eMMCのデメリットとは?SSDとの違いやメリットも解説

通信ノウハウ

動画や画像、文書ファイルなどを保存できる「ストレージ」には、SSDやHDDのほかにも「eMMC」があります。

eMMCはデバイス本体の価格が安い傾向にある一方、いくつかの注意点も存在します。

本記事では、eMMCの概要とメリット・デメリットについてわかりやすく解説します。

このエントリーをはてなブックマークに追加

記事サマリー

eMMCとは?

eMMC(embedded Multi Media Card)はストレージの一種で、スマホやタブレット、ビデオカメラ、ノートパソコンに多く搭載されています。

読み書きを行うフラッシュメモリが基板に直接取り付けられており、ストレージ単体での取り外しや交換ができません。

また、読み書き速度はSSDよりも遅く、データ転送の処理能力も劣っています。

容量は64GBや32GBが主流で、最大でも128GB程度のため、大容量のデータ保存には向いていません。ただし、コンパクトで本体価格は安い傾向にあります。

デバイスにeMMCが搭載されているかどうかは、本体の仕様表などから確認できます。

eMMCとSSDとの違い

デバイスストレージの代表格には「SSD」が挙げられますが、eMMCとの違いが気になる方も多いのではないでしょうか。

eMMCとSSDの大まかな違いは、主に以下の点が挙げられます。

  • SSDはeMMCよりも読み書き速度が速い
  • バッテリー消費はeMMCの方が少ない
  • 容量はSSDの方が大きいのが一般的

eMMCは、NAND型フラッシュメモリと管理するコントローラーがひとつにまとめられた構造を採用しています。SSDに比べてバッテリー消費が少なく、主にスマホやタブレットなど、持ち運びできる小型デバイス向けに設計されています。

一方、SSDも同様にNAND型フラッシュメモリを搭載したストレージですが、基本的には、ストレージ容量の大きさやデータの読み書き速度はSSDに軍配があがります。

eMMCのメリット

イメージ

eMMCのメリットとして、主に以下の点が挙げられます。

  • 低価格、小型、軽量
  • デバイス本体を小型設計にしやすい
  • 消費電力が少なくバッテリー駆動時間が長い
  • 衝撃に強く、耐久性がある

eMMCは、コントローラーとメモリが一体化された構造で、ほかのストレージと比べて小型で軽量です。デバイス本体をコンパクトに設計しやすく、スマホやタブレットなどの携帯できるデバイスに広く採用されています。

さらに、消費電力が少ないため、長時間のバッテリー駆動が可能です。

また、構造上、可動部が存在しないため、衝撃に強く、耐久性にも優れており、持ち運びの多いモバイル機器との相性が良い点がメリットです。

eMMCのデメリット

eMMCは低コスト・小型化に適した設計ですが、いくつかのデメリットも存在します。

  • SSDより読み書き速度が遅い
  • 大容量のデータ保存には不向き
  • 故障しても交換や修理ができない
  • 1GBあたりの価格は割高になる

eMMCは、SSDに比べて読み書き速度が遅く、容量も比較的小さい製品が多いため、ストレージ不足に陥りやすく大量のデータを扱う用途には不向きです。

さらに、eMMCは基板に直接取り付けられているため、故障した場合にeMMC自体の交換や修理はできない点にも注意が必要です。

ほかにも、容量単価で見るとSSDよりも1GBあたりのコストが割高になる傾向があり、コストパフォーマンスの面で劣る場合があります。

eMMC搭載デバイスが向いている人の特徴

eMMC搭載デバイスが向いている人の特徴は、以下のとおりです。

  • デバイスを簡単な作業のみに利用する方
  • 小型で持ち運びしやすいデバイスを使いたい方
  • クラウドや外付けの記憶媒体にデータを保存する方

eMMC搭載デバイスは、小型かつ軽量の製品が多いため外出先での使用に向いており、Web閲覧やメールの利用、文書作成などの軽作業が中心の方に最適です。ただし、オンラインゲームや動画編集などを行う方には不向きです。

また、クラウドストレージを活用している方は、インターネットに接続できる環境であればeMMCの容量不足を感じにくく、快適にデバイスを利用できるでしょう。外付けHDDなどの記憶媒体を別途利用している方も問題ないでしょう。

eMMCを搭載したデバイスを利用した上で大容量のデータを保存したい場合は、クラウドストレージや外付けHDDなどを活用するのがおすすめです。

eMMC搭載デバイスのサポートを受けたいなら「ドコモ光」がおすすめ

「ドコモ光」では、通信につながる機器(パソコンや周辺機器など)※1のあらゆるシーンをサポートする「ネットトータルサポート※2」を提供中です。

お申込みが必要ですが、月額550円(税込)※3※4でもしものときにサポートを受けられます。さらに、初回31日間は無料※5で利用できます。

購入店やメーカーを問わず、さまざまなジャンルの商品が対象で、eMMC搭載デバイスや外付けストレージの利用で困った場合も専門スタッフに相談が可能です。

また、「ドコモ光」は光回線としても優秀で、最大1Gbpsの通信速度でインターネットを利用できます。

複数の提携プロバイダから好みに合わせて事業者を選べるだけでなく、「ドコモ」のスマホとのセット割で毎月最大1,210円(税込)の割引も受けられます※6。

一部地域では高速通信に対応した「ドコモ光 10ギガ」も提供中なので、通信速度にこだわりたい方にもおすすめです。

なお、「ドコモ光 10ギガ」の現在の提供エリアは、こちらからご確認いただけます(提供エリアは順次拡大予定)。

また、「ドコモ光」はベストエフォート型サービスです。最大通信速度は技術規格上の最大値となり、お客さま宅内での実使用速度はお客さまのご利用環境・ご利用機器、回線の混雑状況などによって低下する可能性がある点にはご注意ください。

サポートサービスが充実したインターネット回線をお探しの方はぜひ「ドコモ光」をご検討ください。

※1 通信につながる機器とは、パソコン、パソコン周辺機器、テレビ、ルーターなど、ドコモが別途指定する機器をいいます。
※2 ネットトータルサポートの訪問サポート・修理・データ復旧・買取は、ドコモが委託する協力会社による提供です。
※3 お申込みされると、ご利用の有無にかかわらず月額使用料が発生します。画面共有を利用したご案内は、通信料が発生します。
※4 修理、訪問サポート、データ復旧、オンラインパソコン教室をご利用の場合には、内容に応じた料金のお支払いが別途必要となります。
※5 「ネットトータルサポート」の初回申込みから31日間無料となります(「ドコモ光」または「ドコモ光/ahamo光」とペア回線を設定されているお客さまはドコモ光の工事完了日から無料期間が適用になります。それ以外の場合は申込日から適用となります)。
※6 「ドコモ光」契約者と同一「ファミリー割引」グループ内の「ドコモ MAX」「ドコモ ポイ活 MAX」「ドコモ ポイ活 20」「ドコモ mini」の契約者は月額料金から1,210円/月を割引します。「eximo」「eximo ポイ活」「irumo(3GB/6GB/9GB)」「5Gギガホ プレミア」「5Gギガホ」「5Gギガライト(3GB超)」「ギガホ プレミア」「ギガホ」「ギガライト(3GB超)」の契約者は1,100円/月を割引します。「5Gギガライト/ギガライト(1GB超~3GB)」は550円/月を割引します。「5Gギガライト」「ギガライト」のご契約でご利用データ量が1GB以下の場合は対象外です。また「はじめてスマホプラン」「U15はじめてスマホプラン」は対象外です。同一「ファミリー割引」グループ内に「ドコモ光」「home 5G プラン」の両方が存在する場合は、「ドコモ光セット割」が適用されます。月額料金が日割り計算となる場合は、割引額も日割り計算となります。

「ドコモのスマホ」ならご家族全員のスマホ料金から
永年最大1,100円(税込)/月割引!
「ドコモ光」の申し込み
・無料相談をする

※「ドコモ光」契約者と同一「ファミリー割引」グループ内の「eximo」 「eximo ポイ活」 「irumo(0.5GBを除く)」 「5Gギガホプレミア」「5Gギガホ」「5Gギガライト(1GB超)」「ギガホ プレミア」「ギガホ」「ギガライト(1GB超)」の契約者が対象です。「5Gギガライト/ギガライト(1GB超~3GB)」は550円/月を割引します。また「5Gギガライト」「ギガライト」のご契約で、ご利用データ量が1GB以下の場合は対象外となります。同一「ファミリー割引」グループ内に「ドコモ光」「home 5G プラン」の両方が存在する場合は、「ドコモ光セット割」が適用されます。月額料金が日割り計算となる場合は、割引額も日割り計算となります。

eMMC搭載デバイスを使う際は外付けHDDやクラウドストレージも要検討

eMMCはストレージの一種で、スマホやタブレット、ビデオカメラ、格安パソコンなどに多く搭載されており、SSDと比べて価格が安い傾向にあります。

一方、フラッシュメモリが基板に直接取り付けられており、ストレージ単体での取り外しや交換ができません。

また、読み書き速度はSSDより遅く、データ転送の処理能力も劣ります。大容量データの保存に向いていない点には注意が必要です。

eMMC搭載デバイスを利用する際は、外付けHDDやクラウドストレージの活用を検討するのが良いでしょう。

なお、「ドコモ光」では通信につながる機器全般※7のあらゆるシーンをサポートする「ネットトータルサポート※8」を提供しています。

また、一部地域では「ドコモ光 10ギガ※9」も提供中です。通信速度とサポートの両面を重視したい方は、ぜひ「ドコモ光」を検討されてみてはいかがでしょうか。

※7 通信につながる機器とは、パソコン、パソコン周辺機器、テレビ、ルーターなど、ドコモが別途指定する機器をいいます。
※8 ネットトータルサポートの訪問サポート・修理・データ復旧・買取は、ドコモが委託する協力会社による提供です。
※9「ドコモ光 10ギガ」の対象エリアは、一部に限られます。詳しくはこちら

「ドコモのスマホ」ならご家族全員のスマホ料金から
永年最大1,100円(税込)/月割引!
「ドコモ光」の申し込み
・無料相談をする

※「ドコモ光」契約者と同一「ファミリー割引」グループ内の「eximo」 「eximo ポイ活」 「irumo(0.5GBを除く)」 「5Gギガホプレミア」「5Gギガホ」「5Gギガライト(1GB超)」「ギガホ プレミア」「ギガホ」「ギガライト(1GB超)」の契約者が対象です。「5Gギガライト/ギガライト(1GB超~3GB)」は550円/月を割引します。また「5Gギガライト」「ギガライト」のご契約で、ご利用データ量が1GB以下の場合は対象外となります。同一「ファミリー割引」グループ内に「ドコモ光」「home 5G プラン」の両方が存在する場合は、「ドコモ光セット割」が適用されます。月額料金が日割り計算となる場合は、割引額も日割り計算となります。

工事不要!コンセントに挿すだけ。データ無制限! 工事不要!コンセントに挿すだけ。データ無制限!
このエントリーをはてなブックマークに追加

関連記事

※「おうちネットプレス」は、株式会社NTTドコモの商標です。