ光のお客さまID・ひかり電話番号・連絡先電話番号のいずれかひとつ
  • フレッツ光の契約者名
  • フレッツ光の利用場所住所
  • フレッツ光利用料金の支払い方法

また、現在契約しているプロバイダが「ドコモ光」でも利用できるかどうかも、確認しておきましょう。契約中のプロバイダが「ドコモ光」と提携していなかった場合は、解約して「ドコモ光 タイプA」もしくは「ドコモ光 タイプB」を利用するか、プロバイダ別途契約の「ドコモ光単独タイプ」を契約することになります。

事前準備が終わったら、電話やオンライン手続き、ドコモショップなどで申込みましょう。ドコモから「開通のご案内」などの利用に必要な書類が、プロバイダから「プロバイダID/パスワード」などが送付されてくるので、受け取ります。

転用前と異なるプロバイダを契約する場合は、ご自身でルーターやパソコン・プロバイダなどの設定・接続を行う必要がありますが、プロバイダを継続利用する場合は、手続きが終わればそのまま「ドコモ光」および「ドコモ光電話」を利用できます。

なお、転用時には3,300円(税込)の契約事務手数料が発生し、「ドコモ光」の利用開始日の翌月に利用料金とあわせて請求されます。

すでに「ドコモ光」を利用しており「ドコモ光電話」を追加で利用したい場合は、電話やオンライン手続き、ドコモショップなどで「ドコモ光電話」を利用したい旨を伝えて、お申込みいただくだけで完了です。なお、2,200円(税込)の契約事務手数料が発生します。

「ドコモ光」回線を契約中なら固定電話はドコモ光電話がおトク

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「ドコモ光電話」とは、「ドコモ光」の回線を使った固定電話サービスです。月額使用料がお手頃で、これまでの電話番号も電話機もそのまま利用できるなどのメリットがあるので、固定電話の料金を抑えたいとお考えの方には、おすすめです。

「ドコモ光電話」を利用するためには、もちろん「ドコモ光」の契約を行う必要があります。「ドコモ光」のメリットとしては、主に以下が挙げられます。

  • 通信制限がないのであんしんして使える
  • IPoE方式のIPv6インターネット接続機能に対応している
  • スマホとセット割ができる

光回線は通信制限がない場合が多いですが、「ドコモ光」でも通信制限は設けられていません。そのため、大容量のデータでもダウンロードしやすいです。仕事や趣味で大容量のデータをダウンロードする機会が多い方でも、あんしんして利用できるでしょう。

IPv6はIPv4の後継となる、次世代のインターネット・プロトコルです。通信速度が安定するのはもちろんのこと、セキュリティ面でもあんしんなメリットがあるので、仕事をするにあたってはIPoE方式のIPv6インターネット接続を利用するのがおすすめです。

「ドコモ光」は、ギガプラン契約でスマホとセット割ができます。「ドコモ光」とドコモのスマホをセットで契約していると、「ドコモ光セット割※1」またはパケットパックの月額料金が割引になります。

「ドコモ光」契約者または同一「ファミリー割引」グループ内で、当月内に「ドコモ光」基本使用料の課金が1回線以上あれば、「ドコモ光セット割」を契約しているご家族全員※2のスマホ1回線ごとの月額料金から、永年最大1,100円(税込)割引されます。

一緒に住んでいる家族だけでなく、離れて住んでいる家族も対象です。

また、「ドコモ光」のペア回線で「パケットパック」を契約している状態(「シェアグループ」内で「ドコモ光」のペア回線がある状態を含む)で、当月内に「ドコモ光」基本使用料の課金が1回線以上あれば、「ドコモ光」のペア回線で契約中の毎月のパケットパック(シェアグループ内で「ドコモ光」のペア回線がある場合はシェアパック)定額料から、割引されます。

ファミリー割引Gr内のドコモ光セット割が対象(ギガライト1GB以下を除く)。
プラン・利用データ量により割引は変動。詳しくはドコモのホームページをご確認ください。
※2「ドコモ光」契約者と同一「ファミリー割引」グループ内の「eximo」 「eximo ポイ活」 「irumo(0.5GBを除く)」 「5Gギガホプレミア」「5Gギガホ」「5Gギガライト(1GB超)」「ギガホ プレミア」「ギガホ」「ギガライト(1GB超)」の契約者が対象です。「5Gギガライト/ギガライト(1GB超~3GB)」は550円/月を割引します。また「5Gギガライト」「ギガライト」のご契約で、ご利用データ量が1GB以下の場合は対象外となります。同一「ファミリー割引」グループ内に「ドコモ光」「home 5G プラン」の両方が存在する場合は、「ドコモ光セット割」が適用されます。また、「ドコモ光ミニ」「home 5G プラン」の両方が存在する場合は、「home 5G セット割」が適用されます。月額料金が日割り計算となる場合は、割引額も日割り計算となります。

最後に、「ドコモ光」の料金などを以下に表でまとめます。

月額料金(ドコモ光1ギガ)※3(マンション)
タイプA:定期契約あり4,400円(税込)、定期契約なし5,500円(税込)
タイプB:定期契約あり4,620円(税込)、定期契約なし5,720円(税込)
単独タイプ:定期契約あり4,180円(税込)、定期契約なし5,280円(税込)
(戸建)
タイプA:定期契約あり5,720円(税込)、定期契約なし7,370円(税込)
タイプB:定期契約あり5,940円(税込)、定期契約なし7,590円(税込)
単独タイプ:定期契約あり5,500円(税込)、定期契約なし7,150円(税込)
ドコモ光ミニ:定期契約あり2,970~6,270円(税込)、定期契約なし4,620~7,920円(税込)
月額料金(ドコモ光10ギガ)※4タイプA:定期契約あり6,380円(税込)、定期契約なし8,030円(税込)
タイプB:定期契約あり6,600円(税込)、定期契約なし8,250円(税込)
単独タイプ:定期契約あり5,940円(税込)、定期契約なし7,590円(税込)
契約期間なし または 2年定期契約
最大通信速度※5ドコモ光 1ギガ:最大1Gbps
ドコモ光 10ギガ※6:最大10Gbps
申込み方法①ご相談フォームで受付
②ご相談(希望の曜日・時間に電話)
③申込み完了(そのまま電話で申込み可能)

※3 定期契約プランは、2年間同一の「ドコモ光」契約を継続して利用することが条件となり、解約(定期契約のない料金プランへの変更含む)のお申出がない場合は自動更新となります。当該期間内での解約、定期契約のない料金プランへの変更などの場合、更新期間を除いて戸建タイプ 5,500円(税込)、マンションタイプ4,180円(税込) 、ドコモ光ミニ2,970円(税込)の解約金がかかります〈2022年6月30日以前にお申込みのお客さまの場合、戸建タイプ14,300円(税込)(ドコモ光ミニ含む)、マンションタイプ8,800円(税込)の解約金となります〉
※4 2年間同一の「ドコモ光」の継続利用が条件となり、当該期間内での解約、定期契約のない料金プランへの変更などの場合、更新期間を除いて5,500円(税込)の解約金がかかります(2022年6月30日以前にお申込みのお客さまの場合、14,300円(税込)の解約金がかかります)。なお、「ドコモ光」とペア回線(「ドコモ光」と対になる携帯電話回線)の契約期間および更新期間はそれぞれ異なりますので、ご注意ください。
※5 ベストエフォート値による最大通信速度
※6 「ドコモ光 10ギガ」の対象エリアは、一部に限られます。詳しくはこちら

「ドコモ光電話」は便利な電話サービスですし、「ドコモ光」自体も多くのメリットを備えた光回線なので、ぜひ利用をご検討ください。

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※「ドコモ光」契約者と同一「ファミリー割引」グループ内の「eximo」 「eximo ポイ活」 「irumo(0.5GBを除く)」 「5Gギガホプレミア」「5Gギガホ」「5Gギガライト(1GB超)」「ギガホ プレミア」「ギガホ」「ギガライト(1GB超)」の契約者が対象です。「5Gギガライト/ギガライト(1GB超~3GB)」は550円/月を割引します。また「5Gギガライト」「ギガライト」のご契約で、ご利用データ量が1GB以下の場合は対象外となります。同一「ファミリー割引」グループ内に「ドコモ光」「home 5G プラン」の両方が存在する場合は、「ドコモ光セット割」が適用されます。また、「ドコモ光ミニ」「home 5G プラン」の両方が存在する場合は、「home 5G セット割」が適用されます。月額料金が日割り計算となる場合は、割引額も日割り計算となります。

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