NASのバックアップはなぜ必要?おすすめの保存先や注意点を解説

通信ノウハウ

デバイスのバックアップ先として「NAS」を利用している方も多いのではないでしょうか。

ただし、NASでバックアップを取る際は、NASそのもののバックアップを取ることも大切です。

本記事では、NASそのもののバックアップを取ることの必要性とおすすめのバックアップ先、バックアップ時の注意点を解説します。

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記事サマリー

NASのバックアップはなぜ必要?

NASは、ネットワークでつながっている複数のデバイスでデータを共有できる記憶装置です。

インターネット接続環境さえあれば、複数のデバイスでいつでもデータを共有できます。

ただし、NASは物理的に破損する可能性があるため、NASそのものの故障リスクに備えて別の場所にバックアップを取っておくことが大切です。

また、NASはネットワークを介して複数デバイスでデータを共有する際に使われるため、人為的ミスによるデータの削除や上書き、ウイルス感染などのリスクに備える必要もあります。

災害による破損やNASそのものの盗難などでデータを失わないためにも、NASそのもののバックアップが重要です。

NASのバックアップ先のおすすめ候補

NASのバックアップ先としては、以下の3つが候補として挙げられます。

  1. 外付けHDD/SSD
  2. 別のNAS
  3. クラウドストレージ

外付けHDD/SSD

ひとつ目の候補は、外付けHDDや外付けSSDなどの物理ストレージが挙げられます。NASと直接接続してバックアップできる手軽さに加え、比較的安価で購入できる点が特徴です。

また、持ち運びもしやすいため、万一の災害時に持ち出してデータを安全な場所に避難させることもできます。

ただし、定期的な手動でのバックアップが必要な場合もあるため、データの取り忘れがないように注意する必要があります。

別のNAS

ふたつ目の候補は、別のNASを用意してバックアップを取る方法です。

ネットワーク上で接続できるため設置場所に制約がなく、NAS間での自動バックアップも可能です。RAIDを構築したNASをバックアップ先に選べば、より安全性を高められます。

バックアップ先もNASであれば、万一の際も素早く運用を再開できますが、ほかの方法に比べて導入時に手間がかかる点がデメリットです。

クラウドストレージ

最後の候補として、クラウドストレージを活用する方法が挙げられます。

オンライン経由でNASのバックアップが可能なため、物理的な破損のリスクを軽減できます。

また、社外や自宅からでもデータにアクセスでき、柔軟性が高いことも利点として挙げられます。

ただし、クラウドストレージの活用には月額費用が発生するケースが多いため、容量やセキュリティとコストのバランスを考慮する必要があります。

関連記事:同時期作成中NO1016「nas サーバー」

バックアップの種類

NASのデータをバックアップする方法には、いくつかの種類が存在します。

  1. イメージバックアップ
  2. ファイルバックアップ
  3. レプリケーション

それぞれの特徴を解説します。

イメージバックアップ

イメージバックアップとは、ドライブ単位またはHDD全体でデータを丸ごと保存するバックアップ方法です。

障害時にはOSごと一括で復元できますが、データの保存容量が多いと復旧までに時間がかかります。

ファイルバックアップ

ファイルバックアップとは、ファイル単位で必要なデータだけを選んで保存するバックアップ方法です。

ストレージ容量の節約が可能で、一部のデータだけを復元したい場合にも効率的な方法です。

ただし、バックアップ時に使用中のファイルが保存されないケースもあるため、必要なデータがきちんと保存されているか確認する必要があります。

レプリケーション

レプリケーションとは、メインのNASのデータ更新時に同じ内容をバックアップ先へ複製する方法です。

一般的にはNAS間で利用される方式で、メインのNASのデータ更新に応じて常にもう1台のNASにデータが同期されます。

そのため、万一の事態が発生しても、最新版のデータを復元できる可能性が高くなります。

バックアップ方式

データのバックアップを取る方式には、フルバックアップ(完全バックアップ)、増分バックアップ、差分バックアップなどがあり、それぞれに特徴があります。

それぞれのバックアップ方式の違いは、以下のとおりです。

フルバックアップ ・全てのデータを毎回丸ごと保存する
・復旧は簡単だが、容量が大きい
増分バックアップ ・前回のバックアップ以降に変更があったデータのみ保存する
・時間短縮が可能だが、復旧時は手間がかかる
差分バックアップ ・最後のフルバックアップ以降に変更があったデータを全て保存する

NASのバックアップを行う際の注意点

イメージ

NASのバックアップを行う際は、物理的な障害も故障の原因となるため、読み書き中にNAS本体を動かしたり衝撃を与えたりしないことを心がけましょう。

バックアップ中にNASの電源を切ったり、ネットワークケーブルを抜いたりするとデータが破損する恐れもあります。

マニュアルや取扱説明書の手順に従い、細心の注意を払って機器を取り扱うようにしてください。

また、NASのバックアップには時間がかかる場合が多いため、平日の夜間や週末など、時間に余裕のあるタイミングでこまめに行うのがおすすめです。

ほかにも、NASはネットワークに接続して利用する仕組みのため、サイバー攻撃やウイルス感染などによるリスクに備えることも大切です。利用するインターネット回線やデバイスには十分なセキュリティ対策を施しましょう。

NASのバックアップを取るなら安定した通信速度の「ドコモ光」がおすすめ

NASのバックアップ先には複数の選択肢がありますが、クラウドストレージや別のNASを利用する場合、バックアップが完了するまでの時間はインターネットの通信速度によって大きく変わります。

NASのバックアップを取る際には、安定した通信速度の光回線を利用するのがおすすめです。なかでも特におすすめの光回線は「ドコモ光」です。

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NASの万一の故障に備えて別の場所にバックアップを取ることが大切

NASを活用すれば、インターネットを介して複数のデバイスでいつでもデータを共有できます。

ただし、NASは物理的に破損する可能性があるため、NASそのものの故障リスクに備えて、別の場所にバックアップを取っておくことが大切です。

NASのバックアップ先としては、外付けHDD/SSDや別のNAS、クラウドストレージの3つが挙げられます。

バックアップが完了するまでにはある程度の時間がかかるため、平日の夜間や週末など、時間に余裕のあるタイミングで行うのがおすすめです。

また、NASのバックアップ先にクラウドストレージなどを利用する場合、バックアップが完了するまでの時間はインターネット回線の通信速度によって大きく変わります。

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