光回線がつながらない！？5つのステップでスマートな解決を目指そう

自宅の光回線がつながらないときに考えられる原因

自宅の光回線がつながらないとき、「光回線に問題があるかも」と考える方もいらっしゃると思います。

しかし、原因がおおもとの光回線(回線事業者)にあるケースはまれです。

光回線は最寄りの電柱から屋内へ引き込んだ光ファイバーケーブルを、ONU(光回線終端装置)と呼ばれる信号変換器を挟んで、パソコンやWi-Fiルーターをインターネットにつなげる構造になっています。

Wi-Fiルーターを設置していれば、さらに複数のデバイスを無線で接続できる状態です。

上記を踏まえると、ご家庭内のインターネット接続に関する問題は、「インターネット回線(プロバイダ)」、「ネットワーク機器」、「手元の操作デバイス」のいずれかに分類できます。

まずは、手近なところから順を追って原因を探ってみましょう。

操作デバイスに何らかの原因がある

もしもそのほかのデバイスで、有線によるインターネット接続やWi-Fi接続を行えているのなら、操作デバイス自体に原因があると考えられるでしょう。

パソコンの場合は、ソフトウェアやハードウェアに不具合がある場合や、セキュリティソフトが過度に干渉して、インターネット接続を妨げている事例もあります。

Wi-Fiルーターを通じてデータ通信を行っているモバイルデバイスでは、Wi-Fi設定が異なっていたり、OFFや機内モードにしていたり、Wi-Fiルーターから離れすぎていたりすると、Wi-Fiによるインターネット接続はできません。

特にWi-FiのONOFFと機内モードは、iOSのコントロールセンターやAndroidのクイックメニューにも含まれているため、ふとした操作で切り替わってしまうこともあります。まずは、次の操作で設定の確認をしてみましょう。

Wi-FiがONになっているかどうかの確認方法

• iOS……「設定」アプリ＞「Wi-Fi」が緑の状態でON
• Android(※1)……「設定」アプリ＞「ネットワークとインターネット」＞「Wi-Fi」のバーが右側にある状態でON

機内モードがOFFになっているかどうかの確認

• iOS……「設定」アプリ＞「機内モード」が白の状態でOFF
• Android(※1)……「設定」アプリ＞「ネットワークとインターネット」＞「機内モード」のバーが左側にある状態でOFF

※1 OSのバージョンやデバイスの種類によって名称や細かな操作手順が異なる場合があります。

ネットワーク機器や配線に原因がある

続いて、ONU(光回線終端装置)やWi-Fiルーターなどのネットワーク機器と、それらをつなぐLANケーブルに注目しましょう。

ONUには「認証ランプ」、「UNIランプ」、「光回線ランプ」、「電源ランプ」の計4つのランプがあり、本体のランプを確認することで動作状況を確認できます。全てのランプが緑点灯、もしくは緑点灯のなかでUNIランプのみ緑点滅している状態が正常です。

消灯していたり、赤や橙色に点灯していたりするランプはないでしょうか？

ONUのランプ状態

たとえば、光回線と書かれたランプが消灯しているときは、なんらかの原因でONUが光ケーブルと接続できていない状態を表しています。

ONUに異常が見られない場合は、続いてWi-Fiルーターのランプも確認しましょう。製品によってランプの名前や意味が異なりますが、多くの場合は「INTERNETランプ」や「WIRELESSランプ」の状態で接続の状態を確認できます。

詳しいランプの説明は、製品名で検索するか、説明書をご確認ください。

また、ネットワーク機器をつなぐLANケーブルが抜けたり、緩んでいたり、接触が原因となっているケースもよく見られます。

光回線のプロバイダに通信障害が起きている

私たちは光回線を利用するために、「光回線業者」のほかに「プロバイダ業者」との契約を行っています。

ご家庭内の全てのデバイスが光回線につながらない場合は、回線をインターネットに接続する役割を担うプロバイダに障害が発生しているかもしれません。この場合は、復旧を待つ必要があります。

障害に関する情報は、プロバイダの公式サイトや公式Twitterで確認しましょう。

つながらないときに試す5つのステップ

原因がわかったら、つながらないときの5つの対処法を試してみましょう。

パソコン・スマホなどの設定を確認し、再起動する

精密機器であるパソコンやスマホは、再起動することで状況が改善するケースがあります。 利用していたネットワークを一度遮断し、新たに入れ直す意味でも有効です。

いますぐできる方法なので、ネットワーク設定やWi-Fi設定を確認した上で試してみてください。

ウイルスソフトを一旦停止し、接続を試してみる

パソコンやAndroidスマホには、セキュリティソフトをインストールしている方も多いと思います。

もしかしたら、ファイアウォールなどのフィルター機能のレベルを高く設定していて、接続がブロックされているのかもしれません。一時的にセキュリティソフトを停止して、改善するか試してみましょう。

セキュリティソフトの動作を止めることに抵抗のある方は、各ソフトの設定を開き、機能をひとつずつ停止しながら試すことをおすすめします。

また、セキュリティソフトが最新バージョンでない場合は、更新すると不具合が改善するケースもあります。

ネットワーク機器を全て再起動する

ONUやWi-Fiルーターに問題がみられる場合は、ネットワーク機器を全て再起動してみましょう。こちらもご自宅ですぐに試せる方法です。配線の構造はご家庭によって異なるため、おおまかな流れをご紹介します。

1. ネットワークの下層に配置されているデバイスから順に電源プラグを抜く(Wi-Fiルーター＞ONU)
2. 数分待つ
3. 今度はネットワークの上層にあるデバイスから電源プラグを入れる(ONU ＞Wi-Fiルーター)
4. ランプの点灯・消灯が行われる
5. 正常な状態になるまで数分待つ

上記が終わったら、インターネットにつながるか再確認してみてください。

LANケーブルやWi-Fiルーターを買替える

LANケーブルは長年使用していると、劣化したり、断線したりして寿命を迎えてしまいます。いつ頃購入したか覚えていない古いタイプなら、この機会に買替えると良いかもしれません。

LANケーブルを購入する際は、適切なカテゴリ(規格)と構造のものを選びましょう。おすすめできるカテゴリは次の2つです。

• 1Gbps の光回線を使用中なら、最大通信速度1Gbps、伝送帯域250MHzの「カテゴリ6」
• ONラインゲームをプレイするなら、最大通信速度10Gbps、伝送帯域600MHzの「カテゴリ7」

カテゴリは数値が大きいほど高性能ですが、最上位のカテゴリ8は一般家庭向けではありません。逆に、カテゴリ5の最大通信速度100MbpsのLANケーブルでは、1Gbpsの光回線の速度を減速させてしまう点に注意が必要です。

LANケーブルの構造は、10m以上の場合は固く安定した「単線」、5m以下の場合は柔らかい「より線」タイプがおすすめです。

また、Wi-Fiルーターの寿命は4～5年程度と言われています。ちょうどそれくらい経過すると新しいWi-Fi規格が登場し、買替え時となります。

現在最新のWi-Fi規格は、2019年に登場した「Wi-Fi 6(IEEE 802.11ax)」で、最大通信速度は9.6Gbps、2.4GHz帯/5GHz帯に対応しています。

利用料金を滞納していないかチェックしよう

光回線業者やプロバイダの利用料金を滞納していると、ネットワークに問題があるかどうかに関わらずインターネットは止められてしまいます。

光回線業者は、早ければ支払い期限日より20日目～30日目頃までに停止処置を取るため注意が必要です。未納金があれば早急に支払いを行いましょう。

トラブルが解決しないなら、回線業者の乗り換えもおすすめ

光回線の速度が遅いと感じたり、途切れたりする場合は、利用している光回線サービスが環境に適していないのかもしれません。そんなときは、光回線業者やプロバイダの見直しも検討してみましょう。

「ドコモ光」は、業界シェア率の高いドコモが提供する「光回線＆プロバイダ一体型」のインターネットサービスです。フレッツ光回線、もしくはケーブルテレビの設備を利用しての接続が可能です。

おすすめポイントは次のとおりです。

• 超高速の最大通信速度※3 10Gbpsの「ドコモ光 10ギガ」を提供できるエリアも続々拡大中
• プロバイダを選べて光回線と支払いをまとめられる
• 初期設定や操作方法に不安がある方は「あんしんパック ホーム」月額料金(パック料金)968円(税込)に全ておまかせ
• ドコモのスマホを使っている方は月額料金が割り引かれる

光回線による実際の速度は、光回線事業者やプロバイダ、地域、時間帯などのさまざまな要因によって決まります。

光回線事業者の多くは下り最大通信速度1Gbpsであるなか、「ドコモ光」は10倍のキャパシティを持つ「ドコモ光 10ギガ」の提供も開始しています。高画質かつ大容量のコンテンツをストレスなく楽しみたい方におすすめです。

「ドコモ光 1ギガ」、「ドコモ光 10ギガ」、どちらを選んでも対応プロバイダの選択が可能です。ルーターの対応状況も一目でチェックでき、あんしんして乗り換えられるようになっています。

そのほかにも、ドコモスマホを利用している方への月額料金の割引や、「ドコモ光」を2年定期契約更新してくれた方へのdポイント(期間・用途限定)プレゼントも行っています。

ぜひチェックしてみてください。

「ドコモ光」の料金表はこちら

※1 定期契約プランは、2年間同一の「ドコモ光」契約を継続して利用することが条件となり、解約(定期契約のない料金プランへの変更含む)のお申出がない場合は自動更新となります。当該期間内での解約、定期契約のない料金プランへの変更などの場合、更新期間を除いて戸建タイプ 5,500円(税込)、マンションタイプ4,180円(税込) 、ドコモ光ミニ2,970円(税込)の解約金がかかります〈2022年6月30日以前にお申込みのお客さまの場合、戸建タイプ14,300円(税込)(ドコモ光ミニ含む)、マンションタイプ8,800円(税込)の解約金となります〉
※2 2年間同一の「ドコモ光」の継続利用が条件となり、当該期間内での解約、定期契約のない料金プランへの変更などの場合、更新期間を除いて5,500円(税込)の解約金がかかります(2022年6月30日以前にお申込みのお客さまの場合、14,300円(税込)の解約金がかかります)。なお、「ドコモ光」とペア回線(「ドコモ光」と対になる携帯電話回線)の契約期間および更新期間はそれぞれ異なりますので、ご注意ください。
※3 ベストエフォート値による最大通信速度
※4 提供エリアは一部地域に限る

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光回線の設定や操作方法も「ドコモ光」がまるごとサポート！

本記事では、自宅の光回線がつながらないときに考えられる原因と対処法をご紹介しました。

光回線が遮られている箇所は、「インターネット回線(プロバイダ)」、「ネットワーク機器」、「手元の操作デバイス」のいずれかに存在します。どこに問題があるか調べつつ、5つのステップを試してみてください。

現在の光回線に不満がある方は、光回線業者の見直しもおすすめです。「ドコモ光」では、一部エリアで超高速の「ドコモ光 10ギガ」も提供中です。乗り換える際はぜひご検討ください。

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※「Wi-Fi」は、Wi-Fi Allianceの登録商標です。