ユニバーサルサービス料って何?どんなサービスに使われるのかわかりやすく解説!

通信ノウハウ 費用

スマホや光電話の支払いの内訳で、「ユニバーサルサービス料」という料金を目にしたことがあるかもしれません。

金額はたとえば2円、3円、10円と少額ではあるものの、一体何にかかる費用なのか気になっている方は多いでしょう。

ユニバーサルサービス料は、私たちが生活する上で大切な費用です。ぜひ概要を理解しましょう。

この記事では、ユニバーサルサービス制度の概要や重要性について解説します。ユニバーサルサービス料に関する疑問がある方は、ぜひ参考にしてください。

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記事サマリー

ユニバーサルサービス料とは?概要を簡単に解説

ユニバーサル(universal)は、「普遍的な」「汎用・万人向け」を意味する言葉です。

「ユニバーサルサービス」とは、NTT東日本・西日本が提供している加入電話・公衆電話・緊急通報(110番、118番、119番)、災害時用公衆電話をさします。

これらのユニバーサルサービスを国民の誰もが公平に利用できる環境を確保するために、電気通信事業者全体で費用を負担する制度が「ユニバーサルサービス制度」です。

電気通信事業者がユーザーから集めたユニバーサルサービス料は、以下の流れでNTT東日本・西日本へ納められ、ユニバーサルサービスの提供に利用されています。

  1. 電気通信事業者がユーザーからユニバーサルサービス料を集める
  2. ユニバーサルサービス支援機関である一般社団法人電気通信事業者協会へ送られる
  3. 一般社団法人電気通信事業者協会からNTT東日本・西日本へ交付される
  4. NTT東日本・西日本がユニバーサルサービスを日本全国で提供する

ユニバーサルサービス料がはじまった歴史

ユニバーサルサービスは、私たちがあんしんして生活する上で必要不可欠な存在です。「救急車を呼ぶ」「警察に通報する」「公衆電話を利用する」といった日常の行動は、NTT東日本・西日本が日本全国でユニバーサルサービスを提供することで成り立っています。

しかし実のところ、2007年までは電気通信事業者のサービスを利用するユーザーが、ユニバーサルサービス料を支払うことはありませんでした。

総務省「ユニバーサルサービス制度の沿革※」を参考にすると、もともとはNTT東日本・西日本が、法律上の責務として電話サービスを日本全国に提供していました。

しかし、ほかの電気通信事業者の市場進出で競争が進展し、NTT東日本・西日本のはたらきかけだけでは全国的な提供が危ぶまれるようになってきたのが2002年頃です。

このときに、誰もが公平に緊急通報などのサービスを利用できるよう、ユニバーサルサービス制度が創設されました。

たとえば「ドコモ」ユーザーの場合、2007年2月請求分からユニバーサルサービス料の負担がはじまっています。

その後、加入電話の補填額の算定の見直しが行われたり、社会の流れに沿って「加入電話に相当する光IP電話」や「災害時用公衆電話」がユニバーサルサービスの対象に追加されたりと、調整が進んでいます。

※出典:総務省 ユニバーサルサービス制度の沿革

ユニバーサルサービス料は半年に1回料金が改定される

イメージ

ユニバーサルサービス料は「電気通信事業者全体で応分に負担する」と、電気通信事業法で定められています。

各電気通信事業者が負担する額は、電話番号の使用数に応じてユニバーサルサービス支援機関が算出し、総務省の認可を受けて決定されます。半年に1度、料金の見直しが行われており、ユーザーが応分以上の料金を支払うことのない仕組みになっています。

ユニバーサルサービス料は、「電気通信事業者が直接収める」「ユーザーに負担を求める」いずれかを各電気通信事業者が選択でき、現在は後者の方法を選択するのが一般的です。

ただし、各電気通信事業者によって詳細は異なるため、現在契約している電気通信事業者がどちらの方法であるか知りたい場合は、契約先の電気通信事業者へ確認しましょう。

「ドコモ」におけるユニバーサルサービス料

「ドコモ」のユニバーサルサービス料は、2022年1月1日に更新が行われました。2022年11月現在、「ドコモ」における1電話番号あたりのユニバーサルサービス料は、月額2.2円(税込)です。

利用が1か月に満たない場合は、日割り料金の負担となります。

「ドコモ」におけるユニバーサルサービス料の対象サービスは、次のとおりです。

  • Gサービス
  • Xiサービス
  • FOMAサービス
  • マルチナンバーサービス
  • 2in1サービスのBナンバー
  • ワイドスター通信サービス
  • オフィスリンク
  • ボイスミーティングサービス
  • ドコモ光電話
  • ドコモ光電話の追加番号

なお、020からはじまる番号は対象外です。

「ドコモ光」利用時には各種割引サービスの活用をおすすめ

ユニバーサルサービス料をユーザーが負担すると電気通信事業者が定めている場合、少額とはいえ必ず支払わなくてはなりません。少しの出費でも気になる方は、ほかの部分で費用を抑える工夫を行いましょう。

現在「ドコモ」を利用しているなら、インターネット回線を「ドコモ光」に乗り換えることで、「ドコモ光セット割※1」が適用できます。

スマホ料金から永年最大1,100円(税込)割引となるため、月々の支払い額を抑えることが可能です。離れて住んでいる家族も対象に含まれるので、一人暮らしの方でもご活用いただけます。

そのほか、はじめての申込であれば工事費が無料となる「ドコモ光新規工事料無料特典※2」が活用でき、すでに「ドコモ光」を利用中の方が引っ越しするなら「ドコモ光お引越し(移転)特典※3」を適用できます。

このように「ドコモ光」ではおトクなキャンペーンを多数ご用意しているので、適用できるものがあればぜひご活用ください。

「ドコモ光」が提供する料金プランや契約期間などの詳細は、以下の表にてご確認いただけます。

月額料金(ドコモ光 1ギガ)※1(マンション)
タイプA:定期契約あり4,400円(税込)、定期契約なし5,500円(税込)
タイプB:定期契約あり4,620円(税込)、定期契約なし5,720円(税込)
単独タイプ:定期契約あり4,180円(税込)、定期契約なし5,280円(税込)
(戸建)
タイプA:定期契約あり5,720円(税込)、定期契約なし7,370円(税込)
タイプB:定期契約あり5,940円(税込)、定期契約なし7,590円(税込)
単独タイプ:定期契約あり5,500円(税込)、定期契約なし7,150円(税込)
ドコモ光ミニ:定期契約あり2,970~6,270円(税込)、定期契約なし4,620~7,920円(税込)
月額料金(ドコモ光 10ギガ)※2タイプA:定期契約あり6,930円(税込)、定期契約なし8,580円(税込)
タイプB:定期契約あり7,150円(税込)、定期契約なし8,800円(税込)
単独タイプ:定期契約あり6,490円(税込)、定期契約なし8,140円(税込)
契約期間なし または 2年定期契約
最大通信速度※3ドコモ光 1ギガ:最大1Gbps
ドコモ光 10ギガ※4:最大10Gbps
申込み方法①ご相談フォームで受付
②ご相談(希望の曜日・時間に電話)
③申込み完了(そのまま電話で申込み可能)

※1 定期契約プランは、2年間同一の「ドコモ光」契約を継続して利用することが条件となり、解約(定期契約のない料金プランへの変更含む)のお申出がない場合は自動更新となります。当該期間内での解約、定期契約のない料金プランへの変更などの場合、更新期間を除いて戸建タイプ 5,500円(税込)、マンションタイプ4,180円(税込) 、ドコモ光ミニ2,970円(税込)の解約金がかかります〈2022年6月30日以前にお申込みのお客さまの場合、戸建タイプ14,300円(税込))(ドコモ光ミニ含む)、マンションタイプ8,800円(税込)の解約金となります〉
※2 2年間同一の「ドコモ光」の継続利用が条件となり、当該期間内での解約、定期契約のない料金プランへの変更などの場合、更新期間を除いて5,500円(税込)の解約金がかかります(2022年6月30日以前にお申込みのお客さまの場合、14,300円(税込)の解約金がかかります)。なお、「ドコモ光」とペア回線(「ドコモ光」と対になる携帯電話回線)の契約期間および更新期間はそれぞれ異なりますので、ご注意ください。
※3 ベストエフォート値による最大通信速度
※4 提供エリアは一部地域に限る

さまざまなキャンペーンを活用して、ぜひおトクに「ドコモ光」をご利用ください。以下の公式サイトでは、そのほかの詳細な情報もご覧いただけます。

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※「ドコモ光」契約者と同一「ファミリー割引」グループ内の「eximo」 「eximo ポイ活」 「irumo(0.5GBを除く)」 「5Gギガホプレミア」「5Gギガホ」「5Gギガライト(1GB超)」「ギガホ プレミア」「ギガホ」「ギガライト(1GB超)」の契約者が対象です。「5Gギガライト/ギガライト(1GB超~3GB)」は550円/月を割引します。また「5Gギガライト」「ギガライト」のご契約で、ご利用データ量が1GB以下の場合は対象外となります。同一「ファミリー割引」グループ内に「ドコモ光」「home 5G プラン」の両方が存在する場合は、「ドコモ光セット割」が適用されます。また、「ドコモ光ミニ」「home 5G プラン」の両方が存在する場合は、「home 5G セット割」が適用されます。月額料金が日割り計算となる場合は、割引額も日割り計算となります。

※1 「ドコモ光」契約者と同一「ファミリー割引」グループ内の「eximo」 「eximo ポイ活」 「irumo(0.5GBを除く)」 「5Gギガホプレミア」「5Gギガホ」「5Gギガライト(1GB超)」「ギガホ プレミア」「ギガホ」「ギガライト(1GB超)」の契約者が対象です。「5Gギガライト/ギガライト(1GB超~3GB)」は550円/月を割引します。また「5Gギガライト」「ギガライト」のご契約で、ご利用データ量が1GB以下の場合は対象外となります。同一「ファミリー割引」グループ内に「ドコモ光」「home 5G プラン」の両方が存在する場合は、「ドコモ光セット割」が適用されます。また、「ドコモ光ミニ」「home 5G プラン」の両方が存在する場合は、「home 5G セット割」が適用されます。月額料金が日割り計算となる場合は、割引額も日割り計算となります。
※2 新規契約の契約事務手数料(3,300円(税込))は別途必要となります。
※2 特典適用対象工事料は「ドコモ光」の通常工事料のみとし、土日・祝日工事の追加工事料、「ドコモ光電話」などのオプション工事料、工事内容によって発生する追加料金は無料特典の適用外です。
※3 「ドコモ光(定期契約あり)」のお引越し(移転)をお申込みいただき、お申込み完了月を含む7か月以内にお引越し(移転)先で「ドコモ光」を利用開始すること(利用開始とは、「ドコモ光」(オプションサービス含む)のサービス提供が可能であることを当社が確認した状態をいいます)
※3 ご利用開始時に「ドコモ光(定期契約あり)」をご契約中であり、「ドコモ光」のご契約がdポイントクラブ会員であること(法人名義の場合はドコモビジネスメンバーズ会員であること)

ユニバーサルサービス料は生活に不可欠な電話サービスに使われる

ユニバーサルサービス料は、NTT東日本・西日本の加入電話・公衆電話・緊急通報(110番、118番、119番)・災害時用公衆電話の全国的な提供を維持するために必要な費用です。

電気通信事業者が直接負担するか、もしくは各電気通信事業者がユーザーに負担を求めるかを選択できますが、ユーザーに負担を求める方法が主流となっています。

ユーザーが負担することを定めている電気通信事業者と契約している場合、ユニバーサルサービス料は毎月支払わなくてはなりません。少しでも通信費を抑えたいと考えるなら、ユニバーサルサービス料以外の部分で節約に取組みましょう。

「ドコモ光」では、月々の支払い額や工事費用がおトクになる各種キャンペーンをご用意しています。

ご自身で活用できるものがないか確認して、ぜひおトクに「ドコモ光」をご利用ください。

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