光回線の工事はどのくらい時間がかかる？着工までの期間や立ち会いについても解説

光回線の工事時間は1時間程度が目安

光回線の工事には、宅内で行う「派遣工事」と、宅内での工事を必要とせずに基地局内で工事を行う「無派遣工事」があります。

自宅に作業員が訪問して工事を行うのは派遣工事となり、工事時間はおおむね1時間程度が目安です。

ただし、事業者や宅内の状況によっては、工事が完了するまで1時間以上かかることもあります。また、戸建とマンションでは工事の作業内容が異なるため、各住居タイプの内容を知っておくことも大切です。

戸建の工事内容

戸建の場合は、基本的に光回線の引き込み工事が必要になることが多く、派遣工事となる可能性が高いです。派遣工事では、電柱から宅内まで光ファイバーケーブルを引き込みます。

通常は多目的配管を利用して宅内まで光ファイバーケーブルを引き込みますが、多目的配管がない住宅ではエアコンダクトを利用したり、壁に穴を開けたりして対応することがあるため、適宜担当者と相談しましょう。

なお、戸建でも賃貸物件で、すでに光回線が利用できる状態になっている場合は、状況にもよりますが、無派遣工事となる可能性があります。

マンションの工事内容

マンションでは、すでに棟内共有スペース(MDF室など)まで光ファイバーケーブルが引き込まれているケースが多く、基本的に派遣工事で行うのはMDF室から各部屋まで回線を引き込む作業です。そのため、一般的には戸建より工事時間が短くなる傾向があります。

マンションの派遣工事では、作業員がMDF室に出入りするため、MDF室の開錠を管理会社やオーナーに伝えておきましょう。

また、マンションによってはすでに各部屋まで回線が引き込まれているケースがあり、このような場合は無派遣工事となる可能性があります。

なお、マンションでも棟内共有スペースまで光回線が引き込まれていなかったり、個別でほかの回線事業者と新規契約したりする場合は、屋外から光ファイバーケーブルの引き込みが必要です。

当然ですが、各部屋へ回線を引き込むだけの工事より時間がかかり、事前に管理会社やオーナーから開通工事の許可を得る必要もあるため、覚えておきましょう。

光回線の工事期間は1～2か月が目安

光回線を申込んでから工事の着工までは、一定の期間が必要です。事業者や混雑具合によっても異なりますが、光回線の工事期間は申込み後、1～2か月程度が目安になります。

たとえば「ドコモ光」の場合、申込みから工事完了までの目安は以下のとおりです。

光回線の工事が完了するまではインターネットの接続ができないため、モバイルWi-Fiやスマホのテザリングを利用するなど、工事完了までの対策を考えておくと良いかもしれません。

光回線の工事で注意したい点

光回線の工事を行う際はいくつか注意点があります。特に注意したい点を解説するので、申込み前に確認しましょう。

時期によっては混雑する

光回線の工事を行うとき、まずは工事の日程を決めなければいけませんが、繁忙期は混雑しやすく、なかなか予約できないことがあります。

一般的に、引っ越しシーズンとなる2月～5月は混雑する傾向があり、スムーズに予約できずに工事完了までの期間が長くなることがあるため、注意しましょう。

なお、光回線の工事は、工事先の住所がわかっていれば予約が可能です。特に繁忙期は混雑する可能性が高いので、光回線の導入を決めている方や、引っ越しの予定が決まっている方は、早めに予約することをおすすめします。

土日・祝日などは追加料金がかかる場合がある

光回線の工事は、基本的に派遣工事となることが多く、日程を調整しなければいけませんが、土日・祝日に工事の予定を組む場合は、通常の料金のほかに追加料金がかかる可能性があります。

たとえば「ドコモ光」の場合、土日・祝日もしくは年末年始(12月29日～1月3日)の派遣工事だと、追加派遣料として別途3,300円(税込)が必要です。

工事料を少しでも抑えたい方は、できるだけ平日に工事の予定を組むと良いでしょう。

光回線の工事前に確認すべき2つのこと

光回線の工事を実施するためには、まず回線事業者への申込みが必要です。光回線を導入したいなら、そもそも工事が行えるのかを事前に確認しておきましょう。

ここでは光回線の申込み前に、自身で最低限確認したいことを2つ紹介します。

光回線の提供エリアを確認する

光回線の提供エリアは、回線事業者によって異なります。住んでいる地域が提供エリア外の場合は光回線を引くことができないため、申込みたい回線事業者の情報を事前に確認しましょう。

たとえば「ドコモ光」は光コラボ事業者のため、NTT東日本・NTT西日本のフレッツ光と同じ提供エリアとなります。そのため、基本的にNTT東日本・NTT西日本の提供エリアであれば「ドコモ光」で光回線の導入が可能です。

なお、「ドコモ光」の提供エリアの詳細は、NTT東日本・NTT西日本の公式サイトからご確認ください。

• NTT東日本
• NTT西日本

一般的に、光回線の提供エリアは各回線事業者の公式サイトで確認できるため、契約を考えている回線事業者の公式サイトを確認しましょう。

賃貸物件の場合は管理会社やオーナーに許可を得る

前述したとおり、マンションで新規に光回線を申込む場合は、MDF室まで回線を引き込むための手配が必要です。

場合によっては作業員の入館許可やマンション内での工事の許可も得なければいけないため、光回線の申込みをするときは、事前に管理会社やオーナーに工事の可否を確認しておきましょう。

また、戸建でも賃貸物件の場合は事前に家主の許可が必要です。宅内の状況によっては壁に穴を開けることもあるので、後々のトラブルを避けるためにも、必ず許可を得てから申込みましょう。

【Q＆A】光回線の工事に関するよくある質問

光回線の工事に関するよくある質問を紹介します。光回線の工事に疑問のある方は、こちらも参考にしてください。

光回線の工事は立ち会いが必要？

住居の状況にもよりますが、一般的に新規で契約する場合は派遣工事となるケースが多いため、基本的に立ち会いが必要です。

ただし、以下の場合は無派遣工事になる可能性が高く、無派遣工事であれば立ち会いの必要はありません。

• マンションや賃貸物件ですでに光コンセントが設置されている
• 転用(フレッツ光から光コラボに乗り換える)の場合
• 事業者変更(光コラボから光コラボに乗り換える)の場合

工事は部屋のどこで行われる？

光回線の工事は、宅内の状況によって壁に穴を開けることもありますが、基本的には多目的配管またはエアコンダクトを利用します。

そのため、工事は主に固定電話のモジュラージャックやテレビ用アンテナがある部屋または、エアコンが設置してある部屋を選択することが多くなります。

工事中は何をしていたら良い？

派遣工事で立ち会いが必要な理由は、作業員が家具の位置変更や壁に穴を開ける場合の承諾といった許可を得るためです。

そのため、工事中は常に作業を見ていなければいけないということではなく、作業員から質問や同意を求められたときに対応できれば問題ありません。それ以外の時間は自由に過ごしていただいて大丈夫です。

「ドコモ光」では新規申込みで工事料が無料になる特典をご用意

光回線の導入や乗り換えを検討しているなら、ぜひ「ドコモ光」をご検討ください。「ドコモ光」は光コラボ事業者のため、フレッツ光や光コラボ事業者からの乗り換えなら派遣工事が不要です。

また、状況にもよりますが、新規申込みの方でも「ドコモ光 1ギガ」プランを選択すれば、工事日の確定から最短2週間程度で光回線の利用を開始できます。

工事の予約は「ドコモ光」申込み月の翌々月末まで可能なので、早めに予約をすれば混雑を避けられ、スムーズに日程を組むことができるでしょう。

そのほか、新規申込みの方は通常工事料が無料になる「ドコモ光新規工事料無料特典※」が適用されるため、初期費用を抑えながら光回線の導入が可能です。

契約プランには最大通信速度が1Gbpsの「ドコモ光 1ギガ」と最大通信速度が10Gbpsの「ドコモ光 10ギガ」をご用意しており、利用環境に合わせて最適なプランを選択できます。

「ドコモ光」が提供する2つのプランの詳細は、以下の表よりご確認ください。

※1 定期契約プランは、2年間同一の「ドコモ光」契約を継続して利用することが条件となり、解約(定期契約のない料金プランへの変更含む)のお申出がない場合は自動更新となります。当該期間内での解約、定期契約のない料金プランへの変更などの場合、更新期間を除いて戸建タイプ 5,500円(税込)、マンションタイプ4,180円(税込) 、ドコモ光ミニ2,970円(税込)の解約金がかかります〈2022年6月30日以前にお申込みのお客さまの場合、戸建タイプ14,300円(税込)(ドコモ光ミニ含む)、マンションタイプ8,800円(税込)の解約金となります〉
※2 2年間同一の「ドコモ光」の継続利用が条件となり、当該期間内での解約、定期契約のない料金プランへの変更などの場合、更新期間を除いて5,500円(税込)の解約金がかかります(2022年6月30日以前にお申込みのお客さまの場合、14,300円(税込)の解約金がかかります)。なお、「ドコモ光」とペア回線(「ドコモ光」と対になる携帯電話回線)の契約期間および更新期間はそれぞれ異なりますので、ご注意ください。
※3 ベストエフォート値による最大通信速度
※4 提供エリアは一部地域に限る

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※ 新規契約の契約事務手数料(3,300円(税込))は別途必要となります。
※ 特典適用対象工事料は「ドコモ光」の通常工事料のみとし、土日・祝日工事の追加工事料、「ドコモ光電話」などのオプション工事料、工事内容によって発生する追加料金は無料特典の適用外です。

光回線の工事は時間だけでなく期間にも注意しよう

光回線の工事自体は1時間程度で完了することが多いですが、工事が始まるまでは1か月から2か月程度考えておく必要があります。そのため、光回線を導入する際は、工事時間に加えて期間にも気を配りましょう。

特に繁忙期は工事日までの待機期間が長くなることもあるため、注意が必要です。

「ドコモ光」なら申込み月の翌々月末まで予約可能なので、早めに日程を組むことができます。「ドコモ光 1ギガ」であれば2週間程度で利用を開始できる可能性があるため、できるだけ早く光回線を導入したい方にもおすすめです。

光回線の導入を考えている方は、ぜひ「ドコモ光」をご検討ください。

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