光回線の仕組みとは?メリットや注意点、向いている人も解説

通信ノウハウ

光回線に関心を持っており、どういう仕組みなのか気になっている方もいると思います。

実際に光回線を利用する場合、どういったメリットがあるのか、逆にどういった点に注意しなければならないのかも、気になるポイントでしょう。

また、光回線の導入を考えている方にとっては、ご自身が光回線の利用に向いているのかいないのか、事前に把握しておきたいところです。

本記事では、光回線の仕組みや光回線を利用するメリット、光回線が向いている人と向いていない人、各特徴に関して、説明します。

このエントリーをはてなブックマークに追加

記事サマリー

光回線とは

そもそも光回線とはどういったものか、仕組みや導入方法を、以下で詳しく説明します。

光回線の仕組み

光回線とは、光ファイバーケーブルを利用したインターネット通信網です。光ファイバーケーブルは、細く透明な繊維状の「光ファイバー」を束ねて作られています。

光ファイバーケーブルを用いた通信では、デジタルデータを一度レーザー光の「光信号」に変換し、光回線を通して送られてきた光信号がONU(光信号とデジタル信号の相互変換装置)によって電気信号へと変換されて、LANケーブルを通してルーターやデバイスに情報が送信されます。

電気信号を光信号へ、そして光信号を電気信号に相互交換する仕組みにより、高速かつ安定的な長距離伝送が可能です。

光回線の導入の流れ

光回線を導入する際の流れは、おおむね以下のとおりです。

  1. 契約する事業者を選ぶ
  2. 申込みをして工事日を調整する
  3. 工事をする
  4. 利用開始

光回線を提供している事業者はたくさんあり、事業者ごとに取り扱っているプランもさまざまです。まずは利用したい事業者およびプランを選びましょう。

利用する光回線の事業者およびプランが決まったら、配線工事の申込みを行います。申込みを行うと後日担当者から連絡が来ますので、工事日の調整を行います。

光回線の工事を行う際には、住人が立合う必要があります。工事に必要な時間は1時間~1時間半程度なので、時間を確保できる日を工事日として設定しましょう。

工事が終わると、無事光回線が利用できるようになります。なお、アパートやマンションの場合は、事前に大家さんや管理会社に許可をとるようにしましょう。

光回線を利用するメリット

光回線を利用するメリットとしては、主に以下のようなことが挙げられます。

  • 通信速度が速い
  • 回線が安定している
  • アンテナがなくてもテレビ放送の視聴が可能
  • 月額料金が固定なので大容量のデータやりとりもあんしん

各メリットに関して、以下で詳しく説明します。

通信速度が速い

インターネット回線としてはADSLも選択肢に挙がる場合が多いですが、ADSLの平均速度は一般的には10Mbps前後といわれています。

一方、光回線の速度はさまざまなことに影響を受けるため、平均速度は一概に言えないものの、最大速度は1Gbps程度のものが多く、ストレスのないデータ通信が可能です。

回線が安定している

回線として利用する場合、ケーブルテレビはノイズが乗りやすく、モバイルWi-Fiは電波干渉の影響を受けて不安定になるときもあります。

光回線はADSLと違い、収容局との距離が速度に影響をもたらすわけではないので、通信が安定しています。仕事でオンライン会議をしている際に突然フリーズしてしまうケースも少なく、プライベートで動画を見るとき、オンラインゲームをするときも快適です。

アンテナがなくてもテレビ放送の視聴が可能

光回線サービスでは、一緒にテレビサービスが提供されている場合も多いです。

光回線を利用して地上デジタル放送やBSデジタル放送を受信するため、テレビ受信用のアンテナなしでの視聴が可能です。わざわざアンテナを設置しなくていいので、アンテナの設置場所や破損を心配する必要もありません。

月額料金が固定なので大容量のデータやりとりもあんしん

回線によっては、送受信したデータの容量に応じて利用料金が変わる場合もありが、そうした回線の場合、大容量のデータをアップロード、ダウンロードすると利用料金が跳ねあがる点が懸念されます。

一方、光回線は月額料金固定で利用できます。仕事およびプライベートいずれの場合でも、大容量のデータを送受信する機会が多いのであれば、光回線の利用があんしんです。

光回線の注意点

光回線の利用に際した注意点には、主に以下の2点が挙げられます。

工事が必要

モバイルWi-Fiサービスなら、契約時に渡されたルーターですぐにインターネットが利用できますが、光回線を利用する場合、工事が必要になる場合が多いです。

工事にはあまり時間はかからないケースが多いものの、居住地によっては「工事の必要性」自体がネックになる場合もあるでしょう。また、土日の回線工事を行う場合は、追加料金が発生する可能性も考えられます。

外出先で利用不可

モバイルWi-Fiはルーターの持ち運びが可能なので、エリア内であれば場所を問わず通信が可能です。

しかし光回線は、建物に光ファイバーのケーブルを引き込んで利用するサービスのため、自宅外では利用できません。

光回線が向いている人、向いていない人の特徴

イメージ

光回線の利用には、向いている人もいれば向いていない人もいます。各特徴に関して、以下で詳しく説明します。

向いている人

光回線が向いている人の特徴は、主に以下のとおりです。

  • 速いインターネット回線を求めている
  • 大容量かつ安定性が求められる通信を日常で使用する
  • オンラインゲームをタイムラグのない環境で楽しみたい

通信速度の速さは、光回線の大きな特徴かつ強みです。動画サイトで動画を見る機会が多いような方には、ネット回線の速さは重要なので、光回線の利用がおすすめです。

先述したように、回線が安定している点も光回線の特徴の1つです。在宅勤務やテレワークの導入が促進された影響で、日常的にオンライン会議を行う方も多いでしょう。オンライン会議のようにオンラインで重要な行為を行う方は、回線の容量と安定性は必要不可欠です。

ネット回線の速さおよび安定性は、「ラグ」がない状態にもつながります。趣味でオンラインゲームを行う方にとって、ラグの有無は重要です。趣味をストレスなく行うためにも、利用する回線はタイムラグを生まない光回線がおすすめです。

向いていない人

光回線が向いていない人の特徴は、主に以下のとおりです。

  • 出先でのインターネット利用が多い
  • とにかく安さ重視
  • 工事ができないまたは面倒

先述したように、光回線は自宅に光ファイバーのケーブルを引き込んで利用するサービスです。自宅よりも出先でインターネット接続を行う機会が多い場合、光回線の恩恵を最大限に享受するのは難しいでしょう。

光回線は高品質な分、ADSLと比べると利用料金も少し高くなる傾向にあります。インターネットをあまり利用しない、または大容量のデータ通信をあまり行わない方で、とにかく安いほうがいい方には、光回線の利用は向いていません。

賃貸住宅に住んでいる場合、物件の決まりで回線の工事ができないようなケースがあります。そうした場合は、実質的に光回線は利用できません。インターネットのためにわざわざ工事を行うのは面倒と感じる方も、光回線は向いていないでしょう。

工事ができないもしくは面倒な場合は、モバイルWi-Fiもしくはホームルーターがおすすめです。

「ドコモ」の5G対応ホームルーターは、最大受信速度4.2Gbps(ベストエフォート形式)、5G高速通信対応なので、ストレスなく快適にネットを利用したい方におすすめです。

なお、データ利用量が特に多い場合は、速度制限や通信が中断されることがある点には注意が必要です。

月額料金home 5Gプラン:4,950円(税込)
機種代71,280円(税込)
初期費用契約事務手数料3,850円(税込)(オンラインショップは無料)
契約期間定期契約なし
データ容量無制限※5
購入先ドコモオンラインショップ
ドコモショップ
量販店

※1 通信速度は、送受信時の技術規格上の最大値であり、実際の通信速度を示すものではありません。ベストエフォート形式のため、お客さまの通信環境により実際の通信速度は変化します。
※2 LANケーブル接続時は受信時最大2.5Gbps、Wi-Fi接続時は受信時最大で4.8Gbps(いずれも技術規格上の最大値)。機器接続時の通信速度は、お客さまの通信環境と接続機器の規格により異なります。
※3 通信速度は、送受信時の技術規格上の最大値であり、実際の通信速度を示すものではありません。ベストエフォート形式のため、お客さまの通信環境により実際の通信速度は変化します。
※4 5Gの提供エリアは一部に限られます。エリアの詳細は「ドコモのホームページ」の「サービスエリアマップ」でご確認ください。なお、本サービスは4Gエリアでもご利用になれます。
※5 データ利用量が特に多い場合は、速度制限や通信が中断されることがあります。

工事不要のホームルーター「home 5G」
「ドコモのスマホ」ならご家族全員のスマホ料金から永年最大1,100円(税込)/月割引!
home 5Gを購入する

※「home 5G」契約者と同一「ファミリー割引」グループ内の「eximo」 「eximo ポイ活」 「irumo(0.5GBを除く)」 「5Gギガホプレミア」「5Gギガホ」「5Gギガライト(1GB超)」「ギガホ プレミア」「ギガホ」「ギガライト(1GB超)」の契約者が対象です。「5Gギガライト/ギガライト(1GB超~3GB)」は550円/月を割引します。また「5Gギガライト」「ギガライト」のご契約で、ご利用データ量が1GB以下の場合は対象外となります。同一「ファミリー割引」グループ内に「ドコモ光」「home 5G プラン」の両方が存在する場合は、「ドコモ光セット割」が適用されます。また、「ドコモ光ミニ」「home 5G プラン」の両方が存在する場合は、「home 5G セット割」が適用されます。月額料金が日割り計算となる場合は、割引額も日割り計算となります。

光回線の選び方

光回線はさまざまな事業者が提供しているので、選択に悩んでしまう可能性も考えられます。光回線を選ぶ際のポイントとしては、主に以下のようなことが挙げられるでしょう。

  • 月額料金で選ぶ
  • セット割で選ぶ
  • 速度の速さで選ぶ
  • フォロー体制で選ぶ

各選び方に関して、以下で詳しく説明します。

月額料金で選ぶ

月額料金は固定費として毎月発生するため、家計への負担を考慮する必要があります。

高性能なサービスは費用も高い傾向にあるので、サービスの質と月額料金のバランスが重要です。月額費用が安いとデータ使用量が制限されている場合もあるため、注意しましょう。

セット割で選ぶ

先述した月額料金にもかかわってきますが、新電力のなかにはセット割が利用できるところもあります。セット割を利用すればトータルで出費を抑えられるような場合もあるので、検討材料の1つとして考えておくべきでしょう。

「ドコモ光」の場合、ドコモのスマホとセットで契約すると、「ドコモ光セット割」またはパケットパックの月額料金が割引になります。

「ドコモ光」契約者または同一「ファミリー割引」グループ内で、当月内に「ドコモ光」基本使用料の課金が1回線以上あれば、「ドコモ光セット割」を契約しているご家族全員 ※1のスマホ1回線ごとの月額料金から、永年最大1,100円(税込)割引されます。

一緒に住んでいる家族だけでなく、離れて住んでいる家族も対象です。

また、「ドコモ光」のペア回線で「パケットパック」を契約している状態(「シェアグループ」内で「ドコモ光」のペア回線がある状態を含む)で、当月内に「ドコモ光」基本使用料の課金が1回線以上あれば、「ドコモ光」のペア回線で契約中の毎月のパケットパック(シェアグループ内で「ドコモ光」のペア回線がある場合はシェアパック)定額料から、割引されます。

※1 「ドコモ光」契約者と同一「ファミリー割引」グループ内の「eximo」 「eximo ポイ活」 「irumo(0.5GBを除く)」 「5Gギガホプレミア」「5Gギガホ」「5Gギガライト(1GB超)」「ギガホ プレミア」「ギガホ」「ギガライト(1GB超)」の契約者が対象です。「5Gギガライト/ギガライト(1GB超~3GB)」は550円/月を割引します。また「5Gギガライト」「ギガライト」のご契約で、ご利用データ量が1GB以下の場合は対象外となります。同一「ファミリー割引」グループ内に「ドコモ光」「home 5G プラン」の両方が存在する場合は、「ドコモ光セット割」が適用されます。また、「ドコモ光ミニ」「home 5G プラン」の両方が存在する場合は、「home 5G セット割」が適用されます。月額料金が日割り計算となる場合は、割引額も日割り計算となります。

速度の速さで選ぶ

光回線は総じて速度が速いですが、通信速度ではプロバイダの通信方式も重要な要素1つです。

IPv6を利用すると、サイトの閲覧や動画視聴で、IPv6対応サービスをIPv4と異なるIPv6のネットワークに流すことで、インターネットを快適に利用できる場合があります。

「ドコモ光」であれば、IPv6を採用しているプロバイダの利用が可能で、最大通信速度10Gbpsの超高速インターネットが利用できるため、速度重視の方にはおすすめです。

フォロー体制で選ぶ

インターネット接続に関して困ったことや疑問点があるときに、すぐにフォローしてもらえる体制が整っているかどうかも、利用者にとっては重要なポイントです。

フォロー体制に関しては、信頼できる大手の会社のほうが充実している傾向にあります。ドコモ光であれば、NTTサービス情報サイトで測定した結果を伝えれば、インターネットにつながりにくいときでもスムーズに対応してもらえます。

「ドコモ光」の光回線で超高速インターネット環境を構築しよう

イメージ

光回線とは、光ファイバーケーブルを利用したインターネット通信網で、電気信号を光信号へ、そして光信号を電気信号へと相互に交換して、高速かつ安定的な長距離伝送を可能にしています。仕事や趣味で大量のデータをやり取りする必要がある方に向いているでしょう。

光回線を選ぶ場合は、月額料金や速度の速さ、フォロー体制で選ぶのがおすすめです。また、限られた地域でサービスを提供している場合があるので、申込み前に居住地区が対象か、事前に確認しておかなければなりません。全国で幅広くサービスを提供している点では、「ドコモ光」は検討しやすいでしょう。

「ドコモ光」にはプロバイダを選択可能、IPv6インターネット接続機能対応のようなさまざまなメリットがあります。「ドコモ光」の料金を以下に表でまとめました。

月額料金(ドコモ光 1ギガ)※1(マンション)
タイプA:定期契約あり4,400円(税込)、定期契約なし5,500円(税込)
タイプB:定期契約あり4,620円(税込)、定期契約なし5,720円(税込)
単独タイプ:定期契約あり4,180円(税込)、定期契約なし5,280円(税込)
(戸建)
タイプA:定期契約あり5,720円(税込)、定期契約なし7,370円(税込)
タイプB:定期契約あり5,940円(税込)、定期契約なし7,590円(税込)
単独タイプ:定期契約あり5,500円(税込)、定期契約なし7,150円(税込)
ドコモ光ミニ:定期契約あり2,970~6,270円(税込)、定期契約なし4,620~7,920円(税込)
月額料金(ドコモ光 10ギガ)※2タイプA:定期契約あり6,930円(税込)、定期契約なし8,580円(税込)
タイプB:定期契約あり7,150円(税込)、定期契約なし8,800円(税込)
単独タイプ:定期契約あり6,490円(税込)、定期契約なし8,140円(税込)
契約期間なし または 2年定期契約
最大通信速度※3ドコモ光 1ギガ:最大1Gbps
ドコモ光 10ギガ※4:最大10Gbps
申込み方法①ご相談フォームで受付
②ご相談(希望の曜日・時間に電話)
③申込み完了(そのまま電話で申込み可能)

※1 定期契約プランは、2年間同一の「ドコモ光」契約を継続して利用することが条件となり、解約(定期契約のない料金プランへの変更含む)のお申出がない場合は自動更新となります。当該期間内での解約、定期契約のない料金プランへの変更などの場合、更新期間を除いて戸建タイプ 5,500円(税込)、マンションタイプ4,180円(税込) 、ドコモ光ミニ2,970円(税込)の解約金がかかります〈2022年6月30日以前にお申込みのお客さまの場合、戸建タイプ14,300円(税込))(ドコモ光ミニ含む)、マンションタイプ8,800円(税込)の解約金となります〉
※2 2年間同一の「ドコモ光」の継続利用が条件となり、当該期間内での解約、定期契約のない料金プランへの変更などの場合、更新期間を除いて5,500円(税込)の解約金がかかります(2022年6月30日以前にお申込みのお客さまの場合、14,300円(税込)の解約金がかかります)。なお、「ドコモ光」とペア回線(「ドコモ光」と対になる携帯電話回線)の契約期間および更新期間はそれぞれ異なりますので、ご注意ください。
※3 ベストエフォート値による最大通信速度
※4 提供エリアは一部地域に限る

高速で安定したインターネット通信を利用したいと考えている方は、「ドコモ光」の導入を検討してください。

「ドコモのスマホ」ならご家族全員のスマホ料金から
永年最大1,100円(税込)/月割引!
「ドコモ光」の申し込み
・無料相談をする

※「ドコモ光」契約者と同一「ファミリー割引」グループ内の「eximo」 「eximo ポイ活」 「irumo(0.5GBを除く)」 「5Gギガホプレミア」「5Gギガホ」「5Gギガライト(1GB超)」「ギガホ プレミア」「ギガホ」「ギガライト(1GB超)」の契約者が対象です。「5Gギガライト/ギガライト(1GB超~3GB)」は550円/月を割引します。また「5Gギガライト」「ギガライト」のご契約で、ご利用データ量が1GB以下の場合は対象外となります。同一「ファミリー割引」グループ内に「ドコモ光」「home 5G プラン」の両方が存在する場合は、「ドコモ光セット割」が適用されます。また、「ドコモ光ミニ」「home 5G プラン」の両方が存在する場合は、「home 5G セット割」が適用されます。月額料金が日割り計算となる場合は、割引額も日割り計算となります。

※「Wi-Fi」は、Wi-Fi Allianceの登録商標です。

工事不要!コンセントに挿すだけ。データ無制限! 工事不要!コンセントに挿すだけ。データ無制限!
このエントリーをはてなブックマークに追加

関連記事

※「おうちネットプレス」は、株式会社NTTドコモの商標です。